本日の日経平均は、年初から上値を追っていたNYダウにエジプト動乱がきっかけとなった‘調整局面入り’の思惑が広がったことから、売り先行の展開。リスク回避的なドル円の下落も重しとなり 寄り付き直後には10,182円(-177)まで下落。後場に入ると米夜間市場や為替市場に一定の落ち着きが見られたことから 先物での買い戻し主導で10,265円まで切り返す場面もあったものの、引けにかけてはジリジリと下げ幅を広げて取引を終了。
日経平均 10,237円 -122 、Topx 910 -9、
為替 82.03円/ドル、111.74円/ユーロ、1.3622ユーロ/ドル
NYダウ先物(15:00) 11,776ドル
主力セクターは、石油関連が底堅く推移した半面、東芝(6502)、富士通(6702)、ニコン(7731)、エルピーダ(6665)などハイテク株の下落が顕著だった他、コマツ(6301)、ツガミ(6101)、クボタ(6326)など機械株も軟調に推移。
新興市場:マザーズは主力IT関連が全面安の中、前場こそ堅調だったサイバーA(4751)も引けにかけて停滞したことで急反落。ジャスダックも主力は軟調でしたが、アールテック・ウエノ(4573)、ニューフレア(6256)、スパイア(4309)、新星堂(7415)など小型の一角に短期資金が流入したことで小幅続落までに。
■ テクニカル
12月のレンジ下限である10,200円どころや 一目均衡表の雲の上限(10,155)に最低限の敬意は払った格好ですが、5日と25日線、基準線と転換線のデッドクロス、ボリンジャー-2σワンタッチ、遅行スパンの実線割れなど トレンド陰転を示唆する複数のサインが点灯したことで 先行き不安感の高まる格好に。
□ 雑感
昨日お伝えした『相場環境チェック!』からの経緯で・・・、依然として‘エジプト動乱’に解決の糸口が見当たらないことから、これを大義名分としての‘リスク志向の巻き戻し’が警戒されます。
米個人消費の復調気配や、先週発表された10-12月期が年率前期比で大台の+3%台に乗せていることなどから・・・・・・。
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【気になるニュース・銘柄】
7267 ホンダ 3,475円 -50
11年3月期純利益予想を5000億円から5300億円に上方修正
その他上方修正銘柄
7012 川崎重工、8002 丸紅、6268 ナブテスコ、8591 オリックス、6355 住友精密、8803 平和不動産、4329 ワークスアプリ、2533 オエノン、8914 エリアリンク、9501 東京電力、9994 やまや、3319 ゴルフダイジェスト、7433 伯東、etc
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