2011年05月

◆ 大引け 9,693円  +188

本日の日経平均は、寄り前に発表された鉱工業生産のコンセンサス割れ、ムーディーズの日本国債へのネガティブ見通しなどマイナス材料が目立った中を、NY夜間市場でのダウ先物の堅調さや ユーロ市況の上昇を好感する形で買い優勢のスタートに。その後も 月末の株価を意識したお化粧買いに加え、「消費増税によるイメージダウン回避狙いのPKO」と目される買いが追い風となり、先物主導で上げ幅を拡大。結局 MSCIリバランスの売りも吸収して、直近の高値水準で取引を終了。

日経平均  9,693円 +188、 Topx  838 +14
225先物 9,690円、NYダウ先物  12,502ドル
為替 81.44円/ドル、117.02円/ユーロ、1.4385ユーロ/ドル 

主力株は、テーマ・セクター間の特色の薄い全面高。中小型株は東証1部は敬遠される中、東証2部や新興市場に短期資金が集中。

■ テクニカル : 良形 
5/12以来の25日線超えの他、均衡表では実線・遅行スパンが雲上抜け、MACD&パラボリックが陽転など、複数の‘買いサインが点灯’する良形に変化。12日ぶりの出来高20億株超えも華を添える格好。

【気になるニュース・銘柄】
9984 ソフトバンク、9983 ファストリ、6954 ファナック
せっかくの良い気分を害すつもりはありませんが、‘いわくつきの3銘柄’が本日の日経値上がり寄与度1〜3位を独占している事で、本日の日経高が実需系の腰の入った買い物主導ではなく、外資勢の短期買い仕掛けであった可能性が高いと判断されます。すなわち、近々の反動安を警戒すべき上昇

2353 日本駐車場開発 3,745円 +50
発行株数の1.6% 5.4万株、2億円を上限とする自社株買いを発表。

「市場が政権に財政健全化を促している」=与謝野大臣
ムーディーズの日本債券のネガティブ見通しを受けた発言。平たく言えば「ほらね、ムーディーズさんも言っているように、経済対策なんかは後回しで さっさと消費税を上げないと 海外からの評価がどんどん下がっちゃうんだよ」という事。

先のS&Pのネガティブ見通しの際のコメントにもありましたが、現政権では日本経済は潜在成長力を下回る成長しかできない=政治力の乏しさもネガティブ見通しの大きな理由

この点を棚にあげて、消費税増税の追い風と受け取る発言、不自然な株高・・・、前後のやり取りが不明なままストレートに言葉だけ受け取るつもりはありませんが、穿った見方をすれば 全て米国主導のシナリオにさえ思えてしまいます。去年、菅政権誕生前後の不自然な経済政策への言及、不自然な株高とそっくりに思えるのは私だけでしょうか?

同疑問に対して、複数の外資系に問い合わせても 彼らは明晩のADPの件で頭が一杯だし・・・(その件は今晩のメルマガで。)

「市場が促している・・・」についても、本日は売られたとはいえ10年債利回りは未だ1.16%台。これで「市場が財政健全化を要求しているから、消費税増税」はあんまりですね。せめて、明るいビジョンの描ける日本経済再生策とセットでお願いしたいところ。

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◇ 前場概況  9,615円  +110

前場の日経平均は、寄り前に発表された4月鉱工業生産がコンセンサスを下回ったものの、連休明けのNYダウ先物が堅調スタートとなった事や、月末の株高を目的とする先物への仕掛け買い(お化粧買い)入った事で 買い優勢の展開から9,600円台を回復。主力株は‘先物での仕掛け買い’を裏付けるようにテーマ・セクターを問わず値がさ株が堅調。

新興市場は、マザーズが指数は軟調ながら インターアクション(7725)、キャンバス(4575)、マガシーク(3060)が短期資金を集め大幅高に。ジャスダックはアゼアス(3161)、クルーズ(2138)が買われ小幅続伸。

□ 午後の展望 : 米夜間市場を睨みながら
NYダウ先物やユーロドルが堅調さを維持すれば一段高も視野に入るものの、メインは「節目の25日線(9,657円)や大引けのMSCIのリバランスを意識して上値を切り下げる展開」と予想されます。

□ 午後の戦略 : ダミー高は冷静に
月末のお化粧買いに加え、「政府の消費税10%引き上げ案」への非難を打ち消したいPKO的な動きも散見されるため、朝方お伝えしたように‘ここでの突飛高にトレンド性は乏しい’イメージで、ポジション見直しをすすめたいところ。※ 既に一定の余力をキープされている方は売りすぎ(or 強引な売り向かい)にもご注意下さい。

【気になるニュース・銘柄】
9984 ソフトバンク 
 3,100円 +65
天馬氏注力中。好地合いに加え、CSと野村の目標株価引き上げも材料視。ただし、上記経緯からも「外資が日経平均をつり上げたい時に先頭で買われ、下げたいときには先頭で売られやすい」性質には要注意。

6301 コマツ、5411 JFE、8316 三井住友FG
この地合いでも直近の安値圏かつマイナス推移の主力株は要警戒。お持ちの方は、可能であれば多少でも売却しておくことで 次の全体の展開にスムーズについていく事に専念して頂きたいところ。

6753 シャープ  762円 +22
前場段階では、久しぶりにチャートをよく見せています。三菱電機(6503)、☆アルプス電気(6770)もコツンと。

3811 ビットアイル  126,200円 +3800
昨日お伝えした経緯からも、商いが膨らみつつあるところは継続注視。

☆ 6890 フェローテック  2,087円  +6
会員サークルでお伝えしているように2,1●0円には抵抗感を示していますね。ここからも戦略の中で回転をこなしながら・・!

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★ 本日の戦略 : 落ち着いて見える・・・!

<<欧州市場>>
昨日のNYは休場。欧州は株式、為替市場ともに先週末と同水準のマチマチの結果に。
為替 80.94円/ドル、115.55円/ユーロ、1.4276ユーロ/ドル 

□ 本日の展望 : 持ち合い継続

欧州市場が無難に推移した事で9,500円±50のレンジをベースとした持ち合い継続がメインシナリオ。市場心理は下ブレの気があるものの、昨日同様に月末の株価を意識した買い物が下支えとなりそうです。

★ 本日の戦略 : 落ち着いて見える場面はノータッチ!

短期・中期の見通し・イメージは連日お伝えしているもので相違ありません。本日もNY勢が不在のうちに局所的に上値を追う動きがあっても不思議ではありませんが、明日からの相場つきがガラリと変わる事も念頭に、「今日の上下はダミー」の意識で臨みたいところ。


よって、目先の9,●00円台への下ブレ時に買い向かえる資金と気持ちがセットできている方は、9,400円前後があれば小口買い、9,600円前後があれば小口売りのイメージを持ち、それ以外は様子見に徹するのが得策。


当戦略のリスクシナリオは、「一段安を経過することなく反騰基調が本格化」することですが、その場合も6月末のSQ2終了にかけては必ず買い場(=怖い場面)が訪れますので 堂々と下向きイメージ(=積極的マイナス志向)を念頭に取り組んで下さい。


■ 個別株もトレンド重視で!

直近PBR等を使った‘日本株割安論’が証券業界から発せられていますが、12年度業績が不透明なままの割安・割高のロジックは成り立ちません。‘割安’認定銘柄の反発時の利益率は魅力ですが、それらの多くは 重大なネックを抱えての‘どん底’推移と判断し、資金配分を必要最小限としながら、25日線が右肩上がり&25日線よりも上の水準で推移している、流れの良いものを中心にポジションを組んでいきたいところ。※空売り狙いは真逆。

・本日のMSCIリバランスによる売りは1000億円規模、
売りが出てくるタイミングについてはマチマチですが、大引けにまとまった売りが観測され、ザラ場中に先物での仕掛け売りが入るケースもあるだけに、‘本日の警戒要因’としては念頭に。

今回の除外銘柄は既に発表されている通り以下の20銘柄。

サッポロHD、伊藤園、日清紡HD、日産化、トクヤマ 、フジHD、オービック、東京製鉄、三井金、DOWA、ミツミ、新光電工、キヤノンMJ、ユニー、札幌北洋HD、七十七、松井、池田泉州HD、東建物、阪急阪神。

この件に即して、個別の空売り、または下がったところの買いなど 考察しうる戦略は多岐に渡りますが、ヘッジ売りなら「〜(略)〜場面を狙って、‘先物’でショート」で入り、一部デイトレ、一部オーバーナイトが得策でしょう。
                
                       (会員サークル 寄り前コメントより)

【気になるニュース・銘柄】
9501 東京電力
  326円
S&Pは長期企業信用格付けを5段階引き下げ。

6370 栗田工業   2,263円
6〜7億円を投じてブラジルで水処理薬品の生産能力を2倍に拡大するとの報道。

5714 DOWA  485円
パナソニック・住友商事などと共同で、中国での家電のリサイクル事業に乗り出すと発表。

・菅政権:消費税、15年に10%念頭に段階引き上げ案
世論を敵に回す強い決断には敬意を表します。ただし、「被災地復興と日本経済発展」のバランスが曖昧なまま、消費マインドの低下を促す不況下の増税、成長戦略・デフレ対策なき増税は、実現すれば今後数十年の日本経済に禍根を残しそうですね。

「歳出削減よりも増税を優先させる国家は失敗する」というアナシアの黄金律については先週触れましたが、やはり先日の5〜10%の公務員給与引き下げは「やる事やったから増税するよ」という布石だったんですね。

民主党が公約としていた2割の公務員給与引き下げと、子供手当廃止で約11兆円が捻出されるという計算があり、まずは この約11兆円は5%増税による国民負担分そのもの。

公務員給与の引き下げは、回りまわって民間の給与所得水準を引き下げる事になりますので、強い要望としては考えていませんが、日本経済への投げやり的な悲観論がまた増えそうです。(朝からテンション下がるので、続きはツイッターで!)


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◆ 大引け  9,504円  −16

本日の日経平均は、欧州ソブリンリスク、米中景気後退懸念、国内民主党政権の迷走などに対するリスク回避の売りから、朝方9,448円(−73)まで下落。売り一巡後は、主要統計の続く米景況感を見極めたいとの向きから先物で買い戻しが入った事や 月末の株価を意識した‘お化粧買い’も下支えに 9,500円前半の狭いレンジで推移。東証1部の売買代金は4/25以来となる1兆円割れ(9176億円)。

日経平均  9,504円 −16、 Topx  823 −1
225先物 9,520円、NYダウ先物   −
為替 80.80円/ドル、115.28円/ユーロ、1.4267ユーロ/ドル 

主力株は、製造中堅どころや消費関連などに買いが入ったものの 総じてマチマチ。中小型株は、菅首相の太陽光発電傾斜スタンスを好感して、三晃金属、サニックス、高島などが大幅高。

新興市場はマザーズがネットイヤー(3622)、フリービット(3843)が買われた他、サイバーA(4751)が3日続伸したことで小幅高。ジャスダックは 主力は★フェローテック(4819)08年来の高値を更新(!!)した以外は弱含んだものの、ファンドクリエーション(3266)、1st(3644)、アゼアス(3161)、免疫生物研究所(4570)、フジプレミアム(4237)など小型株が買われ、同じく小幅続伸に。

■ テクニカル 
5日線上を3日維持したことで、「4月以降の9,400〜10,000円のレンジ相場」の体を保っているものの、出来高が年初来最も低水準(13.8億株)となったように、積極的に安値を買う動きが限定的と考えられます。よって、「5/2を天井とした戻り売り優位型」への傾斜が本線。

【気になるニュース・銘柄】
3811 ビットアイル 
 126,200円 +3800
「IT各社がデータセンターを増強する」との報道を手がかりに4/21以来の25日線超え。ポテンシャルは高いだけに、商いの増減に注目。

7860 エイベックス  1098円 +13
SKE48(ざっくりと・・・AKB48の姉妹グループ)の移籍を材料視。

6255 エヌピーシー  1911円 +94
テクニカルの良化が顕著。新興では★フェローテック(6890)とともに メガソーラーにおける主役株になれる器だけに継続注目。

☆  4189 デジタルガレージ   
5/12 ≒ 383,000円 → 5/20 444,000円 +61000 15.9%上昇
今月は、ドコモとツイッターの提携、出資先であるリンクトインのIPO&同社との提携、先週末の業績上方修正など好材料が相次いでいます。短期的には〜(略)〜にも警戒しつつも、目線は “今回の目標値”からブラさずに、怖い場面でこそしっかり動いていきたいこところ。
            (本日の会員サークルより。>>参加概要

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◇ 前場概況  9,517円  −4

前場の日経平均は、朝方こそ累積する不安材料に対するリスク回避の売りが先行し、9,448円(−73)まで下落する場面もあったものの、今晩のNY休場の影響で出来高が閑散とする中、更に下値を売り込む動きも限定的となり、前引けにかけては買い戻し主導で反発。

主力株はセブン&アイ(3382)、サッポロ(2501)など消費・ディフェンシブ関連の一角が堅調な他はマチマチ。新興市場も主力に積極的な動きは見られず、両指数ともに小幅高。

□ 午後の展望 : マチマチ
中低位株の一角には鬼(外資)の居ぬ間に強引な仕掛けを見せる銘柄も散見されますが、今晩のNY休場かつ今週は主要米経済統計ウィークとあって、9,500円±50のレンジでの持ち合い継続がメイン。

□ 午後の戦略 : 小口逆張り
寄り前までにお伝えしたイメージをしっかりキープしながら、小口逆張りが正攻法。

【気になるニュース・銘柄】
6758 ソニー(売)
空売り要員として継続注目。昨年のトヨタ同様に、今年はソニーが米財閥系の攻撃の的になっているとの話があるようです。サイバーテロの後の米議会での吊るしあげ警戒から戻り待ちの売りスタンスで。


1972 三晃金属、 8007 高島、4651 サニックス
G8での菅首相の太陽光発電強化案を好感して相場になっていますね。一段高に期待。もちろん、正味の成長性よりも条件反射的な売買が主流となりますので、★フェローテック(6890) とは明確に一線を画して接したいところ。

4575 キャンバス、2342 トランスジェニック
バイオ・総薬ベンチャーにも短期筋の動きが顕著に。

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★ 今週の戦略 : 期待と現実の・・・!

【 今週の展望 】は昨日のコメントを参照ください。

□ 本日の展望 : 弱持ち合い
先週末のNYが底堅く推移し、週末中の外部環境に特段の変化はなかった事から、CME225(9,490円)なりのマチマチのスタート後、NY休場の影響で外資の売買が手薄な中を動意の乏しい展開がメイン。個別株は、新月度特有の特殊需給による上下が想定されます。

★ 今週の戦略 : 期待と現実の組み合わせ!
□ 積極的マイナス志向!!
連日お伝えしている経緯から、数週間の中期スパンのイメージとしては、「上かな?下かな?」ではなく「1進1.5退」と決めつけた上で「6月下旬まで継続しうる下落トレンド」への警戒策”を継続。

□ 短期戦略:9,400円どころを買い向かう!
今週の展望でお伝えしたように‘9,400円’は下落過程の通過点となる可能性が高いと見ていますが、短期的には一定の抵抗力も持つだけに買い向い→買い増し分は9,500円〜9,600円台をメドに戻り売るスタンスが得策。

■ ドン底銘柄 < 流れの良い銘柄
資金配分は、ドン底銘柄は必要最小限としながら、25日線が右肩上がりになっているような流れの良いものを中心に。※「気が付いたら3月以降の安値水準まで下落していた・・・」銘柄は乗り換えも視野に。
ターゲットとすべきセクター・テーマについては、‘明後日くらいまでの月初の特殊需給通過’後には鮮明になってきますので、追々お伝えしていきます。 
                              (会員サークルより)

【気になるニュース・銘柄】
☆ 4819 デジタルガレージ
震災後第1ラウンドは3/15 231,100円から5/2 447,000円 +215,900円 93%の上昇に。決算後の押しを狙った第2ラウンドは、5/12 383,000円での仕込み後、5/20 444,000円 +61000 15%高!

そして・・・、先週末発表の11年6月期業績予想は、純利益を従来予想の3.1億円から8億円に、営業益も2.5億円の赤字から0.5億円の黒字へと上方修正。

直近は、NTTドコモとツイッターの提携、リンクトインのIPO成功&提携と週末の度に材料を出してきていますが、本業の裏付けも整ってきています・・・!♪ 〜(略)〜サイドの震災前の目標値、現在の目標値を念頭に置きながら、攻めていって下さい!!

               
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<< 今週の展望 2>> 日本市場

■ 日本市場 : 波乱含み


先週の日経平均は、ギリシア国債の格下げなどによるNY安や 東京電力の巨額の損失形状を嫌気した大幅安スタート後、火曜日には一時9,405円まで下落。週末にかけてはテクニカル主導の自律反発により9,588円まで切り返し、1週間では85円安に。

■ テクニカル : 戻り売り優位型
4/19安値9,405円を割らずに切り返したことで「4月以降の9,400〜10,000円のレンジ相場」継続の芽を残しているものの、先物では9,400円割れまで売られた事や その際の商いの乏しさからも同水準の抵抗力は乏しいと判断されるため「5/2を天井とした戻り売り優位型」への傾斜が本線。


今週は、上値は 累積売買代金の多い9,580円から25日線が控える9,650円どころが厚めの抵抗帯、下値は9,400円どころと 3/22に空けた窓埋めとなる9,275円がそれぞれ中程度の抵抗ラインとして意識されます。
nikkei
<< 今週の主な米中経済イベント >>
5/31(火) 4月失業率、鉱工業生産、自動車生産
6/1 (水) 5月新車販売、中国5月製造業PMI
6/2 (木) 1−3月法人企業統計
6/3 (金) 中国5月非製造業PMI

今週の日本市場は、月曜のNY休場、週末の米雇用統計を前に、先週に引き続き低調な出来高が想定されるため 上昇時は戻り売りが上値を抑える一方、累積する難問を受けて市場マインドは弱気にほど振れやすい環境な事から、外部要因の悪化にほど過敏な反応が想定されます。

総じて 波乱含みの持ち合い相場継続

○ 買い・下支え材料は、予想を前倒しして回復している自動車セクターなど製造業のサプライチェーンに加え、中国を中心とするアジアマネーの安値買いの動き。また、トヨタなどが6月に延期していた12年度業績予想がコンセンサスを上回るようなら“過度の悲観”の緩和による意外高も期待されます。

● 売り・下ブレ要因としては、NY市場での『株式売り・債券買い』が示唆するよるリスクポジションの巻き戻し
が筆頭。〜(略)〜場合は、よほどの好材料が出た場合も単発的な上げに留まるでしょう。

そして、彼らが大義名分として利用するのは、1に欧州金融不安、2に民主党政権の迷走。

1についてはギリシアという時限爆弾を持て余したEU、IMFなど関係各所が思い思いのポジショントークを展開
しており、まっとうな議論の場に到達するには程遠く、そうこうしている間に スペイン、イタリア債券市場にまで ヘッジファンドの売りの手が伸びてきている状況です。

2については、6/22の国会会期終了までに「内閣不信任案」を提出する動きが具体化しており(事の是非は横に置いて)欧米系資金にとっては 格好のポジション縮小の理由づけに。

この弱気ムードを変えられるとすれば、「NYダウ12,000ドル割れ、日柄の経過、南欧政危機国への支援体制強化、〜(略!)〜」などが考えられますが、いずれにしても6月末のQE2終了時点の株価水準・政治経済環境を見なければ予測は立てにくい事から、売買戦略としての相場見通しは弱めに見ておくのが得策でしょう。

※ 予想のための予想であれば、PER,PBR等の株価指標、政府の復興プランへの期待、サプライチェーンの回復を好感した強気スタンスも不可能ではありません。

しかし、12年度業績の見通しが不透明な中での株価指標、歳出削減が中途半端なまま消費増税を財源にしようとしている民主党の復興プラン、焦点が需要に移行しつつある中での供給サイドの状況などを囃すのは丁半バクチの世界と同じに思えます。

今週の想定レンジは9,●50円〜9,7●0円

                 (一部Sラボ会員サイトより)

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<< 今週の展望 1 >> NY市場

■ NY市場 : 下落トレンド過程の‘一服’

先週のNY市場は、根強い欧州金融システム不安に加え、耐久財受注・1−3月期GDPがコンセンサスを下回った事による米景況感の悪化が主要因となり上値の重い展開。原油・ユーロ市況の反転時には買いが優勢となる場面もあったものの、“自律反発”の域は出ず。市場の恐怖心を表すVIX指数(チャート)が低位で安定している事からは‘需給悪主導の下落’が鮮明。1週間では70ドルの下落に。

<<NY市況 5/27>>
NYダウ 12,441ドル +38、ナスダック 2,796 +13、
80.77円/ドル、115.67円/ユーロ、1.4316ユーロ/ドル  
米10年債 3.074% +0.016 、CME225 9,490円
NY原油 100.59  +0.36、金 1537.3 +13.6 


■ テクニカル : 下値模索優位
節目の12,400ドルや75日線に対する抵抗感が下方硬直性を漂わす反面、4日連続の長めの上ヒゲが強い戻り売り圧力を示唆しており、総じて「5/2 12,876ドルを天井とする下落トレンド継続」優位の絵面。

今週の上値は25日線が控える12,600ドル近辺が強めの抵抗帯、下値は先週の安値水準12,300ドルが軽め、12,200ドルが強めの節目として意識されます。

djia 
【今週の主な欧米経済イベント】
5/30(月) 〜米英市場休場〜
5/31(火) 米3月ケースシラー住宅指数、5月CB消費者信頼感指数
6/1 (水) 米5月ADP雇用統計、ISM製造業景気指数
6/3 (金) 米5月雇用統計、ISM非製造業景気指数

◇ 前提:売買のための相場予想 ◇
今週も、累積する警戒要因による『漠然とした不安』がマーケットを支配します。NYダウが前日比±100ドル程度の推移であれば冷静に対処できる方も、‘NYダウ200ドル安!’なんて事になれば、「株は怖いから当面様子を見よう」とお感じになったり、ご自身の思考を止めてしまうこともあるでしょう。その結果 日々の上下に一喜一憂し、結果としてストレスだけを溜めこんでしまう事が懸念されます。

というわけで、結論を先にお話すれば‘1週間’という短期で見た場合、反発の余地も十分にあると判断していますが、慎重策を継続すべき環境なだけに、以下では相場予想としてよりも‘売買戦略上のツボ’をお伝えすべく、いつもと趣向を変えた論法としています。お含み下さい。

■ 下落トレンド継続中!
いつの世もキモとなるのはファンダメンタルズやテクニカル以上に、“ビッグマネーのリスク志向”。そのメインシナリオは、6月末のQE2終了が 昨年7月からの過剰過剰流動性相場に一旦の終止符を打つことで、リスク志向の巻き戻しが軟調な相場つきを演出する流れ。

〜(略)〜は切り返しの動きを示していますが、‘最大注目市場である米債券市場’では、米10年債利回りが先週木曜にボックス下限の3.1%を割り込んだことで、一段の下値模索=“債券買い・株式売り”の進展が警戒されます。

□ 下値メドは株価水準ではなく日柄
先週もお伝えしましたが、QE2終了により過剰流動性がどの程度巻き戻されるかが不明瞭な段階でテクニカル判断を駆使してもあまり意味がありません。(今週の安値が来週の高値の可能性)

よって、大まかには「QE2終了を意識したビッグマネーのポジション調整をメインに、欧州金融不安、米中マクロ経済不安などが合体して 市場マインドの急低下とともに株価が暴落する場面」が大底になると考えています。

そして、その(大局的な底打ち)タイミングは、早ければ6月中、遅くても〜(略)〜を第一本命ポイントと判断します。

□ ファンダ面からの底打ちは8月ころか
過去2年半を通して、当方が今ほど慎重策をお話する機会もないので、更に掘り下げると・・・ファンダ面からの底打ち支援は 更に先になる可能性に要注意。

焦点はもちろん“欧州ソブリンリスク”。先週のギリシア支援を巡るギリシア・EU諸国・ECB・IMF間の混乱はリスク志向を低下させるには十分であり、6月末に予定されている欧州主要行のストレステストの結果、更なる資本増強が必要になった場合、更なるパニックも想定されます。

これらは、最終的にはIMF・EU間の合意、〜(略)〜マネーの援助により(当面の課題は)解決すると考えますが、そのためには8月頃までの時間を必要とする可能性があります。

すなわち、仮に底打ちが6月内となった場合も、潜在的な売り圧力を打破して上値を追うには夏後半や秋口以降となる可能性を念頭に置いておきたいところ。(底打ちの第二本命ポイント)

□ まとめ 
今週の展望としては、〜(略)〜に加え、週末の雇用統計に向けての複数の重要経済指標により「米景況感の改善」が計れるようであれば、突発的な上昇局面も想定されるものの、上記経緯から 数週間単位で見た場合は下落トレンド継続が本線。

今週の想定レンジは、12,2●0〜12,600ドル

                (一部会員サイトより)

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◆ 大引け  9,521円 −40

本日の日経平均は、NYダウが小幅高で返ってきたものの、81円前後まで軟化していたドル円を嫌気する向きや 昨日の突飛高の反動から売り優勢のスタート後。一時9,493円(−68)まで下落すると、NY夜間市場でのダウ・原油先物の堅調な推移を好感して9,588円(+26)まで切り返したものの、累積する懸念材料や週末要因などが重しとなり、結局9,500円台前半で取引を終了。

日経平均  9,521円 −40、 Topx  824 −2
225先物 9,530円、NYダウ先物 12,415ドル
為替 81.06円/ドル、115.45円/ユーロ、1.4243ユーロ/ドル 

□ 雑感
鬼門である‘直近安値から3,4日後’をぎりぎりのところで持ちこたえたために、週明けに期待をつなぐ格好。ただし、本日の底堅さも勘助氏のように「昨日の上げは5月度最終売買受け渡しによる買い戻し、今日の底堅さも売り相場の中で週末に買い戻しが入っただけ。むしろ、〜(略)〜が フレッシュな売りものの増加を予見させる」という見方もあるだけに、週末中に再度全体環境を見直しながら 週明け&6月相場に向けての万全の体勢を整えていきたいと思います。

“来週の展望”は日曜午前中、無料メルマガ(ご登録はこちら)は同15時配信予定です。

今週もお疲れさまでした。

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◇ 前場概況  9,538円 −23

前場の日経平均は、昨日の急反発を受けた戻り売りや、81円台前半まで下落していたドル円を嫌気する格好で、売り優勢のスタートから一時9,493円まで下落。売り一巡後は底堅いNYダウ・原油先物が下支えとなり9500円台前半での推移に。

主力株は、好業績見通しを発表した日立建機(6305)の他、いすゞ(7202)、板硝子(5202)、富士通(6702)が買われる一方、KDDI(9433)、住友重機(6302)が軟調に推移。機械セクターが強い以外は総じて特色のない、新月度入り直後特有の個別需給メインの展開。新興市場は、マザーズが主力株が買われ25日線近辺までの続伸。ジャスダックは主力が弱く 小幅高まで。

□ 午後の展望 : 持ち合いも、やや弱気優位
NYダウ先物が、昨日のGDP下ブレのダメージも少なく‘リバ容認ムード’を継続している事が一定の下支えとなるものの、欧米経済指標の軟化、前場発表されたコアコア指数(米国で言うところのコアCPI)がデフレ継続を示唆しているために為替が円買いに振れやすい環境も踏まえると 上値は重くなりそうです。週末要因も加味すれば9,400円台半ばまでの下押しに警戒。

□ 午後の戦略 : 様子見
今晩のNYでの‘自律反発’基調の継続や、悲観材料しか入ってこない欧州金融不安に 明るいニュースがでることで‘悲観修正高’への期待もありますが、売買戦略としての慎重策を解除すべき状況ではないでしょう。

よって、引けにかけては様子見が賢明。積極派の方は±60を逆張るのも面白そうです。

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★ 本日の戦略 : 一段高は薄く売り上がる!!

NY市場は、1−3月期GDP改定値(前期比年率+1.8%、予想+2.1%)や 週間新規失業保険申請者件数(42.4万件、予想40万件)など経済指標がともにコンセンサスよりも悪い内容となったことで、反落スタートから一時12,317ドル(−76)まで下落。売り一巡後は 企業業績や設備投資の見通しが良好との思惑から 引けにかけてジリジリと下げ幅を縮小し、結局 小幅続伸にて取引を終了。

NYダウ 12,402ドル +8、ナスダック 2,482 +21、
81.26円/ドル、114.92円/ユーロ、1.4142ユーロ/ドル  
米10年債 3.057% −0.073 、CME225 9,550円
NY原油 100.23  -1.09、金 1523.7 -4.1 

その他のマーケットは、経済指標の悪化を受けて債券が大幅高(金利は低下)。為替は、経済指標悪化+長期債金利低下によりドルが売られると同時に、「IMF保証なければギリシャ融資保留も視野に入る」とユーロ圏財務相会合のユンケル議長が発言したことでユーロも軟調。結果円高がジワリと進行中。商品は原油が反落。

□ 本日の展望 : 小じっかり
NY市場が悪材料が追加されながらも“リバ賛成ムード”(=下落トレンド過程の戻り)と判断される動きから、CME225が昨日の終値水準で返ってきたことで マチマチのスタートが予想されます。

引けにかけては週末要因が重しとなる一方で、NY同様に‘リバウンド賛成ムード’が下支えとなるこために、外部要因に極端な変化がなければ9,400円後半から9,600円前後のレンジで膠着感の強い展開へ。

★ 本日の戦略 : 一段高は薄く売り上がる!!
昨日お伝えした‘リバ賛成ムード’が本格反転への足がかりとなる事を期待すると同時に、『米10年債利回りが節目の3.1%を割り込んで下値を探る動き』、すなわち利回り低下=債券価格上昇=債券買い・株式売りトレンドの進展に注意しながら取り組みたいところ。

よって、短期戦略としては売り買いに極端なバイアスをかけずに小口逆張りからのロングショートがメインとなりますが、数週間から1,2ヵ月スパンで考えた場合には 株安トレンド継続への備えに重点を置きながら取り組んでいって下さい。

【気になるニュース・銘柄】
5002 昭和シェル 766円
三菱化学と、四日市コンビナート内での連携を強化するとの報道。

4005 住友化学  399円
住友化学は26日、大豆やサトウキビの栽培に使う除草剤の生産能力を倍増すると発表。第二次大戦後の復興計画に置いては石炭・鉄鋼・肥料が重点分野として位置づけられましたが、肥料に関しては今回も重大な役回りを演じそうです。

・5月の新車販売はが前年同月比−35%減
水曜日時点のデータですが、約5割の減少となった先月に比べて減少率が鈍化。「ディーラー各社は多くの受注残を抱えており、6月以降に自動車各社の生産正常化が進むことにより、販売機会損失の解消が進む可能性がある」と報道されているように、震災後の最初の課題であるサプライチェーンの回復から、次の‘需要の回復’への道筋はおぼろげながら見えてきているようです。自動車セクターにとっては明るい材料。ここで(時限的な)財政策に期待。

・TPP交渉は早いタイミングで
昨日の松本外相のコメント。TPPについては、焦点をどこに置くかで見方は大きく変わりますが、「アジア需要の取り込みが日本経済に絶対的に必要」との観点からは参加の方向が、「日本にとって少しでもやりやすいシステム」とする事に加え、欧州内のイギリス化を避けるためには、早めの交渉参加がベターかなとは思います。

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◆ 大引け 9,562円 +139

本日の日経平均は、4日ぶりのNYダウ反発や 昨日までの3日で200円安となっていた反動から、主力株を中心に買いが先行。ほぼ全面高の様相から 昼過ぎに9,567円(+144)まで上値を伸ばすと、引けにかけても9,500円台半ばで堅調に推移。主力株は、原油高を好感したJX(5020)、帝石(1605)など石油株に加え、キャノン(7751)、リコー(7752)など値がさハイテク株、マツダ(7261)、スズキ(7269)など自動車株の上昇が顕著に。

日経平均  9,562円 +139、 Topx  827 +9
225先物 9,550円、NYダウ先物 12,385ドル
為替 81.75円/ドル、115.83円/ユーロ、1.4172ユーロ/ドル 

新興市場も、東証高の流れからサイバーエージェント(4751)、スタートトゥデイ(3092)☆デジタルガレージ(4819)、★フェローテック(6890)など主力が順当に買われ、両指数ともに上昇。

■ テクニカル : 底打ち感は乏しい
4日ぶりの5日線超えにより‘即時下値追い’は回避。ストキャス(13日、D:31%)など売られ過ぎを示す指標も増えている事から もう一段高も期待される反面、3日連続16億株台の薄商いが‘底打ち’を否定しており、依然として「5/2を天井とした下落トレンド」への懸念は残す形。

□ 雑感
昨日触れた低位株同様に、一見効率が良さそうな“ドン底銘柄”狙いを専門で手掛けている方もいらっしゃるかもしれませんが、それらが最大の効果を発揮するのはあくまで良好な相場環境。現状のような不安定な地合いにあっては・・・・・・・。

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【気になるニュース・銘柄】
6758 ソニー  
2,238円 +2
引け後発表された12年3月期営業益はコンセンサスの2432億円を下回る2000億円に。出尽くし反騰となるか、注目。

□ 後記
今日は横並びの上昇でしたので、‘短期個別需給で動いた’事実以外は見所の少ない相場。明日は今晩の米1−3月期GDPしだいですが、好材料視された場合は‘点’での一段高、弱材料視された場合は‘トレンド’による一段安となりうる事は念頭に置いておきたいところです。

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◇ 前場概況  9,544円  +121

前場の日経平均は、4日ぶりに反発したNYダウの流れを引き継いで、買い優勢のスタートへ。その後も堅調なダウ先物を背景に 直近売り込まれていた主力株への買い戻しが進行し、一時9,559円(+138)まで上昇。前引けにかけても、9,500円台半ばでのしっかりとした展開に。

主力株は、自社株買いを好感されたキャノン(7751)、リストラ策を好感されたリコー(7752)の他、トヨタ(7203)、マツダ(7261)、スズキ(7269)など自動車セクターが堅調。CEO辞任でDeNA(2432)が売られる半面、グリーは(3632)年初高を更新。

新興市場は、ネットイヤー(3622)、ナノキャリア(4571)、アルデプロ(8925)、免疫生物研究所(4570)、応用技術(4356)などが短期資金を集めた他、主力IT関連が底堅く推移し、両指数ともに上昇。

□ 午後の展望 : リバ賛成ムードも売り方主導
月初から約600円の下落を前に‘リバウンド賛成ムード’が広まっている事で、もう一段の戻りも期待できる環境。ただし、お伝えしていたように9,550円が抵抗帯となったことや、買い戻し以外の積極的な買いは限定的と見受けられる事からは、‘リバ一服感’が漂うようなら引けにかけて9400円台半ばまで急速に値を消す可能性には要注意。

□ 午後の戦略 : 薄く売り上がる
相場レンジ、質ともに寄り前にお伝えした流れできている事から、引き続き「数日のリバウンド局面も念頭には置いて薄く売り上がる」スタンスで臨みたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
6301 コマツ
  2,419円  +40
この辺の‘The日本株’が下がり続けるようでも困りますが、先週末から約180円もの下落の戻りが100円未満では、2,400円どころを天井圏とするか底値圏とするかの正念場は継続していると考えたいところ。

6728 アルバック、4553 東和薬品、377●
‘全体戦略’からの流れの良いものは押し目狙いで。(昨日のメルマガから)

6501 日立、80●●(売)
〜(略)〜でお伝えした「値持ちの良かった優良株への現金化」説を逆手に取るなら。(昨日のメルマガから)

2432 DeNA
前場安値2,791円で切り返せるなら‘底打ち完了!’が視野に入りますが、直近は一旦チャートを崩すと修正にてこずりやすいだけに、買っている方はロスカットライン(2791 or 2725)も念頭に対処したいところ。

3632 グリー  1,670円 +48
勘助氏注力中。4月末からのレンジを上方ブレイク目前。


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★ 本日の展望 : 積極的に下ブレを・・・!

NY市場は、朝方発表された4月耐久財受注がコンセンサスを下ブレた事で12,309ドル(−46)まで下値を模索し5月の安値を更新。売り一巡後は、前日までの3日続落で249ドルの下落となっていたため自律反発狙いの買いが入った他、原油市況の反発による素材エネルギー株の上昇が下支えとなり4日ぶりの反発で取引を終了。

NYダウ 12,394ドル +38、ナスダック 2,461 +15、
81.95円/ドル、115.45円/ユーロ、1.4085ユーロ/ドル  
米10年債 3.130% +0.015 、CME225 9,480円
NY原油 101.32 +1.73 、金 1526.7 +3.4 

その他のマーケットは、債券が10年債利回りの下値の抵抗帯である3.10%を意識して利益確定売りに押され小幅軟調(金利は上昇)。商品は概ね堅調。

□ 雑感 
「NYダウとNY原油の相関性の高さ」がいつまでも続くわけではありませんが、NY原油が直近の大商いによる底値練りから リバウンドを試せる格好になっている事は注目。換言すれば、NY原油に先導される格好でのNYダウのリバウンドが期待される状況です。

□ 本日の展望 :自律反発
日経平均は、NY反発を受けてCME225にサヤ寄せする買い優勢のスタートへ。その後、NYダウ先物が12,400ドルに抵抗感を示すか否かが注目されますが、上記のように強まる原油市況のリバウンド色からは 先物での買い戻しが主導しての9,550円前後までの一段高が期待されます。ただし、あくまで売り方主導の相場つきには変更がないだけに、よほどの外部環境の改善がなければ前場高・後場安がメイン。

★ 本日の展望 : 積極的に下ブレを待つ!!

□ 短期戦略:前場高は小口でポジション見直し
突発的な乱高下時は逆方向へのバイアスがかかりやすい状況ですので、本日の反発局面は、軽めの買い玉縮小、売り玉増加が基本戦略。

現在フルポジションでの買いに近しい方は、寄りからの上昇時でも多少現金化を計っておいてください。また、既に一定の余力を維持されている方は、上記のNY原油・ダウの考察による数日のリバウンド局面も念頭には置いて薄く売り上がる感覚で臨みたいところ。(空売りも同様)

□ 中期戦略:下落トレンドを意識しながら
短期的にはリバウンドの芽も出てきましたが、数週間の中期スパンでの戦略としては、“6月下旬まで継続しうる下落トレンドに警戒した慎重策”を継続。本気の買い攻勢は、ギリシアのデフォルト回避を中心とする欧州金融不安の(当面の)緩和策の発表、米QE2後の追加的な財政・金融政策の策定、依然深刻度を増している福島原発の最悪期脱却の3点を中心にタイミングを見計らいたいところ。

※ 最近企業計アナリストから良く聞かれる「PBRを尺度とした割安投資の優位性」は、福島原発の最悪期が通過していない状況下では前提が間違っています。仮に同説が効果を発揮して株高に繋がっているように見えるとすれば、欧州金融危機を抱えたまま上昇した今月上旬までと同じ流れと思っていいでしょう。さらに・・・PBRを見るくらいならNY原油やユーロドル、債券市場の動きに注意しながら 短期的な流れに売買を合わせていく方が何倍も有効です。


【気になるニュース・銘柄】
7203 トヨタ  3,315円
同社インドネシア法人が、13年に生産能力を40%引き上げて年14万台にすると発表。相場としては、当面はファンダ面ではなく、需給・・・特に外資の都合により上下する事には要注意。

☆ 4819 デジタルガレージ  400,500円
ビジネス向けSNS大手の米リンクトインが年内に日本語版のサービスを始めると発表。具体的な収益化の道筋はこれからの策定になりますが、キャッチーなネタなのでチョウチン筋による飛び乗り飛び降りは続きそうです。もっとも、大局的なシナリオ上は この件による上下も通過点。せっかく等ブログを継続してご覧頂いている方は、それら株価至上主義者の裏を突く戦略をイメージしながら対処していって下さい。

『 市場心理の‘陰の極’を探る余裕を持って・・! 』

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◆ 大引け  9,422円  −54

本日の日経平均は、終値ベースでの4月来安値を更新。朝方はNYダウの続落にも関わらず自律反発から9,500円を回復する場面もあったものの、根強い‘欧州金融不安’に加え 直近幅を効かせてきた‘米中景気後退懸念’が重しとなり、10時以降はマイナス圏での推移に。引けにかけてもNY夜間市場でのダウ・原油先物の軟化を嫌気し 14:40頃に9,415円(−61)まで下落すると 同水準で取引を終了。


日経平均  9,422円 −54 、 Topx  817 −1
225先物 9,430円、NYダウ先物 12,236ドル
為替 81.83円/ドル、114.85円/ユーロ、1.4035ユーロ/ドル 

主力株は、トヨタの供給体制の回復報道を受けて自動車セクターが買われた他、メガバンクなど金融株も買い戻しから堅調に推移。一方、東芝(6502)、日立(6501)、KDDI(9433)など 値持ちの良かった銘柄の一角に、機関投資家の現金確保と見られる売りが散見されたのが印象的でした。新興市場も、悪地合いを嫌気して主力が軒並み下落。

□ 雑感  〜投資家として人として〜

本日垣間見られた2桁銘柄の活況に上手く乗れれば 短期効率が急激に良くなるのは事実です。ただし、(当方の感覚ですが、)近年の法改正により華々しく見えるそれらの銘柄の実態は・・・、〜(略)〜。更に掘り下げると 仮に今回の一連の2桁祭りの中で儲けてしまうと、この先の苦しい場面で「いざとなれば2桁銘柄で挽回すれば良い」という謎の自信を持ってしまう事がとても心配です。

ツイッターを見ても一部の投資顧問さんなど証券関連アカウントでは、今の投資家さんの焦燥感を煽るように それらの破壊力を強調する風潮が強くなっているようです。投資家としては間違っているとは言えませんが、人としては・・・。「お祭りに的屋はつきもの」くらいの感覚で接したいところ。よって 楽しみは〜(略)〜で。

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■ テクニカル : 下値警戒
かろうじて均衡表の雲内に留まっていた週足も、その下限(9,607円)から下に離れたことで「4月以降のレンジ相場」から「5/2を天井とした下落トレンド」への移行に分が出てきた格好。

 【気になるニュース・銘柄】
7751 キャノン 
 3,640円  +5
発行総数の1.2%1500万株、500億円を上限とする自社株買いを発表。主力に自社株買いが流行れば、今後の日本株の展望も変わりますが・・・まずは様子見。

9501 東京電力 315円 −18
一時時価総額5000億円割れの水準まで下落。こうなると企業を清算した方が高くつく・・・。ただし、原発の最悪期脱出が視界に入ったタイミングで、りそなの一時国有化のようなスキームを発表すれば暴騰もありそうな・・・。裏を返せば原発の最悪期脱出までは売りに軸足を置いたマネーゲームで。

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当ブログは2017年10月をもって12年目に突入!微力ながら皆様のお役に立てるように日々精進させて頂きます!!

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Profile

S教授

・CFP認定者。44歳
☆ 趣味:テニス、娘とYOU、行動心理経済学
☆ 投資へのこだわり:マーケットの最大の敵は恐怖心と焦り!・チャートは読むものではなく、作るもの!・最短ルートは勝ち組のマネ。

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