本日の日経平均は、NYダウやユーロ市況でプラスのリスク志向が継続していたことを追い風に寄りから買いが先行。昼前に一時9,866円(+143)まで上昇した後も14時までは9,800円台をキープする強地合いが続きましたが、引けにかけては昨日お伝えした先物での買い仕掛けの反動により急速に上げ幅を縮小。結局前日比ほぼ変わらずで取引を終了。
東証主力株は、6752 パナソニック、6971 京セラなどハイテク株や6954 ファナック、9432 NTT、7202 いすゞが指数を下支えした他は、概ね利益確定売りに押される格好。「東証1部値上がり479、値下がり1069」が示すように指数の独り歩きが顕著に。中小型株は東証2部とジャスダックの低位株が活況。
■ テクニカル : 目先天井サイン
複数の過熱サインの中を長めの上ヒゲ陰線、30億株超の出来高となったことで“目先天井”を示唆。1か月のほとんどを5日線以上で推移した後だけに、9,400、9500円どころまでは自然体の調整といえますが、外部環境の悪化がセットになるようなら9,866円が中期的な高値となる可能性にも警戒。
【気になるニュース・銘柄】
6665 エルピーダ
5円寄付きから一時11円まで上昇後、結局7円(−247)で取引を終了。銘柄としては実質的な最終日となりましたが、企業としては是非とも再生を計ってほしいです。
また、円高・経済放置により実質的なエルピーダ破綻の引き金を引いた民主党政権には、第二、第三のエルピーダを輩出しないようにスタンスを変えてがんばってもらいたいですね。
公務員給与引き下げ法が成立
日経平均 9,723円 +0、 Topx 835 −2、
225先物 9,720円 、NYダウ先物 13,004ドル
為替 80.28円/ドル、108.16円/ユーロ、1.3468ユーロ/ドル 東証主力株は、6752 パナソニック、6971 京セラなどハイテク株や6954 ファナック、9432 NTT、7202 いすゞが指数を下支えした他は、概ね利益確定売りに押される格好。「東証1部値上がり479、値下がり1069」が示すように指数の独り歩きが顕著に。中小型株は東証2部とジャスダックの低位株が活況。
■ テクニカル : 目先天井サイン
複数の過熱サインの中を長めの上ヒゲ陰線、30億株超の出来高となったことで“目先天井”を示唆。1か月のほとんどを5日線以上で推移した後だけに、9,400、9500円どころまでは自然体の調整といえますが、外部環境の悪化がセットになるようなら9,866円が中期的な高値となる可能性にも警戒。
【気になるニュース・銘柄】
6665 エルピーダ
5円寄付きから一時11円まで上昇後、結局7円(−247)で取引を終了。銘柄としては実質的な最終日となりましたが、企業としては是非とも再生を計ってほしいです。
また、円高・経済放置により実質的なエルピーダ破綻の引き金を引いた民主党政権には、第二、第三のエルピーダを輩出しないようにスタンスを変えてがんばってもらいたいですね。
公務員給与引き下げ法が成立
「12〜13年度の国家公務員給与を人勧分も含めて7.8%引き下げる引き下げる特例法が可決。 捻出されるのは約6000億円で、東日本大震災の復興財源に充てる 。」
そもそも財政改善のための公務員給与の2割削減公約が、復興目的の7.8%の引き下げでは、「消費税を通したいので建て前でやった」と批判されても仕方がないですね。
公務員の給与が下がるという事は、回り回って民間の給与水準も下がりやすくなるだけに、メスを入れるべきは身分保障の部分であり 給与引き下げ率は7.8%でも十分とは思いますが・・・、消費税がなし崩しに長期化される可能性が高い反面、公務員給与削減は世間のほとぼりが覚める数年のことでしょう。
しかも、消費税の一部は地方自治体の財源になっているにも関わらず、 「地方公務員の給与に関しては自主的かつ適切に対応する」とのこと。
これでは国家公務員の方にとってみれば、世間からは冷視されるは、給料は下がるは、それでも財政改善度は微々たるものだはという二重三重のストレス。
個人的には、引き続き「膨大な外貨準備高を担保とした円建て外債による復興財源の捻出、それ以外(公務員給与減は含む、消費増税は含まない)での財政健全化」が望ましいように考えます。付け加えるならば、正規社員(が解雇されにくい法制度の見直しを軸とする)・非正規社員の格差是正、年金の半分リセット、インフレ率3%程度までは金融機関への信用創造の厳命によるマネーストックの増幅などを期待しています。
※ 明日からの期末相場入りにより「木よりも森を見る」重要性が増すことから、あえて個別株のコメントは控えました。全体のイメージ・戦略については今晩の無料メルマガ(ご登録はこちら)でご確認ください。また、経済政策観については矛盾もあるかと思います。ご容赦ください。
本日もお疲れ様でした。
良かったらお帰り前に1ぽちよろしくです!☆
そもそも財政改善のための公務員給与の2割削減公約が、復興目的の7.8%の引き下げでは、「消費税を通したいので建て前でやった」と批判されても仕方がないですね。
公務員の給与が下がるという事は、回り回って民間の給与水準も下がりやすくなるだけに、メスを入れるべきは身分保障の部分であり 給与引き下げ率は7.8%でも十分とは思いますが・・・、消費税がなし崩しに長期化される可能性が高い反面、公務員給与削減は世間のほとぼりが覚める数年のことでしょう。
しかも、消費税の一部は地方自治体の財源になっているにも関わらず、 「地方公務員の給与に関しては自主的かつ適切に対応する」とのこと。
これでは国家公務員の方にとってみれば、世間からは冷視されるは、給料は下がるは、それでも財政改善度は微々たるものだはという二重三重のストレス。
個人的には、引き続き「膨大な外貨準備高を担保とした円建て外債による復興財源の捻出、それ以外(公務員給与減は含む、消費増税は含まない)での財政健全化」が望ましいように考えます。付け加えるならば、正規社員(が解雇されにくい法制度の見直しを軸とする)・非正規社員の格差是正、年金の半分リセット、インフレ率3%程度までは金融機関への信用創造の厳命によるマネーストックの増幅などを期待しています。
※ 明日からの期末相場入りにより「木よりも森を見る」重要性が増すことから、あえて個別株のコメントは控えました。全体のイメージ・戦略については今晩の無料メルマガ(ご登録はこちら)でご確認ください。また、経済政策観については矛盾もあるかと思います。ご容赦ください。
本日もお疲れ様でした。
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