9204 スカイマーク 株価
9204スカイマークは、新興航空会社では先駆的企業。単一機材や多頻度運航で格安運賃を実現。
9204スカイマークは、羽田空港を拠点に国内線を展開している新興航空会社です。単一機材また多頻度運航戦略を取り、大手の航空会社には真似のできない格安運賃を実現しています。
9204スカイマークの株価は、このところ緩やかに下降しています。9204スカイマークは、格安運賃にも関わらず収益性も高く、ROEは45%、ROAに関しても20%と同業種でもトップクラスの業績を誇ります。そのため、現在の株価はもしかしたら割安の水準にあるといえます。国内線の競合他社も存在しますが、まだまだ先行優位性を持つ9204スカイマークは、今後は株価も1000円前後まで回復するといえます。
9204スカイマークの今期の業績は、地方路線利用率が想定を下回ってきてはいるものの、最高益の更新は実現できそうですが、想定していた利益よりも若干少なめとなりそうです。2013年度は、保有機材数を6台増やし、27とすることで関空や成田での新規路線や便数を増やしていきます。懸念となっている利用率の減少をカバーする見込みです。
9204スカイマークは、ANA系格安航空会社ピーチの台頭に対抗するため、新千歳・那覇行きなど関空路線の新規就航を早々と始動させていきます。ピーチの価格帯との競争を狙った戦略的価格設定を導入する見込みです。
また、9204スカイマークでは2014年から大型機A330の導入を予定をしており、かなり先までの計画が進行中です。
ここまで来ると9204スカイマークの株価も将来的には上昇確実ですので、買いを検討してもよいでしょう。