2012年04月

<<今週の展望・NY市場>> 4/30〜5/4

■ NY市場 : レンジ上ブレ期待!

今週のNY市場も重要イベントをきっかけとした「欧州金融システム不安と米追加緩和策期待」が綱引きをする展開へ。

 【今週の主な海外経済イベント】
4/30(月) 米4月シカゴPMI
5/1(火)   中国4月製造業PMI,米4月ISM製造業景気指数、
5/2(水)   米4月ADP雇用統計、3月製造業受注
5/3(木)   ECB理事会、米4月ISM非製造業景気指数
5/4(金)   米雇用統計

ファンダ面のポイントは米中経済指標。それぞれ景況感の悪化には緩和策期待が、良化にはその剥落が反作用することで劇的なトレンドの変化は見込みにくいものの、FRBの追加緩和策については「早くて6月のFOMC」がコンセンサスとなっており、以下の諸テクニカルから切羽詰まっている雰囲気はないことから、好内容には素直に株高で反応することが予想されます。

最大のリスクシナリオは、週末のフランス大統領選、ギリシア総選挙などを中心とした“欧州金融システム不安”の増幅

この件についても現状の需給要因からある程度の悪内容は織り込んでいると判断されますが、イタリア10年債利回りが5%台後半、スペイン債が6%前後の高止まりとなっているように、突発的なネガティブ材料には株価・為替が敏感に反応しうることは念頭に置きたいところ。

■ テクニカル : 上昇トレンド継続!
日足ベースでは75日線をサポートラインとする強トレンドを維持。4月上旬の下落(−587ドル、37.5%)により 昨年12月安値から4月高値までの上げ幅1,562ドルに対するフィボナッチ(38.2%)押しも概ね完了していることから、年初来高値(13,297ドル)更新を視野に入れた上値模索トレンドが本線。

NYダウ(週足) 10年11月〜
NYダウ

■ 需給要因 : 中立
以下のユーロドルのチャートに加えて、米10年債(チャート)、NY原油(チャート)、NY金(チャート)などリスク指標のテクニカルにおいては「NYダウが示すほどのプラス性向は示されていない」事から、日本株にとってはNYダウの堅調さを額面通り受け取るのではなく、中立的なスタンスが得策。

□ まとめ
今週のNYダウは、「一連の企業決算の良好さやテクニカル要因を背景に上値を試す展開」が本線。

日本株戦略に落とし込む際には、「12,800〜13,300近辺のボックス相場継続」シナリオも念頭に置きながら、「NYダウではなく〜(略)〜重視!」スタンスを継続していって下さい。

今週の想定レンジは12,●00〜13,400ドル

 
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今週もよろしくお願いします。

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NY市場 4/25 小幅続伸!

NY市場は、前日までの堅調相場の余波や朝方発表された4月ミシガン大学消費者信頼感指数が横ばいながら市場予想を上回ったことで買い優勢の展開から、一時年初来高値(13,297ドル)に迫る13,266ドル(+62)まで上昇。

買い一巡後はテクニカル面での過熱感の修正や、市場予想を下回った米1−3月期GDP速報値(年率+2.2%、予想+2.6%)、S&Pによるスペイン債格下げ、P&Gの決算悪などが重しとなり、引けにかけては下げ幅を縮小。

NYダウ 13,228ドル +23、ナスダック 3,069  +18   
80.68円/ドル、105.97円/ユーロ、1.3133ユーロ/ドル 
米10年債 1.935% −0.004、CME225 9,525円
NY原油 104.93 +0.38、金 1664.8 +4.3

CME225(9,525円)は昨日の大引け時点の9,500円を若干上回っているものの、ユーロ円が106.60台から106円割れまで売られているため、結果は総じて逆風。

【気になるニュース・銘柄】
上方修正銘柄
6145 日特エンジ、4203 クレハ、5541 大平洋金属、4901 富士フィルム、6141 森精機、6771 池上通信機、7821 前田工繊、7527 システムソフト、8521 長野銀行、3393 スターティア、1867 植木組、6208 石川製作所、7305 新家工業、6888 アクモス、6375 日本コンベヤ、7568 クレックス、6203 豊和工業、2362 夢真、7022 サノヤス、9312 ケイヒン、8869 明和地所、7961 兼松日産農林、9699 西尾レント、8308 りそな、7952 河合楽器、8815 東急不動産、3105 日清紡HD、6751 日本無線、8795 T&D etc

2687 CVSベイエリア
5/31付の株主に株式2分割を実施。

DSC_0069 □ 後記
皆さんはGW中どちらにお出かけになりますか?

 私は、GWなのに授業参観のある娘の都合もあって、ほぼ自宅待機。小助を膝の上に乗せながら、読みかけの本やデータの整理(+時にテニス)が中心になりそうです。

週末も応援よろしくです。
    
  

日経平均(大引け) 9,520円 −40、為替・先物に踊らされ乱高下

本日の日経平均は、前日のFOMCを好感する流れや市場予想を上回った複数の経済指標を背景にNYダウが113ドル高となっていた流れを受けて、底堅いスタート。

午後に入り 日銀金融政策決定会合での「資産買入れ資金5兆円増額」決定を受けると為替・先物主導で乱高下。一時は長期債の10兆円買い入れ増額を好感する流れから9,691円(+129)まで上昇したものの、先物での仕掛け売りがカウンター気味に入ったことで 週末のポジション整理売りに狼狽売りも加味されて9,463円まで一気に反落。引けにかけては下げ幅を縮小し9,500円台にて取引を終了。

日経平均 9,520円 −40、Topix  804 −5、 
225先物  9,490円 、NYダウ先物 13,116ドル 
為替 80.85円/ドル、106.61円/ユーロ、1.3185ユーロ/ドル 
 
□ 雑感 : 日銀とマーケット
昨晩のコメントなどでお伝えしたようにマーケットにとって重要なのは日銀の動向ではなく、「ビッグマネーのリスク志向の向き」。

2/14の日銀の緩和策は確かにインパクトはありましたが、2/14後の株高は「ビッグマネーが昨年12月以降プラスのリスク志向を強めていた流れ」が最大の要因

今回の短期債購入額を減らして、長期債を増額するというのはマクロ経済からは非常に理に適っており、及第点だと判断しています。

ただし、「マクロ経済 ≠ マーケット」

本日の先物でのカウンター気味の仕掛け売りも、直近のユーロ円が示していた‘方向感の乏しいビッグマネーのリスク志向’の中で出る杭は打たれたまでの事とご理解いただくのがスマートでしょう。

□ 後記
悲観色の強い話になりましたが、肝心のビッグマネーのリスク志向の向きは「横」であり「下」ではありません。上下トレンドがはっきりしないままの「持合い継続は売買にとっては難局」ともいえますが、攻め手には欠かない相場つきが続きます。

今月はここぞという場面で相場見通しのズレが生じたことで 皆さんにご心配ご迷惑をおかけした反省も踏まえ、来月は一歩踏み込んだ積極策で活路を切り開いていく所存です。

来週5/1は祝日間のNYしだい、5/2は4連休を前にした様子見ムードが広がると予想されますので、週末の「来週の展望&メルマガ」はお休みさせていただきます。

その間、NY市場の動向や気になる話はこちらやツイッターでお伝えしていく予定ですので、「連休で気持ちを切らさない!」為にも是非一日1度はご覧ください。

では、今月もお疲れ様でした。

良いGWをお過ごしください。

お帰り前にこちらもよろしくです!☆
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□ 午後の戦略 : 吹き値売り・買いは見送り!

前場の日経平均は、NYが100ドル超の続伸となったものの、円相場の堅調さや午後の日銀金融政策決定会合の内容を見極めたいとの向きから小幅高スタート。前引けにかけては9,500円台半ばから9,600円手前までの狭いレンジで推移。

東証主力株は、業績期待から9984 ソフトバンク、6971 京セラ、6857 アドバンテスト、4063 信越化学、7752 リコー、6361 荏原に買いが先行。中小型株も好業績を材料視した7242 ショーワ、6205 大阪機工、6727 ワコム、8584 ジャックスなどが買われる一方、仕手系銘柄は総じて様子見の展開。

東証2部は、 7985 ネポン、4977 新田ゼラチン、大証は6645 オムロンが上昇。新興市場は、マザーズが2183 リニカルが買われた他は総じて軟調。ジャスダックは、6256 ニューフレア、4347 ブロードメディア、1383 ベルグアースに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 日銀しだいもポジション整理売り優勢
高値圏で持ち合っているNYダウ先物が一段高を試す流れの中で、日銀金融政策決定会合でプラスのサプライズがあれば9,700円トライも視野に入るものの、NYダウ先物が持合い以下の流れ、かつ日銀会合にサプライズがなければ、連休前のポジション整理も加味されて軟調な展開が想定されます。

□ 午後の戦略 : 吹き値売り・買いは見送り!
日銀会合を受けて9,600円台半ば以上まで上昇する場面では追加でさらっと売却。反対に下ブレるようなら買いはノータッチが賢明。

【気になるニュース・銘柄】
7777 3D  
昨日のメルマガでは「短期回転狙いに一考」と触れましたが寄りから一時7%近くまで上昇。2766 日本風力開発、795●も継続注視。

6723 ルネサス(売)  
こちらは空売り候補としてお伝え中。企業としては応援していますし、好情報があれば買い向かいたいところですが、依然として底打ち感なし。

★ 6770 アルプス電気
前場761円は直近高値を更新!既存シナリオと全体戦略を天秤にかけながら・・・!

午後も気を抜かずにまっすぐ!

こちらもよろしくお願いします
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★ 本日の戦略 : 前場はポジション整理、日銀高はおまけの感覚で!

NY市場は、「米経済見通しを上方修正、追加緩和策に含みを残した」前日のFOMCを買い材料視する流れが継続。朝方発表された新規失業保険申請者件数や3月住宅住宅成約指数が市場予想を上回った事も好感され、寄りから買いが先行し、一時13,227ドル(+137)まで上昇。引けにかけても同水準で堅調に推移し、終値は4/2以来の13,200ドル台回復。

NYダウ 13,204ドル +113、ナスダック 3,050  +20   
80.95円/ドル、107.16円/ユーロ、1.3238ユーロ/ドル 
米10年債 1.947% −0.040、CME225 9,605円
NY原油 104.55 +0.43、金 1660.5 +18.2

株高・債券高、買われる理由に乏しいユーロが対ドルで上昇するなど、昨日のNY市場からは上記のようにFOMCでの「米経済見通しの良好さと追加緩和策期待」のいいとこどりのような反応になっています。

NYダウのチャートも25日線をすっきり上抜け、13,300ドルトライの流れが鮮明に。

djia

□ 本日の展望 : 日銀会合後は売り優勢
NY引け後のアマゾンの決算は市場予想を下回りましたが、マーケット全体への影響は軽微となる見通しなだけに、素直CME225にサヤ寄せした買い優勢のスタートが予想されます。

最大の見せ場は、午後の日銀金融政策決定会合。市場では‘追加緩和策の規模’に注目が集まっており、買入れ基金の10兆円増額などポジティブサプライズがあれば買戻し主導で9,700円台までの上昇が期待される一方、コンセンサス(買い入れ資金5兆円増額)以下で着地するようなら連休を前にしたポジション調整売りの加速により 引けにかけて5日線(9,538円)を下回ってくる可能性も。現状では後者に分があるとみています。

★ 本日の戦略 : 前場はポジション整理、日銀高はおまけ!
上記見通しから、日銀先導の株高には多くは期待せず、寄りからの堅調地合いでリスク許容度にあった現金余力(3割+アルファがおススメ)をキープして置きたいところ。

NYダウは上値指向を強めていますが、ユーロ円は中間ポジションに留まっているだけに、仮にNYダウが連休中に上昇してもCME225は伸び悩むと判断。

よって、日銀会合後に上ブレるようであれば 主力株やストレス玉を中心に現金化することで5月相場に向けた柔軟な体勢を作っていって下さい。また、午後の下ブレはノータッチが正攻法。

本日決算を迎える銘柄群についても、主力株ほど「プラス材料への好反応は一瞬で終わる」傾向が強いことから、前場のポジション縮小がスマート。

【気になるニュース・銘柄】
2502 アサヒ
味の素からカルピスを買収する方向で最終調整に入ったとの報道。

4004 昭和電工
TDK(6762)と中国で高性能磁石の合弁事業を検討しているとの報道。

9984 ソフトバンク
昨日発表の13年3月期営業益予想は「7000億円は上回る」と発表。 年間配当も5円から40円に。

『 持ち株の強みを意識しながら、連休前も堂々と! 』

では、本日もよろしくお願いします。

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日経平均(大引け):小幅反落。連休や政局不安が重し

本日の日経平均は、アップルの好決算やFOMC後のバーナンキFRB議長の会見で追加緩和策に含みを残した事が好感されたNY市場の流れを引き継ぎ、買い優勢のスタートに。ハイテクや通信株が指数を押し上げて9,630円(+69)まで上昇した後は、SQ値(9,638円)を意識した先物での売り方の抵抗や、大型連休を前にした機関投資家などのポジション整理売りに押され、結局小幅続伸で取引を終了。ザラ場中に無罪判決が下った小沢民主党元代表の判決も「政局不安」思惑を広め、売り要員になったと考えられます。

日経平均 9,561円 +0、Topx  810 +0、 
225先物  9,560円 、NYダウ先物 13,036ドル 
為替 81.14円/ドル、107.30円/ユーロ、1.3223ユーロ/ドル 

主力株は、業績懸念から売られた6954 ファナック、9983 ファストリ、4062 イビデン、6305 日立建機が指数の足を引っ張る格好。

中小型株は「8103 明和産業、7972 イトーキ、6358 酒井重工 トリオ」がしっかりと推移した他、やはり横のつながりが深い「8007 高島、1972 三晃金属、4651 サニックス組」が復権をアピール。鳴りを潜めている「4406 新日本理化、7999 MUTOH、5912 日本橋梁チーム」も横目で継続注視したいところ。※ 仕手株は個別特化の点の感覚よりも、横のつながりを意識した円の感覚で!

東証2部は9674 花月園観光が堅調、大証は総じて停滞。新興市場は2479 ジェイテック、2190 JCLバイオ、6784 プラネックスがストップ高まで買われた他、6255 エヌピーシー、1407 ウエストHD、2182 メディサイエンスなどに短期資金が流入。

3632 グリー、2432 DeNA,4751 サイバーA、2121 ミクシィ、4819 デジタルガレージ、3092 スタートTなど新興系IT関連はマチマチの結果に。

■ テクニカル : レンジ相場継続
5日線からSQ値(9,638円)を上値抵抗帯とするレンジ相場を継続。週末・月末の明日はこれらに加えて13週線(9,628円)、週足の一目均衡表の雲(9,559円)を超えて引けることができるか否かに注目。

【気になるニュース・銘柄】
6305 日立建機
    
好業績を好感した昨日の上昇幅(+14円)を、キャタピラーの業績先行き不安を材料視した本日の下げ幅が大きく上回る理不尽な推移。

今週は「(お伝えしている諸条件から)決算予定前は小口ポジション整理が有効」としていますが、明日目先のピークを迎える企業決算についても同様の対応が必要となりそうです。

7262 ダイハツ
昼の上方修正を好感して大幅高。テクニカル面では過熱感が強まっていますが、経済をコントロールできない政治が重しとなる‘景気低迷の長期化’を視野に入れた場合、ダイハツの強さはむしろ増してくるように考えます。

7518 ネットワン
発行株の16.7%にあたる自社株を償却するとの発表を材料視し、大幅高に。  

6890 フェローテック、6255 エヌピーシー
7月からの再生可能エネルギー全量買い取り制度を前に持ち味の騰勢力を発揮しています。出遅れ気味の6728 アルバック、4091 大陽日酸も穴狙いに注目。

上方修正銘柄
5715 古河機金、4107 伊勢化学、6924 岩崎電気、6744 能美防災、7274 ショーワ、4974 タカラバイオ、8088 岩谷産業、4928 ノエビア、8584 ジャックス、6963 ローム、6256 ニューフレア、4997 日本農薬、2052 協同飼料、7283 愛三工業

6301 コマツ  
引け後発表の12年3月期営業益予想は、市場予想を若干上回る3150億円に。

□ 小沢氏判決について
裁判そのものの判断は専門家にお任せするとして、今日の無罪判決が先の政局不安に繋がる可能性は高いために「外資勢が日本株売りの建て前にするには十分な結果」と考えています。

あくまでも重要なのはビッグマネーのリスク志向が上下どちらを向いているかであり、上である限りは日本株の上昇トレンドは微動だにしませんが、仮にユーロ圏不安を建て前に下に向いてくるようであれば 日本株が外部環境に輪をかけた売られ方をするケースも念頭には置いておきたいところ。

□ 明日の日銀金融政策決定会合について
買い材料として期待されている日銀の追加緩和策についても、重要なのは正味の内容や日銀の姿勢ではなく、評価する側の欧米ビッグマネーのプラス志向の状況であり、現状のレンジ指向からは・・・・・・・・・。

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□ 午後の戦略 : 週末の余力を意識しながら

前場の日経平均は、前日のNY市場がアップルの好決算を好感して続伸した後、FOMC通過後も堅調に推移したことを好感して買い先行のスタートから、一時9,630円(+69)まで上昇。買い一巡後は外部環境同様に膠着感を強め、9,500円台後半での持合いに。

□ 午後の展望 : 持合い継続
‘FOMCの評価’は半日、一日遅れなどの時間差で表れることもあるだけに油断は禁物ですが、FOMC前の強含みの推移からは「FOMCをきっかけとした波乱はない」と判断して良さそうです。

よって、9,500円半ばでは底堅くなる反面、明日の日銀金融政策決定会合や週末からGWを前に積極的な売買が手控えられることでSQ値(9,638円)前後では上値を重くする持合い継続が本線。

□ 午後の戦略 : 週末の余力を意識しながら
大局買い目線を継続しつつ、「連休を跨ぎたい銘柄、連休前に売っておきたい銘柄」を色分けしたうえで、前者はテクニカルの節目を意識しながらの強弱、後者は 寄りからの上昇局面を使ってポジション調整をメインとする前場の戦略を踏襲していきたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
8007 高島、1972 三晃金属、4651 サニックス
著しい復調気配。

6061 ユニバーサル園芸
公募価格1310円を145円(11.1%)上回る1455円で初値を付けた後は、出来高とともに値を崩す展開。ここまでか。

6507 シンフォニア  
寄り前の会員サークルで「●●0円どころまでの水準訂正の仕掛けが入っている」と触れましたが、168円寄付きから一気に179円まで上昇。我ながらこの辺をSラボ銘柄として推奨しきれない最近のチキンさは反省点が多いものの、元よりポテンシャルの高い銘柄ですので持続性に期待。

☆ 2175 エスエムエス
昨日の余波から117,000円まで調整後、プラス圏まで切り返し。視線は高く売買はコンパクトに!

☆ 8051 山善  
週末の東京の最高気温は24度の予想。 政府から「今夏の節電」への言及がありましたが、今後の気温の上昇とともに注目度は高まってくるでしょう。会員サークルでお伝えしている仕掛け人サイドの目標株価を踏まえれば、現値も押し目待ちの買いで!

★ 6770 アルプス電気 
週末の決算・GW入りに備えては売買を一工夫しつつ、「悩んだら主力はこれ一本」の気概を継続していってださい。

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★ 本日の戦略 : 伸ばす銘柄、外す銘柄を区別しながら!

NY市場は、前日引け後のアップルの好決算がけん引して買い先行のスタート。午後のFOMCでは具体的な追加緩和策は決定されなかったものの、バーナンキFRB議長が会見の中で「必要なら景気支援に向け追加措置を講じる」と言及したことで 引けにかけても堅調に推移。

NYダウ 13,090ドル +89、ナスダック 3,029  +68   
81.30円/ドル、107.49円/ユーロ、1.3216ユーロ/ドル 
米10年債 1.988% +0.014、CME225 9,595円
NY原油 104.12 +0.57、金 1642.3 +1.5

□ FOMCの過大評価は危険!
昨日のNY高を評する際に「追加緩和に含みを持たせたバーナンキ会見」は軽視できませんが、その大半はアップル好決算。FOMCにおいては、米経済への楽観的といえる見通しや時期尚早と思える利上げタイミングが議論されているように、現在の“過剰流動性”を株高の源泉としているトレンドから見た場合は、むしろ‘ややマイナス面’が目立つ結果と判断しています。

もちろん、良好な米企業決算やテクニカルの良化を背景とする上ブレ期待の残る流れには違いありませんが、本日想定される先物での売り方の買戻し主導の上昇局面を「FOMCで上昇トレンド回帰が鮮明になった」と誤解して飛び乗っていかないようにしたいところです。※ NY市場は短期的に〜(略)〜の推移を本線で見ています。

□ 本日の展望 : 朝高後は持ち合い
FOMC後のNYが堅調に推移したことで、先物での買戻し主導で9,600円を試すスタートに。買い一巡後は明日の日銀金融政策決定会合や週末からの連休を前にポジション調整売りが上値の重しになりそうです。

★ 本日の戦略 : 伸ばす銘柄、外す銘柄を区別しながら!
FOMCによって米追加緩和策期待は先送りされていますので大局的買い目線は続行。ただし、短期的には乱高下の芽を残したままの結果だけに、週末からの連休も踏まえればて動いていきたいところ。

すなわち、「連休を跨ぎたい銘柄、連休前に売っておきたい銘柄」を色分けしたうえで、前者はテクニカルの節目を意識しながらの強弱、後者は 寄りからの上昇局面を使ってポジション調整をメインに取り組んでいって下さい。

※ ザラ場対応が可能な方や短期派の方は、横目では常にユーロ円を見ながら107.90を超えるようなら強気度アップも念頭に。

           (今朝の会員サークルより)

【気になるニュース・銘柄】
9501 東京電力
明日提出予定の総合計画の最終案の中で、10年間で3.3腸炎の経費を削減する見通しとの報道。1年3300億円が多いとは思えませんが、日本経済の最大の懸案といえる電力の安定供給に向けて早期立て直しを期待してい所。

6621 高岳製作所、6921 東光電気
今年10月をメドに経営統合する見通しとの報道。足かけ3年程度 M&Aを背景に高岳を追いかけてきた結果、相手が東光電気、きっかけが東日本大震災だったことは誤算ですが、一段の飛躍に期待しています。売買戦略としては目先は動いた方向に日計り、中長期では押し目買いスタンスの続行が得策。

・小沢氏の判決は10時
小沢民主党元代表の判決言い渡しが本日10時に予定されています。週初に触れたように、無罪が確定するようであれば民主党内の小沢派の勢いが急回復することで、半ば既定路線になりつつあった消費税議論が暗礁に乗り上げることや、それに伴い政局不安が高まることが想定されます。

国民目線からは「景気低迷かつ対策が物足りない中での消費税増税は歴史的誤り」と判断していますが、市場目線でいえば 財政健全化路線の難航が外資勢にとっての売り要員となることを警戒しています。

・バーナンキ氏から日銀への圧力!?
昨日のバーナンキ氏の会見で気になったのが「日銀はデフレ脱却に努力すべき」との文言。FOMCで追加緩和策がなかった以上、明日の日銀金融政策決定会合でも具体的な緩和策はないと考えていますが、このバーナンキ氏の発言が個人的感想ではないことは明らかなだけに、既に「今回は日銀だけ緩和策を行う」事に対する欧米ビッグマネー間でのコンセンサスが出来上がっているように感じます。

『 視線は下げず、売買はコンパクトに! 』

では、本日もよろしくお願いします。

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日経平均(大引け) 9,561円 +92 今晩のFOMCに注目

本日の日経平均は、主要企業の決算や経済指標が概ねコンセンサスを上回ったことで13,000ドル台を回復したNYダウや、ユーロ円市場の堅調さを背景に寄りから買いが先行。一時9,582円(+114)まで上昇した後は、FOMCを見極めたい向きから引けにかけては上値の重い展開に。

主力セクターは、金融・不動産・非鉄・ハイテクの一角が堅調に推移。個別では8729 ソニーFH、6474 不二越、6754 アンリツ、6703 沖電気、5707 東邦亜鉛が前日比+3%超の上昇に。

日経平均 9,561円 +92、Topx  809 +5、 
225先物  9,550円 、NYダウ先物 12,995ドル 
為替 81.32円/ドル、107.23円/ユーロ、1.3188ユーロ/ドル  

中小型株は 6358 酒井重工業が商いを集めて大幅高となった他、8103 明和産業も騰勢をキープ。1899 福田組、1719 ハザマなど低位建設株の一角も人気化。

東証2部では6955 FDK、5940 不二サッシ、大証では8851 アーバンライフ、新興市場では2183 リニカル、4571 ナノキャリア、8836 RISE、1997 暁飯島に短期資金が流入。

■ テクニカル :  持合い継続
直近レンジ内の推移、かつ上下幅52円では方向感は生じず。陽転間近のMACD、右肩上がりに転じたストキャスD(13日)などが 目先での25日線(9,770円)トライに期待を膨らませる一方、再度9,400円を割り込んだ際には均衡表の雲の下限(9,260円)を試す流れに警戒したいところ。

□ 雑感
今晩のNY市場は、前日引け後のアップルの好決算が追い風となって堅調にスタートした後、午後のFOMC&バーナンキFRB議長の会見の内容によって上下に値を飛ばす流れが本線。

もっとも、“FOMC直前”となる本日の東京タイムでは NYダウ先物・為替ともに明確な方向感は出ていなかったことからは、12,800〜13,150ドルの「直近のレンジ内の推移に留まる」流れを中心に見ています。

【気になるニュース・銘柄】
6305 日立建機   1,821円  +14
13年3月期営業益予想は、前期比+42%、市場予想を16%上回る780億円に。強い!

4062 イビデン   1,938円  +25
13年3月期営業益予想は、前期比+16%の180億円に。

上方修正銘柄
6517 デンヨー、9674 花月園観光、4119 ピグメント、9001 東武鉄道、5923 高田機工、7571 ヤマノHD、8105 堀田丸正、8214 AOKI、1662 石油資源開発、2190 JCLバイオ、6718 アイホン、5815 沖電線、7224 新明和、7943 ニチハ etc

チームYの銘柄分析 
本日付で以下の6銘柄を追加しています。ご参考にしてください。

本日もお疲れ様でした!

お帰り前にこちらもよろしくです!☆
 ↓   
air_rank   
                   無題    

日経平均(前場) 9,546円  +78

前場の日経平均は、NYダウ反発や円相場の軟化に加え、NY引け後のアップルの好決算も追い風として買い先行のスタート。9,582円(+114)まで上昇した後は、今晩の米FOMCを見極めたいとの向きから9,500円台半ばで様子見色の強い展開に。

□ 午後の展望 : FOMC待ち
昨日同様に先物での売り方主導の陽動戦も想定されますが、9,500円台での膠着感の強い流れがメイン。

□ 午後の戦略 : 続・悩んだら待ち or 一部売却!
“ビッグイベント後のトレンドはその直前に現れる”からも、NYダウ先物やユーロ市況が直近のレンジ上限である13,250ドルや108円/ユーロを抜けてくるようであれば主力中心に強気買い増し、反対に12,700ドル、106円/ユーロを下抜けるようなら更なる余力確保で動いていきたいところですが、現況ではそのレベルまでブレる可能性も少ないため、寄り前にお伝えした『買いで悩んだら待ち、売りで悩んだら一部売却』スタンスで。

【気になるニュース・銘柄】
6753 アンリツ  
LTEはメガトレンド。

2432 DeNA  
勘助氏注力中。3632 グリーとともに昨日の利確売りの余波が継続。4751 サイバーエージェントが端役も切り返しているだけに、現値は押し目買い優位と見ています。

東証1部新高値銘柄
3076 あいHD、4403 日油、6358 酒井重工、6104 東芝機械、6875 メガチップス、7606 Uアローズ、8050 セイコー、8129 東邦HD、8091 ニチモウ、8051 山善、9470 学研。

☆ 2175 エスエムエス
前場127,000円まで上昇後は利確売りに押される展開。昨晩のメルマガで触れた経緯から、安値で拾えている方は一部を回転重視、主要部分をホールドで!

☆ Sラボスポット銘柄 No.5
夏の電力不足懸念を背景とする業績良化期待を建て前に、国内ディーラー筋による大幅高目標に乗る!世間の注目度が上がってしまう前にどれだけ仕込めるかが焦点。

銘柄は今だけこちらに! →         

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1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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