■ NY市場 : レンジ上ブレ期待!
今週のNY市場も重要イベントをきっかけとした「欧州金融システム不安と米追加緩和策期待」が綱引きをする展開へ。
【今週の主な海外経済イベント】
4/30(月) 米4月シカゴPMI
5/1(火) 中国4月製造業PMI,米4月ISM製造業景気指数、
5/2(水) 米4月ADP雇用統計、3月製造業受注
5/3(木) ECB理事会、米4月ISM非製造業景気指数
5/4(金) 米雇用統計
ファンダ面のポイントは米中経済指標。それぞれ景況感の悪化には緩和策期待が、良化にはその剥落が反作用することで劇的なトレンドの変化は見込みにくいものの、FRBの追加緩和策については「早くて6月のFOMC」がコンセンサスとなっており、以下の諸テクニカルから切羽詰まっている雰囲気はないことから、好内容には素直に株高で反応することが予想されます。
最大のリスクシナリオは、週末のフランス大統領選、ギリシア総選挙などを中心とした“欧州金融システム不安”の増幅。
この件についても現状の需給要因からある程度の悪内容は織り込んでいると判断されますが、イタリア10年債利回りが5%台後半、スペイン債が6%前後の高止まりとなっているように、突発的なネガティブ材料には株価・為替が敏感に反応しうることは念頭に置きたいところ。
■ テクニカル : 上昇トレンド継続!
日足ベースでは75日線をサポートラインとする強トレンドを維持。4月上旬の下落(−587ドル、37.5%)により 昨年12月安値から4月高値までの上げ幅1,562ドルに対するフィボナッチ(38.2%)押しも概ね完了していることから、年初来高値(13,297ドル)更新を視野に入れた上値模索トレンドが本線。
NYダウ(週足) 10年11月〜

■ 需給要因 : 中立
以下のユーロドルのチャートに加えて、米10年債(チャート)、NY原油(チャート)、NY金(チャート)などリスク指標のテクニカルにおいては「NYダウが示すほどのプラス性向は示されていない」事から、日本株にとってはNYダウの堅調さを額面通り受け取るのではなく、中立的なスタンスが得策。
□ まとめ
今週のNYダウは、「一連の企業決算の良好さやテクニカル要因を背景に上値を試す展開」が本線。
日本株戦略に落とし込む際には、「12,800〜13,300近辺のボックス相場継続」シナリオも念頭に置きながら、「NYダウではなく〜(略)〜重視!」スタンスを継続していって下さい。
今週の想定レンジは12,●00〜13,400ドル
(Sラボ会員サイトより >> Sラボ参加概要 )
今週もよろしくお願いします。
応援もよろしくです!
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今週のNY市場も重要イベントをきっかけとした「欧州金融システム不安と米追加緩和策期待」が綱引きをする展開へ。
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4/30(月) 米4月シカゴPMI
5/1(火) 中国4月製造業PMI,米4月ISM製造業景気指数、
5/2(水) 米4月ADP雇用統計、3月製造業受注
5/3(木) ECB理事会、米4月ISM非製造業景気指数
5/4(金) 米雇用統計
ファンダ面のポイントは米中経済指標。それぞれ景況感の悪化には緩和策期待が、良化にはその剥落が反作用することで劇的なトレンドの変化は見込みにくいものの、FRBの追加緩和策については「早くて6月のFOMC」がコンセンサスとなっており、以下の諸テクニカルから切羽詰まっている雰囲気はないことから、好内容には素直に株高で反応することが予想されます。
最大のリスクシナリオは、週末のフランス大統領選、ギリシア総選挙などを中心とした“欧州金融システム不安”の増幅。
この件についても現状の需給要因からある程度の悪内容は織り込んでいると判断されますが、イタリア10年債利回りが5%台後半、スペイン債が6%前後の高止まりとなっているように、突発的なネガティブ材料には株価・為替が敏感に反応しうることは念頭に置きたいところ。
■ テクニカル : 上昇トレンド継続!
日足ベースでは75日線をサポートラインとする強トレンドを維持。4月上旬の下落(−587ドル、37.5%)により 昨年12月安値から4月高値までの上げ幅1,562ドルに対するフィボナッチ(38.2%)押しも概ね完了していることから、年初来高値(13,297ドル)更新を視野に入れた上値模索トレンドが本線。
NYダウ(週足) 10年11月〜

■ 需給要因 : 中立
以下のユーロドルのチャートに加えて、米10年債(チャート)、NY原油(チャート)、NY金(チャート)などリスク指標のテクニカルにおいては「NYダウが示すほどのプラス性向は示されていない」事から、日本株にとってはNYダウの堅調さを額面通り受け取るのではなく、中立的なスタンスが得策。
□ まとめ
今週のNYダウは、「一連の企業決算の良好さやテクニカル要因を背景に上値を試す展開」が本線。
日本株戦略に落とし込む際には、「12,800〜13,300近辺のボックス相場継続」シナリオも念頭に置きながら、「NYダウではなく〜(略)〜重視!」スタンスを継続していって下さい。
今週の想定レンジは12,●00〜13,400ドル
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