2012年08月

日経平均(大引け) 8,839円 −143

本日の日経平均は、前日までの弱気優位ムードにNYダウの100ドル超の下落も逆風となって売り優勢のスタート。引けにかけても、週末・月末のポジション売りや先物での仕掛け売りが重石となりジリジリと下値を切り下げると、結局一日の安値で取引を終了。東証1部商い上位30銘柄中、値上がりはわずか2銘柄の全面安に。

日経平均 8,839円 −143、Topix  731 −12 、 
225先物  8,820円 、NYダウ先物 12,993ドル 
為替 78.62円/ドル、98.68円/ユーロ、1.2552ユーロ/ドル  
 
□ 後記
日経平均のテクニカルも悪化している事や、市場マインドは依然として低迷しているだけに、目先も脇を締めた戦略が中心となります。

しかし、来週のECB理事会、米雇用統計、再来週の米FOMC、欧州財相理事会などをきっかけとして、欧米政治経済環境とともに相場つきがドラスティックに良化する可能性は小さくなく、特にドイツがECBに歩み寄るようなら 再度9,500円を試す場面が訪れるでしょう。

よって、逆襲+アルファに向けた野心はしっかりとキープして9月相場に臨んでいってください。

本日もお疲れ様でした。

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□ 午後の展望 : 買戻しが下支え

前場の日経平均は、昨日までのテクニカルや市場マインドの軟調さに加えて NYダウがの100ドル強の下落を嫌気して売り優勢の展開に。主力セクターは、鉄鋼・非鉄・ハイテク株を中心にほぼ全面安の様相。中小型株も、総じて売り優勢の構図。

□ 午後の展望 : 買戻しが下支え
外部環境が底堅く推移していた経緯からは、前場の一段安は「先物での短期筋による仕掛け売りの色合いも濃い」ため 買戻し主導で8,900円前後から9,000円手前までのしっかりとした展開が本線に。

□ 午後の戦略 : 慎重策
寄り前にお話した経緯により、ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長会見後のNY市場には大きくは期待できないことから、3〜5割の余力を確保したら『悩んだら買いは様子見、売りは実行』を継続していきたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
6753 シャープ
鴻海との協議中断を嫌気して急反落。

6305 日立建機(売)
引き続きヘッジ売りの中心として注目。安値更新の6301 コマツ、636●も同様。(昨日のメルマガより)
 
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☆ 本日の戦略 : 悩んだら買いは様子見、売りは実行

NY市場は、7月個人支出や8月小売既存店売上高などが個人消費の回復を示したものの、翌日のバーナンキFRB議長によるジャクソンホールでの講演を前にポジションを手仕舞う動きが加速し、100ドル超の下落で取引を終了。

NYダウ 13,000ドル −106、ナスダック 3,048 −32
78.61円/ドル、98.32円/ユーロ、1.2507ユーロ/ドル 
米10年債 1.628% −0.024、CME225 8,915円
NY原油  94.62 −0.87、金 1657.1 −5.9

その他のマーケットでは、ユーロがやや軟調に推移。商品市況の軟化も含めれば 総じて「買い玉の撒き戻し」が見受けられる流れ。

□ 本日の展望 : 弱含み
CME225にサヤ寄せした売り優勢のスタート後、今晩のバーナンキ会見を前に「買い方萎縮、ポジション整理売り需要増加」の構図が継続する事で、弱含の展開が想定されます。

日経平均のテクニカル上は、昨日の「今週4日で3本目の長めの陰線」が売りバイアスの大きさを示唆しており、8/8〜15のレンジ下限である8,850円から25日線が控える8,900円台前半が抵抗帯となれるか否かが焦点。

☆ 本日の戦略 :  悩んだら買いは様子見、売りは実行

最重要ポイントの「ECBの国債買い入れプログラムに対するドイツの姿勢」に目立った変化がないことから、‘本気の売り買い’は保留

“需要イベント後のトレンドはその直前に現れる”セオリーからは、昨日のNYダウ100ドル安が今晩のバーナンキFRB議長の講演後の‘急反発の可能性は低い’事を示唆しているため、「講演を跨いで来週前半まで調整が進み、木曜日のECB理事会前に新たな上下波動に入る」事が想定されます。

その他、現在の軟調な市場マインド・需給・テクニカルを踏まえれば、本日の安寄りも『悩んだら買いは様子見、売りは実行』が得策。

ただし、ノンポジや空売り主体に移行すべき環境ではないだけに、昨日までに3割+アルファの余力キープが出来ている方も、余力はMAX5割程度までとするのが賢明と判断します。

【気になるニュース・銘柄】
7202 いすゞ
13年3月期営業益は、従来予想の1230億円から1300億円程度に上ブレる見通しとの報道。

9743 丹青社
2−7月期純利益は5億円から11億円に上ブレた公算との報道。

では、本日もよろしくお願いします。

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□ 午後の戦略 : 一歩距離を空けて

前場の日経平均は、明日のバーナンキFRB議長の講演を前に膠着感を強める外部環境同様、ポジション整理の売りが優勢の展開に。昨日指数を下支えたハイテク関連をはじめ、非鉄・鉄鋼、機械など景気敏感セクターが概ね軟調に推移。

中小型株も、 7886 ヤマトインダストリー、7448 ジーンズメイト、8166 タカキューなど局所的に資金を集めた銘柄の他は、総じて様子見ムードの強い流れ。

□ 午後の展望 :  弱持ち合い
積極的な売買が手控えられる中、 下げ止まりの兆しが見受けられない中国市場も心理的な重石となる事で  9,000円前後での弱含みの持ち合いがメイン。 

□ 午後の戦略 :  一歩距離を空けて
NYダウ先物やユーロ市況に明確な切り返しがないままなら、3割+アルファの余力確保が最優先。ターゲットを絞り込みながら、市場から一歩距離を空けて臨みたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
5401 新日鉄、5411 JFE
仮に欧米当局が金融緩和に向かった場合も、景況感の浮上には力不足。9104 商船三井、6305 日立建機、9984 ソフトバンクなどとともに、戻り待ちの空売り候補として注目。

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□ 本日の日本市場展望 : 指数は持ち合い、個別はマインド低下による需給不安継続

NYダウは小幅ながら3日ぶりに反発。4−6月期GDP(改定値)や住宅指標がコンセンサス通りに着地した事でマチマチのスタートとなった後、午後のベージュブックも想定内の「緩やかな米経済の回復」を示唆した事から、週末の「バーナンキFRB議長講演待ち」ムードは変わらず、13,100ドルを挟んだ狭いレンジでの推移に終始。

NYダウ 13,107ドル +4、ナスダック 3,081  +4
78.70円/ドル、98.59円/ユーロ、1.2525ユーロ/ドル 
米10年債 1.652% +0.015、CME225 9,065円
NY原油  95.49 −0.84、金 1663.0 −6.7

□ 本日の日本 : 指数は持ち合い、個別はマインド低下による需給不安継続
昨日からの実質9月度入りも国内需給には変化が乏しかった事から、日経平均はCME225なりの小幅な上下でのスタート後、引けにかけても 9,000円台前半から9,100円台前半の狭いレンジでの持ち合い継続がメイン。

個別に関しては、指数寄与度の高い内需系銘柄が底堅くなる反面、それ以外に関しては市場マインドの低下が重石となる相場つきの継続が警戒されます。

★ 本日の戦略 : 体勢の立て直し!
当面、最も注意を払うべきは「ECBの欧州危機打開案に対するドイツの姿勢」。その周りを囲むのが、明日のジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演であり、来週のECB理事会、再来週の米FOMC。

昨日のドイツ首相による「ESMへの銀行機能付与案への反対表明」を踏まえれば、楽観視できる状況ではないことや、市場マインドの乱れが個別動向の乱れにも帰結している相場つきから、突っ込み局面があれば毅然と買い向かいつつ、引けにかけては3割+アルファの余力を確保する直近のスタイルを継続していきたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
5741 古河スカイ、5738 住友軽金属工業 
2013年10月1日に古河スカイを存続会社として合併すると発表。アルミ板の年産能力は、米アルコアなどに続き世界3位に浮上。

7012 川崎重工業
中国の車両メーカーと共同で、シンガポールの陸運庁から地下鉄車両132両を受注したと発表。受注額は約177億円。

7267 ホンダ
2013年3月期の北米事業営業益は、金融危機後で最高水準となる3000億円超となる見通しとの報道。
 
『 ジャクソンホール < ECB < ドイツ! 』

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日経平均(大引け) 9,069円 +36

本日の日経平均は、円買い基調の一服を好感してソニー(6758)、アドバンテスト(6857)などハイテクセクターが指数を押し上げ、小高くスタート。引けにかけては、欧米主要イベントを見極めたいとの向きから上値を限定的とし、結局小幅反発で取引を終了。

日経平均 9,069円 +36、Topix  750 +3 、 
225先物  9,080円 、NYダウ先物 13,097ドル 
為替 78.54円/ドル、98.61円/ユーロ、1.2555ユーロ/ドル  

■ テクニカル : 不安残し
日中の上下幅の乏しさ(40円)や 11日連続の商い1兆円割れが、強弱間の拮抗を示唆。中期トレンドは右肩上がりの25日線がサポートする上昇指向を継続する一方で、昨日のMACD陰転や4日連続で5日線を下回っている事が短期的には不安残し・調整優位を示す格好。

【気になるニュース・銘柄】
8029 ルック、8291 日産東京販売
往年の仕手株からは両柱が堅調に推移。しかし、仕手株物色の裾野は広がらず 市場の慎重姿勢が垣間見れる流れに。

6101 ツガミ
勘助氏売り注視中。10日線の攻防に注目。

9104 商船三井、6305 日立建機(売)
政治日程としては、欧米にポジティブサプライズが期待できる一方で、中国再度からはそれが想定しにくい環境。79●●も台所事情は苦しそうです。(昨日の無料メルマガより ご登録はこちら 

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□ 午後の展望 : 持ち合い継続

前場の日経平均は、NYダウは続落したもののユーロ円の切り返しを好感して、買い優勢のスタートへ。前引けにかけては、9,050円前後の狭いレンジでの持ち合いに終始。昨日売られた外需関連には幅広い銘柄に買い戻しの動きが見られたものの、セブン&アイ(3382)、ローソン(2651)など小売主力株やTDK(6762)、ダイキン工業(6367)など値がさ株が売られ、指数の重石に。

□ 午後の展望 : 持ち合い継続
9,000前後から9,100円手前までで持ち合う展開が本線。下落トレンドを続けている中国市場に切り返しの動きが見受けられるなら、先物での買い戻し主導で9,100円台までの上昇余地も。

□ 午後の戦略 : 体勢の立て直し
昨日の横並びの下落後の反応はマチマチですが、戻り局面では小口売却による体勢の建て直しを優先しつつ、引けにかけて 昨日同様にムード先行の投げが続発するようであれば、週末までのワン回転を視野にフルポジ買いも検討したいところ。

【気になるニュース・銘柄】
8007 高島、8291 日産東京販売
ルック(8029)を横目に。

6773 パイオニア  
「こちらも現業績予想を保守的過ぎるとみる国内ディーラー筋が玉集め中との事。割り切り要員として注目。」(今朝の会員サークルより)

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★ 本日の戦略 : 突っ込み買い、戻り売り

NY市場は、朝方発表されたCB消費者信頼感指数がコンセンサスを下回った事で売られる場面もあったものの、金融緩和への期待が下支えとなり小幅安で取引を終了。ナスダックはアップルの堅調さを背景に3日続伸。

NYダウ 13,102ドル −21、ナスダック 3,077  +3
78.50円/ドル、98.64円/ユーロ、1.2565ユーロ/ドル 
米10年債 1.634%−0.017、CME225 9,045円
NY原油  96.33 +0.86、金 1669.7 −5.9

□ 本日の展望 : 弱持ち合い
CME225は昨日終値とほぼ同水準ですが、ユーロ円が切り返している事や昨日の横並びの下落の反動にて底堅いスタートが想定されます。寄りからの売買一巡後は、‘市場マインドの冷え込み’がネックとなり、外部環境の軟化にほど過敏に反応する弱含みの推移が本線に。

★ 本日の戦略 :  突っ込み買い、戻り売り
ドラギ総裁がバーナンキFRB議長が講演を予定しているジャクソンホールや、中央銀行会合を欠席するとの発表により、来週木曜のECB理事会の注目度が高まっています。

ここでの「欧州債券購入プログラム」が、利回りの上限メドを明言した踏み込んだ内容となるようなら 株式市場にとっては大いなる追い風に。

よって、目線は上を向いたままの強気戦略をベースとしつつ、未だドイツの当プログラムに対する否定的なスタンスに変わりがない事や、昨日の横並びの下落を踏まえれば、戻り局面では再度3割+アルファの余力確保により 突発的な下ブレにも警戒しておきたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
6367 ダイキン工業  2,149円
米空調大手を3000億円で買収するとの報道。円高を利用した明るいニュースですね。

6753 シャープ  215円
国内で2000人規模の希望退職者を募集すると発表。再生へのステップである事を期待。

5007 コスモ石油
国内の石油精製設備の過剰を背景に、坂出製油所を閉鎖すると発表。

『 市場を敵視せず、信念を持って波長を合わせる!』

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日経平均(大引け)9,033円 −52、個別はマインド低下が重石に

本日の日経平均は、朝高後、クロス円の軟化や不安定なアジア市況を背景に一時9,000円割れまで下落。引けにかけては先物での買い戻しに、ディフェンシブ系内需株が反応して下げ幅を縮小。

日経平均 9,033円 −52、Topix  746 −9 、 
225先物  9,050円 、NYダウ先物 13,105ドル 
為替 78.53円/ドル、98.04円/ユーロ、1.2485ユーロ/ドル  

東証主力株は、9983 ファストリ、4543 テルモが指数を下支えした一方、7267 ホンダ、6762 TDK、4063 信越化学など景気敏感セクターの軟調さが重石に。

中小型株は前日比値上がり10%超えが13銘柄、うち1単位が10万円以上の銘柄は4銘柄に止まる様子見色の強い流れ。中核仕手株は、4406新日本理化、8029 ルックが堅調に推移したものの、5912 日本橋梁、7873 アーク、8291 日産東京販売HD、6101 ツガミが売り優勢。

■ テクニカル : 短期弱気サイン増加
7日ぶりの出来高16億株台乗せが、節目9,000円に対する下方硬直性を示したものの、売りサインとして「MACD陰転、5日・10日線のデッドクロス」が新たに加わった事から、短期的には調整色の強い展開が想定されます。
 
本日もお疲れ様でした。

□ 午後の展望 : 指数は底堅く、個別は軟調

前場の日経平均は、CME225なりに堅調にスタートしたものの、NZドルの急落をきっかけに円買いが進行した事を嫌気して前引けにかけては前日比小幅安での推移に。

東証主力株は、9983 ファストリ、4704 トレンドマイクロなど内需関連の一角が堅調に推移した一方で、総じて売り優勢の展開。中小型株も値上がり上位に締める二桁銘柄の多さが示すように、様子見ムードの強い流れ。

□ 午後の展望 : 指数は底堅く、個別は軟調 
10時前後の為替の混乱は一服した感がありますが、市場マインドに蔓延する株価至上主義にあっては、「上がれば強気、下がれば弱気」の趨勢は変わらないだけに、指数は底堅く推移しつつも、個別は総じて弱含みの展開が想定されます。

□ 午後の戦略 : 小口逆張り!
引き続き、本気買いは見送りながら、小口買い向かいスタンスを継続。潜在的な売り圧力の高まりを踏まえれば、ストレス過多銘柄は一部売却して余力を高めておく事で、目先1,2週間に控える主要イベントに備えるのも賢明。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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