本日の日経平均は、高値引けこそなりませんでしたが、上げ幅112円での9日続伸により、年初来高値で取引を終了。東証主力株は5020 JX、6701 NEC、7242 カヤバ工などが前日比3%超まで買われた他、概ね堅調に推移。中小型株は1844 大豊建設、2121 ミクシィが短期資金を集めて大幅高に。
■ 後記 : 2013年を振り返った場合、4月の日銀による金融緩和、7月の参議院選でのねじれ解消、9月の東京五輪開催決定など印象深い出来事はたくさんありますが、最大のターニングポイントは金融緩和規模縮小を示唆した“5月のバーナンキショック”でしょう。
ここを起点に昨年11月から加速してきた“過剰流動性相場”は一服し、欧米金融資本による「準主要マーケットでのリスクポジションの巻き戻し」が進展した結果、日経平均は16,000円目前から一気に12,400円台まで急落。
その後の反騰相場については証券アナリストを中心に、「日本企業の業績回復期待」、「アベノミクス」、「東京五輪効果」などとが主要因として喧伝されましたが、上記かつ年初の展望でお伝えし、“日経平均の一人旅”が裏付けたように、それらはあくまでおまけ。
すなわち、欧米金融資本の5月以降のポジション整理にメドが付いた結果、 日本市場においても8月から上値追いを再開したと見るのが妥当でしょう。
よって、2014年日本株の上値トライも、日本経済の動向や日銀の金融緩和の有無、日本と中国、韓国などの関係などによってなく、「欧米金融資本によるプラスのリスク志向が継続する(環境)かどうか」がカギとなります。
今年も市場マインドが明るいまま迎える年末年始ですので 方々で「日本または国内企業の現状」に焦点を置いた楽観論や(愉快犯的な)悲観論が交錯すると思いますが、スムーズに1月相場を迎えるためには、それらを熱心に研究するよりも、連休中の海外動向、特に為替と欧米債券市場の動向に注目していただくのが得策。
この辺は、年末年始中にこちらでまとめていく予定です。
※ 念のため・・・、NISAから投資を始めようとご検討中の方は、口座と資金だけ準備したら1月中のスタートは我慢して、2,3月の全体安を待ってからポピュラーな日本株投信を買うのがおススメです
では、本年も大変お世話になりました。
よいお年をお迎え下さい。
お帰り前にこちらもよろしくです!☆
【年末年始の予定】
12/31〜1/4 NY市場動向、来年の展望を中心に気になるポイントをランダムに
1/5(日) 午前1月第1週の展望、15時:無料メルマガ →
日経平均 16,291円 +112、Topix 1,302 +12
225先物(6月物) 16,320円、NYダウ先物 16,417ドル
為替 105.32円/ドル、144.67円/ユーロ、1.3737ユーロ/ドル
■ 後記 : 2013年を振り返った場合、4月の日銀による金融緩和、7月の参議院選でのねじれ解消、9月の東京五輪開催決定など印象深い出来事はたくさんありますが、最大のターニングポイントは金融緩和規模縮小を示唆した“5月のバーナンキショック”でしょう。
ここを起点に昨年11月から加速してきた“過剰流動性相場”は一服し、欧米金融資本による「準主要マーケットでのリスクポジションの巻き戻し」が進展した結果、日経平均は16,000円目前から一気に12,400円台まで急落。
その後の反騰相場については証券アナリストを中心に、「日本企業の業績回復期待」、「アベノミクス」、「東京五輪効果」などとが主要因として喧伝されましたが、上記かつ年初の展望でお伝えし、“日経平均の一人旅”が裏付けたように、それらはあくまでおまけ。
すなわち、欧米金融資本の5月以降のポジション整理にメドが付いた結果、 日本市場においても8月から上値追いを再開したと見るのが妥当でしょう。
よって、2014年日本株の上値トライも、日本経済の動向や日銀の金融緩和の有無、日本と中国、韓国などの関係などによってなく、「欧米金融資本によるプラスのリスク志向が継続する(環境)かどうか」がカギとなります。
今年も市場マインドが明るいまま迎える年末年始ですので 方々で「日本または国内企業の現状」に焦点を置いた楽観論や(愉快犯的な)悲観論が交錯すると思いますが、スムーズに1月相場を迎えるためには、それらを熱心に研究するよりも、連休中の海外動向、特に為替と欧米債券市場の動向に注目していただくのが得策。
この辺は、年末年始中にこちらでまとめていく予定です。
※ 念のため・・・、NISAから投資を始めようとご検討中の方は、口座と資金だけ準備したら1月中のスタートは我慢して、2,3月の全体安を待ってからポピュラーな日本株投信を買うのがおススメです
では、本年も大変お世話になりました。
よいお年をお迎え下さい。
お帰り前にこちらもよろしくです!☆
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