2014年04月

日経平均(大引け) 14,304円 +15、日銀の強気スタンスがネックに

本日の日経平均は、祝日中の海外市場の堅調さを背景に買いが先行。一時14,421円(+132)まで上昇した後は戻り売りに上値を抑えられジリジリと上値を切り下げ、日銀会合がコンセンサス通りの「現状維持」で着地した直後にはマイナス圏まで下落。引けにかけては黒田日銀総裁の会見や今晩の米FOMCを見極めたいとの向きから膠着感が強まり、14,300円台前半で持ち合う流れに。

日経平均 14,304円 +15、Topix 1,162 +1
225先物(6月物) 14,220円、NYダウ先物 16,444ドル 
為替 102.36円/ドル、141.28円/ユーロ、1.3802ユーロ/ドル

■ テクニカル : 下値警戒継続
5日・10日線のデッドクロス、陰転間近のMACD、10日線・転換線に上値を抑えられた小陰線により「4/28 14,224円での目先底打ち」感は浮上せず。
 
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【気になるニュース・銘柄】
9438 MTI、6375 日本コンベヤ、6205 OKK、1969 高砂熱学、1975 朝日工業、5284 ヤマウ、7161 じもとHD、3628 データHR、8097 三愛石油、6998 日本タングステン、2206 グリコ
14年3月期純利益予想を上方修正。

6301 コマツ
ゴールドマンの予想利益上方修正を好感。年初高更新。

日銀展望、16年度物価2.1%上昇 2%目標の道筋堅持
日本経済と脱デフレに関する日銀の強気スタンスが再確認されています。脱デフレ路線→追加緩和期待剥落&円買い仕掛け→〜(略)〜に要注意。(今晩のメルマガより)
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■ 午後の戦略 : 上下のブレに備える!

休み明けの東京市場は、海外市場の好需給を背景に買いが先行。もっとも、午後の日銀会合の結果発表や引け後の黒田総裁の会見、今晩のFOMCを前に買い戻し以外の積極的な動きが見受けられず、14,300円台後半で持ち合い中。 

東証主力株は業績期待から6971 京セラ、6503 三菱電機、6301 コマツ、1803 清水建設が堅調。中小型株は3233 レカム、4770 図研エレメック、2158 UBIC、3319 GDOなどが急騰。

□ 午後の展望 : 波乱含み
日銀会合については「現状維持」にてマーケットへの影響は軽微と予想されるため、引け後の黒田総裁の会見やFOMC後の市場動向を見極めたいとする向きから、14,300円台から14,400円台半ばのレンジで膠着感の強い流れが本線。

リスクシナリオとしては、両イベントを前に売り方の買戻しに拍車がかかった場合の14,500円超え、手薄な買い玉を利用した先物での仕掛け売りによる14,300円割れの双方をケア。

■ 午後の戦略 : 上下のブレに備える!
両会合のプラス寄与や従来の買い下がりスタンスを念頭に置いた強気戦略を継続。大引けにかけては、上記リスクシナリオにおける下ブレ、個別の戻りの鈍さに警戒して「3割前後の余力維持」を徹底していってください。

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☆ 本日の戦略 : 半歩前に!〜 ビッグイベント後のトレンドはその直前に現れる 〜

NY市場は、4月消費者信頼感指数、ケース・シラー住宅指数など経済指標がコンセンサスを下回ったものの、ウクライナ情勢を巡る欧米サイドのロシア制裁が予想よりは厳しくなかったとの思惑や、医薬品大手メルクなど好決算銘柄が追い風となり堅調に推移。終値ベースで4/14以降の高値を更新。

引け後のツイッターの決算は市場予想を下回り、時間外で10%前後の急落に。

NYダウ 16,535ドル +86、ナスダック 4,103 +29
為替 102.63円/ドル、141.71円/ユーロ、1.3808ユーロ/ドル
米10年債 2.691% −0.014、CME225 14,460円
NY原油 101.28 +0.44、金 1296.3 −2.7

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□ 本日の展望 : 日米金融会合睨み
月曜引け後にお伝えした「日銀金融会合のプラス寄与」を前倒した堅調スタート後は、日米金融会合の結果を見極めたいとの向きから膠着感の強い展開が想定されます。想定レンジは14,350〜14,●50円

☆ 本日の戦略 : 半歩前に!
「ビッグイベント後のトレンドはその直前に現れる」セオリーから、週末にかけても強地合いの継続が本命視されます。先週後半の余力確保後に様子見スタンスで臨んでいただいた経緯や、基本戦略である『14,500〜14,200円を強気で!』も踏まえれば、本日は的と条件を絞った押し目買いに注力。

一方、不安定さを増している日経平均のテクニカルや日経安にほど敏感に反応しやすい個別株事情に加えて、〜(略)〜への警戒も必要ですので、(下がっても買い増ししたくないような)ストレス化している持ち株については寄りからの反発局面でポジション縮小を計り、大引け時点で3割前後の余力は確保しておいてください。
      (本日の会員サークルより)

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NY市場 (4/28)  16,448ドル +87、M&Aが下支え

NY市場はファイザーの大型M&Aを手がかりに買いが先行。一時16,500ドル(+138)まで上昇した後、ウクライナ情勢への懸念から16,312ドルまで売られる場面があったものの、引けにかけては持ち直し16,400ドル台半ばで取引を終了。

NYダウ 16,448ドル +87、ナスダック 4,074 −1
為替 102.53円/ドル、141.98円/ユーロ、1.3848ユーロ/ドル
米10年債 2.701% +0.040、CME225 14,380円

【気になるニュース・銘柄】
3668 コロプラ

10−3月期営業益は過去最高、前年同期比6倍となる100億円強になったとの報道。

3765 ガンホー
1−3月期純利益は過去最高の170億円で着地。依然として高い成長性を維持。

6753 シャープ
スマホ・タブレット向けで画面の鮮明さが世界最高水準となる中小型液晶パネルを来春にも量産するとの報道。

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□ 日経平均(大引け) 14,288円 −141、マイナス要因にほど敏感に反応

本日の日経平均は急反落。先週末のNY安を受けて売り先行でスタートすると、仕掛け的な円買い・先物売りを前に14,224円まで下落。引けにかけては底堅く推移したものの、先週のTPP交渉不合意やウクライナ情勢などがファンダ面の重石となったほか、明日の祝日を前に市場マインドも低迷したままとなり、14,200円台後半での持ち合いに終始。東証1部の売買代金は概算で1.6兆円、売買高は17.4億4573万株と低調な結果に。

日経平均 14,288円 −141、Topix 1,169 −9
225先物(6月物) 14,310円、NYダウ先物 16,345ドル 
為替 102.20円/ドル、141.47円/ユーロ、1.3842ユーロ/ドル

【気になるニュース・銘柄】
9831 ヤマダ電機、4461 一工薬、6969 松尾電機、1814 大末建設、5816 オーナンバ、8208 エンチョー、7990 グローブライド、5715 古河機金
14年3月期純利益予想を上方修正。 

■ 後記 : 8日ぶりの10日線割れや陰転間近のMACDなど日経平均のテクニカル上は「再度14,000円どころまでの下値模索」を警戒させる格好。

一方で、水曜の日米金融会合については「ここ1,2ヶ月に自らの発言で市場にショック安をもたらした認識を持っている日米両中銀総裁が市場に配慮した発言をする」と想定され、総合的には「週後半にかけてはリバ基調優位」と判断しています。

よって、余力の増減で下ブレにケアしつつ、「14,200円〜15,200円どころのボックス相場の継続」とする従来スタンスの邁進に注力していってください。

※ 水曜の日本市場にとっては今晩以上に明晩のNY市場の影響が強くなりますので、今日・明日のメルマガはお休みさせていただき、「水曜日の展望・戦略」については当日am7:00までをメドにこちらでご提案させていただきます。

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 前場概況 : 売り方ペース

前場の日経平均は、ウクライナ情勢への警戒感から下落したNY市場の流れを汲んで売りが先行。散発的な先物への大口売りも重石となって14,224円(−204)まで下値を切り下げると、その後も14,200円台で弱含みの推移に。

東証主力株は9437 NTTドコモ、1803 清水建設、6103 オークマなどが局所的に買われている以外は概ね軟調。 中小型株は4770 図研エレメック、2497 ユナイテッド、 2175 SMSなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 弱含み
日米金融会合への期待(売り方にとっての警戒感)が下支えとなる一方、祝日・ウクライナ情勢を意識した様子見ムードが重石となる弱持ち合いが想定されます。

■ 午後の戦略 : 続・余力残しの押し目買い!
3割前後の余力は空けたまま(売りで悩んだら実践)、ストレス化している銘柄は小口売却、買いは条件を極端に絞るスタンスを継続。

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☆ 本日の戦略 : 余力残しの買い向かい!

今週の展望はこちらをご確認ください。

□ 本日の展望 : 売り一巡後は底堅く
先週末のNY安に連れて14,330円まで下落しているCME225にサヤ寄せした売り優勢のスタートへ。売り一巡後は日米金融会合への期待(売り方にとっての警戒感)が下支えとなる底堅い推移が本線。

☆ 本日の戦略 : 余力残しの買い向かい!
基調戦略である「14,500円以下を14,200円まで買い下がる!」はそのままとしながらも、ウクライナ情勢が不透明なままの日米弱需給で祝日を迎えるため本日も無理は禁物。

よって、先週末同様に3割前後の余力は手を付けずに、ストレス化している銘柄は小口売却、買いは条件を極端に絞るスタンスで臨んでください。※ 悩んだら買いは様子見、売りは実践。

『 俯瞰 → 勝負どころの模索! 』

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<< 今週の展望 >> 売り方主導の不安残し

■ NY市場 : 調整ムード加速に警戒!
先週のNY市場は、前週の急反発の余波にて火曜日には過去最高値(16,631ドル)目前の16,565ドルまで上昇。週末も前日のアマゾン、マイクロソフトの好決算や朝方発表された4月ミシガン大学消費者信頼感指数の9ヶ月ぶりの高水準などのプラス要因に満ちていたものの、「ウクライナ情勢の緊迫化とロシアへの追加制裁懸念」が凌駕して急反落に。

【NY市場 4/25】
NYダウ 16,361ドル −140 、ナスダック 4,075 −72
為替 102.11円/ドル、141.29円/ユーロ、1.3836ユーロ/ドル
米10年債 2.672% −0.015、CME225 14,310円
NY原油 100.60 −1.34、金 1300.8 +10.2
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【今週の主な政治・経済イベント】
4/29(火) 米FOMC(〜30)、2月ケースシラー住宅指数
4/30(水) 米4月ADP雇用報告、1−3月期GDP、4月シカゴPMI
5/1 (木) 中国4月製造業PMI、米4月ISM製造業景気指数
5/2 (金) 米4月雇用統計

欧米金融資本の強弱スタンスを示唆するNYダウ・米10年債利回りは、ともに「どっちつかずの中立」状態。

よって、週末にかけてのFOMCや雇用統計次第では即時最高値を試す動きも期待されますが、戦略上は「ウクライナ懸念が上値を抑える弱需給をベースに、FOMCや〜(略)〜を‘建て前’として16,200〜16,000ドル付近まで下値を模索する展開」に警戒したいところ。

■ 日本市場 : 海外情勢&先物次第
今週の日本市場は、先週末のNY株安を受けてCME225(14,330円)にサヤ寄せした軟調スタート後、「水曜は祝日中の海外市場なりの推移、木曜はFOMCの結果と中国PMI次第、金曜は米雇用統計を前に様子見ムード」という具合に、主体性のない推移へ。

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株価形成のイニシアチヴを先物での売り方に握られ続けている現状を踏まえれば、「海外情勢の良化には緩慢に反応する一方、軟化に際しては14,200円どころの下値確認を視野に入れた過敏な反応」が想定されます。

想定レンジは14,●●0〜14,700円

         (本日の会員サークルより)

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日経平均(大引け) 14,429円 +24、今週ラストも先物での陽動戦がメインに。

本日の日経平均は小幅反発。昨日の急落により自律反発機運が高まっていたところに、「追加金融緩和期待を継続させる程度のマイルドなインフレ」を示唆した首都圏CPIや、体裁を整える程度にまとめられた日米共同声明などが触媒となって、昼前には14,554円(+149)まで上昇。しかし、投資家の根強い様子見姿勢や週末の売り圧力を跳ね返すほどの力はなく、結局14,400円台前半で取引を終了。

日経平均 14,429円 +24、Topix 1,169 +5
225先物(6月物) 14,460円、NYダウ先物 16,405ドル 
為替 102.33円/ドル、141.51円/ユーロ、1.3829ユーロ/ドル

□ 後記 : 今週は先物主導で揺さぶられる場面も目立ちましたが、終わってみれば上下幅300円程度の持ち合いに終始。

来週はGWの中日にあたりますので市場参加者の減少が想定されるものの、「週中の日米金融当局の会合次第では5月の相場つきがガラリと変わる重要な1週間」となりますので、中長期&短期の見通しと戦略をしっかりイメージしながらマーケットに対峙して行って下さい。

来週の展望は日曜午前中までの更新、メルマガは同15時配信予定です。
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■ 午後の戦略 : 余力を整えてGWへ!

前場の日経平均は反発。NY市場は動意なく経過したものの、朝方発表された4月の東京都区部消費者物価指数が脱デフレトレンドを確認させつつ、追加金融緩和期待も継続させる(マーケットにとって最も都合の良い)内容となった事で円売り株買いが進行。一時14,554円(+149)まで上昇した後、前引けにかけても14,500円近辺でのしっかりとした流れに。

東証主力株は資源関連や建設株が堅調。中小型株は好決算の4751 サイバーAが商いを伴って買われた他、3191 ジョイフル本田、2315 SJI、8703 カブコムなどの短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 底堅く
懸案の日米首脳会談については、本日午前中にまかりなりにも共同声明を発表した事で売り材料としては一服した感があります。よって、大引けにかけては週末要因が上値を抑えつつも、日替わりで攻守が入れ替わっている直近の先物傾向をなぞった14,400円から14,500円台にかけてのしっかりとした推移が本線に。

リスクシナリオとして「先物主導の突発安への警戒」は継続。

■ 午後の戦略 : 余力を整えてGWへ!
今晩のNY市場は、昨日のアマゾン・マイクロソフトの好決算を追い風とする買い優勢の展開が想定されます。ただし、週明け月曜日は翌日の休場を意識して上値の重い展開が想定されますので、基本スタンスとしては「3割り前後の余力確保を優先、条件を厳選して売買」を継続していきたいところ。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

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