2014年09月

日経平均(大引け) 16,173円 −137、中間期末の特殊需給による急反落

本日の日経平均は、日米中景況感の悪化を‘建て前’とした先物での買いポジション整理加速を背景に、昼前後に16,100円割れまで下落。もっとも、NYダウ先物やドル円に特段の変化はなかった事から、引けにかけては押し目買いに下支えられて下げ幅を縮小。
 
東証主力株は8001 伊藤忠、6367 ダイキンが前日比3%超の下落となったほか、総じて冴えない展開。中小型株は4347 ブロードメディアが気を吐いたものの主役クラスは概ね軟調に推移。
 
日経平均 16,173円 −137、Topix 1,326 −11
225先物 16,140円、NYダウ先物 16,987ドル
為替 109.35円/ドル、138.78円/ユーロ、1.2693ユーロ/ドル

■ テクニカル : 上下双方のブレに警戒
本日のギャップダウンにて窓空けは4日連続。かろうじて10日線(16165円)上は維持しているものの高水準で陰転間近のMACDを踏まえれば上下双方のブレに備えておきたいところ。

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【気になるニュース・銘柄】
7172 JIA、3691 リアルワールド、3195 ジェネレーションパス、3196 ホットランド
直近IPOは軒並み盛り上がりに欠ける展開。この状況が新興を牙城とする大口投資家集団のシナリオ通りとは思えませんので、「IPO興隆→新興活況」シナリオについては更に割り引いて考えたいところ。

★ 6306 三菱UFJ
小幅続落ながらも、何度も見直したくなるチャート(下ヒゲ)ですね。本日の押しを使って予定通り買い直しを計ったら、従来シナリオの中で・・・・!

★ 7270 富士重工
本日は「協調性のなさ」をいかんなく発揮した逆行高!「売りすぎない強気」戦略も機能しているかと思います。不謹慎ですが・・・、明日も地合いのさらなる軟化を期待しながら押し目買いへ。そして、現在中小型株主体で回している投資家さんたちの心理的疲労のピークを見極めながら、大局的な戦略シフトを計って行きましょう!!

※ 10/1〜10スタートコースの新メンバーさん募集開始!
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■ 午後の戦略 : 続・16,000円台までを逆張る!

前場の日経平均は大幅安。NY市場の不安定さを引き継いで寄り付き早々に16,200円を割り込むと、11時前発表の9月中国HSBC製造業PMIの下方修正が、利益確定や期末のポジション整理売りを誘発して一気に16,100円割れまで下落。

主要セクターは、下方修正をきかっけに急落した住友商事(8053)を中心とする商社をはじめ、ほぼ全面安。中小型株もブロードメディア(4347)が商いを伴って急騰している以外は、主役クラスは概ね軟調に推移。

□ 午後の展望 : 弱持ち合い
上記売り事由に比べて、急落過程を買い向かう材料に乏しい事から16,000円前後から16,100円台での弱含みの展開が想定されます。

■ 午後の戦略 : 続・16,000円台までを逆張る!
NYダウ先物や為替に異変がない中での乱高下は、お伝えしていた“期末の特殊需給”が主要因。そして、「この特殊需給を生かした16,000円台までの買い下がり」こそ、直近の戦略の本筋ですので、お気持ちの許す範囲で現値買いで臨みたいところ。

引けにかけてのリバウンドが甘い場合には明日も‘目先の下値模索’が想定されます。よって、「維持率に不安がある場合や過度のストレスをお感じの場合は軽めのポジション縮小」によりマーケットに距離を置くスタンスで。

では、午後もよろしくお願いします。
               

☆ 本日の戦略 : 今は木よりも森を見て対処!

NY市場は、香港での反中デモの激化や8月中古住宅販売仮契約指数の落ち込みを嫌気して売り先行のスタートから一時16,934ドル(−178)まで下落。売り一巡後、引けにかけてははテクニカル(20日線)を意識した押し目買いに下支えられて下げ幅を縮小。

NYダウ 17,071ドル −41、ナスダック 4,505 −6
為替 109.48円/ドル、138.86円/ユーロ、1.2689ユーロ/ドル 
米10年債 2.478% −0.056、CME225 16,265円 
NY原油 94.57 +1.03、金 1218.8 +3.4

□ 本日の展望 : 中国PMIや月末の特殊需給次第の波乱含み
CME225なりに小安くスタートした後は、16,100円台後半から16,300円台後半での動意に乏しい推移が本線。

ただし、9月(中間期)最終日だけに特段の材料がないまま需給主導でブレるケースに警戒。そのきっかけとしては10:45発表の中国9月HSBC製造業PMI、上ブレ時は16,500円トライ、下ブレ時は16,100円台前半までの下落にケア。

☆ 本日の戦略 : 今は木よりも森を見て対処!
当面の見通しとしては「乱高下にて値固めをこなした後の上値模索」、戦略としては「16,000円台までも買い下がれる(or 耐えられる)気持ちと資金の余力をキープしながらの押し目買い」を継続。

全体需給が波乱含みの中を中小型ハイボラ銘柄を中心に攻めるのは 不用意に売買難易度を上げてしまうため、好トレンド東証主力株を中核としながら、派生的に中小型株を攻めるイメージが得策。

【気になるニュース・銘柄】
8316 三井住友FG
4−9月期純利益予想を3,300億円から4,600億円に上方修正。

6471 日本精工
4−9月期営業益が従来予想を10億円上回る420億円前後となる見通しとの報道。

8511 日本証券金融
280万株、18億円を上限とする自社株買いを発表。

次の★☆銘柄は仕込みから是非一緒に!
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『 (外)人の往く裏に道なし。彼らの真後ろを歩く!』


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日経平均(大引け) 16,310円 +80、3日連続の窓空けには要注意!

本日の日経平均は、良好な経済指標を‘建て前’とした先週末のNY株・ドル円高に歩調を合わせて買い先行でスタート。昼過ぎにかけては16,200円台後半で持ち合ったものの、14時から「安倍晋三首相による所信表明演説にタイミングを合わせたドル円への仕掛け買い」が炸裂すると、先物主導で再び騰勢を強め、結局16,300円台で取引を終了。

主力セクターはハイテク・建設が堅調。主力どころでは6758 ソニー、6770 アルプス電気、3436 SUMCO、6773 パイオニアが前日比+3%超の上昇に。中小型株では、8254 さいか屋、7859 アルメディオ、2788 アップル、8202 ラオックス、4347 ブロードメディアなどが急騰。
 
日経平均 16,310円 +80、Topix 1,337 +5
225先物 16,310円、NYダウ先物 16,983ドル
為替 109.58円/ドル、138.90円/ユーロ、1.2675ユーロ/ドル
 
■ テクニカル : 3日連続の窓空けには要注意!
10日線をサポートラインとした上昇トレンドを継続。25日線との乖離率は未だ3%程度ですので過熱感は生じていないものの、「3日連続の窓空け」が下値波乱余地を示していることには警戒したいところ。

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【気になるニュース・銘柄】
8053 住友商事
15年3月期純利益予想を2500億円から100億円に大幅下方修正。

6440 JUKI、6445 蛇の目
前者は230円台も強気で向かったものの今月上旬に利確提案してから既に70円近い上昇。後者に至っては同時期にウォッチ銘柄としたまま60%近い上昇・・・。(6723 ルネサスに続く)後継銘柄が出現するようなら大逆襲を計りたいと思います。

2376 サイネックス
先週水曜、木曜のメルマガ銘柄。本日は大幅続伸にて2日間の上昇率は22%に!西日本シティ銀行(8327)も好形を維持。

※ 本日もメルマガは22時配信予定です。
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□ 午後の展望 : 高値持ち合い

前場の日経平均は、先週末のNY株高・円安を好感して買いが先行。16,300円台半ばでは上値を重くしたものの、先週末の配当落ち分を踏まえれば実質的には年初来高値更新。

主要セクターは、ハイテク・機械・建設を中心に概ね買い優勢。個別では4347 ブロードメディア、4576 DWTI、1861 熊谷組への資金流入が顕著に。

□ 午後の展望 : 高値持ち合い
買い安心感に支配された「16,200円台半ばから16,400円どころ」にかけての堅調な推移がメイン。

■ 午後の戦略 : 余力残しの押し目買い
今晩のNY市場も先週末の騰勢を引き継いだ堅調地合いを想定していますが、お伝えしているように世界的に需給環境の潮目の変化が生じうる環境ですので、「余力残しの押し目買い・好トレンド銘柄は売りすぎ注意」を継続していってください。

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☆ 本日の戦略 : 目先の乱高下を念頭に売りすぎない強気!

□ 本日の展望 : 年初来高値トライ!
先週末のNY市場は目立った買い材料もないまま、需給主導で大幅反発。CME225も直近高値水準の16365円まで上昇していますので、本日は年初来高値(16,374円)更新を視野に入れた好スタート後、引けにかけても16,200円台半ばから16,400円台にかけての堅調な推移が想定されます。

☆ 本日の戦略 : 目先の乱高下を念頭に売りすぎない強気!
リスク許容度に見合う余力維持により週末の雇用統計まで連日続く米中経済指標しだいでの乱高下に備えたら、「好トレンド銘柄を売りすぎない」をメインとした強気スタンスで臨みたいところ。買いは明日以降の押し目待ちを本線としつつ、「悩んだら打診買い」へ。

【気になるニュース・銘柄】
9504 中国電力
関西や九州、四国での電力販売に乗り出すとの報道。

7202 いすゞ自動車
米GMとの小型商用車共同開発を正式に発表。
 
6752 シャープ
感度を従来製品の約4倍に引き上げた液晶パネルを開発したとの報道。ボールペンなど先がとがった筆記具での正確な文字入力が可能に。

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■ 今週の展望 : 高値圏での乱高下

■ 今週の展望 : 高値圏での乱高下
「直近高値圏での持ち合いがメインシナリオながら、上下に波乱の余地がある」としたNY展望に追随する 16,000〜16,500円レンジ内での荒い値動きが本線。

臨時国会に絡めた外資勢の日本株買い加速による16,000円台後半までの一段高も期待されるものの、売買戦略は「第三四半期、下半期入りに絡めた特殊需給」による 25日線(15,806円)どころまでの深押しに警戒しながら組み立てていきたいところ。
 
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■ 今週の戦略 : 先週のNY市場にて乱高下を説明できるような事案は極少。すなわち、欧米金融資本を中心とする大手外資勢の思惑や都合で相場がブレうる環境です。過剰流動性相場における最大の注目点である主要国中銀の金融スタンスは・・・・・・・・・。(本日15時配信予定のメルマガより)
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★富士重工、★三菱UFJで地盤を固めたら、次のステップに!!
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■ NY市場週間展望(9/29〜10/3) : 上下に波乱含みのボックス相場

□ NY市場(9/26)
NY市場は前日の暴落で自律反発期待が高まっていたところに、コンセンサス通りに上方修正となった米4−6月期GDP(年率換算で前期比+4.6%)や昨年7月以来の高水準となった9月ミシガン大学消費者信頼感指数などが追い風となり買いが先行。午後に入ってからも英国議会での「イスラム国への空爆承認」が米孤立懸念を和らげ上値を模索。

NYダウ 17,113ドル +167、ナスダック 4,512 +45
為替 109.27円/ドル、138.59円/ユーロ、1.2681ユーロ/ドル 
米10年債 2.533% −0.001、CME225 16,365円 
NY原油 93.54 +1.01、金 1215.4 −6.5

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■ 週間展望 : 上下に波乱余地を残したボックス相場
メインシナリオは16,950前後〜17,300ドルにかけてのレンジ相場継続。

ただし、最高値圏で乱高下を繰り返すテクニカルが、利益確定売り消化後の更なる上値模索基調入り期待(A)と、天井形成による調整トレンド入り懸念(B)の双方を示唆している事には要注意。

【主な海外イベント】

9/29(月) 米9月個人所得・支出
9/30(火) 中国9月HSBC製造業PMI、米7月ケースシラー指数、シカゴPMI
10/1(水) 中国9月製造業PMI、米9月ADP雇用報告、ISM製造業景気指数
10/2(木) ECB理事会
10/3(金) 米9月雇用統計、米9月ISM非製造業景気指数

直近の傾向に順じて各米経済指標がコンセンサスを上回るようならシナリオA進行による17,500ドルトライが視野に入る反面、以下のケースではシナリオB進行による16,600ドル付近までの下ブレも警戒されます。

・ 良好な米経済指標が「利上げ時期の早期化懸念」を高める場合。・ 〜(略)〜やウクライナ・イスラム国を巡る主要国感の軋轢の高まり。・ 第3四半期入りをきっかけとしたり利確賛成ムードの高まり。

※ 現状ではレンジ相場継続:上ブレ:下ブレ = 3:1:1の確率で考えています。よって、NY市場動向から逆算した場合の売買戦略は、「脇を締めながらの強気スタンス継続」が正攻法となりそうです。

          (会員サークルより)

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日経平均(大引け) 16,229円 −144、二段安は回避!

本日の日経平均は急反落。昨日の先物での仕掛け買いの反動に加えてNY市場の大幅下落も逆風となり16,100円我で寄り付くと、引けにかけてはドル円の反発基調に下支えられ 概ね16,200円台前半で持ち合う展開に。

主要セクターは建設・不動産がしっかりと推移。個別では上方修正を好感された6954 ファナックが日経平均を31円押し上げる奮闘。中小型株は7779 CYBERDYNE、2121 ミクシィ、7844 マーベラス、6143 ソディックが商いを伴って上昇。

日経平均 16,229円 −144、Topix 1,331 −14
225先物 16,270円、NYダウ先物 16,915ドル
為替 109.05円/ドル、138.92円/ユーロ、1.2740ユーロ/ドル
 
□ 後記 : 本日のリスクシナリオとした二段安は回避。ドル円も一旦は10日線で抵抗感を示していますので、今晩のNY市場は自律反発が本命視されます。
もっとも、『高値圏でのボラの高まりは天井形成サイン』には変わりはなく、 メジャーSQ付き最終日、下半期初日を控える来週も(ファンダ面を軽視した)需給手動の乱高下も警戒されますので、週末を使って複数パターンのイメージと戦略を用意しておきたいところです。

来週の展望は日曜午前中までの更新、メルマガは同15時配信予定です。
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前場概況 : 戻り一巡後の二段安に警戒

前場の日経平均は急反落。NY市場でのテクニカル主導の大幅調整を警戒して売り先行でスタートすると、一時16,087円(−286)まで下落。売り一巡後は買い戻しにより16,100円台後半で底堅い推移に。

東証主力株は外需系を中心にほぼ全面安。中小型株は7836 アビックス、7779 CYBERDYNE、7844 マーベラスなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 戻り一巡後の二段安に警戒
16,100円どころでは押し目買いや売り方の買い戻しに下支えられる一方、16,200円台では戻り売りが上値を抑える弱持ち合いが本線。(予測が難しい)「先物主導のブレ」については、上値が重いと見た場合の仕掛け売り → 投げ加速による16,000円前後までの一段安に警戒。

■ 午後の戦略 : 目先の展望とリスクを天秤にかけながら慎重策を継続
本日16,087円が当面の安値になった場合には 来週以降の強気度回復策で対処できる一方、続落にて「今日の安値が明日の高値」になった場合には 立て直しの難易度が更に上がってしまいます。

よって、ストレス玉・含み損銘柄の縮小を軸に3〜5割前後まで余力を高めたら、買いは見送るスタンスを継続していってください。

※ 「この押しを待っていた!」は現値と引けにかけて一段安となった場面を小口に買い向かうのも妙手。Sラボ銘柄についても会員サークルでお伝えしている買い直し条件内を念頭に・・・!

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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