2015年10月

■ 日経平均(大引け) 19,083円 +147、日銀ショックを安倍政権期待がカバー!

本日の日経平均は、日銀会合での「現状維持」を嫌気して後場入り直後に一時18,784円(−151)まで下落したものの、安倍政権による3兆円規模の補正予算や「3大イベントの無難な通過」によるリスク許容度の高まりを背景に 13:30すぎには19,202円(+266)まで急反発。引けにかけては週末要因に上げ幅を削られましたが、3日続伸で取引を終了。

東証主力株は買い優勢の構図。個別では決算が明暗を分け、4043 トクヤマ、6770 アルプス電気、8840 大京、6504 富士電機、6752 パナソニックが買われた一方、4902 コニカミノルタ、6724 セイコーエプソン、6674 GSユアサ、6701 NEC、6971 京セラが大幅安に。

中小型株も日経高とともに明るさを取り戻し、6801 東光、7956 ピジョン、5950 パワーファスニング、4565 そーせい、6176 ブランジスタ、2438 アスカネット、6172 メタップスなどが急騰。

日経平均 19,083円 +147、Topix 1,558 +11
225先物 19,070円、NYダウ先物 17,751ドル
為替 121.13円/ドル、132.92円/ユーロ、1.0977ユーロ/ドル

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■ 後記
: さすがに1回目の「一目均衡の雲上限(19,181円)超え」トライは失敗。ただし、9月以降の戻り歩調においても 今回のように日柄調整が長引いた際には一旦下ブレていただけに、本日の直近高値更新が市場マインドに与える影響は大きいと言えそうです。

今週の3大イベントに比べれば重要度は落ちますが、来週も週末の米雇用統計に向けて連日注目イベントが控えていますので、『目先の株価に流されず、太いトレンドに逆らわない』イメージでマーケットに対峙していってください。

※ 来週の展望は日曜昼までの更新、メルマガは同15時配信の予定です。
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では今週もお疲れ様でした。

良い週末をお過ごしください。!
   
       
     

■ 午後の戦略 : 今週の買いポイントPart.3

前場の日経平均は、日銀会合の結果発表を前に積極的な売買が手控えられ 18,870円(−64)から18,987円(+52)の狭いレンジでの往来の末、小幅反落で取引を終了。

東証主力株は決算を好感された 6770 アルプス電気、6752 パナソニック、8840 大京が買われた以外は総じて軟調。中小型株は 5950 パワーファスニング、6176 ブランジスタ、4565 そーせい、2438 アスカネット、6801 東光などに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 弱含み ± 日銀会合
週末要因が上値を抑える18,800〜19,000円レンジでの弱含みの推移が本線。日銀会合は現状維持により無風通過を本命視していますが、先物で売りの建て前とされるようなら18,800円を割り込むシーンに警戒。確度は低いものの「追加緩和決定 → 19,100円超え」も頭の片隅に。

■ 午後の戦略 : 今週の買いポイントPart.3
今晩のNY市場では9月個人所得・支出、10月シカゴPMI、エクソンモービルの決算などが注目されますが、それぞれ大勢を動かす力はないため、17,600〜17,850ドルレンジでの小波乱の展開が想定されます。

よって、一定の余力確保で週末中の外部環境の悪化にヘッジをかけたら、引けにかけての押しは“今週の戦略”で触れた第3の買いポイントとして丁寧に仕込みを継続していってください。

【気になるニュース・銘柄】
4507 塩野義製薬
18年にもインフルエンザ薬を実用化するとの報道を好感して、一時前日比+14%強まで上昇。

4989 イハラケミカル、4611 大日本塗料
昨日好決算銘柄としてメルマガでも触れましたが、買い一巡後もしっかりと推移中。

4043 トクヤマ
前引け後に16年3月期純利益予想を60億円から140億円に上方修正。
 
4902 コニカミノルタ、6724 セイコーエプソン、6701 NEC
昨日の決算を嫌気して大幅安。それぞれ茶^とに明確な傷が入っていますので、逆張り買いは不要。8473 SBIも目先は地合い頼みの厳しい形状。

★ 5541 大平洋金属
昨日高値336円から本日は一時320円まで下落。20日線(307円)に距離を残して上昇トレンドを維持していますので、買い直すタイミングを精査していきたいところ。

では 午後もよろしくお願いします。

★ 本日の戦略 : 上昇トレンド継続を念頭に軽めのポジション整理!

NY市場は、前日の急騰の反動により終日利確売り優勢で推移。ただし、7−9月期GDP速報値の大幅な悪化がFRBの利上げ先送り期待を高め、17,700ドル水準では底堅く推移。週間新規失業保険申請者件数はコンセンサスなりの26万人増となり、雇用市場の安定味を示唆。※ 米GDPは4−6月期の前期比年率+3.9%から7−9月期は同+1.5%に悪化。コンセンサスは+1.6%。

概要が明らかになった‘中国新5か年計画’は、一人っ子政策の放棄をはじめ国内社会システムの変化は確認されたものの、世界経済に影響を与えるような目立った変化には乏しい内容となったためマーケットの反応も限定的に。

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NYダウ 17,755ドル −23、ナスダック 5,074 −21
為替 121.10円/ドル、132.86ユーロ、1.0972ユーロ/ドル 
米10年債 2.174% +0.082、CME225 18,970円
NY原油 46.06 +0.12、金 1147.3 −28.8

□ 本日の展望 : 持ち合い ± 日銀会合
中国新5か年計画や米GDP後のNY市場の動意の乏しさからは、18,800〜19,100円レンジ内での様子見色の強い展開が本線。

日銀会合については「物価見通しの下方修正、追加緩和は見送り」が本線。昨日18,809円までの押しで緩和見送りの場合の投げ売りは概ね織り込んだと判断されますので、「無風通過」が想定されます。リスクシナリオとしては 緩和見送りを強引に売り材料視した場合の18,800円割れ、期待シナリオとしては本日追加緩和が決定された場合の19,200円トライを念頭に。

★ 本日の戦略 : 上昇トレンド継続を念頭に軽めのポジション整理!
水曜のFOMCでの利上げ見送りにより需給不安は後退していますので、来週は週末の米雇用統計を睨みながらの上昇トレンド継続がメイン。中国新経済政策に続いて本日の日銀会合でもポジティブサプライズがない場合には19,500円超えには日柄がかかると想定されますので、ジリ高相場をイメージしながら★2銘柄にじっくりと取り組みつつ、☆銘柄や直近のウォッチ銘柄などで短期回転を計るイメージで臨んでください。

基本スタンスは、 平時の週末シフトとして3割前後の余力確保を優先したら、空き枠での押し目買い、上昇時の売りすぎ注意スタンスを継続。なお、決算目前銘柄はポジション縮小がおススメ。

     (今朝の会員サークルより) 

【気になるニュース・銘柄】
3075 銚子丸、9742 アイネス、4967 小林製薬、2208 ブルボン、3167 TOKAI
自社株買いを発表。自己保有分を除く取得割合はアイネスから順に6.89%、3.31%、2.9%、1.03%、3.1%。

3401 帝人
4−9月期営業益予想を280億円から353億円に上方修正。

4507 塩野義製薬
インフルエンザをたった1日で治療できる世界初の新薬を2018年にも国内で実用化するとの報道。神の領域に一歩前進。

『 ストレスを管理して長所を伸ばす! 』

では 本日もよろしくお願いします。

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■ 日経平均(大引け) 18,935円 +32、米利上げ先送り−日銀緩和見送り思惑

本日の日経平均は、FOMCの結果を買い材料視したNY市場の流れを引き継いで寄り付き直後に19,080円(+177)まで上昇。予想以上に強い結果となった国内9月鉱工業生産が「明日の日銀会合での追加緩和見送り思惑」を高めて前日比マイナス圏まで下落する場面もあったものの、引けにかけては持ち直して小幅続伸で取引を終了。

東証主力株は高安マチマチ。中小型株も主役クラスは様子見ムードが蔓延し、ともに決算を材料視した銘柄を除けば特色の乏しい推移に。
 
日経平均 18,935円 +32、Topix 1,547 −0
225先物 18,900円、NYダウ先物 17,644ドル
為替 120.80円/ドル、131.89円/ユーロ、1.0925ユーロ/ドル

■ テクニカル : 日柄調整継続
右肩上がりのボリンジャー+σをサポートラインとした上昇トレンド継続が本線。ただし、連日の低調な商いが「売り方の買戻し以外の積極的な買い手不在」を示唆しているため、10日線が控える18,600円どころまで値幅調整を入れてくる可能性もケアしたいところ。

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【気になるニュース・銘柄】
6770 アルプス電気
16年3月通期純利益予想を415億円から495億円に上方修正。ただし、コンセンサスは下回る結果に。

4611 大日本塗料、2440 ぐるなび、4337 ぴあ、1865 青木あすなろ建設、1959 九電工、4224 ロンシール、4989 イハラケミカル、5304 SECカーボン、8350 みちのく銀行、1768 ソネック、6262 ペガサス電機、4347 ブロードメディア、6157 日進工具、1718 美樹工業、
引け後上方修正を発表。

5302 日本カーボン
米GE社によるセラミック基複合材生産工場新設を材料視。

5401 新日鉄住金
16年3月期純利益予想を2600億円から1800億円に下方修正。

1808 長谷工、8840 大京
マンション関連は受難の日が続いています。

9064 ヤマトHD、7860 エイベックス、6816 アルパイン、7003 三井造船、7519 五洋インテックス、2818 ピエトロ、3264 アスコット
引け後下方修正を発表。

■ 後記 : 明日の日銀会合については「現状維持」によるノーサプライズが本線。その場合の失望売りについては本日18,809円までの押しで概ね織り込んだと判断されるものの、今晩のNYが急落するようなら、先物での仕掛け売りの‘建て前’と化して・・・・・・。(今晩のメルマガより)

※ 今晩もメルマガは19時配信予定です。
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□ 前場概況 : 「日銀緩和見送り→失望安」の前倒しによる伸び悩み

前場の日経平均は、FOMCを好感したNY市場の流れを引き継ぎ寄り付き直後に19,080円(+177)まで上昇。しかし、「9月鉱工業生産の予想外の前月比プラス」が日銀の追加緩和期待を後退させ、前日比マイナス圏まで軟化。東証主力株は決算を好感されたオークマ(6103)が買われた以外は高安マチマチ。中小型株も主役クラスは総じて冴えない推移に。

□ 午後の展望 : 持ち合い継続
鉱工業生産に水を差された前場の持合い商状の継続が本線。想定レンジは18,800〜19,100円。

■ 午後の戦略 : 押し目買い継続
前場の伸び悩みはリスクシナリオとしていた「日銀の緩和見送りの失望視」の前倒しであり、テクニカルは日柄調整の範囲内で推移。よって、押し目買いスタンスはそのままに足元の好需給トレンドを生かしていきたいところ。

【気になるニュース・銘柄】
6103 オークマ
寄り前にも触れたように「中小型株に比べて主力・準主力系の方が決算を好感した後の値持ちが良い」だけに、数日スパンでの回転狙いで継続注視。

8934 サンフロンティア不動産
中国春秋集団による日本でのホテル事業展開に関する提携を好感。

★ 5541 大平洋金属
地味ながら月初高値を更新。素材エネルギーにあって特殊な好需給を継続中!

では 午後もよろしくお願いします。

★ 本日の戦略 : 売り買いは必要最小限に!

NY市場は大幅反発。前日のアップルの好決算を好感して小高くスタートすると、12月利上げに含みを残したFOMC声明文をきっかけに一時17,600ドル割れまで利確売りが進んだものの、引けにかけては急速に持ち直して8月安値以降の戻り高値を更新。

NYダウ 17,779ドル +198、ナスダック 5,095 +65
為替 121.11円/ドル、132.19ユーロ、1.0917ーロ/ドル 
米10年債 2.100% +0.073、CME225 19,180円
NY原油 45.94 +2.74、金 1176.1 +10.3

big

□ 本日の展望 : 買い先行
CME225にサヤ寄せした堅調スタート後は、中国新5か年計画の内容、明日の日銀会合を見極めたいとの向きから 引けにかけて上げ幅を縮小する展開がメイン。想定レンジは19,000〜19,350円。

中国新5か年計画の概要がザラ場中に発表される場合には上下に振れ幅が大きくなる可能性を念頭に。また、テクニカル上は終値で一目均衡表の雲の上限(19,181円)を超えられるか否かに注目。 

<< 主な決算発表 >> 4902 コニカミノルタ、5401 新日鉄住金、5411 JFE、5802 住友電工、6503 三菱電機、6701 NEC、6702 富士通、6724 エプソン、6752 パナソニック、6758 ソニー、6770 アルプス電気、6971 京セラ、7011 川崎重工、8591 オリックス、9613 NTTデータ、3064 MonotaRO、3765 ガンホー、4751 サイバA、6302 住友重機

★ 本日の戦略 : 売り買いは必要最小限に!
欧州・中国の金融緩和スタンスに続いて、FRBの利上げ見送りも‘過剰流動性相場’期待を高めていますので、大局強気スタンスを継続。

ただし、明日は日銀会合での追加緩和見送りによる失望売りや週末要因によるポジション整理売りが警戒されるだけに、本日寄りからの上昇過程での買いは打診レベルに止めたい一方、利益確定についても必要最小限に止めるイメージで臨んでください。※ “今週の戦略”でお伝えしたように、(月曜寄り付き、週中の押しに続く)次の買いポイントは「週末の押し」が本線。

Sラボ銘柄も「現値は強気、強含んだ場面も買い増しから検討」をメインとした昨夕の戦略を踏襲。上記のように本日は新規買いには不向きな地合いと判断していますので、☆新銘柄のご提案は明日以降とさせていただきます。

なお、第一関門であるFOMCを上々にクリアしていますので、下ブレヘッジは「一定の余力維持、〜(略)〜」をメインでご検討ください。

           (今朝の会員サークルより)

【気になるニュース・銘柄】
6103 オークマ etc
昨日引け後に業績上方修正を発表。直近は中小型株に比べて主力・準主力系の方が好決算後の値持ちが良いだけに、動意を示すなら数日スパンでの回転狙いで。

4575 キャンバス
同社が創出した抗がん剤候補化合物が欧州特許庁から特許査定を受領したと発表。即転狙いでケア。

1815 鉄建、2681 ゲオ etc
昨日の決算を受けて動意を示すようなら割り切り買いも妙手。

8934 サンフロンティア不動産
中国の格安航空会社の春秋航空を傘下に持つ春秋集団による日本でのホテル事業展開に携わると発表。

『 退路とともに踏み込む条件も確認! 』

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■ 日経平均(大引け) 18,903円 +125、3大イベント前の模様眺め

本日の日経平均は反発。NY株式市場は続落したものの、ドル円の下げ止まり感やファナック(6954)、信越化学(4063)、三菱自動車(7211)など好決算銘柄の一角が指数を下支えして、18,800円台半ばから18,900円台前半の狭いレンジでの持ち合いに終始。

中小型株は 3914 ジグソー、3782 DDS、3624 アクセルマーク、6172 メタップス、3689 イグニスなどマザーズに急騰銘柄が散発。

日経平均 18,903円 +125、Topix 1,547 +4
225先物 18,930円、NYダウ先物 17,519ドル
為替 120.40ドル、132.87円/ユーロ、1.1034ユーロ/ドル

■ テクニカル : 上昇トレンド過程の日柄調整
5日線に抵抗感を示した小陽線が上値模索トレンドの継続を示唆。引き続き、上値は一目均衡表の雲の上限が控える19,181円水準が、下値はその雲の下限(18,576円)から先週木曜までのレンジ上限を形成していた18,500円水準が強めの抵抗帯として意識されます。

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【気になるニュース・銘柄】
1719 安藤ハザマ
14時発表の4-9月期決算は上方修正ながら、わずかにコンセンサスに届かず投げ売りが続出。現況は距離を空け、テクニカル改善を待ってからの買い始動が賢明。

6305 日立建機
決算を嫌気して急落したものの、20日線のサポート色を強めた事でテクニカルはギリギリ維持。中国新5か年計画に絡めた「博打買い → 順張りでの取捨」も妙手となりそうです。

7201 日産
こちらも5日線をサポートラインとした好トレンドを維持。節目1,300円奪回は中国の新政策がカギに。

5950 パワーファスニング

空売り規制を合図とした仕掛け+チョウチン買いで 一時前日比40%の上昇に。

★ 5541 大平洋金属
ニッケル市況は原油市場と似て非なる底堅さをキープ中。地合いの一段の良化時には累積した空売りの買戻しも上ブレ要因となりそうです。

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■ 午後の戦略 : FOMC前のポジション整理

前場の日経平均はドル円の底堅さや主力企業の好決算を受けて買い優勢でスタートした後、18,900円台ではFOMCを前にした利確売りに上値を押さえられたものの、前引けにかけても18,800円台後半でしっかりと。

東証主力株は 8035 東京エレク、3436 SUMCO、4063 信越化学、6954 ファナックなど好決算銘柄が買われた一方、6305 日立建機、4902 コニカミノルタが軟調。中小型株は 3782 DDS、3624 アクセルマーク、6172 メタップスなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 様子見ムード継続
FOMCを前にした18,800前後から18,900円台前半での模様眺め色の強い展開へ。

■ 午後の戦略 : FOMC前のポジション整理
3割前後の余力確保を優先しながら、攻撃可能枠では持ち株の押し目買い狙いを継続。決算目前銘柄に関しては、東証主力株と言えども過度な反応を示すものが増えていますので、ポジションを縮小するのがおススメ。

Sラボ銘柄についても従来スタンスを継続していってください。

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★ 本日の戦略 : マイルドな押しを毅然と買い向かう!

NY市場は続落。市場予想を下回った9月耐久財受注や原油安、FOMC前の利確圧力などが重しとなり17,540ドル(−83)まで下落したものの、ファイザー、メルク、コーチの好決算や利上げ先送り期待が下支えとなる格好で、午後は概ね17,500ドル台後半で底堅く推移。引け後のアップルの決算は1株利益が市場予想を上回って着地。

NYダウ 17,581ドル −41、ナスダック 5,030 −4
為替 120.38円/ドル、132.92円/ユーロ、1.1042ユーロ/ドル 
米10年債 2.038% −0.019、CME225 18,850円
NY原油 43.20 −0.78、金 1165.8 −0.4

□ 本日の展望 : FOMC前の様子見ムード
CME225にサヤ寄せして小じっかりとスタートした後、今晩のFOMCの結果を見極めたいとする向きから様子見色の強い展開が本線。想定レンジは18,700〜18,950円。軟化中のドル円が120円を割り込むようなら18,500円台まで突っ込む場面に警戒。

★ 本日の戦略 : マイルドな押しを毅然と買い向かう!
明日の前場はFOMCの結果や中国新5か年計画の概要に絡めて波乱余地が大きくなりますので、本日大引けにかけては3割前後の余力確保を優先。攻撃可能枠についてはテクニカル調整範疇の押し(※)は毅然と買い向かっていきたいところ。

ターゲットは好トレンド内需関連を中核とするのが正攻法となりますが、指数上ブレの際には週初同様に外需系景気敏感セクターの出番も期待されますので、それらを派生的に仕込むのも妙手。

※ 『ビッグイベント後のトレンドはその直前に表れる』セオリーからも、本日中に18,500円を割り込む勢いで売られるシーンでは「悩んだら買いは様子見、手仕舞いは実践」で臨んでください。同様に19,000円超え時に悩んだら買いは小口で実践、利確は様子見 or 必要最小限に。

【気になるニュース・銘柄】
9736 白青舎
イオンディライト(9787)が800円でのTOBを発表。

8035 東京エレク、4063 信越化学
昨日発表した決算はともにコンセンサスを上ブレる結果に。

7202 いすゞ
4-9月期営業益は従来予想の750円から840億円前後に上ブレたとの報道。

6645 オムロン、4840 トライアイズ、2594 キーコーヒー
自社株買いを発表。それぞれ自己保有分を除く発行総数に対する割合は1.84%、5.50%、2.2%。

3681 ブイキューブ
1/1からの株式2分割を発表。

『 選択するリスクと対処を認識しながら! 』

10/21〜31スタートコースの新メンバーさん募集中!

          
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■ 日経平均(大引け) 18,777円 −170、日米中銀会合前の玉整理

本日の日経平均は反落。昨日までの5営業日で800円以上上昇していた反動や、今晩からのFOMC、週末の日銀会合の結果と影響を見極めたいとの向きから終日利益確定売り優勢で推移。

主要セクターは、NY原油安を嫌気して素材エネルギー関連が売られた他、ハイテク・機械など外需系景気敏感株が軟調。中小型株は7523 アールビバン、2666 オートウェーブ、2321 ソフトフロント、3920 アイビーシー、3623 ビリングシステム、3912 モバイルファクトリー、6172 メタップス、3646 駅探、3907 シリコンスタジオが商いを伴って急騰。

日経平均 18,777円 −170、Topix 1,543 −15
225先物 18,820円、NYダウ先物 17,498ドル
為替 120.61ドル、133.43円/ユーロ、1.1063ユーロ/ドル

■ テクニカル : 上昇トレンド継続
一目均衡表の雲上限(18,191円)に阻まれた「上昇トレンド過程の短期調整」が本線。引き続き上値は同水準が、下値は雲の下限(18,576円)から先週木曜までのレンジ上限を形成していた18,500円水準が強めの抵抗帯として意識されます。

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【気になるニュース・銘柄】
7261 マツダ
4−9月期営業益予想を950億円から1259億円に上方修正。

8035 東京エレク、4816 東映アニメ、8354 ふくおかFG、2264 森永乳業、8600 トモニHD、8342 青森銀行、8550 栃木銀行、8111 ゴールドウィン、8360 山梨中央銀行、9405 朝日放送、9888 UEX、7419 ノジマ、2877 日東ベスト、4743 アイティーフォー、9987 スズケン、1934 ユアテック 
引け後上方修正を発表。

6305 日立建機、6471 日本精工、8182 いなげや、8256 プロルート丸光、7102 日本車両、6867 リーダー電子、4080 田中化研、1840 土屋HD
引け後下方修正を発表。

■ 後記 : 昨日上方修正銘柄の中からメルマガで取り上げた銘柄群は、6951 日本電子、4528 小野薬品が素直に買われた反面、1813 不動テトラは高寄り大陰線で更にテクニカルを悪くする結果に。その他の銘柄を確認しても上方修正にトレンド陽転力はないと判断されますので、「弱トレンド・決算間近銘柄」は手仕舞い優先が賢明。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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