2020年08月

東京市場(8/31) 底打ち後“2日目”は良好に経過

本日の日経平均は大幅反発。先週末の安倍首相の辞任報道後のパニック売りの反動に加えて、週末のNY株高を好感して寄りから23,100円台を回復。週明けのNYダウ先物の騰勢も追い風に(先週末の暴落前の水準となる)23,342円(+459)まで上昇すると、引けにかけては戻り売りに押されて上げ幅を縮小。10時発表の中国8月製造業PMI(51.1)は市場予想(51.2)との予定調和により無風通過。

東証主力株はほぼ全面高。ウォーレンバフェット氏のバークシャーハザウェイによる5%超の取得を材料視して 8002 丸紅、8001 伊藤忠、8058 三菱商事、8031 三井物産、8053 住友商事の5大商社が大幅高に。

中小型株も先週末の下落の反動により概ね堅調。8005 スクロール、3667 enish、2929 ファーマフーズ、3663 アートスパーク、4055 T&S、4477 BASE、4053 SunAsterisk、4057 インターファクトリー、3998 すららネット、3689 イグニス、4493 サイバーセキュリティ、6232 自動制御システム、7082 ジモティー、3540 歯愛メディカル、4764 SAMURAIなどが商いを伴って急騰。

日経平均 23,139円 +257、Topix 1,618 +13
225先物(9月限)23,160円、為替 105.62円/ドル
NYダウ先物 28,706ドル +95

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 4369 トリケミカル
7月中間期経常益は5月発表の予想(17.5億円)を上回る22・96億円で着地。

△ 7818 トランザクション
20年8月期営業益予想を22.71億円から27.5億円に上方修正。

△ 3919 パイプドHD、6535 アイモバイル
昨日のメルマガ銘柄。「ポスト安倍」の最有力候補である菅氏の政策指針に絡めてマイナンバー関連に思惑買いの余地あり。大阪関連ではダイビル(8806)、京阪神(8818)などとともに順張りスイング狙いで継続注視。

★ 3092 ZOZO
8/17 2,866円 → 8/27 3,090円 +224 7.8%上昇
通期業績の大幅上方修正(7/30)の主要因となった新型コロナの影響による“巣ごもり消費の拡大”は長期化の様相を呈しており、同社のデジタルシフトの恩恵はこれから本番との見方から、断続的な大口資金の流入が期待されます。0.70倍の好取組も先々の踏み上げ余地を示唆。

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先週末2,911円までの調整過程での買い直しを概ねセットしたら、明日も2,900円台は腰を据えて臨みつつ、〜(略)〜では3−5割の利確を計るスタンスで臨む予定です。

■ 後記 : 明日の日本市場も「安倍首相の辞任による長期的な外資勢投資家の日本株への積極度低下」の悪影響に一旦蓋をした買い優勢の展開が本線。上記パークシャーの5大商社買いが「米金融界とも太いパイプを有する安倍政権へのサポート」目的もあるとみていますので、NYに異変がなければ23,000円台前半の底堅い推移が本命視されます。名目的なメジャーSQ月突入による、先物での特殊需給に起因する乱高下には要注意。

〜(略)〜

個別株全般に「平時に比べて出来高が低調、先週末の高値を超えられない、上ヒゲ」など不安が残るテクニカル形状のものが急増しています。当タイプ銘柄の増やし過ぎには要注意。

大まかにこのようなチャート形状
  ↓ ↓
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午後の戦略 : 続・「頭と尻尾はくれてやる」!

前場の日経平均は急反発。先週末の安倍首相の辞任報道直後の暴落の反動、週末のNY株高・週明けのNYダウ先物の一段高を背景に前日比+400円超となる23,300円台まで上昇中。東証主力株も商社・自動車を中心にほぼ全面高。

中小型株も概ねリバウンド優位で推移。5337 ダントー、3667 enish、3663 アートスパーク、4055 T&S、4477 BASE、4051 GMOFG、3998 すららネット、4764 SAMURAI、3540 歯愛メディカルなどが商いを伴う大幅高に。

□ 午後の展望: 指数は堅調、個別は戻り売りに要注意!
NYダウの騰勢を追い風とする堅調地合いが本線。月末月初の特殊需給による先物主導のブレには軽めに警戒。個別全般もリバウンド優位の展開が予想されますが、(株高を買い、株安を売る)チョウチン層の戻り売りバイアスを踏まえれば、「日経平均ーアルファ」に注意したいところ。

■ 午後の戦略 : 続・「頭と尻尾はくれてやる」! 
先週急落銘柄の多くにチャート底打ち気配が生じているものの、現在の反発力の持続性には疑問が残ります。よって、ストレス玉は戻り売り、新規買いは悩んだら様子見により引け味を確認しつつ、明日以降の巻き返しに備えるイメージで臨んでください。

★ 3092 ZOZO : 先週末の押しを予定通り2,900円付近まで買い下がったら、3,000円付近も腰を据えて臨みつつ、〜(略)〜では3−5割の利確を計るスタンスを継続。

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【ウォッチ銘柄】
△ 4813 ACCESS
GS氏注力中。先週末の屈伸運動後に上振れ中。

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本日の戦略 : 戻り売り、全体動向の俯瞰!

おはようございます。

先週末のNY株式市場は、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演で示された「低金利政策の長期化方針」を好感する流れが継続して堅調に推移。本日の日経平均は「安倍ロス」の余韻による上値の重い展開が想定されますが、先週末のパニック売りの反動が支えとなる22,800〜23,100円レンジの推移が予想されます。

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★ 本日の戦略 : 戻り売り、全体動向の俯瞰!
安倍首相の辞任表明後も歴史的金融・財政政策を背景とする長期上昇トレンド継続が本線となるため、全体戦略としての強気スタンスは維持。

一方、先週末に軒並み売られた個別株に関しては、「底打ち反転トレンド入りする銘柄と一時的な反発を交えて停滞ムードが強まる銘柄」の二極化が懸念され、一両日中の両者の判別は困難な状況。よって、よって、本日はストレス玉の戻り売りを優先しつつ、★ ZOZO(3092)などターゲットを極端に絞った建て直し策を進めていきたいところ。

〜(略)〜


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週間展望 : リバウンド優位も波乱含み、個別は二段安に警戒

週間展望 : リバウンド優位も波乱含み、個別は二段安に警戒
歴史的金融・財政政策を追い風とする長期上昇トレンドの継続が本線。短期的にもNY市場の楽観ムード、夏季休暇明けの外資勢の市場回避などを背景に、安倍首相の辞任を嫌気した先週末の安値(22,594円)を目先の底値圏とするリバウンド優位の展開が予想されます。想定レンジは22,500〜23,300円

リスクシナリオとしては、安倍首相の海外要人との人脈の広さを高く評価してきた外資系投資家の「ジャパンパッシング」による22,000円台後半の持ち合い商状入り、来週末(9/11)のメジャーSQに絡めた仕掛け売りによる22,000円台前半までの下振れに警戒。

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個別株全般に関しては、先週末のチャート崩壊から相応のリバウンドを示すとみていますが、大半は潜在的な売りバイアスを凌駕するほど買いが集まらない ≒ 戻り売り優位の展開が予想され、外部環境の更なる悪化に際しての“二段安”に警戒して戦略を組み立てていきたいところ。

余談ですが・・・、日本株の安定化と先々の上昇トレンド回帰だけを目的とする場合は、海外人脈の豊富な麻生氏の総裁復活がベストでしょう。どなたが就任してもマスコミによる粗探しと中傷は必至ですので、当面は「ニュースに左右されずにマーケットに対峙する」意識も必要となりそうです。

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NY市場展望: 上昇トレンド継続 ± マクロ指標

おはようございます。

週末のNY株式市場は続伸。前日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演による「低金利政策の長期化」期待を追い風に終日堅調に推移。個別株は依然として高安マチマチ。ダウ構成銘柄除外で売られていたエクソンモービル、レイセオンが買い戻された他、マイクロソフト、インテルが指数湯高を牽引。ナスダックは エヌビディア、AMD、マイクロンテクノロジーなど半導体セクターが買われて、過去最高値を更新。

日経先物もNY株高なりに強含んだものの、「安倍ロス」によるドル円の軟化がネックとなって22,900円台で取引を終了。

NYダウ 28,653ドル +161、ナスダック 11,695p +70
米10年債利回り 0.739% −0.007為替  105.39円/ドル
NY原油 42.99 −0.05、日経先物 22,930円 +40

【主な政治経済イベント】
8/31(月)中国8月製造業PMI
9/1  (火)日本:4−6月期法人企業統計、ユーロ圏7月失業率、米8月ISM製造業景気指数
9/2  (水)米8月ADP雇用報告、ベージュブック
9/3  (木)米8月ISM非製造業景気指数
9/4  (金)米8月雇用統計

■ NY市場展望: 上昇トレンド継続 ± マクロ指標
新型コロナ治療のワクチンの実用化による「景気回復期待」を建て前とした過剰流動性による堅調地合いの継続が本線。現在の世界的金融資本の楽観度を示すユーロドルの上昇、米10年債利回りの騰勢が示す「債券売り・株式買い」のポジティブトレードもNY株の先高余地を示唆。想定コアレンジは28,300〜29,000ドル

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7月末から1か月で2,000ドル強もの上昇による「利確バイアスの高まり」を踏まえれば、米マクロ指標や米中関係の他、月初の特殊需給を背景に28,000ドル割れまで下落するシーンもリスクシナリオとして念頭に。

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東京市場(8/28) 安倍首相の辞任報道を嫌気

本日の日経平均は反発。注目のジャクソンホール会合におけるパウエルFRB議長の講演後のNY株はダウが上昇、ナスダックが下落とマチマチの反応となったものの、2%超のインフレ目標に反応した米長期金利・ドル円の上昇を追い風に一時23,376円(+167)まで上昇。しかし、14時ごろにNHKが安倍首相の辞任方針を報道すると状況は一変。日経平均は先物主導で一時22,594円(−614)まで暴落した末、引けにかけては下げ幅を縮小。

日経平均 22,882円 −326、Topix 1,604 −11
225先物(15時時点)22,920円、為替 106.27円/ドル
NYダウ先物 28,612ドル +144

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■ 後記 : 正確な内容は17時からの会見を確認する必要がありますが、「外資勢に非常に受けの良かった安倍首相の辞任」により長期的な日本株の上値余地引き下げは不可避と見ています。もっとも、新型コロナ対応や景気対策に煮詰まり感も生じていたタイミングだけに、今回のトップ交代が吉と出る事を期待したいところ。

来週の展望や戦略については、首相会見、今晩のNYでの日経先物動向などを確認しながらとなりますが、6月以降の日経平均が押し目らしい押し目がないまま、「個別物色が穴狙いに傾斜してきた」経緯があるだけに、足元の調整を仕込み好機ととらえて対応していきたいと思います。

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午後の戦略 : 続・首相会見までの過不足調整!

前場の日経平均は反発。前日のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演を受けてNYダウは金融株主導で上昇したものの、ハイテク株に利確売りが顕著となったことで小高く寄り付くと、買い一巡後は週末のポジション整理や夕方の安倍首相の会見前の様子見ムードが重石となり、23,200円での持ち合いに移行。

東証主力株は金融・不動産・自動車セクターが循環物色の対象に。中小型株は 3909 ショーケース、5337 ダントー、4051 GMOFG、4931 新日本製薬、8783 GFAなどに短期資金が流入。新興全般では連鎖的投げ売りが顕著に。

□ 午後の展望 : 指数は底堅く、個別は売り優勢
23,150〜23,400円レンジでのしっかりとした推移が本線。NYダウ先物の(パウエル講演から時間差での)乱高下にも軽めに警戒。

■ 午後の戦略 : 続・首相会見までの過不足調整!
ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演は、当面の株価サポート要因化がメインシナリオ。本日夕方の首相会見に関しても(安倍首相が辞任を表明するケースを除き)波乱は想定しにくいものの、月末月初の特殊需給の売り傾斜、9月相場入りによる外資勢の中小型株のポジション整理の“建て前”として利用されるケースには注意が必要。

よって、3割+アルファの余力維持により脇を締めたら、地合いなりの押しを丹念に拾うスタンスで臨みたいところ。

☆ 3990 UUUM
8/11 2,070円 → 8/18 2,417円 +347 16.7%上昇
直近はジリジリと上値を切り下げる展開が続いていますが、強弱感が短期間で変遷中の新興銘柄、上記「9月相場入りによる新興需給の陰転リスク」を踏まえれば、不用意な乗り換えよりも買いレンジ内は腰を据えて対応していきたいところ。直近の調整トレンド脱却気配に際しては買い増しから検討!

big (18)

★ 3092 ZOZO
8/17 2,866円 → 8/27 3,090円 +224 7.8%上昇
上記背景に加えて直近の☆★ご提案銘柄の不安定さから一部利確による穴埋めも妙手と判断しますが、基本スタンスとしては上昇トレンド形成を生かしたアニマルスピリットを継続!

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本日の戦略 :「首相会見後の下押し警戒」からの組み立て!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。注目のジャクソンホール会合では、パウエルFRB議長が低温経済の回避を目的にインフレ目標を従来の2%から2%を上回る水準に変更し、実質的な低金利政策の長期化を示唆。これを受けて米長期金利が上昇し、JPモルガンやトラベラーズなど金融株高主導で一時28,634ドル(+302)まで上昇。ナスダックは金利高がハイテク株の利確売りを誘発し、6日ぶりに反落。

経済指標は4−6月期GDP改定値が市場予想の前期比年率32.5%減に対して31.7%減で着地、週間新規失業保険申請者件数が前週の110万件から100万件に減少するなど、米経済の一定の回復を示すとともに閉そく感も意識されたため、株価にとっては中立に作用。

NYダウ 28,492 ドル +160、ナスダック 11,625p −38
米10年債利回り 0.755% +0.069、為替  106.54円/ドル
NY原油 43.04 −0.35、日経先物 23,220円 +10

big (16)

□ 本日の展望 : 持ち合い ± 米市場
NYタイムを動意乏しく経過した日経先物なりのマチマチのスタート後、引けにかけては17時からの安倍首相の会見を意識した様子見、週末のポジション調整などが重石となる弱含みの推移が本線。想定レンジは23,000〜23,350円。NYダウ先物が、ジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の会見から「時間差で乱高下」するシーンには要注意。

★ 本日の戦略 :「首相会見後の下押し警戒」からの組み立て!
NY株が米長期金利とドル円の騰勢を伴いながら上昇トレンドを維持していますので、大局強気スタンスの継続が本線。短期的には平時の週末リスクに加えて、本日17時から予定されている安倍首相の会見後の市場の同様に備えた「3割+アルファの余力維持」を優先。

個別に関しても、本日からの実質9月相場入りによる「8月序盤からの外資勢の新興銘柄買い一服」、昨日の主役クラス中小型株の軟化による潜在的投げ売りバイアスの高まりには手仕舞い条件の徹底でケアしつつ、買い条件内の推移は腰を据えて臨みたいところ。

※ 安倍首相の会見については、心無いマスコミや評論家・政治家により健康不安による辞任説も囁かれているようですが、
自らの病状を説明した上で続投の意思ととも9月前半にの内閣改造を表明するとみら荒れるだけに、過度の警戒は不要と判断。

★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】
 △ 4586 メドレックス、△ 4576 DWTI
米国で共同開発している帯状疱疹後の神経疼痛治療薬について米食品医薬局に新薬承認申請書を提出。

△ 3965 キャピタルアセット
20年9月期経常益予想を0.7億円から1.5億円に上方修正。

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東京市場(8/27) 新興需給の‘潮目の変化’に注意

本日の日経平均は続落。前日のNY市場は新型コロナ治療やワクチンへの根強い期待感を背景にハイテク株を中心に騰勢を維持したため、買い優勢でスタート。しかし、今晩のジャクソンホール会合、明日の安倍首相の会見を前にポジション整理バイアスが高まっていたところに、中国人民解放軍による南シナ海での対米挑発行為(弾道ミサイル発射実験)と米政府による制裁措置が米中関係の悪化懸念を強め、引けにかけては23,200円を挟んで弱含む展開に。

東証主力株は売り優勢。中小型株も主役クラスは概ね軟調に推移する中、5212 不二硝子、2484 出前館、3562 No.1、3540 歯愛メディカル、7689 コパ、6195 ホープ、7625 グローバルダイニング、7831 ウィルコーポ、3915 テラスカイ、6199 セラク、3853 アステリア、6779 日本電波工業などに短期資金が流入。

日経平均 23,208円 −82、Topix 1,615 −8
225先物(9月限)22,210円、為替 106.03円/ドル
NYダウ先物 28,253ドル −59

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 2721 ジェイHD
6月中間期純損益は前年同期1.85億円の赤字から、1.6億円の黒字に転換。経常赤字も四季報予想を下回って着地。同じく薄商いのティーライフ(3172)とともに割り切り対象でケア。

△ 4998 フマキラー、2395 新日本科学 etc
明日の安倍首相の会見をきっかけとするインフルエンザ関連への思惑買い狙いで注目。新型コロナ関連と重複する部分も多いだけに、両テーマ関連銘柄の増やし過ぎにはご注意ください。

★ 3092 ZOZO 
8/17 2,866円 → 8/27 3,090円 +224 7.8%上昇
通期業績の大幅上方修正(7/30)の主要因となった新型コロナの影響による“巣ごもり消費の拡大”は長期化の様相を呈しており、同社のデジタルシフトの恩恵はこれから本番との見方から、断続的な大口資金の流入が期待されます。0.70倍の好取組も先々の踏み上げ余地を示唆。東証主力系でも稀有なマイルドな上昇トレンド形成を生かした強気スタンスを継続。

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■ 後記 : 今晩のNY市場は、朝方発表される4−6月期GDP、日本時間の午後10:10から行われるパウエルFRB議長の基調講演の内容に絡めた波乱含みの展開へ。ともにマーケットフレンドリーな内容 → 潜在的な株高要因化 → 現状の上昇トレンド継続...が本命視されますが、上値模索トレンドを継続中のハイテク株の利確売りの“建て前”として利用され、28,000ドル割れまで売り込まれるシーンにも要注意。

〜(略)〜

明日の安倍首相の会見の主目的は秋以降のコロナ対応に関してですが、市場の注目は健康状態に集中。体調不安説を一蹴するようなら株価の下支え要因となる反面、退陣を含めてネガティブなアナウンスがある場合には下振れに警戒。

〜(略)〜

8月序盤に需給良化に触れた新興銘柄に関しては、明日からの“実質9月相場入り”をきっかけに買い一服感が生じる可能性も念頭に。
 
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午後の戦略 : リスク管理 → 押し目買い!

前場の日経平均は続落。NY株高を好感して買い優勢で寄り付いたものの、前引けにかけては今晩のジャクソンホール会合と明日の安倍首相の会見を前にしたポジション整理に加えて、昨日の中国による南シナ海向け弾道ミサイル発射実験と米国による制裁強化による両国関係の悪化を嫌気。

東証主力株は概ね軟調。中小型株は新興主力が売られる中、3915 テラスカイ、6208 石川製作所、7625 グローバルダイニング、7831 ウィルコーポ、7689 コパ、3562 No.1、5212 不二硝子などに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 弱含み
直近の騰勢とイベントリスクに加えて、米中関係がリスク要因として俎上に挙がってきたため、NYダウ先物やドル円を睨みつつ、23,000〜23,250円レンジで弱含む展開が本線。

■ 午後の戦略 : リスク管理 → 押し目買い!
リスク要因の増加(ジャクソンホール、安倍首相の会見 + 米中関係)を念頭に3割+アルファの余力確保を優先しつつ、好テクニカル銘柄は目先の押しを買い好機として臨みたいところ。

☆ 3680 ホットリンク : 前場のマザーズ主力への現金化売りに煽られて530円台まで軟化中。先日のアンジェス同様のチョウチン筋主体の一過性の売りとみていますが、半数手仕舞い後は一旦様子見 → 明日以降のブレを待って買い直すスタンスで臨んでください。

★ 3092 ZOZO 
8/17 2,866円 → 8/27 3,090円 +224 7.8%上昇
3,000円台での細かい上下は俯瞰しながら、従来戦略の踏襲によりダイナミックに対応していってください。

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【ウォッチ銘柄】
△ 3915 テラスカイ
勘助氏注力中。紹介銘柄が上がったこと以上に、途中過程の取り組み方が良いですね。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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