2020年12月

2021年マーケットに関する考察

(1)コロナバブル継続・・・新型コロナの感染拡大に起因する歴史的金融緩和と積極財政による過剰流動性を背景に、株式市場の上昇トレンドは(FOMCにより出口戦略が議論され始めるまでの)長期化が必至と判断。

(2)日経平均の高値目安は31,000円・・・日経平均の今期の予想EPS1,080円に対して、現況での来期予想は45%程度増加の1,560円がコンセンサス。コロナバブルによる上方バイアスを加味すれば、PERは平常時が15〜20倍、下振れ時が12倍水準、上振れ時が22倍水準までのブレが想定されるため、「23,000〜31,000円」をコアレンジとしながら、上下のオーバーシュートに際しては19,000円付近 or 34,000円付近までのブレが想定されます。

(3)GAFAMの解体(思惑)・・・現実味のある下振れリスクとしては、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフトなど巨大企業への規制当局の締め付け強化 → 解体思惑による大掛かりな需給調整 → 短期的かつ鋭角な下落に要注意。

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(4)BATの膨張・・・業績不振かつ技術力のある中国企業が、中国共産党の指示のもとで次々とバイドゥ、アリババ、テンセントに吸収される流れは不変。結果として3社の勢力は今年も膨張し続けるでしょう。

※ 膨張は遅々として進むため、マーケットの需給波乱要因としての過度の警戒は不要ですが、GAFAMの停滞とセットになる場合には、ビジネスにおける主要ルールが中国共産党色に次々の塗り替えらる → 現代版奴隷制度の支配領域拡大に警戒。ドイツと中国関係の親密化にも要注意。

(5)米中対立の継続・・・中国が覇権国家となる凄惨たる未来を避けるためにも、トランプ氏に続いてバイデン政権も中国に対して厳しい対応を迫るはずです。その場合、自由主義経済は延命される反面、マーケットはネガティブな反応へ。

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(6)デジタル化で格差縮小はしない・・・世界経済の規模はコロナ禍での急激な縮小後、マイルドな回復基調が本命視されますが、コロナ以前への回復には2,3年程度かかるとみるのが賢明。すなわち収穫できる果実が増えない状況にもかかわらず、企業による配当や自社株買いなどの株主優遇策が継続する結果、被雇用者層への配分が減るのが不合理かつ不可避な真実。主要国の財政支出がある程度カバーするものの、デジタル化をはじめニューノーマルに適合した一部の人々を除いては、収入面での貧富の差は解消されるどころか拡大傾向を続けそうです。

(7)おまけ・・・評論家さんたちがあまり触れていない事案としては、米中双方から恨みを買ったソフトバンク孫会長の失脚 → 米中企業によるソフトバンクの分割・吸収、衆議院選での敗退による菅政権の退陣 → 高齢のバイデン大統領誕生に類似した第2次麻生内閣の発足(→第3次安倍内閣への移行)、規制緩和による国内大手自動車メーカーと大手電機メーカー or 同業内でのM&A...などもマーケットの短期的なかく乱要因として個人的に注目しています。

年末年始も応援よろしくです!☆
 
     

  

            

NY市場(12/30) 反発

おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。英当局のアストラゼネカ製コロナワクチンの承認、コンセンサスを上回って前月比で上昇時た12月シカゴPMI、30日からの現金給付の手続き開始(報道)などを好感して買いが先行。昼頃に30,525ドル(+189)まで上値を切り上げると、引けにかけては概ね30,400ドル台で推移。ナスダックもテスラ、マイクロンテクノロジー、AMATが買われて反発。CME225・日経先物は火曜の大幅高による利確バイアスがネックとなって上値の重い展開に。

NYダウ 30,409ドル +73、ナスダック 12,870p +19
米10年債利回り 0.935% +0.002、為替  103.21円/ドル
NY原油 48.30 +0.30CME225 27,405円 
 
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東京市場(12/30) 気持ちを切らさず2021年へ!

本日の日経平均は反落。年末年始の特殊需給の買い傾斜、先物での買い攻勢&売り方の買い戻しなどを主要因に急騰した前日の反動による売り優勢で寄り付くと、10時過ぎに27,338円(−229)まで軟化した後、引けにかけては概ね27,400円台でしっかりと推移。東証主力株は売り優勢。ファストリ(9983)が1銘柄で日経平均を59円下支え。

中小型株は 7782 シンシア、2489 アドウェイズ、7342 ウェルスナビ、4167 ココペリ、4166 かっこ、4019 スタメン、4586 メドレックス、7922 三光産業などに短期資金が流入。

日経平均 27,444円 −123、Topix 1,804 −14
225先物(3月限)26,470円、為替 103.33円/ドル
NYダウ先物 30,318ドル +80

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□ 後記 : 2020年の大納会は ☆ MDV、☆ 昨日からの新銘柄の利確が効いたもののスッキリとしない結末に。来週の日経平均は「27,000円台の値固め」、個別物色はIPO関連と好材料銘柄、主役クラスの一角への資金流入が予想されますが、買い方優位の先物需給、様子見色を強めた個別需給ともに上振れ余地を残していると判断しています。

コロナの影響で年末年始をご自宅で過ごされる方も多いと思いますので、4連休中も気を緩めずに、2021年相場にスムーズに適応していってください。

    
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■ ご挨拶 ■
本年も大変お世話になりました。2020年は新型コロナ感染拡大により世界中で生活スタイルの変化が余儀なくされましたが、マーケットにおいても未曽有の金融緩和と財政出動がバブルの素地を膨張させる歴史的な一年に。
来年も各方面においてドラスティックな変化が予測されるだけに、全体戦略、銘柄選別、売買提案などのバージョンアップに日々尽力していく所存です。

今後ともよろしくお願いいたします。

年末年始は、通常通り土曜に来週のNY展望の更新、日曜のメルマガにて来週の日本株戦略に触れていく予定です。その他、(不確定ですが)年末年始ですので企画めいたものをアップしたいと考えています。

それでは、皆さま良いお年をお過ごしください。

お帰り前にこちらも是非!☆
  
     

    

午後の戦略 : 2021年に向けた過不足調整!

前場の日経平均は反落。前日の先物需給の上振れによる大幅高の反動により利確優位で寄り付くと、27,338円(−229)まで下落した後は27,400円付近の持ち合いに移行。東証主力株はほぼ全面安。NYダウ先物は前日比40ドル高水準で推移中。

中小型株も年末のポジション整理がネックとなる中、6400 不二精機、5724 アサカ理研、4169 ENECHANGE、4166 かっこ、4019 スタメン、4586 メドレックス、2685 アダストリア、2489 アドウェイズなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 売り優勢 ± 先物需給
昨日の大幅高の反動や年末のポジション整理売りを重石とする売り優勢の展開が本線。先物主導で27,000円付近まで下振れるシーンもリスクシナリオとして念頭に。

■ 午後の戦略 : 2021年に向けた過不足調整!
弱テクニカル銘柄の売却により「3割+アルファの余力確保」を優先したら、流動性高めの好テクニカル銘柄から的と条件を絞った押し目買いへ。

☆ 3902 MDV : 昨日2,900円台での一部利確後、予定通り2,720円までの調整過程で買い直しをセット。引けにかけても2,700円台は腰を据えて臨みつつ、〜(略)〜!

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【ウォッチ銘柄】
△ 2489 アドウェイズ
GS氏注力中。短期30%高を記録した月初に続く、第2ラウンドも大納会で上振れ。◎ 6300番台もテーマ性が高いだけに楽しみです。

では 午後もよろしくお願いします。
      
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本日の戦略 : 2020年大納会も正攻法で堂々と!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。追加経済対策法案の成立を好感した前日の余韻にて寄り付き早々に30,588ドル(+184)まで上昇すると、引けにかけては高値警戒感が重石となって概ね30,300ドル台での持ち合いに移行。ダウ構成銘柄は高安マチマチ。ナスダックも前日の最高値更新の反動により、利確優位で推移。

NYダウ 30,335ドル −68、ナスダック 12,850p −49
米10年債利回り 0.935% +0.002、為替  103.53円/ドル
NY原油 48.06 +0.44CME225 27,480円 

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□ 本日の展望 : 高値持ち合い ± 年末年始需給
27,600円台ではNY市場での利確優勢ムード、年末のポジション整理などが足枷となる一方、27,300円台では押し目買いや売り方の買い戻しが下支えとなる高値圏での持ち合いが本線。昨日同様の「年末の特殊需給による上下のブレ」も念頭に。

★ 本日の戦略 : 2020年大納会も正攻法で堂々と!
明日からの4連休中の外部環境は政治サイドからのサプライズは想定しにくいため、年明けも27,000円台でのリスタートが予想されます。

よって、本日は「3割+アルファの余力確保を優先」により連休リスクと年初の新規買いに備えながら、継続予定銘柄に関しては押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを貫いて2020年の締め括りとしてください。

〜(略)〜

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『 ストレスの元を絶って2021年へ!』

では 本日もよろしくお願いします。
    
   

東京市場(12/28) The・掉尾の一振!

本日の日経平均は大幅続伸。NY株の「追加経済対策法案の成立を好感した最高値更新」を追い風に買い優勢で寄り付くと、引けにかけてもNYダウ先物の上昇、年末年始の特殊需給の買い傾斜、先物での買い攻勢&売り方の買い戻しなどを背景に終日堅調に推移。27,500円台は1990年8月以来、30年4か月ぶりの高値水準。

東証主力株はほぼ全面高。9107 川崎汽船、8035 東京エレク、7735 スクリーン、6702 富士通、7011 三菱重工、7013 IHI、7201 日産、9984 ソフトバンク、4005 住友化学、9613 NTTデータ、4755 楽天、8802 三菱地所、9983 ファストリ、4506 大日本住友製薬などが前日比3%超の上昇に。

中小型株も日経高や実質新年相場入りによる「益出し売り一巡」を背景に主役クラスが堅調に推移。7033 マネジメントソリューションズ、6535 アイモバイル、6070 キャリアリンク、6619 ダブルスコープ、3856 Abalance、5922 那須電機、7625 Gダイニング、7694 いつも、4436 ミンカブ、4884 クリングルファーマ、3923 ラクス、6635 大日光エンジ、2481 タウンニュースなどが商いを伴って大幅高。

日経平均 27,568円 +714、Topix 1,819 +31
225先物(3月限)27,570円、為替 103.70円/ドル
NYダウ先物 30,482ドル +177

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 6331 三菱化工機、6366 千代建
今月前半に人気化した後、テクニカル調整をこなしたLNG関連を上昇トレンド回帰狙いで継続注視。

△ 4054 日本情報クリエイト、3923 ラクス、68●●
好テクニカル旧Sラボ銘柄を押し目買い(即回転ではなく)スイング狙いで継続注視。

☆ 先週末からの3000番台銘柄
国内最大規模の診療データベースを保有。11月にSBI(8473)との資本業務提携を発表した後、今月4日にはオムロンヘルスケアとの提携、10日のMDV MUST(過去の診察実績を可視化するシステム)のサービス開始、15日には世界最先端の免疫解析技術を有するイミュニティリサーチとの提携を発表するなど断続的な材料を背景に、3月以降の上昇トレンドを継続中。特にSBIとの資本業務提携のシナジー効果は、2021年に大いに発揮されると判断しています。

会員サークルでは、MRT(6034)に続くクラウド医療関連への派生も目的に、先週末2,830円付近から2,750円台までの押しを使って参戦。2,900円台までの2回転後、明日の押しもターゲットプライスまでを丹念に買い直していく予定です。

銘柄名は今だけこちらで公開中!
           



■ 後記 : 2020年の東京市場も明日の大納会を残すのみとなりました。今年の年末年始はわずか4連休のため、年明けも11月からのワクチンバブル継続による買い優勢の展開が本命視されます、
よって、明日は「3割+アルファの余力確保を優先」により連休中の外部環境悪化リスク、年初からの新規銘柄への参入などに備えつつ、継続予定銘柄に関しては押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを貫いて2020年の締め括りとしてください。

※ マザーズ指数のトレンド陽転気配により、複数の主役クラス中小型株にテクニカル良化兆候が生じています。それらの打診買いにも面白いタイミングとなっていますが、近似テクニカル銘柄の増やし過ぎにはくれぐれもご注意ください。

1/1〜10スタートコースのメンバーさん募集開始!
☆★Sラボ新規買い対象は現在3銘柄。☆ 本日からの新スポット銘柄即日7%強上昇!

明日も年初のロケットスタートの向けた準備を丹念に。
   
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※ 年内にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして当日中にID・パスワードをお送りさせていただきます。
              

午後の戦略 : 手仕舞いは大胆に、利確はアバウトに!

前場の日経平均は(寄り前にお伝えした持ち合い予想に反して)大幅続伸。NY株高を追い風に26,900円台で寄り付くと、本日からの実質新年相場入りによる特殊需給が強気に振れ、先物主導で27,300円付近まで上昇。東証主力株は概ね堅調。8035 東京エレク、9983 ファストリ、9984 ソフトバンク、2413 エムスリー、4063 信越化学などが指数高を牽引。

中小型株は 4169 ENECHANGE、7694 いつも、4884 クリングルファーマなどIPO関連の他、3856 Abalance、7625 グローバルダイニング、6070 キャリアリンクなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 先物需給
前場同様の買い優勢の展開をベースとしながら、年末年始の特殊需給に絡めた先物次第のやや波乱含みの推移へ。想定レンジは26,900〜27,500円。

■ 午後の戦略 : 手仕舞いは大胆に、利確はアバウトに!
年初の個別需給に対する過度の期待は排除すべく、弱テクニカル銘柄は大胆に売却しながら、好テクニカル銘柄に関しては押し目買い重視、利確は懐大きくアバウトに対応していきたいところ。

☆ 先週末からの3000番台銘柄
会員サークルでは「年末の益出し売り」一巡後のトレンド陽転は必至と判断し、12月上旬に短期11%高を果たしたMRT(6034)、先週3日で15%高の自動制御システム(6232)の後継イメージにて、先週末2,830円から2,700円台後半を中心に参戦。複数回に渡る2,700円台の買い → 2,900円付近での一部利確を展開中。

ここからも押しは強気、上昇時は売りすぎない注意 & 隙あらば買い増しスタンスで取り組む予定です。

銘柄名は間もなくこちらで公開!
           



☆ 本日からの新銘柄は前場のみで7%高。「年末年始に奇策は不要」がモットーとなりますので、500万円前後なら楽に売り買いできる銘柄です。もちろん、目先も利確よりも押し目買い直しが本線。

【ウォッチ銘柄】
△ 4651 サニックス
勘助氏注力中。エフオン(9514)、川本産業(3604)に続いて、明確に動意づいてきたようです。YEデジタル(2354)も高値更新。

では 午後もよろしくお願いします。
      
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本日の戦略 : 続・2021年に向けた破壊と創造!

おはようございます。

連休明けのNY株式市場は続伸にて最高値を更新。前日の東京タイムで材料視された「追加経済対策法案の成立」による政府機関の一部閉鎖回避、景気の底上げ期待を追い風に買い先行でスタートすると、10時台に30,525ドル(+325)まで上昇した後、引けにかけても概ね30,400ドル台で堅調に推移。もっとも、先物先行の指数高の側面は否めず、ダウ構成銘柄はアップル、Wディズニーが指数高を牽引した以外は高安マチマチ。ナスダックもアップル、アマゾン、フェイスブックへの局所物色が顕著に。

NYダウ 30,403ドル +204、ナスダック 12,899p +94
米10年債利回り 0.935% +0.005、為替  103.79円/ドル
NY原油 47.68 −0.55CME225 26,900円 

□ 本日の展望 : 買い一巡後もしっかりと
昨日の東京タイムでの日経先物終値から(配当落ち分を上回る)100円強上昇したCME225なりに買い優勢で寄り付いた後、引けにかけては年末のポジション整理と押し目買いが交錯する方向感の乏しい流れが本線。想定レンジは26,700〜27,050円。

NY株同様に先物主導の上値追いとなるため、東証主力株に関しては「日経−アルファ」の推移に、中小型株に関してはテクニカルが不安定なマザーズ指数なりのブレに要注意。

★ 本日の戦略 : 続・2021年に向けた破壊と創造!
年初の日経先物は買い方優位の趨勢が本命視されますが、個別に関しては(1)マネーゲームが展開されるIPO関連や好材料銘柄、(2)上値が重い大半の銘柄、(3)安定した上昇トレンドを描く極一部の銘柄...の3パターンが想定されます。

よって、(2)リスクが伴う弱テクニカル銘柄は大胆に売却しながら、自動制御システム(6232)の大幅高のアドバンテージを生かすべく、☆ スポット3000番台2銘柄の押し目買いにて(3)狙い、☆ 本日からの新銘柄にて(1)へ派生するスタンスで臨んでください。

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では 本日もよろしくお願いします。
    
 

1/1〜10スタートコースのメンバーさん募集開始!
2021年の全体相場は、先物主導で定期的に下振れを演出しつつ、過剰流動性を背景とする長期上昇トレンド継続が本線。個別株のテーマ物色に関しても日米政策やコロナ関連が中心となりそうですが、“物色サイクルの更なる短期化”によって、「2回儲かった銘柄の3度目のチャレンジで大やられ・・・」リスクが増幅しそうです。

よって、例年以上に大局観をしっかりと持ち、外資系動向から逆算した戦略(トップダウン戦略)で対応できるか否か資産拡張の成否に大きく関与するでしょう。

★☆2020年の全ラボ銘柄の実績は、週末のコメント(前半)(後半)を参照ください。

みんなで一緒に2021年を飛躍の年に!!
   
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※ 年内にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして当日中にID・パスワードをお送りさせていただきます。
              

東京市場(12/28) 明日からの実質新年相場に期待!?

本日の日経平均は反発。手掛かり材料難による薄商いの中、12月配当権利取りを支えに買い優勢で寄り付くと、トランプ大統領が米追加経済法案に(一転して)同意・署名したとの報道を好感し、終値ベースでの年初来高値を更新。東証主力株は高安マチマチ。水素関連の材料で三菱重工(7011)、川崎重工(7012)が買われた他、8035 東京エレク、6981 村田製作所、6762 TDK、6976 太陽誘電など半導体関連が堅調に推移。

中小型株は 4167 ココペリ、7694 いつも、4436 ミンカブ、4168 ヤプリ、4165 プレイド、3909 ショーケース、8698 マネックス、3315 コークス、3914 ジグソー、4274 細谷化工などが物色対象に。総じて、IPO関連への短期資金の傾斜、年内の益出しや損失確定売りがネックに。

日経平均 26,854円 +197、Topix 1,788 +9
225先物(3月限)26,780円、為替 103.47円/ドル
NYダウ先物 30,234ドル +125

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【ウォッチ銘柄】
△▼ 4312 サイバネット、3683 サイバーリンクス
20年12月期経常益予想を上方修正。小高く寄りなら買い、吹き値スタートなら空売り重視で注目。決算絡みの博打買いならアルファ(3322)をケア。

△ 3663 アートスパーク、2354 YEデジタル
勘助氏関連銘柄。好テクニカル銘柄の押し目買いスイング狙いで継続注視。川本産業(3604)、〜(略)〜はマネーゲームとしての対応が賢明。GS氏関連のギフティ(4449)はそれらの中間イメージで。

△ 6232 自動制御システム 
12/23 2,890円 → 12/25 3,345円 +455 15.7%上昇
会員サークルでは先週末に利確提案済みですが、引き続き3,050円付近までの押し目買い直しスタンスで注目。

■ 後記 : 2020年の東京市場も残り2日。年初の日経先物は買い方優位の趨勢が本命視されますが、個別に関しては(1)マネーゲームが展開されるIPO関連や好材料銘柄、(2)上値が重い大半の銘柄、(3)安定した上昇トレンドを描く極一部の銘柄...の3パターンが想定されます。

(1)に関してはココペリ(4167)、〜(略)〜など先々のマザーズ主力候補に資金の一部を振り分けるのも妙手と判断していますが、弱テクニカル銘柄に関しては(2)化リスクが懸念されるだけに、「年内の売却 → テクニカル改善を待って再戦の是非を検討する」スタンスで臨みたいところ。

Sラボ戦略 : (3)重視にて流動性高めの好テクニカル銘柄をポジションの中核に据える構えを継続。明日も☆★新規買い対象2銘柄の増減を丁寧に計りながら、状況と情報が整う場合には★☆新銘柄に派生する予定です。

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では 本日もお疲れさまでした。

「自動制御システム(ASCL)、千代建みてたよ!」・・・こちらも是非
!☆
   
      
   

午後の戦略 : 続・年末のポジション整理!

前場の日経平均は反発。週末中の市場環境に目立った変化がない中、設備投資関連の一角が指数を底上げ、概ね26,700円台前半で持ち合う展開。

中小型株は 6664 オプトエレ、4436 ミンカブ、7694 いつも、4485 JTOWER、4490 ビザスク、7625 Gダイニング、2354 YEデータ、3909 ショーケース、8698 マネックス、6727 ワコムなどに短期資金が流入。

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□ 午後の展望 :  模様眺め
手掛かり材料難の中、実質的な年内最終日によるポジション調整中心の動意の乏しい流れが本線。

■ 午後の戦略 : 続・年末のポジション整理!
弱テクニカル銘柄は年内の手仕舞い優先 → テクニカル良化を待って再戦の是非を検討するスタンスを継続。好テクニカル銘柄に関しては「余力空けすぎによる年始の飛び乗り買い」を避けるべく、押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスで臨んでください。

【ウォッチ銘柄】
△ 6331 三菱化工機、6366 千代建etc
昨日のメルマガで触れたように、今月前半に人気化した後、テクニカル調整をこなしたLNG関連を上昇トレンド回帰狙いで注目。テーマは異なるものの、近似テクニカルのモリテックスチール(5986)、オハラ(5218)も割り切り即転狙いでケア。

△ 3604 川本産業
勘助氏注力中。先週木曜2,010円から参戦後、翌日に10%高 → 金曜に2,020円まで買い直した後、本日の再び10%高と経過中。YEデジタル(2354)、アートスパーク(3663)など勘流予備軍、ギフティ(4449)などGS予備軍もいい流れ。

では 午後もよろしくお願いします。
      
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S教授

1972年11月生まれ(50歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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