2021年01月

日本株展望 2/1〜5 : 短期調整トレンド ± 先物需給

■ 週間展望 : 短期調整トレンド ± 先物需給
先週後半から悪化している先物需給とテクニカル主導の軟調地合いが本線。下値は12月前半の上値抵抗帯かつ13週線が控える26,800〜27,000円レンジが強めの抵抗帯として意識される一方、上値に関しては21億株もの出来高をこなした1/21終値水準(28,197円)から節目の28,000円にかけてを“戻りの関所”として注目。

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国内企業決算に関しては、指数寄与度の大きいファストリ(9983)、ファナック(6954)、東京エレク(8035)、アドバンテスト(6857)が先週木曜までに発表を終えており、ソフトバンク(9984)、トヨタ(7203)が2月2週目の発表となるため、全体需給に与える影響は軽微となりそうです。

よって、波乱要因としては(NY展望でもお伝えした)先物需給が先週後半の「年初からの上方オーバーシュートの反動」から、仕掛け売りと投げ売りが重複する「下方オーバーシュートに発展 → 26,000円台前半までの下ブレ」に警戒。

※ 世界経済や国内外企業業績の回復基調は鮮明なだけに、当シナリオの可能性は低いと判断しています。ただし、個別株に関しては潜在的投げ売りバイアスが膨張しているだけに「日経の下値の見えにくさに対する過剰反応」に要注意。

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<< 主な決算発表予定 >>
2/1(月)引け後:6963 ローム、6971 京セラ、9878 セキド、6920 レザーテック、

2/2(火)
ザラ場中:6366 千代建、6503 三菱電機、引け後:3064 MRO、4293 セプテーニ、4436 ミンカブ、4902 コニカミノルタ、8056 ユニシス、7177 GMO FG、8316 三井住友FG

2/3(水)
ザラ場中:8002 丸紅、9107 川崎汽船、9101 日本郵船、4188 三菱ケミカル、8031 三井物産、引け後:4452 花王、4689ZHD、6758 ソニー、8604 野村HD、6088 シグマクシス

2/4(木)
ザラ場中:7012 川崎重工、7011 三菱重工、6937 古河電池、引け後:3179 シュッピン、4385 メルカリ、4543 テルモ、5801 古河電工、6674 GSユアサ、6768 タムラ製作所、7752 リコー、9613 NTTデータ、7198 アルヒ、4582 シンバイオ製薬、8306 三菱UFJ、4062 イビデン、3939 カナミック

2/5(金)ザラ場中:4626 太陽HD、4061 デンカ、7270 SUBARU、引け後:1721 コムシス、2395 新日本科学、3690 イルグルム、3914 ジグソー、3998 すららネット、4680 ラウンドワン、6544 JES、6670 MCJ、7269 スズキ、8023 大興電子通信、4485 JTOWER、6855 日本電子材料、6026 GMOテック、2146 UT、2362 夢真

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NY市場展望 2/1〜5 : 乱高下による下値形成!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅反落。マイクロソフト・アップルの決算を起点とする利確ラッシュモード継続により終日軟調に推移。2か月連続のマイナスとなった20年12月個人消費支出、コンセンサスを下回った1月ミシガン大学消費者信頼感指数、米新興ネット証券のロビンフッドによる取引制限の緩和が投機的売買を誘発するとの思惑なども株価の下押し材料に。終値30,000ドル割れは12/14以来。

ダウ構成銘柄はほぼ全面安。マイクロソフト・アップルの他、シェブロン、3Mダウ、J&Jが指数安を先導。ナスダックもハイテク関連を中心に売りが拡散し、前日比−2.0%の急反落。CME225は前日の東京タイムの日経先物終値から200円強切り返した27,880円で取引を終了。

NYダウ 29,982ドル −620、ナスダック 13,070p −266
米10年債利回り 1.084% +0.029為替  104.72円/ドル
NY原油 52.19 −0.15CME225 27,780円

■ テクニカル : NYダウのテクニカルは直近3日で2本出現した大陰線が(戻り)売り優位を示唆。目先の上値は30,400ドル付近まで軟化してくる5日線が軽め、30,800ドル水準の10日線が強めの抵抗帯として意識されます。下値は(1)11月以降の上昇幅4,687ドルに対するフィボナッチ押し(0.382)相当の29,400ドル、(2)半値押し水準の28,800ドル水準が目安。

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【主な政治・経済イベント】
1/31(日)中国1月製造業PMI
2/1 (月)中国1月財新PMI、米1月ISM製造業景気指数
2/2 (火)米決算:アマゾン、アルファベット、ファイザー
2/3 (水)米1月ADP雇用報告、1月ISM非製造業景気指数
2/4 (木)米12月製造業受注、決算:メルク
2/5 (金)米1月雇用統計

■ NY市場展望 : 乱高下による底値圏形成!
マイクロソフト・アップルの決算を起点とした利確ラッシュモード、33p台まで上昇しているVIX指数が示す市場マインドの軟化などが逆風となる(戻り)売り優勢の展開が本線。想定レンジは29,200 〜 30,500ドル

※ 直近のNY株の暴落過程においても米10年債利回りに目立った変化はないため、景気後退懸念を背景とする本格的な下落トレンド入りは回避される可能性が高そうです。よって、数週間スパンで見通した場合は、「2月前半は乱高下の中で下値を固め、春先に向けて騰勢が復活する」流れが本命視されます。

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米中マクロ指標に関しては、(現在の下ブレが需給要因のため)マーケット全体に与える影響は短期的 or 限定的なものに留まると判断。火曜のアマゾン、アルファベットの決算に関しても、前週のマイクロソフト・アップルの決算発表にて「企業業績の回復基調の確認」が終了しているために無風通過が本線。

リスクシナリオとしては、下落の本質が「11月以降のオーバーシュート気味な上昇の反動」から、利確ラッシュを経て下方オーバーシュートに変質した場合の29,000ドル割れに要注意。

   
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東京市場(1/29) 2月上旬は下方オーバーシュートにも要注意

本日の日経平均は大幅続落。前日のNY株は反発ながらもリバウンド力の乏しさを露呈したことで28,320円(+123)で寄り付いた後、引けにかけては週末・月末のポジション整理、見切り売り、先物での利確ラッシュ&仕掛け売りなどを絡めて下値を切り下げる展開に。東証主力株は概ね軟調。8035 東京エレク、9984 ソフトバンク、2413 エムスリー、9433 KDDI、9983 ファストリ、4063 信越化学の6銘柄で日経平均を200円強押し下げる構図。中小型株も主役クラスは総じて軟調に推移。

日経平均 27,663円 −534、Topix 1,808 −30
225先物(3月限)27,570円、為替 104.46円/ドル
NYダウ先物 30,169ドル −338

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■ 後記 : マイクロソフト・アップルの決算を起点とする日経下ブレに警戒すべく、直近は“控えめの強気スタンス”での対応をご提案させていただいていましたが、「今週中の27,700円割れ」に対する配慮不足は明白であり、後手を踏んだ格好となり申し訳ありません。

日経平均のテクニカルは5日・10日線のデッドクロスをはじめ複数の売りサインが点灯しているため、来週も日米決算や政治・ワクチン動向を“建て前”とした先物主導の不安定な推移が予想されます。※ リスクシナリオとしては、先月下旬以降お伝えしてきた「27,500円以上は上方オーバーシュート」の巻き戻しによる現在の下落基調が、一気に下方オーバーシュートに発展した際の下値の見えにくい流れに警戒。

もっとも、2月前半まで続く決算シーズン中の売買難易度の高まりを踏まえれば、このタイミングの積極策はリスクが高かっただけに、「買いにくい地合い」は冷静さを取り戻してくれるプラスの効果も

来週も本日同様の「買いそびれリスクの選択」をベースとしつつ、直近の“控えめの強気”と★☆Sラボ銘柄を極端に絞り込んでいる経緯から、機を見て敏に☆★新銘柄に取り組んでいく予定です。

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では 今週もお疲れさまでした。

良い週末をお過ごしください。
    
    

 
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午後の戦略 : 続・2月の巻き返しに備えた慎重策!

前場の日経平均は反発。前日のNY株のリバウンド基調を受けて28,320円(+123)で寄り付くと、買一巡後は戻り売りがネックとなって23,100円台前半まで売られた後、28,200円台後半まで持ち直し中。東証主力株は高安マチマチ。9983 ファストリ、6857 アドバンテスト、6976 太陽誘電などが指数を下支え。

中小型株は 4011 ヘッドウォーター、3793 ドリコム、4168 ヤプリ、4579 ラクオリア創薬、6907 ジオマテック、4552 JCRファーマ、2148 ITメディアなどに短期資金が流入。総じて昨日のダメージによる様子見色の強い構図に。

□ 午後の展望 : リバウンド優位も波乱含み
前場中に28,100円台まで売り直されながら28,300円付近まで切り返している経緯からは、28,200〜28,400円レンジでの底堅い推移が本線。ただし、週末・月末要因により積極的に安値を買う動きが限られるため、先物での売り攻勢再開による28,000円の攻防 & 個別全般の連鎖的投げ売りには警戒したいところ。

■ 午後の戦略 : 続・2月の巻き返しに備えた慎重策!
個別の売買難易度の高まりを念頭に、買いそびれリスクを選択した守備的スタンスを継続。ストレス玉の戻り売りによる3割+アルファの余力維持を優先しながら、好トレンド銘柄の押し目買いへ。

☆ 1447 ITBook : 予定通り540円までの調整過程で買い直しをセットしていただいたら、5●0円付近までのリバウンド局面も強気に!
   
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■ ご連絡 : 打ち合わせのため通常よりも早めの更新とさせていただいています。今後も金曜は同様のケースが増えそうです。ご了承ください。

本日の戦略 : 持ち株の増減、買いそびれリスクを選択!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は急反発。前日の暴落を受けた自律反発機運の高まり、10−12月期実質GDP(前期比年率+4.0%)の良好さを背景に買いが先行。一時30,951ドル(+648)まで上昇すると、引けにかけても30,800ドル付近で堅調に推移。個別では金融株、レイセオン、インテル、マイクロソフト、ウォルトディズニーなどを中心に概ね堅調。アップルは前日の決算を売り材料視されて指数の足かせに。

ナスダックもネットフリックス、グーグル、マイクロソフトの他、TI、インテル、マイクロンテクノロジー、エヌビディアなど半導体が買われて反発。

NYダウ 30,603ドル +300、ナスダック 13,337p +66
米10年債利回り 1.050 % +0.036為替  104.23円/ドル
NY原油 52.34 −0.51、CME225 28,395円

NYダウのテクニカルは10日線、20日線が控える30,800ドル台に上値抵抗を示しているため、底打ち判断は時期尚早。ナスダックも引け味の甘さ、連日の10日線割れ、高水準でのMACD陰転を踏まえれば、更なる下ブレへの警戒を続けるのが賢明。

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□ 本日の展望 : リバウンド優位も波乱含み
CME225にサヤ寄せした堅調スタート後、引けにかけては週末・月末要因、テクニカルの不安定さなどを背景とした上値の重い展開が本線。想定レンジは28,250〜28,500円台後半。昨日の午後同様に戻りが緩慢な場合の売り攻勢再開 → 28,000円の攻防もリスクシナリオとして念頭に。

★ 本日の戦略 : 買いそびれリスクを選択!
日米株価指数に関しては先物主導の「早期底打ち、上値模索トレンド再開」も期待されますが、個別株に関しては決算シーズン中の特殊需給も相まって当面は売買難易度の高い環境が継続する可能性が大。

本日は「高寄り、引け安銘柄」が散発すると想定されるため、ストレス玉の戻り売りによる3割+アルファの余力維持を優先しながら、好トレンド銘柄の押し目買いへと派生するスタンスで臨んでください。※ 新規銘柄への派生に関しては、買いそびれリスクを選択した「見送り」がおススメ。

★☆Sラボ銘柄は昨夕の戦略を踏襲。市場マインドの落ち着きを確認しながら☆★新銘柄へと派生するイメージで!

☆ 1447 ITBook
1/25 550円 → 1/27 593円 +43 7.8%上昇
5●0円付近までの押し目買い直しを中核とする強気スタンスを継続。本日の日経朝刊1面に、「新型コロナウイルスのワクチンの接種に向けた自治体の情報一元管理」に関する記事が掲載されています。具体的な企業名への言及はありませんが、潜在的な押し上げ要因として注目。

【ウォッチ銘柄】
▼ 2516 マザーズ指数ETF(売)
2月上旬にかけての需給悪化トレンドへの備えとして注目。インパクト重視のVIX(1552)は昨日のストップ高後、本日も利確優先で対応。

また、リスクヘッジとしての日経レバ(1570)の売り、日経ベア(1360)の買いに関しては、昨年11月のような新興需給の悪化と日経(先物)の上昇が並行するリスクを念頭に、優先順位は低めで考えています。

△ 6723 ルネサス
TSMCなど外部の半導体製造会社に委託する製品について自動車向けの一部を自社生産に切り替えたとの報道。

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東京市場(1/28) 潜在的投げ売りバイアスは増幅

本日の日経平均は急落。前日のNY市場での株価暴落を嫌気して寄り付き早々に27,975円(−659)まで下落すると、売り方の買い戻し主導で28,300円台半ばまで持ち直したものの、午後は28,200円を挟んで軟調に推移。もっとも、日経225採用銘柄の約3割が前日比プラスで取引を終えたように、「年初からの先物主導の上振れの反動」色が強く、東証主力株の悲壮感は限定的。

中小型株は 6907 ジオマテック、3956 国際チャート、4549 栄研化学、6961 エンプラス、8698 マネックス、4552 JCRファーマ、3053 ペッパーフード、3751 日本アジアGなどに短期資金が流入。主役クラスは概ね軟調に推移し、マザーズ売買代金上位30銘柄中、16銘柄が前日比5%超の下落に。

日経平均 28,197円 −416、Topix 1,838 −21
225先物(3月限)28,030円、為替 104.35円/ドル
NYダウ先物 30,108ドル −81

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 1552 VIX
本日は6,630円のストップ高にて、昨日寄り値5,580円から18%の上昇に。寄りからストップ高近辺まで吹き上がったために継続中の方もいらっしゃるかと思いますが、あくまでも下落トレンドではなく下落インパクトに重点を置いた取り組みとなりますので、明日中には利確完了がおススメ。

△ 3182 オイシックス
21年3月期経常益予想を25億円から40億円に上方修正。同時に発行数の3.86%の自社株買いを発表。中長期押し目狙いが正攻法となりますが、短期的には割り切り対象でケア。

その他の決算絡みではサイオス(3744)、Jリース(7187)、メルコ(6676)、ドリコム(3793)を売り買い双方で、ITメディア(2148)を博打買いで注目。

☆ 1447 ITBook
1/25 550円 → 1/27 593円 +43 7.8%上昇
菅政権によるマイナンバーを活用した行政のデジタル化、特に2月下旬スタート目標のコロナワクチン接種状況をマイナンバーにて一元的に管理する方針を背景に注目度が高まっています。400円台後半での底入れ機運に加えて、PKSHA(3993)に代わるマザーズ銘柄の組み入れ、〜(略)〜などを考慮した強気スタンスを継続。

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火曜589円までの上昇過程での3−5割の利確 → 昨日550円台までの調整過程での一部買い直し → 〜(略)〜...と展開していただいたら、明日も押しは5●0円付近までを強気に!

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では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆
         
  

☆ 2/1〜10スタートコースの新メンバーさん募集開始!

急激な地合いの悪化、決算シーズン中の売買難易度の高まりの双方が壁となり、2月相場は一筋縄ではいかない展開が予想されます。「乗り切れないまま1月の上昇相場が終わってしまった。。。」、「何かを変えなければ・・・」とお感じの方は、みんなで一緒に“その先”に向けた取り組みを開始してください!!
       

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午後の戦略 : 続・事前戦略を淡々と遂行!

前場の日経平均は急反落。前日のNY市場にて需給主導で急落した流れを嫌気して寄り付き早々に27,975円(−659)まで下落すると、売り一巡後は急速に持ち直し、前引けにかけては28,300円台で底堅い流れに。東証主力株は売り優勢ながらも日経先物ほどは悲観色が高まらず、225銘柄の約4割は前日比プラス圏で推移。

中小型株は 4549 栄研化学、3751 日本アジアG、4552 JCRファーマ、4651 サニックス、7851 カワセコンピュータ、4166 かっこ、6907 ジオマテック、5939 大谷工業などに短期資金が流入。主役クラスには連鎖的に売りが波及。

□ 午後の展望 : 売り優勢も底堅く
NYダウ先物なりの底堅い推移が本線。想定レンジは28,200〜28,500円。先物での売り直しによる二段安 → 28,000円の攻防再開には要注意。

■ 午後の戦略 : 続・事前戦略を淡々と遂行!
昨日のNY暴落が短期調整に留まるか、下落トレンド入りの起点となるかの判断は現段階では困難なだけに、個々のテクニカルに応じた売買条件の設定、特に手仕舞い条件に関しては事前指値での徹底を心掛けたいところ。

★ 6674 GSユアサ : 期待通りの3,050円付近までの調整局面で買い直していただいたら、買い増し値から100円程度の上昇、または〜(略)〜をメドに軽め利確、柔軟な体勢を維持してください。

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本日の戦略 : 乱局ではヒネリを加えずシンプルに!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は暴落。直接的な悪材料は見当たらない中、年初からの「債券売り・株式買い」が巻き戻される格好で売りが先行。低金利の長期化路線を継続したFOMCも買い材料とはならず、引け際には30,288ドル(−648)まで下落。個別では過去最大の赤字を記録したボーイング、金利低下を嫌気した金融株の他、キャタピラー、インテル、アップルなどが指数を押し下げる格好。ナスダックも金利低下を好感する動きを目先の益出し売りが凌駕し、主要銘柄に広く深く売りが拡散。

NYダウ 30,303ドル −633、ナスダック 13,270p −355
米10年債利回り 1.011 % −0.029為替  104.10円/ドル
NY原油 52.85 +0.24、CME225 28,180円

NYダウのテクニカルは、先日触れた高水準でのMACD陰転直後の下ブレにより、メインシナリオとしてきた持ち合いによる日柄調整のみならず、下値模索による値幅調整懸念を高める形状に。

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□ 本日の展望 : 軟調スタート後も不安残し
NY引け後のアップル・フェイスブック・テスラの決算は強弱マチマチ。時間外での株価動向は総じて弱めに反応していますので、本日はNY市場での急激な需給悪化を嫌気した軟調地合いが本線。想定レンジは28,100〜28,400円。リスクシナリオとしては、売り一巡後のリバウンドが甘い場合の先物主導の二段安に警戒。

★ 本日の戦略 : 乱局ではヒネリを加えずシンプルに!
本日想定される500円程度の日経急落を歓迎はしていませんが、連日触れてきた「IMF・マイクロソフト・アップルショック」、決算シーズン中の売買難易度の高まりなどを警戒した“控えめの強気スタンス”が機能しやすい相場つきと化しているとみています。

今回の急落により目先の“予想難易度”は大幅に上昇している一方、売買戦略としては選択肢が減少しているため、奇を衒わずに守備固めを進めたいところ。

上記経緯から、本日も基本スタンスとしては概ね直近のものを踏襲。

(1)下ブレリスクには手仕舞い条件の徹底でケア : 「強引な勝負には不適切な環境」を念頭に、手仕舞い条件抵触時は淡々と売却 → 底打ち確認後の逆襲狙いに意識を向けてください。

慎重派の方は、決算シーズンが明ける2月3週目までの多めの余力残し or 手仕舞い条件の厳しめ設定を継続。決算目前銘柄の機械的なポジション縮小策もそのまま。

(2)流動性好トレンド銘柄の押し目買い : 全体需給の調整が短期 or 浅めに終了する場合に備えて、ターゲットと条件を絞った強気スタンスは維持。

☆★Sラボ銘柄 : ★ GSユアサ(6674)、☆ 月曜からのスポット銘柄を含む3銘柄ともに買い条件内は腰を据えて対処! 

〜(略)〜

【ウォッチ銘柄】
△ 1552 VIX
予定通り買い玉の一部ロスカットとともに利確を計るイメージで。

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『  見通しが悪い場面こそビジョンと戦略で対応!』

では 本日もよろしくお願いします。

☆ 月曜からのスポット銘柄
はこちらで公開中!
  
     

   

東京市場(1/27) 個別は不安定さを継続

本日の日経平均は反発。前日の大幅安の反動やマイクロソフトの好決算を追い風に9時台に28,754円(+208)まで上昇すると、買い一巡後はFOMCやアップル決算を前に様子見ムードが広がり、28,600円を挟んだ持ち合いに移行。東証主力株は買い優勢。6988 日東電工、6954 ファナック、6367 ダイキン、4543 テルモ、7751 キャノンなどが指数高を牽引。

中小型株は 4434 サーバーワークス、8140 リョーサン、4552 JCRファーマ、3387 クリエイトレストランツ、2980 SRE、6619 ダブルスコープ、2929 ファーマフーズ、7851 カワセコンピュータ、8912 エリアクエスト、4482 ウィルズ、6172 メタップス、4764 NEXUS、3540 歯愛メディカル、6840 AKIBAなどに短期資金が流入。

日経平均 28,635円 +89、Topix 1,860 +12
225先物(3月限)28,640円、為替 103.67円/ドル
NYダウ先物 30,765ドル −77

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【ウォッチ銘柄】
△ 6954 ファナック
21年3月期経常益予想を963億円から1195億円に上方修正。全体ムードの押し上げ要因として期待。観賞用。

△ 6961 エンプラス
発行数の12.75%もの自社株買いを発表。

△ 6193 バーチャレクス
21年3月期経常益予想を0.4億円から1.2億円に上方修正。かっこ(4166)とともに割り切り買い対象で注目。

△▼ 4549 栄研化学
21年3月期経常益予想を42億円から56.7億円に上方修正。

△▼ 6807 日本航空電子
21年3月期経常益予想を50億円から57億円に上方修正。

△▼ 7278 エクセディ
21年3月期経常益予想を45億円から110億円に上方修正。NOK(7240)、栄研化学(4549)、イーグル工業(6486)、物語コーポレーション(3097)、N・フィールド(6077)、クエスト(2332)、〜(略)〜などとともに売り買い双方でケア。

※ 大まかには 寄りからの日経堅調局面では「マイルドな寄り付きを買い」、軟調局面では「吹き値待ちの空売り」に重点。

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★ 6674 GSユアサ 
1/19 3,070円 → 1/21 3,255円 +185 6.0%上昇
直近レンジ内の推移は懐大きく構えながら、再動意初っ端も小口買い増しからの検討がおススメ。

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☆ 月曜からのスポット銘柄
会員サークルでは、菅政権のデジタル化に絡めた高いテーマ性、短期22%高を果たしたPKSHA(3993)に代わるマザーズ銘柄の組み入れ+アルファに触れながら、月曜から参戦。昨日の上振れでの利確 → 550円付近までの買い直し → 本日580円台での再利確...と展開中。

ファイナンスを危惧した慎重な見通しが多いようですが、条件を絞り込めばまだまだワンチャンス以上のものを内包しているでしょう。

銘柄名は間もなくこちらで公開!
         
 

では 本日もお疲れ様でした。

上記 ☆ 月曜からのスポット銘柄が軌道に乗りましたので、今晩のNY&アップル決算次第では明日にも☆★新銘柄の仕込みを開始する予定です

良かったらみんなで一緒に
       

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午後の戦略 : 続・アップルショックへの備えを優先!

前場の日経平均は反発。マイクロソフトの好決算を追い風にリバウンド優位で寄り付くと、28,754円(+208)まで上昇するした後、前引けにかけてはジリジリと上げ幅を縮小。東証主力株は高安マチマチ。6988 日東電工、6954 ファナック、4543 テルモなどが指数高を牽引。

中小型株は 2980 SRE、4552 JCRファーマ、6619 ダブルスコープ、2929 ファーマフーズ、8912 エリアクエスト、6172 メタップス、4482 ウィルズ、6840 AKIBA、4764 MEXUSなどに短期資金が流入。主役クラスは、昨日の軟勢を踏まえれば総じて冴えない推移。

□ 午後の展望: 弱含み
昨日の余韻による(戻り)売り優勢の展開が本線。昨日同様に28,500円台後半に控える10日線がサポートラインになるとみていますが、28,500円水準までの軟化 → テクニカル上の複数の売りサイン点灯 → 引けにかけて売り込まれるシーンにも要警戒。

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■ 午後の戦略 : 続・アップルショックへの備えを優先!
朝方お伝えした経緯から過度の警戒は不要と判断していますので、3割前後の余力維持、個々のテクニカルやリスク許容度に応じた手仕舞い条件の設定と徹底にてFOMCやアップルの決算に起因する良識的な下押しに備えながら、流動性高めの好テクニカル銘柄主体の強気スタンスを継続。

★ 6674 GSユアサ : 3,●●0円付近までの押し目買い直しスタンスを継続。

☆ 月曜からのスポット銘柄 : 昨日までの7%高による一部利確後も押し目買い直しを本線に熱く・厚く!

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【ウォッチ銘柄】
△ 6807 日本航空電子
GS氏注力中。決算を目前にして荒い値動き。

では 午後もよろしくお願いします!☆
         
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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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