2022年03月

東京市場(3/31) お化粧買いを利確売りが凌駕

本日の日経平均は続落。NY株安を嫌気して寄り付き早々に27,763円(−253)まで下落すると、年度末を意識した先物回にて28,100円付近まで切り返す場面もあったものの、引けにかけては利確売り優位で推移。昼前に発表された中国3月製造業PMIの悪化も重石に。

東証主力株は概ね軟調。中小型株は 4170 Kaizen、9219 ギックス、3856 Abalance、6578 エヌリンクス、、6226 守谷輸送機、7044 ピアラ、6083 ERI、2170 L&M、6779 日本電波工、5726 大阪チタニウム、7148 FPGなどに短期資金が流入。

日経平均 27,821円 −205、Topix 1,946 −21
225先物(6月限)27,790円、為替 121.91円/ドル
NYダウ先物 35,124ドル +7

big (5)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 6513 オリジン
22年3月期経常益予想を11億円から25億円に上方修正。スターマイカ(2975)、フルッタフルッタ(2586)などとともに割り切り対象でケア。

☆ 6000番台スポット銘柄
会員サークルでは先週火曜1,100円から参戦。本日1,248円にて、8日で13%の上昇に!(+ 配当6.25円)

big (9)

2/10発表の9か月決算は経常益(48.09億円)が前年同期比4.2倍で着地。株価は保守的な通期予想(50億円)を売り材料視したものの、直近の地合い良化や高い通期進捗率(96%)を背景にディーラー筋の見直し買いムードが高まっています。☆★Sラボ銘柄内の「ハイテク株 & テクニカル面での本格出直りムード型の補完」もご提案事由。

明日も押しは丁寧に買い直しつつ、一段高では脱力トレードで臨む予定です。

では 本日もお疲れ様でした。

☆ 6000番台は間もなくこちらで公開!

   
      
  

★ 4/1−10スタートコースの新メンバーさん募集開始!

難局こそ奇を衒わない正攻法で堂々と!
    
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午後の戦略 : 27,000円台半ばまでの押し目買い、ポジションの見直し!

前場の日経平均は続落。NY株安を重石に寄り付き早々に27,763円(−263)まで下落したものの、前引けにかけてはNY株先物の騰勢や年度末を意識したお化粧買いが下支えとなり、28,000円付近の持ち合いに移行。東証主力株は売り優勢。

中小型株は 6083 ERI、7044 ピアラ、6779 日本電波工、3328 BEENOS、5726 大阪チタニウム、7148 FPG、6578 エヌリンクス、3856 Abalance、4170 Kaizen、9219 ギックスなどに短期資金が流入。全般的には様子見色の強い構図。

□ 午後の展望 : 28,000円付近の持ち合い ± 年度替わり需給 

外部環境は小康状態を保っているため、前場同様の28,000円付近での持ち合いが本線。年度替わり特有の需給主導のブレには要注意。

■ 午後の戦略 : 27,000円台半ばまでの押し目買い、ポジションの見直し!

突発的な下振れ → 下方トレンド入りには事前指値での手仕舞い条件の徹底でケアしつつ、基本戦略としては好トレンド中小型株主体、日経平均ベースで27,000円台半ばまでを買い下がるスタンスを継続。※ 持ち株の大半が下落している方は、ポジションの見直し・・・テクニカル形状、テーマ性、外部環境悪化への耐久性などの分散を意識した持ち株の組み換えがおススメ。

○ 9308 乾汽船 : 昨日1,800円台半ばでの買い増し → 本日1,900円台前半での小口追撃後、〜(略)〜では軽めに売却 → 明日以降の押し目買いへ。

☆ 新規買い対象4銘柄は概ね従来戦略を踏襲。

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では 午後もよろしくお願いします。
  
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本日の戦略 : 続・事前戦略と指値で乱高下に対応!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は5日ぶりに反落。直近の騰勢の余韻や朝方発表された3月ADP雇用報告(民間部門の雇用増45.5万人、市場予想45万人)を追い風に35,361ドル(+67)まで上昇する場面もあったものの、ロシア軍の前日の表明に反するウクライナ首都キエフへの攻撃継続、原油市況の反発などが利益確定売りを誘発。ナスダックも反落。見直し買いが進んでいた半導体セクターが指数安を主導。

NYダウ 35,228ドル −65、ナスダック 14,442 −177
米10年債利回り 2.357% −0.042、為替 121.81円/ドル
NY原油 107.82 +3.58、日経先物 27,790円 −210
 
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□ 本日の展望 : 弱含み ± 年度末需給

日経先物なりの続落スタート後、引けにかけては年度末を意識したお化粧買いと利益確定売りが交錯する方向感の乏しい展開が本線、想定レンジは27,700〜28,100円。10時発表の中国3月製造業PMI、昨日同様の「年度替わりの特殊需給」を背景とするザラ場中の乱高下には要注意。

★ 本日の戦略 : 続・事前戦略と指値で乱高下に対応!

依然不透明なウクライナ情勢や米マクロ指標に起因するインフレ懸念の高まり → 全体需給の値幅調整入り、ザラ場中の乱高下による形成判断の難しさなどには「事前指値での手仕舞い条件の徹底」でケアしながら、日経ベースで27,000円台半ばまでを買い下がる強気スタンスを継続。

【ウォッチ銘柄】
△ 6083 ERI
22年5月期9カ月累積経常益の通期進捗率は94%。前期比3.5倍の通期予想の上方修正に含み。GFA(8783)とともに割り切り対象でケア。

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『 季節の変わり目はしっかりと体調管理! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆

    
   

東京市場(3/30) 配当落ち分なりの下落

本日の日経平均は反落。ロシア=ウクライナ停戦協定の一定の前進(ロシア軍のウクライナの首都キエフなどでの活動縮小表明)を好感して寄り付き直後に28,281円まで上昇したものの、年度替わり需給の売り傾斜、ドル円の不安定な推移などが足かせとなって13時台に27,736円(−516)まで軟化。引けにかけては先物主導で28,000円台を回復し、結局 約230円の配当落ち分なりの下げ幅で取引を終了。

東証主力株は配当落ち直後だけに概ね軟調。中小型株は 5381 Mipox、4485 JTower、4268 エッジテクノロジー、4475 Hennge、4170 Kaizen、3491 GAテック、4480 メドレー、2778 パレモ、3825 リミックスポイント、6095 メドピア、6047 Gunosy、4449 ギフティ、4384 ラクスル、6298 YAC、3632 グリーなどに短期資金が流入。

日経平均 28,027円 −225、Topix 1,967 −24
225先物(6月限)27,920円、為替 121.88円/ドル
NYダウ先物 35,149ドル −41

テクニカル : 配当落ち分は割り引く必要がありますが、14日ぶりの終値での5日線割れ、RSI80%超え、高水準で売り転換目前のストキャス(13日)やMACDなどが値幅調整リスクを内包している事には要注意。

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 9212 GEI
三井化学と「バイオポリプロピレン」の商用生産に向けた研究開発を開始。バイク王(3377)、JDI(6740)、LA(2986)などとともに割り切り対象でケア。

△ 7370 Enjin
勘助氏注力中。今日は前日比で一時11%まで上昇。GS氏のエンビプロ(5698)は連騰。

○ 6182 メタリアル 
日柄ロスを負った中長期建て直し方針を継続。本日980円超えにて3割程度を売却していただいたら、明日の押しは900円台前半をメドに売却分の買い戻しへ。続伸時は売り急がずに1,0●0円付近にてトータル5割まで売却 → 押し目買い直しへ。

○ 9308 乾汽船 
本日は配当落ち分+海運セクターへの売り浴びせにより一時1,801円まで下落。テクニカル不利は否めないないものの、好調な海運セクターの業績を踏まえれば4月中旬辺りまでの長め対応に切り替えた“逆襲+アルファ”狙いを継続。本日1,800円台半ばで買い増していただいたら、明日の上下のブレも軽め追撃へ。

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では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆

   
      
    

午後の戦略 : ザラ場中の乱高下には事前指値で対処!

前場の日経平均は反落。ロシア=ウクライナ停戦交渉の前進を好感したNY株高を追い風として寄り付き早々に配当権利落ち分を埋めたものの、買い一巡後は年度替わりの特殊需給の売り傾斜を背景に27,800円台後半まで軟化。東証主力株は配当落ちにより概ね軟調。配当権利の影響が乏しい中小型株はマザーズ指数の騰勢が支えとなって買い優勢で推移中。

□ 午後の展望 : 配当落ち分を差し引けば底堅く

前場同様に配当落ち分がネックとなる27,700円台後半から28,000円台序盤の弱含みの推移が本線。急激なドル円の軟化が示す世界的な需給調整に起因する27,700円割れにも要注意。

■ 午後の戦略 : ザラ場中の乱高下には事前指値で対処!

日経平均ベースで27,000円台半ばまでの買い下がり、好トレンド中小型株主体(近似テクニカル銘柄の増やしすぎはNG)の強気スタンスを継続。年度替わりの特殊需給、依然不透明感の強いウクライナ情勢などがザラ場中の乱高下を演出しうる環境のため、売り買いともに事前指値での対処がおススメ。

〇 9308 乾汽船 : 一時的なウクライナ情勢の良化思惑と高配当が仇となった下落局面は、回転スパンを長めに修正した上で余力残しの買い増しへ。

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本日の戦略 : 軽めの強気度アップも近似チャート銘柄は整理!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は4日続伸。ウクライナ=ロシア停戦交渉における「ロシア軍によるキエフ攻撃の縮小」を好感して寄り付き直後に35,372ドル(+416)まで上昇すると、利確売りに押されて35,100ドル割れまで売られたものの、引けにかけては騰勢を回復。原油市況や長期金利の低下、1月ケースシラー住宅価格指数が示した住宅市場の安定感も追い風。

NYダウ 35,294ドル +338、ナスダック 14,619 +264
米10年債利回り 2.399% −0.077、為替 122.88円/ドル
NY原油 104.24 −1.72、日経先物 28,290円 +370

マザーズ指数(≒中小型株需給)への先行指標性の高いナスダックも続伸。3月安値(12,581)からのリバウンド幅は
2,064に達し、11月高値(16,057)から3月安値までの下げ幅3,476の半値戻しを達成。短期的には過熱感が否めないものの、中期的には全値戻しが視野に。

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□ 本日の展望 : ウクライナ情勢の改善を好感
 
配当権利落ちによる機械的な売り物をウクライナ情勢の改善を好感した買い物が凌駕するしっかりとした推移が本線。想定レンジは(即日配当落ちを埋める)28,100〜28,400円。年度替わりの特殊需給による材料なきままの乱高下には要注意。

★ 本日の戦略 : 軽めの強気度アップも近似チャート銘柄は整理!

ウクライナ情勢の改善に伴う「不確実性の緩和」を念頭に強気度を軽めにアップ。日経平均ベースで27,000円台半ばまでの買い下がり、日経連動タイプや東証主力主体から中小型株主体へのシフトチェンジ戦略はそのままに、好トレンド持ち株の買い増し狙い・上昇時の売りすぎ注意を意識したいところ。

※ 中小型株全般に上記マザーズ指数に近似したテクニカルが急増しています。テーマは異なれどチャートが似通って銘柄群の複数保有に分散効果は限定的なため、的を絞るか売買戦略に明確な差異を持って対応してください。

★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。原油騰勢一服によるナスダック → マザーズ指数 → 中小型株全般の需給良化を念頭に置いた☆ スポット3000番台、☆ 6000番台の2銘柄に対して、☆ 2000番台、☆ 今日からの新銘柄にて原油騰勢やインフレ傾向のメガトレンド化に備える二方面戦略を邁進。

【ウォッチ銘柄】
△ 1552 VIX
昨夕お伝えした経緯から今日のような楽観色の強まる場面では摘まんでおきたいところ。

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『 混乱期は優先順位を整理・実行! 』

では 本日もよろしくお願いします!☆

    
   

東京市場(3/29) 期末配当狙いが支え

本日の日経平均は反発。前日のNY市場における原油安・株高を好感して堅調に寄り付くと、引けにかけても3月期末の配当権利取り&配当再投資狙いの買いが支えとなり、一日の高値で取引を終了。東証主力株は買い優勢。値がさや外需系が指数高を牽引。

中小型株は昨日の横並びの現金化の反動にて主役クラスが概ね堅調。個別では 5698 エンビプロ、7044 ピアラ、7368 Litalico、5009 富士興産、2471 エスプール、3994 マネーフォワード、6966 三井ハイテック、4483 JMDC、4443 Sansan、6532 ベイカレント、6095 メドピア、3923 ラクス、8139 ナガホリ、4268 エッジテクノロジー、3936 グローバルウェイ、7342 ウェルスナビ、9212 GEI、4170 Kaizen、4478 フリーなどが商いを伴って急騰。

日経平均 28,252円 +308、Topix 1,991 +18
225先物(6月限)27,920円、為替 123.58円/ドル
NYダウ先物 34,932ドル +79

big (7)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 1418 インターライフ
22年2月期経常益予想を0.1億円から0.48億円に上昇修正。パレモ(2778)、イマジカ(6879)、ヒマラヤ(7514)などとともに割り切り対象でケア。

△ 1552 VIX
諸々のリスク要因を踏まえれば、現状の米VIX指数は楽観の域。安く見える場面をパラパラと。※ 全体需給の調整局面への備えは、1 手仕舞い条件の徹底と余力維持、2 日経連動タイプの空売りやこちらの買い、3 個別の空売りの優先順位でご検討いただくのがおススメ。

〇 4680 ラウンドワン 
3/15 1,295円 → 3/25 1,455円 +160 12.3%上昇
継続中の方は、明日は配当落ち分(10円)を考慮して1,3●0円までを買い下がりメドとして対処しつつ、反発時は1,400円台半ばにて一部利確を計るスタンスで。

○ 9308 乾汽船 
明日は配当(181円予想)の権利落ちにより機械的な売り物に押される展開へ。参戦当初の理想シナリオからは乖離した経過となりましたが、同じく高配当かつ業績絶好調の海運大手の川崎汽船(9107)、商船三井(9101)のPER1倍台は異常値であり、セクター全般に見直し買いが普及するまでにさほど時間はかからないと判断しています。よって、目先数日の下落過程は4月半ばまでのホールド対応が可能な範囲で買い増しを計り、買値引き下げによる“逆襲+アルファ”狙いで臨んでください。

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午後の戦略 : 新年度に向けたポジションの過不足調整!

前場の日経平均は反発。前日のナスダック高を追い風に買い優勢でスタートすると、前引けにかけても28,100円を挟んでしっかりと推移。東証主力株は高安マチマチ。9983 ファストリ、9984 ソフトバンク、2413 エムスリー、6098 リクルートが指数高を牽引。

中小型株は 5698 エンビプロ、7044 ピアラ、4443 Sansan、2471 エスプール、6966 三井ハイテック、7527 システムソフト、4384 ラクスル、4449 ギフティ、6095 メドピア、2345 クシム、8139 ナガホリ、6578 エヌリンクス、4268 エッジテクノロジー、3936 グローバルウェイ、7342 ウェルスナビ、4475 Hennge、4436 ミンカブ、4170 Kaizenなどに短期資金が流入。日経高 + 昨日の横並びの下落の反動にて主役クラスは概ね堅調。

□ 午後の展望 : 配当狙いの買いが支え

3月期末配当&再投資狙いの買いが下支えとなる28,000円台前半の堅調地合い継続が本線。

■ 午後の戦略 : 新年度に向けたポジションの過不足調整!

「28,000円超えは上方オーバーシュート」を念頭に、ここ1,2週間の推移が冴えない銘柄は明日からの実質新年度入りを前にポジション縮小を計りつつ、流動性高めの好トレンド中小型株主体のポジショニングを形成。テーマやテクニカル形状の分散、ポートフォリオ内での売買条件の強弱バランスに配慮するスタンスもそのまま。

【ウォッチ銘柄】
△ 5698 エンビプロ
GS氏注力中。業績上方修正を好感してストップ高に。

△ 6095 メドピア
今月前半の☆銘柄としての取り組みは冴えない結果となりましたが、敵は地合いの不安定感のみと判断。ナスダック・マザーズを横目に。

△ 8306 三菱UFJ
★ Sラボ銘柄としては先週中に利確提案済み。直近の米長期金利の一段高を持っても上値が重いように、上値模索トレンド再開のためには然るべき調整が必要となりそうです。りそなHD(8308)も同様。

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本日の戦略 : 続・押し目買い、手仕舞い条件の徹底!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。3月半ばの過熱気味な上昇、翌日から週末にかけての重要マクロ指標の発表などを意識した利確売りを重石に昼ごろに34,552ドル(−309)まで下落。売り一巡後はテクニカル要因(10日線の底堅さ)や原油市況の軟化が下支えとなり、一日の高値圏で取引を終了。ナスダックは反発。株式分割への思惑買いで急騰したテスラを筆頭に、主要銘柄が横並びで上昇。

NYダウ 34,955ドル +93、ナスダック 14,354 +185
米10年債利回り 2.464% −0.029、為替 123.89円/ドル
NY原油 105.96 −7.94、日経先物 28,010円 +360

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□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 期末需給

NYタイムの日経先物高に追随した堅調スタート後、引けにかけても3月期末配当&配当債投資狙いの買いが下支えとなるしっかりとした推移が本線。想定レンジは28,000〜28,400円。昨日連鎖的に売られた中小型株に関しても、ナスダック反発を追い風とする持ち直しに期待。

★ 本日の戦略 : 続・押し目買い、手仕舞い条件の徹底!

不透明感の強いウクライナ情勢、テクニカルの過熱感、期末期初の特殊需給などに起因する下振れには手仕舞い条件の徹底でケアしながら、買い方優位の趨勢に順じた強気スタンスを継続。

「現状での28,000円台は上方オーバーシュート」とお伝えしているように、日経連動タイプや東証主力株にじっくりと取り組める頃合いは終了していますので、流動性高めの好トレンド中小型株をポジションの柱に据えつつ、事前戦略を丹念に遂行していきたいところ。

※ 直近の日経高の恩恵が乏しい銘柄を複数お持ちの方は大胆にポジションを縮小 → 全体需給の(数日スパンの)明確な調整局面入りと底打ち気配を待って本格再始動へ。

【ウォッチ銘柄】
△ 6674 GSユアサ、6996 ニチコン、6619 ダブルスコープ
経産省は28日開催の蓄電池産業の官民協議会にて、リチウムイオン蓄電池の生産基盤を強化するため投資支援の拡大を検討。

△ 6232 ACSL
勘助氏注目中。国防強化にとって重要度を増しているドローンの脱中国化は不可避。

△ 5698 エンビプロ
GS氏注力中。22年6月期経常益予想を28.5億円から32億円に上方修正。富士興産(5009)、EAJ(6063)などとともに割り切り対象でケア。

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『 混乱期は優先順位を整理・実行! 』

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東京市場(3/28) 中小型株需給に要注意サイン

本日の日経平均は10日ぶりに反落。前日までの9連騰にて約3,000円もの上昇に対する良識的な利確バイアス、NY株先物の軟勢、上海の実質的なロックダウンなどがネックとなって売り優勢で推移。27,800円台では3月期末配当&再投資狙いの買いが下支え。東証主力株は高安マチマチ。9983 ファストリ、8035 東京エレク、6367 ダイキン、4062 信越化学などが指数の足かせに。

中小型株は 4268 エッジテクノロジー、4371 コアコンセプト、6522 アスタリスク、8139 ナガホリ、1822 大豊建設、3458 CREなどに短期資金が流入。マザーズ指数のテクニカル悪化気配、主役クラスの一角に対する連鎖的な現金化売りに関しては、「週初の特殊需給」の側面が大きいとみていますが、中小型株全般の需給悪化トレンド入りにも要注意。

日経平均 27,987円 −162、Topix 1,974 −6
225先物(6月限)27,650円、為替 123.12円/ドル
NYダウ先物 34,613ドル −146

big (1)

【ウォッチ銘柄】
 △ 3042 セキュアヴェイル
本日は308円寄り付きから一時369円まで約20%急騰!サイバーセキュリティクラウド(4493)などとともにセキュリティ関連は割り切り対象で継続注視。

△ 2157 コシダカ、60●●
旧Sラボ銘柄から、本日の中小型株需給の悪化と乖離した底堅さを示したものをスイング狙いで注目。当観点からもフルキャスト(4848)は継続注視。

■ 後記 : 明日も目先のマイルドな押しは日経平均ベースで27,000円台半ばまでを買い下がる強気方針を継続。「28,000円超えは上方オーバーシュート」を前提としている経緯から、以下のイメージでのリスク管理も丹念に。

(1)日経平均が前日比で400円近く鋭角に下落する場面では、(先週の初押し買い戦略と異なり)悩んだら買いは様子見、手仕舞いは実践。

(2)ポートフォリオは、東証主力株・日経連動タイプ主体から中小型株主体へシフト。売買難易度の高まりに備えるべく、手仕舞い条件は3月前半と比べて厳しめに設定。

なお、日経暴落局面では日経レバ(1570)の逆張りも妙手と考えますが、上方オーバーシュートの反動に注意すべく、前日比400円安のような急落初日はノータッチがおススメ。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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