2023年07月

東京市場(7/31) 中小型株需給に陽転兆候!

本日の日経平均は反発。先週末の日経先物が日銀会合に絡めた乱高下の後、NYタイムに入って米6月PCEデフレータを買い材料視した経緯から買いが先行。先物での売り方の踏み上げ(買戻し)も追い風に10時台に33,402円(+642)まで上昇すると、引けにかけては33,100円を挟んだ持ち合いに移行。10:30発表の中国7月製造業PMIは4カ月連続で好不況の分かれ目となる50を下回ったものの、大勢への影響は軽微なものに。

東証主力株は自動車・医薬品を中心に買い優勢。ハイテクは高安マチマチ。中小型株は 6364 北越工業、6823 リオン、7984 コクヨ、6737 EIZO、5352 黒崎播磨、2175 SMS、9719 SCSK、3856 Abalance、9425 日本テレホン、4347 ブロードメディア、6882 三社電機、9166 GENDA、9552 M&A総研、5585 エコナビスタ、9522 リニューアブル、5574 Abeja、4011 ヘッドウォータースなどに短期資金が流入。

日経平均 33,231円 +472、Topix 2,323 +32
日経先物(9月限)33,260円、為替 141.87円/ドル
NYダウ先物 35,551ドル −41

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【ウォッチ銘柄】

△ 4617 中国塗料
24年3月期経常益予想を73億円から93億円に上方修正。2410 キャリアデザイン、3132 マクニカ
、4415 ブロードエンタープライズ、4392 FIG、7940 ウェーブロック、4388 エーアイ、6817 スミダ、6419 マースG、3666 テクノスJ、2198 アイケイ、4893 ノイルイミューンなどとともに割り切り対象でケア。

△  9522 リニューアブル、6619 ダブルスコープ
割り切り短期回転狙いとして継続注視中。本日の急騰後も小口逆張りにて利を膨らませる算段で。芦森工業(3526)も同様。

△ 3193 鳥貴族
会員サークルでは昨日からリオープン・外食関連のスイング狙いで注目中。本日は寄りから5%の上昇に。コロワイド(7616)は押し目買い、串カツ田中(3547)は動意待ちの参戦狙いでケア。

△ 7189 西日本FH、8308 りそなHD
日銀の金融政策の正常化に伴う銀行株の飛躍は2023年のメガトレンド。先週金曜前場(日銀会合の結果公表前)の軽め買い増し → 午後の順張り(堅調時の小口追撃) → 本日3−5割の利確...と展開中。

本日引け後のりそなの1Q経常益はコンセンサスを7%強下回っているため、7●0円付近までの押し目買い直し狙いでケア。西日本も8/7の決算を視野に1,4●0円までを余力残しで買い直す方針がおススメ。

直近6日で2割近く上昇している大阪チタニウム(5726)も8/4の決算前に段階的に利確を進め、決算後の動向を確認しながら株数を増減するスタンスで対応。

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★☆Sラボ銘柄戦略 : 本日のリバウンドにて売却予定銘柄のポジション縮小が進展。今晩のNYタイムに異変がなければ 明日にも☆★新銘柄への参戦を予定しています。

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■ 午後の戦略 : 体勢の建て直し & 逆襲への布石!

前場の日経平均は急騰。先週末のNY株高に加えて、日銀会合後の先物需給の買い傾斜を背景に堅調に寄り付くと、先物での売り方の買い戻しとみられる散発的な大口買いも追い風に10時過ぎに33,400円台まで上昇。東証主力株は値嵩株を中心に買い優勢。

中小型株も(久しぶりに)横並びで堅調に推移。9166 Genda、9552 M&A総研、9342 スマサポ、4011 ヘッドウォータース、9557 エアークローゼット、4347 ブロードメディア、6364 北越工業、6823 リオン、2175 SMSなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢も先物主導の混乱もケア

FRBの利上げサイクル終了期待を主要因とする堅調地合いの継続が本線。日銀会合後から落ち着きのない先物主導のブレ・・・33,000円割れ、33,500円超えもケア。

■ 午後の戦略 : 体勢の建て直し & 逆襲への布石!

売却予定銘柄の戻り売りによる体勢の建て直し、継続予定銘柄の買い増し狙いによる逆襲への布石を並行する従来スタンスを継続。

★☆Sラボ銘柄も従来戦略を踏襲。

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★ 本日の戦略 : 8月相場に期待しながらポジション整理!

おはようございます。

先週末NY市場は、6月PCEデフレータがインフレ基調の鈍化を示した事で、FRBの利上げサイクル終了が米経済を底上げするとの思惑から、米債券買い(金利低下)株式買いが進展。日経先物はNY株高とドル高(円安)のいいとこどりにより大幅高。終値は33,100円(+330)。

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本日は32,900−33,200円レンジの堅調地合いをベースとしながら、日銀会合直後に乱高下した先物需給を加減した推移が予想されます。

【主な決算予定】
7/31(月)9104 商船三井、2980 SRE、3778 さくらインターネット、6185 SMN、6971 京セラ、7625 グローバルダイニング、6752 パナソニック、8316 三井住友FG、8308 りそな、5257 ノバシステム

★ 本日の戦略 : 8月相場に期待しながらポジション整理!

大枠としては日米中銀会合を経て33,000円台を回復した日経先物なりの強気イメージを堅持。ただし、個別全般でのテクニカル不安や決算シーズン中の売買難易度の高さを念頭に、3割+アルファの余力維持、手仕舞い条件の設定と徹底、ストレス玉の戻り売りなどによる柔軟性の確保を優先。その上で、ターゲットを絞った強気スタンスにより“逆襲+アルファ”の布石を打つ構えで。

【ウォッチ銘柄】

△ 7189 西日本FH、8308 りそなHD
日銀の金融政策の正常化に伴う銀行株の飛躍は2023年のメガトレンド。先週金曜前場(日銀会合の結果公表前)の軽め買い増し → 午後の順張り(堅調時の小口追撃)の後、明日は3−5割を利確 → 決算後の順張り戦略再開がおススメ。決算は西日本が8/7、りそなが7/31。

先週大幅高となった大阪チタニウム(5726)も8/4の決算前に段階的に利確を進め、決算後の動向を確認しながら株数を増減するスタンスで。

△ 6266 タツモ、6668 ADプラズマ、6721 ウィンテスト
テセック(6337)の好決算・株価急騰を起点とするパワー半導体関連への資金流入狙いで継続注視。タカトリ(6338)、YAC(6298)も同様。

△ 7962 キングジム
23年6月期経常益予想を2億円から6.3億円に大幅上方修正。割り切り対象でケア。5352 黒崎播磨、5936 東洋シャッター、5015 ビーピー・カストロール、6973 協栄産業、6222 島精機、6823 リオン、7919 野崎印刷、9828 元気寿司、4347 ブロードメディア、9029 ヒガシ21、4591 リボミックなども同様。

 『 希望とともに護り、思慮深く攻める!  』

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★☆Sラボ銘柄戦略 : 個別株全般に関しては上記のような不透明感への警戒も要される一方、東証グロース銘柄の1月下旬の大商いからの信用期日明け ≒ 半年経過による需給良化も期待されます。よって、本日の☆★新規買い対象は3銘柄に絞り、月替わりからは積極的な☆★新銘柄への派生と順張り対応にて閉塞感の打破を計る予定です。

□ ストレスが諦めに変わろうとしている。。。

□ そろそろ材料株が動き出すはずだ。

□ 何かを変えたい!

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※ 本日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして本日中にID・パスワードをご連絡させていただきます。現メンバーさんの更新期と重複するため、お急ぎの場合はお手続き後にお声をかけていただけると助かります。

            


■ 日本株展望 7/31−8/4 : 買い優勢 ± 月初イベント・先物需給

□ テクニカル : 日経平均のテクニカルは、4月安値27,472円から6月高値33,706円までの上昇後、上昇幅6,233円の3分の1戻しとなる31,600円付近までの下落(7/12 31,791円)により値幅調整にメド。日柄調整の面でも6月半ばに陰転したMACDの陽転含みと化しているため、「調整トレンド終了 → 上昇トレンド再開」優位の形状。

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4−6月の日経高をリードしたドル円も右肩上がりに転じた10日線、陽転含みのMACDが137.24(7/14)を底値とする反騰トレンド入りを示唆。

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■ 今週の展望 : 買い優勢 ± 月初イベント・先物需給

上記テクニカル良化気配に加えて、米インフレ基調の鎮静化やFRBの利上げサイクル終了‘期待’による外資勢の強気傾斜見込みを追い風とする堅調地合いが本線。先週末の日銀会合直後の先物需給のブレを踏まえ想定レンジは広めの32,500−33,500円を設定。

リスクシナリオとしては、月初の米重要マクロ指標を経た米インフレ懸念やFRBの利上げ継続思惑の高まりに起因する世界的需給悪化、先物での月初需給の売り傾斜による32,000円台前半までの下押しに警戒。

本格化する国内企業決算が全体需給に与える影響は軽微にとどまるとみていますが、台湾TSMC、米マイクロソフトの冴えない決算を踏まえれば、国内半導体大手の決算も市場予想を下回る → 全体相場に様子見ムードが強まる...シーンも念頭に。

【主な決算予定】

7/31(月)9104 商船三井、2980 SRE、3778 さくらインターネット、6185 SMN、6971 京セラ、7625 グローバルダイニング、6752 パナソニック、8316 三井住友FG、8308 りそな、5257 ノバシステム

8/1(火)7203 トヨタ、6963 ローム、7004 日立造船、6879 イマジカ、4080 田中化研、8306 三菱UFJ

8/2(水)9107 川崎汽船、4188 三菱ケミカル、3911 Aiming、6762 TDK、4062 イビデン

8/3(木)9101 日本郵船、8053 住友商事、8058 三菱商事、4452 花王、4689 ZHD、5411 JFE、6674 GSユアサ、6976 太陽誘電、7974 任天堂、9424 日本通信、6088 シグマクシス

8/4(金)8001 伊藤忠、7011 三菱重工、5986 モリテックスチール、3926 オープンドア、5401 日本製鉄、5726 大阪チタニウム、6768 タムラ製作所、7269 スズキ、8473 SBI、6836 ぷらっとホーム

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■ NY株展望 : 35,000ドル台半ばの持ち合い ± マクロ指標

おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。FRBが金融政策を決定する上で最も重要視している個人消費支出物価指数(PCEデフレータ)においてコア指数が5月の前年同期比+4.6%から4.1%に軟化。伸び率がコンセンサスを下回った4−6月期雇用コスト指数とともにインフレの減速基調を示唆した他、前日の米10年債金利の4.0%台までの大幅高の反動なども背景に「債券買い(金利低下)株式買い」が進展。

昼頃に35,565ドル(+282)まで上昇すると、引けにかけても35,400ドル台を中心にしっかしと推移。個別では好決算のインテル、P&Gの他、マイクロソフト、ボーイングが指数高を牽引。

ナスダックも反発。米長期金利の低下により、相対的な割高感が薄れたグロース株に短期資金が流入。

日経先物もFRBの利上げ打ち止めによる米経済の良化期待に起因するNY株&ドル高(円安)を追い風に33,000円台を回復。

NYダウ 35,459ドル +176
ナスダック 14,316 +266
米10年債金利 3.953% −0.050
為替  141.14円/ドル
NY原油 80.59 +0.50
日経先物 33,100円 +330

□ テクニカル : 7月半ばの記録的連騰(13日続伸)による良識的な利確バイアス、高水準でのMACD陰転気配などがネックとなる調整トレンド入り優位の形状。35,000ドル台前半の持ち合いによる日柄調整、7/7から7/26までの上昇幅1,785ドルのフィボナッチ押し(0.382、681ドル)水準となる34,800ドイル台までの値幅調整の双方をケア。

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【主な政治・経済イベント】
8/1(火)米7月ISM製造業景気指数、決算:キャタピラー、AMD
8/2(水)米7月ADP雇用報告
8/3(木)米7月ISM非製造業景気指数、決算:アップル、アマゾン
8/4(金)米7月雇用統計

■ NY株展望 : 35,000ドル台半ばの持ち合い ± マクロ指標

FRBの利上げサイクル終了や米経済のソフトランディング(軟着陸)に対する期待が下支えとなる一方、13連騰により過熱感が生じているテクニカル要因が上値の重石に。よって、「35,000ドル台半ばの持ち合い」をベースとしながら、ISM指数や雇用関連指標を受けたインフレ・FRBの金融政策に対する思惑、景況感の浮沈、月初の特殊需給などを加減した推移へ。想定レンジは34,800−36,000ドル。

主要企業の決算の強弱が全体需給には波及しにくい環境となっているため、AMD、アップル、アマゾンなどの決算が‘地合いに与える影響’は軽微にとどまるとみています。

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来週の日本株展望は明日更新予定です。


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東京市場(7/28) 日銀会合後は乱高下

本日の日経平均は急反落。前日のNY株安に加えて、日銀会合における「YCC運用方式の微調整」報道を嫌気して9時台に32,342円(−548)まで下落すると、前引けにかけては32,400円台の持ち合いに移行。昼に発表された日銀会合の結果は、大枠で昨晩からの事前予想の範囲内にとどまったものの、2023年消費者物価(コアCPI)見通しの上方修正(4月の日銀展望リポートでの1.8% → 2.5%)、連続指値オペ基準の0.5%から1.0%への切り上げなどの売り材料も内包したため、引けにかけては32,800円台から32,000円付近まで乱高下した末、32,700円台で取引を終了。

日経平均 32,759円 −131、Topix 2,290 −4
日経先物(9月限)32,770円、為替 139.67円/ドル
NYダウ先物 35,453ドル +22

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■ 後記 : 本日は「日銀による異次元緩和の修正気配」に一喜一憂したものの、金融政策の正常化は長期的な既定路線。来週の日経平均が32,000円を明確に割り込む場合には31,000円台前半までの下押しに覚悟が必要な一方、32,000円付近で踏みとどまるようならリスクイベント通過による先物主導の上値模索トレンド再開も視野に。

難局が続く個別株にとっては後者が望ましいものの、決算シーズン特有の売買難易度の高まりを踏まえれば前者で推移した後、決算シーズンが終了する8月半ばからの地合い陽転 → 個別物色の盛り上がり...も決して悪い流れではありません。

調整トレンド入りへの備えを継続しつつも、後者に備えた即時踏み込みアップ、前者に備えた守備固めからの“逆襲への布石”の双方を念頭に、マーケットに毅然と対応してください。

来週のNY展望は明日、日本株展望は日曜の更新予定です。

では 今週もお疲れさまでした。

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■ 午後の戦略 : 余力の空けすぎにも要注意!

前場の日経平均は急反落。前日のNY株安に加えて、日銀会合における「YCC運用方式の微調整」報道を嫌気して9時台に32,342円(−548)まで下落すると、前引けにかけても32,400円台で弱含む展開に。東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心に概ね軟調。

中小型株も「日経−アルファ」が顕著となる中、7241 フタバ産業、6436 アマノ、4373 シンプレクス、4107 伊勢化学などに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 日銀会合なりの波乱含み


日銀会合の結果と先物需給なりの波乱含みの展開へ。事前報道通りの「YCC運用方式の微調整」に際しては軟調地合いの継続による32,300−32,500円台の推移が、報道に反して微調整が見送られるようなら32,600円超えが予想されます。リスクシナリオとしては、微調整+先物での仕掛け売り → 32,300円割れまでの二段安...に警戒。

■ 午後の戦略 : 余力の空けすぎにも要注意!


更なる地合い悪化に備えたリスク管理を優先しつつも、日米株価指数やドル円のテクニカル良化気配、下げ余地が乏しく映る東証グロース指数を踏まえれば、余力の空けすぎにも要注意。

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★ 本日の戦略 : 余力残しで成り行きを俯瞰!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は14日ぶりに反落。米4−6月期GDP速報値(前年比年率+2.4%、市場予想+2.0%)、予想に反して前週比で減少した週間新規失業保険申請者件数、前日のFOMC後の騰勢などを追い風に買い優勢で寄り付くと、13時ごろに35,645ドル(+125)まで上昇。引けにかけては良識的な売りに押され、一日の安値圏で取引を終了。ECB理事会での0.25%利上げは無風通過。

ナスダックは米金利の急騰を嫌気して続落。メタ、AMAT、マイクロンが買われた一方、マイクロソフト、テスラが指数の足かせに。

日経先物は「日銀は長期金利の上限(0.5%)を維持しつつも、市場動向次第では一時的な0.5%超えも容認する方針にシフトする」との思惑から利益確定売りに押されて一時32,410円まで下落。

NYダウ 35,284ドル −236
ナスダック 14,048 −79
米10年債利回り 4.006% +0.155 
為替 139.53円/ドル
NY原油 80.09 +1.31
日経先物 32,540円 −380

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□ 本日の展望 : 利確賛成ムード ± 日銀会合

NYタイムの日経先物安に追随した軟調スタート後、昼過ぎの日銀会合の結果と外資勢の反応次第の波乱含みの展開へ。日銀会合においてYCC修正が見送られるようなら引けにかけての急反発が期待される反面、上記のような変化に際しては、NY株の調整トレンド入り懸念、週末のポジション整理需要も加味したインパクトのある下落(≒ 32,400円割れ、下げ幅500円超)に要注意。

★ 本日の戦略 : 余力残しで成り行きを俯瞰!

現行のYCCは日本経済の下支えのために必要な処置ですが、現状のインフレ基調を踏まえれば持続不可能。上記のようなマイルドな変化は‘正常化’に向けた必要な対応なため、日銀会合においてサプライズ性の強い変化がなければ当事案での下げは短期的なものにとどまるはずです。

日米株価指数の調整余地、決算シーズン中の個別株の売買難易度の高まりなどを踏まえれば、目先は3割超の余力維持、悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践の慎重策が正攻法となりますが、日米中銀会合を経て好地合いを維持するようなら週明けにも踏み込みを強めるイメージでマーケットに対峙したいところ。

★☆Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。地合いなりの深押しはお気持ちの許す範囲で買い増しつつ、日銀会合や今晩の米6月PCEデフレータ後のNY株動向などを確認しながら、週明けの強弱(体勢の建て直し優先策の継続 or 買い増し・新規銘柄への派生など踏み込み強化)を計るスタンスで。

【ウォッチ銘柄】

△ 7189 西日本FH、8308 りそなHD
細かく売り買いされている方は日銀のYCC微調整見込みを念頭に、前場中に軽めに買い直し、午後の順張り(堅調時の小口追撃、軟調時の前場買い増し分の売却)がおススメ。

△ 6058 ベクトル、42●● etc
アルファベット、メタの好決算がインターネット広告の底入れ兆候を示唆。

△ 9782 ディーエムエス
24年3月期1Q経常益は前年同期比37%増で着地。昨夕触れたフジオーゼックス(7299)などの他、6579 ログリー、5026 トリプルアイズ、3300 アンビションなどとともに割り切り対象でケア。

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東京市場(7/27) グロース指数に下げ渋り感

本日の日経平均は3日ぶりに反発。前日のFOMCやパウエルFRB議長の会見はコンセンサスなりの内容となったため、午前中は32,700円を挟んだ持ち合に終始。午後に入ると「FRBの追加利上げ観測の後退」を建て前に先物に大口買いが散発し、13時台に32,938円(+270)まで上昇すると、引けにかけても32,900円水準で堅調に推移。東証主力株は特色の乏しい買い優勢の構図。

中小型株は 9522 リニューアブル、6027 弁護士ドットコム、9158 シーユーシー、7409 AeroEdge、2936 ベースフード、2962 テクニスコ、6338 タカトリ、9115 明治海運、6315 TOWA、9533 東邦ガスなどに短期資金が流入。

日経平均 32,891円 +222、Topix 2,295 +12
日経先物(9月限)32,920円、為替 140.15円/ドル
NYダウ先物 35,515ドル +31

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【ウォッチ銘柄】

△ 6266 タツモ、6668 ADプラズマ、6721 ウィンテスト
テセック(6337)の好決算・株価急騰を起点とするパワー半導体関連への資金流入狙いで継続注視。

△ 7241 フタバ産業
24年3月期経常益予想を80億円から100億円に上方修正。4107 伊勢化学、7283 愛三工業、7625 グローバルダイニング、6436 アマノ、6810 マクセル、4373 シンプレクス、5026 トリプルアイズなどとともに割り切り対象でケア。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、FOMCからワンクッション置いた東京タイムでの「FRBの利上げ打ち止め思惑」を追い風とする買い優勢の展開をベースに、ECB理事会、米4−6月期GDP速報値、週間新規失業保険申請者件数などの内容を加減した推移へ。想定レンジは33,400−35,800ドル。
明日の日本市場は、本日午後からの先物需給の買い傾斜を引き継ぐ堅調地合いをベースとしながら、日銀会合にてYCC修正が見送れれる場合には33,000円超えが、YCC修正に際しては32,000円台前半までの鋭角な下げが予想されます。個別に関しては好決算銘柄への局所物色・全般的な様子見ムード継続...が本線。

〜(略)〜

中小型株に関しては、引き続き「日経−アルファ」な需給環境に備えるべく、上記の守備固め、体勢の建て直し策を優先。ただし、東証グロース・マザーズ指数のテクニカル(5月高値水準での下げ渋り)を踏まえれば、横並びの下押しが最終局面に達している可能性があるだけに、手仕舞い条件の分散による安値叩きリスクの軽減、継続予定銘柄の買い増し条件の整備による逆襲策も整えておきたいところ。

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■ 午後の戦略 : 体勢の建て直し+アルファ!

前場の日経平均は反発。利益確定売りに押されて寄り付き直後に32,503円(−164)まで下落したものの、FOMCの無難な通過による「買い安心感」が支えとなり、前引けにかけては32,700円を挟んで堅調に推移。東証主力株は高安マチマチ。

中小型株は 6315 TOWA、6027 弁護士ドットコム、9522 リニューアブル、9342 スマサポ、9158 シーユーシーなどに短期資金が流入。総じて日経先物の騰勢に反した市場マインドの低迷感を示唆。

□ 午後の展望 : 日銀会合待ちの様子見ムード

明日の日銀会合の結果待ちによる32,600−32,800円レンジの持ち合いが本線。

■ 午後の戦略 : 体勢の建て直し+アルファ!

個別全般に関しては、日銀会合後の地合い悪化、決算シーズン入りによる好材料銘柄への局所物色に備えた3割強の余力維持、ストレス玉の戻り売りによる体勢の建て直しを継続。継続予定銘柄は買い条件内を丁寧に。

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【ウォッチ銘柄】

△ 6266 タツモ、6721 ウィンテスト、66●●
テセック(6337)の好決算・株価急騰を起点とするパワー半導体関連への資金流入狙いでケア。

△ 6255 エヌピーシー
短期回転狙いで継続注視中。リニューアブル(9522)も割り切りリバウンド狙いでケア。

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1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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