2023年10月

東京市場(10/31) 不確実性にはビジョン力で対応!

本日の日経平均は反発。午前中を前日レンジでの持ち合いで経過すると、日銀金融政策決定会合における「YCCの1.0%から1.0%メドへの修正」を受けて、更なる緩和縮小を見込んでいた売り方の一部による買い戻しが膨らみ、30,973円(+276)まで上昇。買い(戻し)一巡後も30,800円を挟んでしっかりと推移。

東証主力株は買い優勢。好決算銘柄の他、国内長期金利の上昇を好感した金融セクターが堅調だった一方、ハイテク・自動車セクターは金利上昇に加えて、10:30発表の中国10月製造業PMIの悪化が重石に。

日経平均 30,858円 +161、Topix 2,253 +22−23
日経先物(12月限)30,850円、為替 150.23円/ドル
NYダウ先物 32,956ドル −61

日経平均のテクニカルは、右肩下がりの5日線に上値抵抗を示す「調整トレンド継続」優位の形状。31,100円台乗せからは複数の買いサインが点灯するものの、現況では下押しケアも抜かりなく。 

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中小型株は 6196 ストライク、5445 東京製綱、6349 小森コーポレ、7947 エフピコ、1944 きんでん、9267 GENKY、3778 さくらインターネット、2980 SRE、6173 アクアライン、3911 Aiming、6946 アビオニクス、6029 アトラなどに短期資金が流入。

東証グロース・マザーズ指数のテクニカルは、未だ底打ち感は乏しいものの、連日の上値切り上げ、3連陽線などがトレンド陽転を期待させる格好。

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【ウォッチ銘柄】

△ 1893 五洋建設
週初のメルマガ銘柄。右肩上がりに転じた10日線をサポートラインとする上昇トレンド形成に期待。

では 本日もお疲れさまでした。

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★ Sラボ銘柄戦略 : 短期的には ★ 日経レバを中心とする逆襲の足場固めに注力しつつ、地合い良化サインを確認しながら東証主力・準主力 → (6月高値の多い)中小型株の期日明け12月からは材料系にて新年に向けた加速...ビジョンをもって明日も堂々と!

★ 1570 日経レバ
「日経31,000円以下は下方オーバーシュート」& 決算シーズン中の売買難易度の高まりも踏まえれば、突っ込み買い、上昇時の脱力対応継続が正攻法。弱テクニカル銘柄は地合いが悪いうちに、タイミングを分散した乗り換えをご検討ください。

★ 8604 野村HD

会員サークルでは決算前に新規買い対象から外しましたが、良好な決算をバックに比較優位を維持。来年からの新NISAも視野に入れた強気継続の予定です。

新規買い対象は★4000番台、☆ 4200番台☆ 5000番台の3銘柄に集約中。

『 奇策を避け、周囲の半歩先を堂々と! 』

11/1−10スタートコースの新メンバー募集開始!
       
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■ 午後の戦略 : 日銀会合後の乱高下は小口逆張り!

前場の日経平均は続落。前日のNY株は大幅に上昇していたものの、日銀会合での異次元緩和の修正思惑が重石となり、昨日同様に30,500円台後半から30,700円付近で持ち合う展開に。もっとも、TOPIXは反発しているように、東証主力株は買い優勢で推移。

中小型株は 4516 日本新薬、6196 ストライク、7947 エフピコ、1944 きんでん、9267 GENKY、3778 さくらインターネット、6961 エンプラス、6173 アクアライン、3911 Aiming、6946 アビオニクス、6029 アトラなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 日銀会合・先物需給なりの波乱含み

昼頃に発表される日銀会合の結果を受けた先物需給次第の波乱含みの推移へ。メインシナリオは「コンセンサス内の着地 → 売り方の買い戻し主導の株高 → FOMC前の様子見ムードに回帰」とみていますが、弱気優位のテクニカルを踏まえれば(昨晩の日経先物の安値水準である)30,400円付近までの下振れもリスクシナリオとして念頭に。

<< 引け後の主な決算 >>
1514 住石HD、2782 セリア、4091 日本酸素、6526 ソシオネクスト、6857 アドバンテスト、6954 ファナック、6981 村田製作所、6632 ケンウッド、6879 イマジカ、7735 スクリーン、6920 レーザーテック、7148 FPG

■ 午後の戦略 : 日銀会合後の乱高下は小口逆張り!

マイルドな上下動に際しては従来戦略を丁寧に遂行。日銀会合に起因する乱高下に際しては「短期的なブレ」を念頭に、突っ込み買い・戻り売りによる逆張りスタンスで対応したいところ。突っ込み買いは「日経31,000円以下は下方オーバーシュート」を念頭に★ 日経レバから、戻り売りはストレス玉からの検討が正攻法。

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では 午後もよろしくお願いします。
   
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★ 本日の戦略 : 続・日米中銀ショック対策・逆襲の土台固め!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は急反発。目立った買い材料が見当たらない中、直近2週間で1,200ドル強の下落による自律反発機運の高まり、FOMC前の株式売りポジションの手仕舞い(=買い戻し)などを背景に買いが先行。原油市況に関しても、イスラエルによるハマス攻撃に激しさが増す中、利益確定売りが膨張。インフレ懸念が緩和され、15時台には33,002ドル(+585)まで上昇。

ナスダックも続伸。GAFAM、ネットフリックス、セールスフォースが指数高を牽引。

NYダウ 32,928ドル +511
ナスダック 12,789 +146
米10年債利回り 4.892% +0.047
為替 149.08円/ドル
NY原油 82.31 −3.23
日経先物 30,590円 −110

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日経先物は、日銀金融政策決定会合を意識して覇気なく推移。

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□ 本日の展望 : 売り優勢 ± 日銀会合

NY株高に反して30,500円台で取引を終えた日経先物なりの続落スタート後、引けにかけては昼の日銀会合の結果と外資勢の反応なりの不安定な推移へ。想定レンジは30,450−30,800円。

日銀会合に関しては、10年債利回りの上限引き上げ(1.0%→1.5%)を中心とするコンセンサスなりの着地 → 市場の関心がFOMCに移ることで単発的な上下材料に留まる...を本命視。

★ 本日の戦略 : 続・日米中銀ショック対策・逆襲の土台固め!

日米中銀会合の売り材料視化に加えて、テクニカル悪化による(戻り)売りバイアス、 決算シーズン中の売買難易度の高まり、中東情勢の混迷化などを踏まえれば、依然として下押しリスクを内包した環境です。

よって、3割前後の余力維持、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の縮小によるリスク管理を丹念にこなしつつ、継続予定銘柄に関しては、「日経31,000円以下は下方オーバーシュート」を念頭に 株価水準とタイミングを分散した仕込みスタンスで臨んでください。

※ 東証主力株といえども決算をきっかけに暴落する銘柄が散発していますので、決算目前銘柄は半数までポジションを縮小 → 決算後に順張り or 乗り換えを検討...がおススメ。

【ウォッチ銘柄】

△ 6508 明電舎、6349 小森コーポ、6196 ストライク、7162 アストマックス、5334 日本特殊陶業、2667 イメージワン、8508 Jトラスト
昨夕触れたTVE(6466)などとともに好材料に絡めた割り切り対象でケア。

では 本日もよろしくお願いします!☆
    


難局こそ奇策を避けた正攻法で、堂々と!


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※ 本日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして速やかにID・パスワードをご連絡させていただきます。

              

直近のX(ツイッター)より @t_soeta

直近のX(ツイッター)より @t_soeta

10月30日 米軍はウクライナ(ロシア)と中東(イラン)の2方面で奔走中。今、中国が台湾・尖閣侵略を行えば、米軍に反抗余力は乏しい。。。

10月28日 オーバーシュートの証左 → ドル円が日米金利差との連動薄れる。

10月28日 イスラエルに5000発以上の爆弾を落として紛争のきっかけとなったハマスへの批判記事は驚くほど少ない。テロ組織を批判したくない記者の保身か、米メディア内で左翼系の支配力が高まっている証左か。。。

10月26日 決定的な弱材料のないままの米金利高・ハイテク株安は少なくとも数日続く前提にて対応したいところ。ストレス玉の早め手仕舞い。継続予定銘柄も慌てずにタイミング分散を意識した仕込みへ!

10月26日 米政治の重要ポストである下院議長の選出に3週間。。。来月のつなぎ予算の決議も迷走→株価への逆風下を念頭に。

10月24日 独裁国家群と民主過ぎ国家群との経済圏の分断により、マーケットの縮小は不可避。レジームチェンジが必須。

※ X・ツイッターではブログでは踏み込んでいない株式市場における令和の常識、NG集、世界的金融資本の思考・経済事象への私見などを不定期で触れています。良かったら「t_soeta」を検索・フォローください。

不定期で趣味の寄せ植え関連の画像もあげてます。これらはパンジー中心の寄せ植えですが、は切り戻し直後なので殺風景になっています。※ 言い訳
 ↓ 
F9UOixhaEAAkbOX

 ツイッターURL:https://twitter.com/home


            

東京市場(10/30) 低位持ち合い

本日の日経平均は反落。先週末のNYダウの大幅安、中東情勢の混迷化、テクニカル悪化などを重石に売り優勢で寄り付くと、30,500円台後半では売り方の買い戻しが下支えとなった一方。30,700円付近ではリスク回避の戻り売りが重石に。

東証主力株は概ね軟調。6301 コマツ、4506 住友ファーマ、6645 オムロン、6724 セイコーエプソン、4205 日本ゼオン、7205 日野自動車などが決算を嫌気されて急落した他、ザラ場中に決算を発表したトヨタ(7203)も中間期で過去最高の世界販売台数を記録しながら株価は軟調に推移。

日経平均 30,696円 −294、Topix 2,231 −23
日経先物(12月限)30,700円、為替 149.63円/ドル
NYダウ先物 32,580ドル +76

日経平均のテクニカルは、30,900円水準に控える5日線と距離を残した推移が、「調整トレンド継続」優位を示唆。

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中小型株は 2375 ギグワークス、2345 クシム、6335 東京機械、2216 カンロ、4598 デルタ、5834 SBIリーシング、9552 M&A総研、7199 プレミアGなどに短期資金が流入。東証グロース・マザーズ指数のテクニカルは下げ渋りも見受けられるものの、底打ち感は限定的。

big (20)

【ウォッチ銘柄】

△ 6466 TVE
23年9月期経常益予想を1.5億円から5.4億円に上方修正。4220 リケンテクノス、4987 寺岡製作所、9885 シャルレ、7283 愛三工業、7241 フタバ産業、6810 マクセル、5214 日本電気硝子、6419 マースGなどとともに割り切り対象でケア。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、東京タイムのNY株先物なりのリバウンド基調をベースに、マクドナルド・ロウズの決算、4.8%台で強含む米長期金利動向、明日からのFOMC(〜11/1)への思惑などを絡めた推移へ。想定レンジは32,300−32,600ドル。

明日の日本市場は、10/13からの調整トレンドを引き継ぎつつ、30,500円台では底堅さを示す低位持ち合いが本線。日銀金融政策決定会合に関しては、FOMCを目前に控えているために過度の反応は見送られる ≒ マイルドな上下材料と化す...とみていますが、異次元金融政策がコンセンサス以上に修正された場合の下振れには要注意。
 
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■ 午後の戦略 : 弱テクニカル・イベントシフト + アルファ!

前場の日経平均は反落。先週末のNY株が前日ザラ場中の見込みに反して下落した事で売りが先行。中東でのハマスに対するイスラエルの攻撃強化なども重石に、10:45現在30,700円付近で軟調に推移。東証主力株は概ね軟調。

中小型株は 9552 M&A総研、7199 プレミアG、6525 KOKUSAI、6173 アクアライン、5834 SBIリーシング、2375 ギグワークス、6356 日本ギア工、9914 植松商会などに短期資金が流入。全般的には東証グロース指数なりに(日経安に反して)底堅く推移。

□ 午後の展望 : 売り優勢も底堅く

テクニカルと市場マインドの悪化、日米中銀会合前の様子見ムード、中東情勢への警戒感などが足かせとなる30,550−30,850円レンジの売り優勢の展開が本線。先物での売り方主導の乱高下 ≒ 30,500円割れ、30,900円超えも念頭に。

■ 午後の戦略 : 弱テクニカル・イベントシフト + アルファ!

下値リスクを内包するテクニカル、日米中銀会合を意識した3割前後の余力維持、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉のポジション縮小を優先しつつ、★ 日経レバ(1570)を中心に的を絞った仕込みスタンスを継続。

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★ 本日の戦略 : 下値模索ケア → 逆襲への布石!

おはようございます。

先週末のNY株は3日続落。パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍による地上作戦(による戦禍拡大やエネルギー価格の上昇)への警戒感に加えて、10月ミシガン大学消費者調査における5月以来の高水準となった1年後の予想インフレ率(4.2%)を受けたFRBの金融引き締め長期化懸念などを重石に終日軟調に推移。

日経先物は、前日ザラ場中にNYダウの上昇を織り込んでいた経緯から、30,600円、前日比440円の大幅反落で夜間取引を終了。

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本日は売り優勢で寄り付いた後、引けにかけても日米中銀会合を見極めたいとの思惑から実需筋が売り買いを委縮する中、先物での月末月初の特殊需給に絡めた不確実性の高い展開が予想されます。想定レンジは30,500−30,900円。

★ 本日の戦略 : 下値模索ケア → 逆襲への布石!

不確実性の高まりに備えた、3割前後の余力維持、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の大胆な売却などのリスク管理を優先。決算目前銘柄は半数程度までポジションを縮小。

その上で、下方オーバーシュートの反動、「5月に売ってハロウィーン(10月末)で帰ってこい」の相場格言などを念頭に、★ 日経レバ(1570)を中核、東証主力・準主力銘柄や好トレンド銘柄をサポート役に据えたポジショニング、条件を絞った逆張りによる“逆襲への布石”を丹念に。

【 ウォッチ銘柄 】 

△ 5906 エムケー精工
24年3月期経常益予想を10億円から15億円に上方修正。7299 フジオーゼックス、9552 M&A総研、5834 SBIリーシング、7199 プレミア、5602 栗本鐵工所の他、7066 ピアズなどとともに割り切り対象でケア。

△ 7189 西日本FH、8308 りそなHD
日銀会合はポジティブ反応が本線。押しは強気に。セクターは異なりますが、旧Sラボ好トレンド銘柄では五洋建設(1893)も押し目買いスイング狙いでケア。

△ 3678 メディアドゥ 
先週の中小型株需給の混乱の中で好テクニカルを維持。

『 攻撃を見据えたディフェンス! 』

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★ 1570 日経レバ 
20,000円付近までの上昇過程にて5割+アルファを売却(10/12) → 19,000〜19,200円台での買い直しセット(10/16) → 19,700円までの上昇過程にて一部利確(10/17) → 18,700円台(10/19)、18,100円台(10/23)、17,600円台(10/24)にてそれぞれ小口買い増し...と展開中。

※ メンバーさんの買値平均は18,600−19,000円レンジを想定。

今週も(日経30,100円割れでの買い向かいを念頭に)17,000円割れがあれば小口追撃へ。18,●00円付近から19,000円にかけては3−5割を売却 → 押し目買い直しへ。

☆ 先週水曜からの新銘柄
東証グロース内でも稀有な成長力を背景とする見直し買いの余地に加えて、地合い陽転に際しての時価総額上位銘柄の優位性も追い風となりうる環境です。短期大幅高を果たしたメディアドゥのアドバンテージを活かした強気スタンスを継続!

□ 半年くらい含み損が続いている。。。

□ 年内中に巻き返しのきっかけを作りたい。

□ 10年後にも使える自分なりのセオリーを確立したい!

みんなで一緒に慌てず、急いで!

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■ 日本株展望 10/30ー11/2: 売り優勢も底堅く ± 日米中銀会合

■ 今週の展望 : 売り優勢も底堅く ± 日米中銀会合

米長期債を中心とする世界的な需給混乱を逆風とする売り優勢の展開が本線。18倍台まで低下している日経平均のPER、円安メリットを含む主要企業の好決算期待などから30,000円付近では底堅い推移が期待される反面、節目の31,000円から10日線が南下してくる31,200円台では戻り売りが上値の重石となりそうです。

リスクシナリオとしては、中東情勢の混迷化、FOMCでの金融引き締め長期化懸念、日銀会合での市場予想を上回る緩和方針の修正などが逆風となる29,000円台後半までの下振れをケア。

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中小型株全般に関しては、引き続き「日経ーアルファ、連鎖的投げ売りリスク」に警戒。来週後半にピークを迎える決算への過剰期待はハイリスク。

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■ NY株展望 10/30−11/3: 売り優勢 ± FOMC・マクロ指標

おはようございます。

昨日のNY株式市場は3日続落。パレスチナ自治区ガザへのイスラエル軍による地上作戦(による戦禍拡大やエネルギー価格の上昇)への警戒感に加えて、10月ミシガン大学消費者調査における5月以来の高水準となった1年後の予想インフレ率(4.2%)を受けたFRBの金融引き締め長期化懸念などを重石に終日軟調に推移。個別では決算を嫌気されたシェブロンの他、金融、ディフェンシブセクターの下げが顕著に。

ナスダックは3日ぶりに反発。決算を好感されたアマゾンを中心に、主要銘柄が概ね堅調に推移。

日経先物は、前日ザラ場中にNYダウの反発を織り込んでいた反動 ≒ 落下地点が高くなっていた経緯から大幅に下落。

NYダウ 32,417ドル −366
ナスダック 12,643 +47
米10年債利回り 4.846% −0.106
為替 149.64円/ドル
NY原油 85.09 +1.88
日経先物 30,600円 −440

□ テクニカル : 右肩下がりの5日線に上値抵抗感を示す下落トレンドを継続。10月前半の安値水準かつ10日線が切り下がってくる33,000ドル水準が上値の節目に。

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ナスダックも週末の反発もアヤ戻し ≒ 下値模索トレンド継続と捉えるのがスマート。

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米長期金利は4.8−5.0%水準の持ち合いにて(金利上昇が利益となる)売り方のポジション整理が進んでいるため、(1)更なる買い戻し増幅による4.75%割れまでの下落、(2)売り攻勢再開による5.25%水準までの金利上昇...の双方をケア。

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【主な政治・経済イベント】
10/30(月)米決算:ロウズ
10/31(火)米10月消費者信頼感指数、FOMC(〜11/1)、決算:キャタピラー、アムジェン、ファイザー
11/1  (水)米10月ADP雇用報告、9月JOLTS求人件数、10月ISM製造業景気指数、パウエルFRB議長会見、決算:クアルコム
11/2  (木)英国金融政策発表、米決算:アップル
11/3  (金)米10月雇用統計、10月ISM非製造業景気指数

■ NY株展望 : 売り優勢 ± FOMC・マクロ指標

下落トレンド形成中のテクニカル主導の軟調地合いをベースに、マクロ指標やFOMCを経た中長期的なFRBの金融政策に対する思惑、中東情勢の変化を加減した推移へ。想定レンジは31,800−32,800ドル。

株安の主要因となっている米長期金利に関しては、テクニカル面では下押しバイアスが高まっているだけに、9月半ばからの金利高・株安基調の反転による33,000ドル超えを理想シナリオとして念頭に。

ただし、長期金利が低下する場合でも「中東情勢の混迷化によるリスク回避」が背景となる場合には金利低下と株安の同時進行 → NYダウの31,000ドル台半ばまでの下押しに警戒。※ 当判断は結果論になりやすいため、当面は「米金利と米株の相関性は低下」イメージにて、株式市場のテクニカルを売買戦略の基準とするのがおススメ。

中東情勢に関しては、仕掛け売りの建て前として利用されている側面も大きいだけに、イランが積極関与を宣言しない限りは、イスラエルによるガザ地区地上戦開始後、時間の経過とともにマーケットの注目度は低下しそうです。

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来週の日本株展望は明日更新予定です。


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東京市場(10/27) 自律反発

本日の日経平均は反発。前日の先物での仕掛け売りを交えた大幅安の反動に加えて、NY市場での長期金利低下を好感して買い優勢で寄り付くと、NY株先物の反発も追い風に前引け際には31,081円(+485)まで上昇。引けにかけては戻り売りに上値を押さえられ、節目の31,000円を挟んで売り買いが交錯。東証主力株はほぼ全面高。

中小型株は 4972 綜研化学、2338 クオンタム、3189 ANAP、5010 日本精蝋、6356 日本ギア工、2936 ベースフード、4068 ベイシス、3498 霞が関キャピタル、6525 KOKUSAI、7148 FPGなどに短期資金が流入。

big (8)

日経平均 30,991円 +389、Topix 2,254 +30
日経先物(12月限)31,040円、為替 150.16円/ドル
NYダウ先物 32,990ドル +114

■ 後記 : 今週の展望(10/22)にて「米長期金利の騰勢や中東情勢の不透明感に対する警戒感に加えて、売り優勢に転じているテクニカルがネックとなる軟調地合いが本線。定レンジ30,700−31,600円」と予想した今週の日経平均は、30,500円台後半から31,400円台半ばを往来した末に31,000円水準で取引を終了。

来週は日米中銀会合、月末月初の米重要マクロ指標などを睨みながらの展開となりますが、直近の乱高下が“潮目の変化”を予兆しているだけに、更なる下押し同様に反騰トレンド入りへの備えも整えてマーケットに臨んでください。

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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