本日の日経平均は続伸。前日のNY引け後のハイテク大手の決算を嫌気して寄り付き早々に35,704円(−361)まで下落したものの、先物への散発的な大口買いを背景に13時台に前日比プラス圏に浮上すると、一日の高値圏で取引を終了。東証主力株は買い優勢。好決算のコマツ(6301)を中心に機械・自動車セクターが買われた他、日銀の金融政策正常化思惑により金融株が堅調に推移。
日経平均 36,286円 +220、Topix 2,451 +24
日経先物 36,370円、為替 147.83円/ドル
NYダウ先物 38,618ドル +6
日経平均のテクニカルは、昨日お伝えした「先週末安値(35,751円)割れによる複数の強めの売りサイン点灯」を回避。依然として高水準のMACDが調整優位を示唆しているものの、本日の長めの陽線により悲壮感は限定的。

中小型株は 2127 日本M&Aセンター、4461 一工薬、5445 東京製綱、9552 M&A総研、6196 ストライク、6356 日本ギア工、9828 元気寿司、6023 ダイハツディーゼル、6731 ピクセラ、1904 大成温調、3810 サイバーステップ、5204 石塚硝子、4444 インフォネット、3793 ドリコム、9236 ジャパンM&Aソリューションなどに短期資金が流入。
東証スタンダード指数は上昇トレンドを堅持。東証グロース指数は直近レンジ内の推移にて特段の方向感は示さず。

【ウォッチ銘柄】
△▼ 6727 ワコム
24年3月期経常益予想を52億円から67億円に上方修正。3762 テクマトリックス、3439 三ツ知、7923 トーイン、7919 野崎印刷、2533 オエノン、6382 トリニティ、5603 虹技などとともに割り切り対象でケア。
△ 9119 飯野海運
24年3月期経常益を174億円から190億円に上方修正。直近お伝えした‘好決算狙い’で対応いただいた方は、週内の売却 → 海運セクターの動向を確認しながらの再戦狙い...がおススメ。
△ 1360 日経ベア
地合い悪化対応ポジションとして、目先の押し(好地合い局面)も強気に、上昇時(地合い悪化局面)はストレス玉との損切りと並行して利確を計る構えを継続。地合いを強気にみている方は、最大公約数として日経レバ(1570)の短期回転狙いがおススメ。
△ 6862 ミナトHD、6249 ゲームカードジョイ、9268 オプティマス
週初から触れている「国内ディーラー筋のテコ入れ期待」の東証スタンダード銘柄。引き続き、マイルドな上下を強気に。
(会員サークルより >>Sラボ参加案内)
では 本日もお疲れ様でした。
お帰り前にこちらも是非!☆

■ 後記 : 先週の日銀会合に続き、今晩のFOMCをも無難に通過する場合には「日米中銀会合前の35,000円超えは上方オーバーシュート」を修正すべきと考えています。ただし、日経平均のテクニカル不安や月初需給の不透明感などを考慮すれば、早くとも週内は「調整局面入りを前提とした控えめの強気」が正攻法と判断。
よって、明日の堅調地合いにおいても保有銘柄の増やしすぎや飛び乗り買いは極力控え、好トレンド銘柄の小口逆張りによる育成とストレス玉の縮小を並行する構えで臨んでください。35,700円を割り込むような下振れに際しては「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」による慎重度アップへ。
※ 最終的な明日の展望・戦略は明朝のコメントを参照ください。地合いの強弱にかかわらず、3割程度の余力維持、手仕舞い条件の徹底、決算目前銘柄のポジション方針、保有銘柄の絞り込み...スタンスは継続。
★☆Sラボ銘柄戦略 : 通常は半数残しとしている決算目前の対応を全売りとした日本M&Aセンター(2127)が急騰は痛恨でしたが、直近の銘柄集約により★☆新規買い対象を2銘柄まで厳選。
相応の余力確保に加えて、年末年始からのフィックスターズ、ウェルスナビ、さくらインターネット、GENDAなどの飛躍によるアドバンテージを活かすべく・・・、今晩のNYタイムの日経先物が堅調に推移するようなら明日にも☆★新銘柄の仕込みを開始する予定です。
「何かを変えたい!」方はみんなで一緒に!
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