2024年01月

東京市場(1/31) ‘控えめな強気’にて潮目の変化待ち!

本日の日経平均は続伸。前日のNY引け後のハイテク大手の決算を嫌気して寄り付き早々に35,704円(−361)まで下落したものの、先物への散発的な大口買いを背景に13時台に前日比プラス圏に浮上すると、一日の高値圏で取引を終了。東証主力株は買い優勢。好決算のコマツ(6301)を中心に機械・自動車セクターが買われた他、日銀の金融政策正常化思惑により金融株が堅調に推移。

日経平均 36,286円 +220、Topix 2,451 +24
日経先物 36,370円、為替 147.83円/ドル
NYダウ先物 38,618ドル +6

日経平均のテクニカルは、昨日お伝えした「先週末安値(35,751円)割れによる複数の強めの売りサイン点灯」を回避。依然として高水準のMACDが調整優位を示唆しているものの、本日の長めの陽線により悲壮感は限定的。

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中小型株は 2127 日本M&Aセンター、4461 一工薬、5445 東京製綱、9552 M&A総研、6196 ストライク、6356 日本ギア工、9828 元気寿司、6023 ダイハツディーゼル、6731 ピクセラ、1904 大成温調、3810 サイバーステップ、5204 石塚硝子、4444 インフォネット、3793 ドリコム、9236 ジャパンM&Aソリューションなどに短期資金が流入。

東証スタンダード指数は上昇トレンドを堅持。東証グロース指数は直近レンジ内の推移にて特段の方向感は示さず。

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【ウォッチ銘柄】

△▼ 6727 ワコム
24年3月期経常益予想を52億円から67億円に上方修正。3762 テクマトリックス、3439 三ツ知、7923 トーイン、7919 野崎印刷、2533 オエノン、6382 トリニティ、5603 虹技などとともに割り切り対象でケア。

△ 9119 飯野海運
24年3月期経常益を174億円から190億円に上方修正。直近お伝えした‘好決算狙い’で対応いただいた方は、週内の売却 → 海運セクターの動向を確認しながらの再戦狙い...がおススメ。

△ 1360 日経ベア
地合い悪化対応ポジションとして、目先の押し(好地合い局面)も強気に、上昇時(地合い悪化局面)はストレス玉との損切りと並行して利確を計る構えを継続。地合いを強気にみている方は、最大公約数として日経レバ(1570)の短期回転狙いがおススメ。

△ 6862 ミナトHD、6249 ゲームカードジョイ、9268 オプティマス
週初から触れている「国内ディーラー筋のテコ入れ期待」の東証スタンダード銘柄。引き続き、マイルドな上下を強気に。

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では 本日もお疲れ様でした。

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■ 後記 : 先週の日銀会合に続き、今晩のFOMCをも無難に通過する場合には「日米中銀会合前の35,000円超えは上方オーバーシュート」を修正すべきと考えています。ただし、日経平均のテクニカル不安や月初需給の不透明感などを考慮すれば、早くとも週内は「調整局面入りを前提とした控えめの強気」が正攻法と判断。

よって、明日の堅調地合いにおいても保有銘柄の増やしすぎや飛び乗り買いは極力控え、好トレンド銘柄の小口逆張りによる育成とストレス玉の縮小を並行する構えで臨んでください。35,700円を割り込むような下振れに際しては「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」による慎重度アップへ。

※ 最終的な明日の展望・戦略は明朝のコメントを参照ください。地合いの強弱にかかわらず、3割程度の余力維持、手仕舞い条件の徹底、決算目前銘柄のポジション方針、保有銘柄の絞り込み...スタンスは継続。

★☆Sラボ銘柄戦略 : 通常は半数残しとしている決算目前の対応を全売りとした日本M&Aセンター(2127)が急騰は痛恨でしたが、直近の銘柄集約により★☆新規買い対象を2銘柄まで厳選。

相応の余力確保に加えて、年末年始からのフィックスターズ、ウェルスナビ、さくらインターネット、GENDAなどの飛躍によるアドバンテージを活かすべく・・・、今晩のNYタイムの日経先物が堅調に推移するようなら明日にも☆★新銘柄の仕込みを開始する予定です。

「何かを変えたい!」方はみんなで一緒に!

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■ 午後の戦略 : “不確実性”との居心地の良い距離感を意識!

前場の日経平均は反落。前日のNY市場におけるハイテク株安、総じて弱めに反応した引け後のハイテク大手(マイクロソフト、アルファベット、AMD)の決算などを重石に、寄り付き早々に35,704円(−261)まで軟化。前引けにかけては押し目買いが下支えとなって35,900円付近まで反発。

東証主力株は高安マチマチ。TOPIXが前日比変わらず水準で推移したように、日経先物安に呼応して値がさ・ハイテク株が売られた他は小幅な上下に。

中小型株は 2127 日本M&Aセンター、4461 一工薬、6196 ストライク、4444 インフォネット、5246 Elaments、3793 ドリコム、9828 元気寿司、6731 ピクセラ、6023 ダイハツディーゼルなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 売り優勢も底堅く

米ハイテク決算への失望やFOMC前需給の売り傾斜がネックとなる売り優勢の展開。想定レンジは35,750−36,050円。

■ 午後の戦略 : “不確実性”との居心地の良い距離感を意識!

朝方触れたように、決算シーズン後半戦序盤のマイクロソフト(アルファベット、AMD)の決算と市場の反応は終盤に向けて伝染しやすいだけに、今晩以降のアップル、アマゾン、メタなどGAFAM主導の地合い良化は期待薄。

日経平均のテクニカル不安や決算シーズン中の売買難易度の高まりも踏まえれば、強引な勝負は避けるのが賢明。

よって、3割程度の余力維持、手仕舞い条件の徹底、決算目前銘柄のポジション縮小に加えて、ストレス玉の大胆な売却によるリスク管理をこなしながら、ターゲットと条件を絞った仕込み方針を継続してください。

【ウォッチ銘柄】

△ 2127 日本M&Aセンター
昨日の決算を好感して前日比+11%の急騰に。会員サークルでは直近の停滞を嫌って決算前の手仕舞いをご提案しましたが・・・継続された方は良かったですね。しつこい上昇波動がウリですので、半数程度を利確した後、押し目買い直しによる中長期対応も妙手。

△ 7180 九州FG
国内兆金利動向の騰勢に呼応して上昇トレンドを維持。FOMC前後のブレは小口逆張り(押し目買い・吹き値売り)で対応しつつ、長期強気スタンスを邁進。

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★ 本日の戦略 : 地合い悪を許容できる構え + アルファ!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は4日続伸。引け後のハイテク企業決算や翌日のFOMCへの警戒感から売りが先行し、10時台に38,257ドル(−75)まで下落。売り一巡後は長期金利の軟勢、アナリストの目標株価引き上げを好感したJPモルガン、ゴールドマンサックスを中心とする金融関連の上昇が支えとなり、連日で過去最高値を更新。ナスダックはテスラ・エヌビディアを除く主要銘柄が軒並み売られて反落。

NYダウ 38,467ドル +133
ナスダック 15,509 −118
米10年債利回り 4.039% −0.051
為替 147.60円/ドル
NY原油 77.82 +1.04
日経先物 35,930円 −70

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□ 本日の展望 : 様子見ムード

NY引け後の決算を受けたハイテク大手の株価は、6:15現在、アルファベットこそ前日比4%強下落しているものの、マイクロソフト、AMDは小幅に上下。

よって、本日はナイトセッションの日経先物なりに売り優勢で寄り付いた後、引けにかけても今晩のFOMC・パウエルFRB議長の会見を見極めたいとの思惑から方向感の乏しい展開が予想されます。想定レンジは35,850−36,150円。FOMC前の需給調整による下振れには要注意。

★ 本日の戦略 : 地合い悪を許容できる構え + アルファ!

米企業決算に対する市場の反応は、前半の金融セクターは序盤のJPモルガン、後半のハイテク株は同じく序盤のマイクロソフト・アルファベットに追随しやすい性質があります。すなわち、マイクロソフト・アルファベットが波乱なく通過しつつあるため、週末にかけてのアップル、アマゾン、メタなども直接的なトレンド陰転要因にはならない可能性が高そうです。

今晩のFOMCに関してもNY展望 1/29−2/2 でお伝えしたように単発的な乱高下要因に留まるとみているだけに、週末にかけての日経は「35,000円台後半から36,000円台前半での推移」を前提とするのがスマート。

もっとも、調整優位の日経平均のテクニカル、決算シーズン中の売買難易度の高まりを踏まえれば前のめりでマーケットに対峙すべき環境ではありません。

よって、本日も3割程度の余力維持、手仕舞い条件の徹底、決算目前銘柄のポジション縮小、保有銘柄数の増やしすぎNGなどによるリスク管理を優先しながら、ターゲットと条件を絞った仕込みスタンスを並行していきたいところ。

☆★新規買い対象2銘柄も昨夕の戦略を踏襲。

※ 11月以降の★☆Sラボ銘柄の経緯は昨日のコメントを参照ください。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 2217 モロゾフ
24年1月期純利益予想を11.4億円から14.8億円に上方修正。6469 放電精密、1850 南海辰村、4308 Jストリーム、7379 サーキュレーション、昨夕触れた第一屋製パン(2215)などとともに割り切り対象でケア。

『 乱局前に‘やらない事’をリスト化!』

では 本日もよろしくお願いします!☆
        

   

直近3か月の★☆Sラボ銘柄動向

11月以降の全★☆Sラボ銘柄

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※ 基本はご紹介直後株価からご提案期間中の高値を実績としています。そのため、取り組み中に複数回の回転が効いた銘柄の場合、実績よりも利益が出ている可能性があります。一方、最終的に損切りとなった場合も途中過程で明確に利確が効いたものはプラス実績で記載しているように、厳密な実績とは言えない点はご留意ください。

注目いただきたいのは以下の点です。
・ ご提案銘柄は1,000円台から2,000円台を中心視。
・ メンバーさん同士の売り買いで株価が動いてしまうような薄商い銘柄は考察対象外。
・ 乱高下中の銘柄も考察対象外。
・ 利確提案直後の上振れは実績に含まず。

また、☆★新銘柄のご提案は日曜か平日寄り付き前(7時前後)が中心。ご紹介銘柄については大まかながらも短期的な利確メドをお伝えしていますので、お忙しい方でも対応可能かと思います。

現在の★☆新規買い対象は、“控えめの強気”としている全体戦略に呼応すべく、☆4000番台スポット銘柄と昨日からは☆ 5000番台スポット銘柄の2銘柄に集約中。※ 全体戦略を個別戦略に落とし込むのがSラボ流・トップダウン戦略。

 決算シーズン中 ≒ 2月前半は「地合い悪化を許容できる構え」を念頭に無駄打ちを避ける方針ですが、年末年始のフィックスターズ、ウェルスナビ、さくらインターネット、GENDAなどの飛躍によるアドバンテージを踏まえれば、要所で踏み込みを強化する方針です。


□ 何か嫌な予感がする

□ 自己流は厳しいかもしれない

□ 1月の利益を守りながら攻めたい!

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※ メインコンテンツは掲示板(☆★Sラボ会員サークル)となります。閲覧だけのご参加もOK。独自の銘柄分析の公開もOK。メンバー様の中からの有力分析者の誕生も期待しています。

※ 明日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しし、明日中にID・パスワードをご連絡させていただきます。

  
               


東京市場(1/30) 続伸もテクニカル不安は払しょくされず

本日の日経平均は続伸。先週末の米12月先週末の12月個人消費支出インフレ指標(PCEデフレータ)を買い材料視した前日の騰勢を引き継いで買い優勢で寄り付くと、9時半過ぎに36,249円’+222)まで上昇。引けにかけては米長期金利の低下に伴うドル円の軟勢、FOMC前の買い玉整理バイアスなどを重石としつつも、36,100円を挟んでしっかりと推移。

東証主力株は売り優勢。景況感の良化ではなく、先物でのマネーゲーム主体が日経高の主要因なため、先物に連動しやすい値がさ・ハイテク株の一角が買われるまでの歪な物色志向に。

日経平均 36,103円 +76、Topix 2,432 +2
日経先物 36,090円、為替 147.34円/ドル
NYダウ先物 38,432ドル −56

日経平均のテクニカルは、右肩下がりの5日線に上値抵抗感を示しているため、先週末安値(35,687円)での短期調整完了色は限定的。高水準でのMACD陰転も加味すれば、売買戦略上は下押しケアの継続が賢明。

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中小型株は 2980 SRE、7366 LITALICO、9995 グローセル、4816 東映アニメ、2397 DNAチップ、6882 三社電機、5595 QPS研究所、5246 Elements、9348 ispace、7066 ピアズ、6232 ACSL、2936 ベースフード、5616 雨風太陽などに短期資金が流入。

東証スタンダード指数は小幅に昨年来高値を更新。東証グロース指数も「中立やや買い優勢」の形状を維持。

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【ウォッチ銘柄】

△▼ 2215 第一屋製パン
23年12月期経常益予想を3.5億円から6.1億円に上方修正。3648 AGS、7299 フジオーゼックス、9552 M&A総研、6196 ストライク、5936 東洋シヤッターなどとともに割り切り対象でケア。

△ 6862 ミナトHD
昨日触れた「国内ディーラー筋のテコ入れが期待される東証スタンダード3銘柄」からは、こちらが好発進。明日も10日線付近までの押し目買い狙いで注目。6249 ゲームカードジョイ、9268 オプティマスも継続注視。

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■ 後記 : 今晩のNY市場は、FOMC(〜1/31)や引け後のマイクロソフト、アルファベット、AMDなどハイテク大手の決算を見極めたいとの思惑を背景とする方向感の乏しい流れが本線。東京タイムの米長期金利の軟勢を踏まえれば、想定レンジはやや買い優勢の38,200−38,500ドル。前日終値38,333ドル。

明日の日本市場は、明晩のFOMC結果待ちによる様子見ムードをベースとしながら、NYタイムの日経先物動向、NY引け後のハイテク大手の決算内容を加減した推移へ。

では 本日もお疲れ様でした。

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■ 午後の戦略 : 日経平均 < 持ち株のテクニカル

前場の日経平均は続伸。前日のNY株高を好感して9時半過ぎに36,249円(+222)まで上昇すると、前引けにかけても36,100円付近でしっかりと経過。東証主力株は指数寄与度の高い半導体が堅調。TOPIXが小幅高にとどまっているように、全般的には売り優勢で推移。

中小型株は 2980 SRE、7366 LITALICO、9995 グローセル、6572 RPA、4813 ACCESS、5595 QPS研究所、7066 ピアズ、4816 東映アニメ、6882 三社電機、2397 DNAチップなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 指数は強含み

ドル円の軟勢やFOMC前の買い玉整理が重石となる一方、直近の騰勢なりの押し目買いが下支えとなる強含みの推移が本線。想定レンジは35,900−36,100円台後半。

■ 午後の戦略 : 日経平均 < 持ち株のテクニカル

3割程度の余力維持、ストレス玉の縮小、手仕舞い条件の徹底などによる地合い悪化( → 突っ込み買い)対応を優先しつつ、ターゲットと条件を絞った強気スタンスを継続。

※ 「日経が上がりそうなので売れない・・・」銘柄を複数お持ちの方も、決算シーズン中は従来以上に「日経高 ≠ 個別全般高」となりますので個々のテクニカルに応じた取捨選択がおススメ。

【ウォッチ銘柄】

△ 6879 イマジカ
テクニカル良化が顕著に。本業に加えてアニメ「薬屋のひとりごと」人気による先高期待に変わりはありませんが、来週火曜の第3四半期決算にも大きくは期待できないだけに、割り切り対象でケア。

△ 7180 九州FG
金融セクターは明日のFOMC次第での短期波乱が懸念されるため、お持ちの方は一部利確がおススメ。長期強気スタンスは不変。

△ 9119 飯野海運
明日の第3四半期決算は10月末の好決算の流れを引き継ぐと予想しています。こちらも長い目での対応が正攻法となりますが、海運セクター主力の騰勢も追い風とする短期割り切り対象としても注目。

※ 旧☆★Sラボ銘柄から気になる3銘柄をピックアップ。
  
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▼ 4263 サスメド
昨日の大商いでの急騰と本日の急反落により、チャート回復はさらに時間のかかる格好に。

△ 5889 ジャパンアイウェア

勘助氏注力中。上記のように「日経平均ではなく個々のテクニカル重視が得策」とお伝えしていますが、割安銘柄や高配当銘柄物色のようなデータ重視よりも勢い重視戦略の優位性も継続しています。

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★ 本日の戦略 : FOMC前の過不足調整、控えめの強気!

おはようございます。

週明けのNY株式市場は続伸にて過去最高値を更新。FOMC前の様子見ムードによる前日終値(38,109ドル)を挟んだ持ち合いの後、14時過ぎからはFRBの利下げ期待を背景とする「長期金利安・ハイテク株高」が進展。一日の高値圏で取引を終了。ナスダックは反発。アップルを除く主要銘柄が全面高となり、年初来高値を更新。

NYダウ 38,333ドル +223
ナスダック 15,628 +172
米10年債利回り 4.081% −0.078
為替 147.53円/ドル
NY原油 76.78 −1.23
日経先物 36,130円 +90

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□ 本日の展望 : 強含み ± FOMC需給

NYタイムの日経先物は、米長期金利の低下に伴うドル円安よりもハイテク主導のNY株高に反応して36,100円台で取引を終了。よって、本日は36,000−36,250円をコアレンジとする強含みの展開をベースとしながら、今晩からのFOMCを意識した先物需給を加減した推移へ。

★ 本日の戦略 : FOMC前の過不足調整、控えめの強気!

FOMCに関しては単発的な乱高下要因に留まるとみていますが、高水準でのMACD陰転による日経平均の調整局面入りリスク、2月半ばまでの決算シーズン中の好決算銘柄への局所物色(によるその他の銘柄の放置リスク)などを踏まえれば、強引な勝負はリターン期待値に対してリスク過多。

よって、本日も買いそびれよりも売りそびれ(による大底局面での戦闘力不足)への備えを優先すべく、3割程度の余力維持、手仕舞い条件の徹底を中心に、保有銘柄数の絞り込み、近似テクニカル銘柄の集約、日経ベア(1360)の逆張りなどによるリスク管理を徹底。

※ 地合いの不透明感を踏まえれば、今回の決算シーズンも「決算前の半数程度の売却 → 決算後の動向に順張り対応」がおススメ。

『 整理整頓の一歩目は、向きを揃える事!』

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東京市場(1/29) 「丁寧なリスク回避」を習慣づける

本日の日経平均は反発。FRBの金融政策決定における最重要指標である先週末の(12月)個人消費支出インフレ指標(PCEデフレータ)はインフレ鈍化を示唆。NY株も無難に通過した安心感を追い風に買いが先行。13時前に36,186円(+435)まで上値を試すと、引けにかけても36,000円を挟んでしっかりと推移。東証主力株はハイテク・自動車・金融・エネルギー関連を中心に概ね堅調。

日経平均 36,026円 +275、Topix 2,429 +31
日経先物 36,040円、為替 147.94円/ドル
NYダウ先物 38,210ドル −48

日経平均のテクニカルは、右肩下がりの5日線に上値抵抗感を示しているため、先週末安値(35,687円)での短期調整完了色は限定的。高水準でのMACD陰転も加味すれば、売買戦略上は下押しケアの継続が賢明。

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中小型株は 3656 Klab、7595アルゴグラフィックス、2767 円谷フィールズ、8511 日本証券金融、6330 東洋エンジ、4617 中国塗料、3498 霞が関キャピタル、9962 ミスミ、7991 マミヤ・オーピー、5595 QPS研究所、4263 サスメド、5246 Elaments、9258 CS−Cなどに短期資金が流入。

東証スタンダード指数は昨年来高値水準をキープ。上昇トレンドを継続中。東証グロース指数は年初高水準での持ち合いにより「中立やや買い優勢」の形状。

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【ウォッチ銘柄】

△ 5246 Elements
昨日「1月中に決算を発表済みの好テクニカルAI関連のスイング狙い」としてピックアップ。ここからも割り切り対象として継続注視。5574 Abeja、6182 メタリアルはもう一段の押しも毅然と。

△ 6862 ミナトHD、624●、92●●
先週日曜に「流動性高めの好トレンド銘柄の短期回転狙い」としてジャパンエンジン(6016)、テラプローブ(6627)、JET(6228)は無事に離陸。同じくスタンダード銘柄から〜(略)〜による突発高狙いでケア。

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■ 後記 : 2月半ばまで続く決算シーズン中は好決算銘柄に短期資金が流入する一方で、その他の銘柄は放置されやすい ≒ 売買難易度の高い環境が想定されます。日経平均の少なからぬテクニカル調整余地、FOMCを含めた月末月初の需給混乱リスクなども踏まえれば、早くともFOMCの無難な通過を確認するまでは 買いそびれよりも売りそびれ(による大底局面での戦闘力不足)への備えを優先したいところ。

よって、明日も「積極的マイナス思考」を念頭に、3割程度の余力維持、手仕舞い条件の徹底を中心に、保有銘柄数の絞り込み、近似テクニカル銘柄の集約、日経ベア(1360)の逆張りなどによるリスク管理を継続。※ 持ち株の取捨選択に悩んだら‘決算日の分散’もおススメ。

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■ 午後の戦略(抄) : FOMC前の過不足調整!

前場の日経平均は急反発。NYタイムの日経先物なりの反発スタート後も、ドル円の騰勢を追い風とした外需系を中心に堅調に推移。

中小型株は 7991 マミヤ・オーピー、7116 大和通信、4235 ウルトラファブリックス、5595 QPS研究所、4075 ブレインズテクノロジーズ、4263 サスメド、7595 アルゴグラフィックスなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢

36,000円台序盤をコアレンジとする堅調地合い継続が本線。36,100円台後半に控える5日線に上値抵抗感を示した場合の売り直しにも軽めにケア。

■ 午後の戦略 : FOMC前の過不足調整!

テクニカル改善(終値5日線超え)による短期調整完了ムードの高まりを期待しながらターゲットを絞った強気スタンスと、ストレス玉の整理による下押しケアを並行。

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★ 本日の戦略 : ストレス玉の戻り売り+アルファ!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。FRBがインフレ指標として最重要視している12月米個人消費支出物価指標(コアPCEデフレータ)が示したインフレ鈍化を好感。日経先物は前日の大幅安の反動もあって35,910円(+210)でナイトセッションを終了。

よって、本日は36,000円台回復を視野に入れた反発スタート後、引けにかけてはFOMC(1/30,31)前の特殊需給を加減した推移が予想されます。想定レンジは35,700−36,100円。

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★ 本日の戦略 : ストレス玉の戻り売り+アルファ!

“年初からのプチバブル崩壊”リスクに備えた守備固めを優先。先週の日銀会合前からの3割程度の余力維持はそのままに、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の戻り売りを丁寧に。乱高下に際して身動きがとりにくい保有銘柄数の増やしすぎ、分散効果が乏しい近似テクニカル銘柄の複数保有などもNG。

攻撃面に関しては、(A)テーマ性・流動性・テクニカル形状などの分散を意識し、ご自身のリスク許容度に照らし合わせて(B)売買条件、(C)投入予定資金を設定。※ 2月半ばにかけては好決算銘柄への局所物色が想定されるため、ストレス軽減効果も含めて仕込みから売り抜けまでの回転スパンは通常よりも長めに見積もるのがおススメ。

※ 持ち株の取捨選択に悩んだら‘決算日の分散’にも配慮。「気が付いたら持ち株の大半が2/9−14の3日間に集中していた!」 → 「細々と取捨選択するのも面倒なので無策で決算に挑む!」 → 塩漬け玉の急増・・・に要注意。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 6286 靜甲
24年3月期経常益予想を4.1億円から7.1億円に上方修正。4235 ウルトラファブリックス、7782 シンシア、7991 マミヤ・オーピー、5906 エムケー精工、7595 アルゴグラフィックス、7897 ホクシンなどとともに割り切り対象でケア。

△ 5574 Abeja、6182 メタリアル、52●●
1月中に決算を発表済みのAI関連からテクニカル妙味を有するものを押し目買いスイング狙いでケア。

『 環境と心境の変化を見越しながら!』

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※ 本日の昼の更新はお休みします。ご了承ください。

★☆Sラボ銘柄戦略 :  12月以降のフィックスターズ(3687)、ウェルスナビ(7342)、さくらインターネット(3778)、日経レバ(1570)、GENDA(9166)などの飛躍によるアドバンテージを活かすべく・・・、短期的には極端に☆★新規買い対象を絞り、地合い悪化による買い場到来を期待する積極的マイナス思考で対応していく予定です。

□ 嫌な予感がする...

□ ただし、やりようがある気もする...

□ 何かを変えたい!

『 発想と戦略の転換で難局を好機に!』

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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