2024年08月

■ NY株展望 9/2−6: 短期上昇トレンドの最終局面

おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸にて最高値を更新。注目の7月個人消費支出物価指数(PCEデフレータ)はコア指数が市場予想の前年同月比+2.7%に対して+2.6%で着地。FRBの9月利下げ期待を高めて寄り付き早々に41,400ドル台まで上昇すると、翌日からの3連休を意識した利確売りにて41,100ドル台まで軟化。しかし、引けにかけては先物主導で騰勢を強め、一日の高値圏で取引を終了。

ナスダックは3日ぶりに反発。アマゾン、テスラ、半導体株が指数高を牽引。

NYダウ 41,563ドル +228
ナスダック 17,713 +197
米10年債利回り 3.908% +0.043
為替 146.20円/ドル
日経先物 39,060円 +350

□ テクニカル : 米10年債利回り(長期金利)は、3.75%水準を厚めの下値抵抗帯とする低位持ち合いの継続が本線。

直近のNY株高の主要因は「米景況感の回復」と解説されるケースが増えていますが、名目金利(3.9%水準)− 期待インフレ率(BEI)2.15%水準 = 1.7%台まで低下している実質金利を踏まえれば、世界的金融資本による「米景気の先行き不安」は継続していると捉えるのがスマート。

言い換えれば、現在のNY株高は短期筋主体のマネーゲーム色が強く、景況感は改善していない → 9月序盤の米重要マクロ指標にて(かりそめの)景気回復期待が後退するなら、米長期居金利の低迷に呼応する格好でNY株が鋭角に下落するシーンが警戒されます。

反対に、マクロ指標が米経済の良化傾向を示唆する場合には、米長期金利の上昇を伴うNY株高が期待されます。※ この場合、日本株にとってはドル円高(円安)NY株高による二重の追い風効果に。

big (6)

NYダウは、右肩上がりの10日線をサポートラインとする「上昇トレンド継続」優位の形状。ただし、8月序盤からのロングランの堅調地合いによる利確バイアスの増幅、高水準でのMACD陰転余地などを踏まえれば、目先で騰勢が一服 → 持ち合いによる日柄調整 or 高値から1,000ドル近い下落による値幅調整に移行するとみておくのがスマート。

big (5)

【主な政治・経済イベント】
9/2(月)NY休場(労働感謝の日)
9/3(火)米8月ISM製造業景気指数
9/4(水)米7月雇用動態調査(JOLTS)求人件数、米地区連銀経済報告(ベージュブック)
9/5(木)米8月ISM非製造業景気指数
9/6(金)米8月雇用統計

■ NY株展望 : 短期上昇トレンドの最終局面

PCEデフレータの無難な通過によるFRBの利下げ期待と米景況感の回復を背景(建て前)とした「短期上昇トレンドの継続」をベースとしながら、ISM指数やJOLTS、雇用統計などの重要マクロ指標を加減した推移へ。想定レンジは40,800−42,400ドル。

ただし、陰転間近のMACDが示唆するテクニカル調整余地、9月半ばのFOMC前のポジション整理需要などを踏まえれば、8月序盤以降の短期上昇トレンドは最終局面を迎えているとみるのが賢明。

マクロ指標を経て景気回復期待が剥落する場合には、債券買い(金利低下)・株式売りのリスク回避トレード進展による40,500ドル割れ...をリスクシナリオとして念頭に。

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日本株展望は明日の午前中にアップします。

週末も応援よろしくです!☆
  
  

東京市場(8/30) 好ムードで9月相場へ!

本日の日経平均は反発。エヌビディア決算の悪影響が懸念された昨日のNY株式市場において、NYダウが最高値を更新した流れを好感して堅調にスタート。引けにかけてはドル円の騰勢も追い風に、一日の高値圏で取引を終了。東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心に概ね堅調。

中小型株は 7776 セルシード、4894 クオリプス、4882 ペルセウス、141A トライアル、7047 ポート、5586 Laboro、5242 アイズ、3103 ユニチカ、5805 SWCC、7818 トランザクション、6315 TOWA、6659 メディアリンス、6016 ジャパンエンジン、6769 ザインなどに短期資金が流入。

日経平均 38,647円 +285、Topix 2,712 +19
日経先物 38,710円、為替 144.90円/ドル
NYダウ先物 41,462ドル +23 

big (4)

■ 後記今週の展望(8/25)にて「8/6以降の上昇トレンド継続。想定コアレンジは37,800−38,600円」とお伝えした今週の日経平均は、ドル円安への感応度の低さ、エヌビディアの好決算に対するネガティブ反応など見込み違いもあったものの、概ね想定内の37,825−38,669円で経過。

売買戦略に関しては、日経レバ(1570)を筆頭とした今月半ばまでのAタイプ重視策から、持ち合い相場継続を前提としたBタイプ(好トレンド中小型株での物色の二極化狙い)、Cタイプ(ボラティリティ高め中小型株での即転狙い)...重視への戦略修正が有効に機能。

連休明けのChordia(190A)、先週のシステナ(2317)に続き、アンビス(7071)、カイオム(4853)が見せ場を作った他、本日は☆ トリプルアイズ(5026)が5日で18%高を達成。

来週は米マクロ指標を経たドル円なりの推移が予想されますが、メジャーSQ(9/13)、9月半ばの日米中銀会合に絡めた理屈軽視・需給重視の荒い相場展開も想定されるだけに、週末中にビジョン・戦略をしっかりとまとめて堂々とマーケットに対峙していってください。

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来週のNY株展望は明日、日本株展望は日曜の更新予定です。

では今週もお疲れさまでした。

台風対策もしっかりと整え、良い週末をお過ごしください。

お帰り前にこちらも是非!☆

   
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■ 午後の戦略 : A 地合い良化対策 + B 持ち合い継続対策

前場の日経平均は続伸。前日のNY市場においてもエヌビディア決算に起因するショック安を回避した事で買い優勢で寄り付くと、先物での月末需給の買い傾斜を背景に38,610円(+247)まで上昇。東証主力株は値がさ・外需系銘柄を中心に買いが優勢。

中小型株は 5805 SWCC、6871 マイクロニクス、2586 フルッタフルッタ、5586 Laboro、5242 アイズ、7047 ポート、5616 雨風太陽、6659 メディアリンクス、2459 アウン、6324 ハーモニックなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 先物需給

38,400−38,700円の堅調地合いが本線。薄商いが示す実需筋の様子見ムードの中、先物主導で38,800円超えまで上振れるシーンも楽観シナリオとして念頭に。

■ 午後の戦略 : A 地合い良化対策 + B 持ち合い継続対策

今晩の米7月個人消費支出物価指標(PCEデフレータ)を経た米利下げ期待の更なる高まり → ドル円の軟勢に伴う日経先物安リスクに備えた1−3割の余力維持を優先しながら、Aタイプ銘柄での39,000円トライ、BCタイプでの38,000円台の持ち合い下での個別物色の二極化...の双方ケアした戦略を継続。

【ウォッチ銘柄】

△ 9603 HIS、6577 ベストワン、7048 ベルトラ
円高基調を煽った旅行銘柄の仕手化狙いで注目。

☆ 5000番台スポット銘柄
会員サークルでは、8/13参戦後、8/22までの13%高を果たしたシステナ(2317)の後継銘柄、日経持ち合い下での個別物色の二極化(Bタイプ)対策として対応中。

AI関連、暗号資産関連としての他、直近人気化しているデータセンター関連 + 背後需給の良好さに触れながら、今週月曜1,330円から参戦 → 水曜1,450円台までの上昇過程で5割利確 → 昨日1,330円台までの調整過程で多くを買戻し → 本日1,580円まで急騰...と展開。

big (3)

銘柄は間もなくこちらで公開!
   
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参戦後の持ちっぱなしでも5日で18%高、ご提案戦略での利確→買い直しならそれ以上のリターンも可能に!1,400円台半ば辺りで下値抵抗感を示すようなら、1,800円トライが視野に入りそうです。

新規買いは、★ 6700番台、☆ 4000番台、週明け以降の☆★ 新Sラボ銘柄に回ってください!

『 9月相場は既に始まっています!』

9/1−10スタートコースの新メンバー募集開始!
       
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では 午後もよろしくお願いします。

              

★ 本日の戦略 : 続・持ち合い対応の「ステージ3戦略」を継続!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発にて最高値を更新。4−6月期実質GDP改定値が前期比年率で速報値の+2.8%から+3.0%に上方修正されたことで買い優勢でスタートすると、41,500ドル台では利確売りや翌日の7月個人消費支出物価指標(PCEデフレータ)を意識したポジション調整が重石に。

前日引け後の決算を売り材料視されたエヌビディアは前日比−6%の大幅安となったものの、半導体セクター全般への悪影響は限定的に。

ナスダックは続落。アップル、アマゾン、マイクロン、TIなどが指数を下支え。

NYダウ 41,335ドル +243
ナスダック 17,516 −39
米10年債利回り 3.867% +0.027
為替 144.91円/ドル
日経先物 38,390円 +40

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□ 本日の展望 : 持ち合い継続 ± 先物需給

NYタイムの日経先物は一時38,800円台まで上昇しながらも後続が続かず、38,400円付近で取引を終了。よって、本日は38,200−38,600円レンジの推移をベースに、先物での月末需給を加減した展開が予想されます。

★ 本日の戦略 : 続・持ち合い対応の「ステージ3戦略」を継続!

NYタイムにおいてもエヌビディア株安の全体需給への悪影響は限定的。今晩の米PCEデフレータ次第では、週明けの日経平均はドル円主導で下振れる可能性を内包しているため、リスク許容度に応じた1−3割の余力確保を優先。

攻撃面でもステージ3戦略を継続。A地合い良化対応、B物色の二極化対応、C即転狙いの3方面に配慮したポジショニングにて対応。

※ 東証グロース指数の軟化が「中小型株の騰勢一服 → 調整局面入り」を警戒させるため、B,Cに関しては手仕舞い条件の再確認と徹底をお忘れなく。

9月相場(メジャーSQ月)は物色テーマの変化も生じやすいため、ストレス玉は大胆な売却にて余力を高め、乗り換え先でのリカバー+アルファ狙いにシフトするのもおススメ。

【ウォッチ銘柄】

△ 3778 さくらインターネット、3687 フィックスターズ
データセンター関連の押し目狙いで再注目。santec(6777)も現値水準での打診買い → 騰勢アップで買い増し・下振れなら即降りの順張りスタンスでケア。

△ 7011 三菱重工、7013 IHI
上昇第二波動入りムードを高めているAタイプ銘柄を改めて注目。同じ原発・核融合発電関連として 5631 日本製鋼所、5803 フジクラもケア。

△ 1813 不動テトラ、6072 地盤ネット
災害関連として継続注視。7516 コーナン、9678 カナモト,、9247 TRE、6564 ミダックなどもケアなども同様。

   
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『 ビジョンは全方位に、戦略はシンプルに! 』

では 本日もよろしくお願いします。
    
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★☆Sラボ銘柄の対応は昨夕のコメントを参照ください。

                

東京市場(8/29) エヌビディア・ショックは回避

本日の日経平均は小幅に反落。注目のエヌビディアの決算は売上高・純利益ともに市場予想を上回ったものの、時間外で株価が下落した事を嫌気して寄り付き早々に37,970円(−401)まで下落。売り一巡後は押し目買いが下支えとなり、前場は38,200円付近、午後は38,300円台をコアレンジとする底堅い展開に。東証主力株は特色の乏しい高安マチマチの構図。

日経平均 38,362円 −9、Topix 2,693 +0
日経先物 38,350円、為替 144.51円/ドル
NYダウ先物 41,294ドル +116 

日経平均のテクニカルは直近レンジ内の推移により方向感は生じず。5日線と10日線の差が200円未満まで縮小している(煮詰まり感が高まっている)だけに、上下双方に大きくブレうる形状。

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中小型株は 5535 ミガロ、6507 シンフォニア、8848 レオパレス21、2767 円谷フィールズ、8518 日本アジア、1451 KHC、2820 やまみなどに短期資金が流入。東証グロのテクニカルは、5日線割れにより8/6からの上昇トレンド一服気配が浮上。

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■ 後記 : 今晩のNY動向を確認するまで油断はできませんが、エヌビディア決算が日経(先物)に与える影響は限定的となる可能性が高いと判断。

明晩の米7月個人消費支出物価指標(PCEデフレータ)次第ではドル円の一段安に伴う日経下振れも警戒されますが、 米長期金利は既に9月0.5%利下げ(通常の0.25%利下げの2回分)をも織り込んでいるだけに、過剰な警戒もリスキーな環境です。

よって、2,3割の余力維持により相応のリスク管理と新たな物色テーマに乗る準備が整っている方は、「38,000円台前半をコアレンジとする持ち合い継続」を前提に、ターゲットと条件を絞った押し目買い・上昇時の売りすぎ注意スタンスを邁進してください。

※ 持ち合い中期化においては、Bタイプ(“物色の二極化”に対応した好トレンド中小型株)やCタイプ(ハイボラ中小型株)狙いが有効とみていますが、上記のように中小型株全般では「エヌビディア決算を起点とする物色ムード一服」が懸念されます。手仕舞い条件の設定と徹底も抜かりなく。

では 本日もお疲れさまでした。

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☆ 7071 アンビス 
8/14 2,527円 → 8/27 2,759円 +232 9.1%上昇
火曜5割程度の利確 → 本日2,500円台までの調整過程を予定通り買い向かったら、明日も現値水準は強気、小動意時も追撃の是非からご検討ください。

☆ 5000番台スポット銘柄
会員サークルではシステナ(2317)の後継銘柄として今週月曜から参戦 → 3日で9%高を達成。乗り換えよりも押し目買い直しの優位性をご説明しながら、地合い悪化を利用して午前中に買い直し → 午後には7,8%の急反発。短期2回転も可能な推移に。

ここからもシナリオの中で丁寧に!

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big

地合い良化狙いの★ 6700番台はこれからに期待。リバウンド初期から持ち合い対応を狙った☆ スポット銘柄(B,Cタイプ)はすべて有効に機能中。9月相場も机上の空論や業界受けよりも、ディーラー筋の思考と行動に合わせて対応していく予定です。

良かったらみんなで一緒に!

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※ 明日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒しして速やかにID・パスワードをご連絡させていただきます。お急ぎの場合はお手続き後にお声をおかけください。


            

■ 午後の戦略 : 続・持ち合い(後のブレ)を念頭に!

前場の日経平均は反落。注目のエヌビディアの決算は市場予想を上回る好内容で着地したものの、利確の建て前と化して売りが先行。寄り付き早々に37,970円(−401)まで下落した後、10:30現在は38,100円台後半で弱含む展開に。東証主力株は売り優勢。

中小型株は 5535 ミガロ、8848 レオパレス、2160 GNI、4316 ビーマップ、5242 アイズ、2459 アイズ、8518 日本アジア投資、1451 KHCなどに短期資金が流入。東証主力株以上に、中小型株の方がエヌビディア決算の悪影響を受けている印象

□ 午後の展望 : 模様眺め

(今のところ)エヌビディアの決算が需給に与える影響は限定的となっているため、「手掛かり材料難による38,000円台前半の持ち合い」継続が本線。

■ 午後の戦略 : 続・持ち合い(後のブレ)を念頭に!

明日の米7月PCEデフレータや来週の米重要マクロ指標ラッシュに起因するNY株やドル円の軟勢に伴う日経先物安に備えた1−3割の余力維持を優先。

その上で、A地合い良化シフト、B持ち合い下の中小型株物色の二極化狙い、Cハイボラ銘柄での即転狙いのバランスに配慮した従来戦略を邁進したいところ。

☆ 7071 アンビス : 中小型株需給の悪化を利用して2,500円台後半にて買い直しをセットした、2,500円台は腰を据えて臨みつつ、再動意時も小口追撃から検討ください。

  
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★ 本日の戦略 : 持ち合い対応の「ステージ3戦略」を継続!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は4日ぶりに反落。連日の最高値更新の余韻にて41,300ドル台まで上昇する場面もあったものの、引けにかけてはエヌビディア決算を前にしたポジション整理売りが優勢に。

引け後のエヌビディアの決算は、6−8月期の売上高見通しが市場予想を上回ったものの、マーケットは利確の建て前として反応。時間外の株価は5:50現在、前日比4%安水準(120.59ドル)で推移中。

NYダウ 41,091ドル −159
ナスダック 17,556 −198
米10年債利回り 3.848% +0.017
為替 144.52円/ドル
日経先物 38,150 −220

big (28)

□ 本日の展望 : 売り優勢 ± NY株先物

日経先物にサヤ寄せした反落スタート後、エヌビディア決算後のNY株先物動向を睨んだ推移へ。想定レンジは37,900−38,400円。

★ 本日の戦略 : 持ち合い対応の「ステージ3戦略」を継続!

今のところエヌビディア決算を起点とする日経平均(先物)のトレンド陰転は回避された可能性が高い反面、即時上振れ期待も後退。すなわち、週内は「38,000円台前半をコアレンジとする持ち合い継続」が予想されます。

よって、1−3割の余力維持、手仕舞い条件の徹底を軸とするリスク管理に加えて、A:地合い良化に備えたAタイプ(★6000番台+日経レバ)、持ち合い下の“物色の二極化”に備えたBタイプ(☆ 7071 アンビス・好トレンド中小型株)、Cタイプ(☆ 4000番台・ハイボラ中小型株)の分散を意識した攻撃スタイルを継続。※ ☆ 月曜からの新銘柄はB・Cの中間イメージで。

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『 守りは機械的に、攻めは気持ちも乗せて! 』

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東京市場(8/28) 明日のブレは順張りが正攻法!

本日の日経平均は続伸。明日未明のエヌビディア決算を前に積極的な売り買いが見送られ、38,100−38,400円の狭いレンジで持ち合う展開に。東証主力株は売りが優勢。

日経平均 38,371円 +83、Topix 2,692 +11
日経先物 38,140円、為替 144.35円/ドル
NYダウ先物 41,354ドル −2 

日経平均のテクニカルは直近レンジ内の推移により方向感は生じず。終値38,500円超えに際しては、持ち合い上放れによる39,000円トライ期待が高まる反面、38,000円付近まで切り上がってきた10日線を割り込むようなら、複数の強めの売りサイン点灯 → 37,000円台前半までの下振れ...に警戒したい形状。

big (22)

中小型株は 6516 山洋電機、6258 平田機工、4658 日本空調サービス、3672 オルトプラス、1418 インターライフ、2459 アウン、4881 ファンベップなどに短期資金が流入。総じてエヌビディア決算前のポジション整理売り優位で推移。

big (23)

【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△▼ 7031 インバウンドテック
発行数の4.41%の自社株買いを発表。8518 日本アジア投資、5967 TONE、4395 アクリート、2931 ユーグレナなどとともに割り切り対象でケア。

☆ 4583 カイオム・バイオ 
8/20 114 + 8/23 107 ≒ 111円 → 8/27 126円 +15 13.5%上昇
バイオ関連第5弾としての取り組みは想定よりも時間が掛かりながらもしっかりと成就。継続される場合は114円までの押し目買い直しによる「9月序盤140−150円目標」スタンスがおススメ。新規買いは☆ 本日からの新スポット銘柄を中心に。

☆ 7071 アンビス 
8/14 2,527円 → 8/27 2,759円 +232 9.1%上昇
昨日5割程度を利確した直後の押しは買い直し好機。東証プライム銘柄ですが、グロース需給の陰転をケアしながら、明日もターゲットプライスまでの買い下がり方針で対応予定です。

big (26)

■ 後記 “今週の日米展望”でお伝えしたように、エヌビディア決算は買い材料視される可能性が高いとみています。ただし、弱材料視される場合には5日・10日線のデッドクロスを中心にナスダックと日経平均のテクニカルに複数の強めの売りサインが点灯 → 短期的な下値不安の増幅 → 直近の中小型株の物色ムードの逆回転...が警戒されます。
よって、38,000円台半ば(以上)の上昇局面においては日経レバ(1570)や東証トレンド主力株などAタイプポジションの買い増し・売りすぎ注意を中心視する一方、38,000円を大きく割り込まんとする場合には手仕舞い条件の徹底、「悩んだら買いは様子見手仕舞いは実践」など慎重度を高める順張りスタンスで対応したいところ。

※ 特段の変化がない直近レンジ内の持ち合いに際しては、従来戦略を踏襲。

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「地盤ネット、東映アニメ見てるよ!」
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■ 午後の戦略 : 良識的なイベント対策 + アルファ!

前場の日経平均は反落。手掛かり材料難の中、明日未明のエヌビディアの決算を前にした様子見ムードが支配的となり、38,200円台をコアレンジとする持ち合いに終始。東証主力株は高安マチマチ。

中小型株は 6516 山洋電気、4587 ペプチドリーム、4881 ファンベップ、3672 オルトプラス、1418 インターライフ、2459 アウンなどに短期資金が流入。全般的には利確優位で推移。

□ 午後の展望 : 模様眺め

前場同様の動意欠しい展開が本線。想定レンジは38,050−38,350円。

■ 午後の戦略 : 良識的なイベント対策 + アルファ!

エヌビディア決算リスクに備えた2,3割の余力確保を優先しつつ、好トレンド銘柄主体の押し目買いスタンスを継続。

☆ 7071 アンビス : 2,750円台までの上昇過程での5割程度の利確後、押しは2,5●0円付近までを買い直すスタンスで。

☆ 4583 カイオム : こちらも昨日利確後の押しは買い直し好機。新規買いは☆ 本日からの新銘柄、☆5000番台へ。

【ウォッチ銘柄】

△ 4816 東映アニメ
Aタイプ銘柄として継続注視中。本日の上振れ局面では多めに利確を計りながら、10日線付近までの押し目買い直しスタンスでの対応がおススメ。

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★☆Sラボ戦略の経緯 〜8月序盤から現在〜

★☆Sラボ戦略の経緯 〜8月序盤から現在〜

(A)日経暴落・底打ち期(8/2〜13): 弱テクニカル銘柄の日経レバ(1570)への集約。閉塞感の打破を目的としたChordia(190A)3日で36%高を達成。戦略ステージ1

(B)反騰トレンド初期(8/14〜16): 日経平均の終値10日線超えを目的に戦略ステージ2に移行。日経レバ(1570)は複数回転による3割程度のマイナスを1割程度まで縮小。同時にBタイプ銘柄(好トレンド中小型株)での短期回転狙いとして、2317 システナ☆ 7071 アンビス2銘柄に派生。戦略ステージ2

前者は8日で13%高、後者は昨日までに8%高を達成!

(C)騰勢一服期(8/19〜): ドル円停滞、38,000円台の壁に触れた「持ち合い相場入り」を前提に、物色の二極化狙いにて中小型株(B・Cタイプ)を補完すべく、☆ 4583 カイオム、☆ 月曜からの新銘柄に派生。戦略ステージ3

カイオムは昨日までの6日で11%高を達成!

地合い良化シフトとしては、日経レバ傾斜から★ 東証主力銘柄への移行を開始。

<< 8月の全★☆Sラボ銘柄 >>
big (18)

補足 : 本来は反騰トレンド初期(B)にじっくりと仕込みたかったものの、ゴールに設定していた38,000円超えを想定より短期で達成してしまったために、戦略が後手に回った面も。

ただし、ステージ2・3への移行基準と戦略については、日経暴落(ステージ1)の最中にお伝えしていただけに、さほど違和感なく戦略を遂行していただけたかと思います。

現在の持ち合い対応(ステージ3)の次のステップについては、エヌビディアの決算も絡めた全体動向次第の面もありますが、地合い良化・悪化ともに定石に沿った戦略で対応していく予定です。

先週のシステナ(2317)、昨日の☆ カイオム(4583)の大幅高のアドバンテージを活かすべく、本日からは☆ 新スポット銘柄の仕込みを開始!

□ 8月の乱高下で思考が停止気味に・・・

□ 残ったのは含み損の大きい銘柄ばかり・・・

□ 好業績・割安銘柄は上がるはずなのに。。。

『ステージごとの戦略調整で周囲の半歩前を!』

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S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

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