本日の日経平均は暴落。直近のテクニカルと市場マインドの軟化により潜在的投げ売りバイアスが高まっていたところに、トランプ政権による中国をはじめとする関税強化方針を受けて売りが先行。後場寄り早々に36,840円(−1,416)まで下値を期し下げると、引けにかけては売り方の買戻しとリスク回避売りが交錯する37,000円台序盤の持ち合いに移行。
東証主力株は概ね軟調。中小型株も連鎖的投げ売りに押される銘柄が多発する中、4784 GMOインターネット、2980 SRE、6744 能美防災、4892 サイフューズ、4512 わかもと製薬、3001 片倉工業、9425 REYUUなどに短期資金が流入。
今週の展望(2/23)にて「先物での売り方主導の軟調地合いが本線。米長期金利・ドル円の一段安、エヌビディア決算の売り材料化、先物での売り攻勢などを逆風とする37,000円台前半までの下方オーバーシュートに警戒」と触れた範疇で経過。
重複しますが、本日の米10年債利回りの4.25%割れ、日経平均の37,000円割れは下方オーバーシュートの領域とみていますので、日経平均こそ目先の下げ一巡後は相応のリバウンドが期待される反面、個別単位では低位持ち合いや下値不安が燻り続ける銘柄が多発しそうです。
全体戦略としては、地合い悪化を見越した先週木曜(2/13)から連休明けにかけての「買いそびれはOK・売りそびれはNG」、今週水曜の「エヌビディアショックへの警戒を優先」、昨日のリバウンド局面における「ストレス玉の戻り売りから考察」などが有効に機能。
★☆Sラボ銘柄に関しても、先週木曜のSansan、フィックスターズの手仕舞い提案、直近の中小型株から東証主力株への重心移動により、(理論上)地合い悪化のダメージは軽減できたかと思いますが、地合いなりの後手に回るシーンも。
本日のGMOインターネット(4784)をはじめ リベラウェア(218A)、LINEヤフー(4689)など情報がらみのBタイプ銘柄として取り上げた銘柄の複数が見せ場を演じているだけに、来週も脇を締めつつ要所で踏み込みを強化していく所存です。
(会員サークルより >>Sラボ参加案内)
東証主力株は概ね軟調。中小型株も連鎖的投げ売りに押される銘柄が多発する中、4784 GMOインターネット、2980 SRE、6744 能美防災、4892 サイフューズ、4512 わかもと製薬、3001 片倉工業、9425 REYUUなどに短期資金が流入。
日経平均 37,155円 −1100、Topix 2,682 −54
日経先物 37,090円、為替 149.95円/ドル
NYダウ先物 43,322ドル +25

■ 後記 : 今週の日経平均は先週後半からの軟勢に加えて、米長期金利の軟化によるドル円安、エヌビディア決算の悪材料視などをネックに38,359円でスタートした後、本日36,840円まで1,500円強の暴落に。
今週の展望(2/23)にて「先物での売り方主導の軟調地合いが本線。米長期金利・ドル円の一段安、エヌビディア決算の売り材料化、先物での売り攻勢などを逆風とする37,000円台前半までの下方オーバーシュートに警戒」と触れた範疇で経過。
重複しますが、本日の米10年債利回りの4.25%割れ、日経平均の37,000円割れは下方オーバーシュートの領域とみていますので、日経平均こそ目先の下げ一巡後は相応のリバウンドが期待される反面、個別単位では低位持ち合いや下値不安が燻り続ける銘柄が多発しそうです。
全体戦略としては、地合い悪化を見越した先週木曜(2/13)から連休明けにかけての「買いそびれはOK・売りそびれはNG」、今週水曜の「エヌビディアショックへの警戒を優先」、昨日のリバウンド局面における「ストレス玉の戻り売りから考察」などが有効に機能。
★☆Sラボ銘柄に関しても、先週木曜のSansan、フィックスターズの手仕舞い提案、直近の中小型株から東証主力株への重心移動により、(理論上)地合い悪化のダメージは軽減できたかと思いますが、地合いなりの後手に回るシーンも。
本日のGMOインターネット(4784)をはじめ リベラウェア(218A)、LINEヤフー(4689)など情報がらみのBタイプ銘柄として取り上げた銘柄の複数が見せ場を演じているだけに、来週も脇を締めつつ要所で踏み込みを強化していく所存です。
(会員サークルより >>Sラボ参加案内)