2025年06月

東京市場(6/30)  ミニバブル継続・終焉の両睨み!

本日の日経平均は続伸。先週の大幅高の余韻に加えて、週末のNY株高を追い風に堅調に寄り付くと、10時台には40,852円(+711)まで上昇。買い一巡後は良識的な利確売りに押されてじりじりと上値を切り下げ、15時過ぎに40,322円(+171)まで軟化。引けにかけては押し目買いが下支える展開に。

東証主力株は内需系を中心に買いが優勢。外需系は大半が陰線引けとなっており、テクニカルは「短期的な上昇波動一服」を示唆している点に要注意。

中小型株は ウォッチ銘柄でお馴染みの 5574 ABEJA、215A タイミー、218A リベラウェアなどの他、6194 アトラエ、6095 メドピア、6047 Gunosy、2353 日本駐車場開発、3903 gumi、368A 北里コーポ、3350 メタプラネット、2134 北浜キャピタル、6993 大黒屋、7603マックハウス、3825 リミックスポイント、7273 イクヨ、3189 ANAP、3370 フジタコーポ、4777 ガーラ、4592 サンバイオ、3777 環境フレンド、6573 アジャイル、2334 イオレ、4575 キャンバス、4011 ヘッドウォータース、319A 技術継承機構、9553 マイクアドなどに短期資金が流入。

日経平均 40,487円 +336、Topix 2,852 +12
日経先物 40,440円、為替 143.89円/ドル
NYダウ先物 44,432ドル +302

日経平均のテクニカルは、3日連続の窓上げ上昇(三空)が短期上昇波動の一服を示唆。上値は40,800〜41,000円水準が、下値は明日にも40,000円付近まで切り上がってくる5日線付近、39,000円台序盤に控える10日線付近がそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。

big

【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△▼ 3671 ソフトマックス
ソフトバンク(9984)などと医療分野における生成 AI 技術の社会実装に向けた共同検討を開始。7965 象印マホービン、3917 アイリッジ、9973 KOZO、3810 サイバーステップ、7965 象印マホービン、5216 倉元製作所、1783 fantasistaなどとともに割り切り対象でケア。

★ 6200番台主力銘柄
6/26 2,546円 → 6/30 2,752円 +206 8.0%上昇
今月の参戦後、短期23%高を果たしたローツェ(6323)に替わる半導体セクターでのAタイプ狙い、同じく21%高を果たした三井E&S(7033)に替わるBタイプ狙いのハイブリッド目的で参戦。じっくりとした上昇波動を期待していましたが・・・、Aタイプらしく日経平均のミニバブルに波長を合わせて3日で8%高を達成!

big (3)

会員サークルでは、先週末2,630円付近での追撃 → 本日2,680円から2,700円台半ばでの5割程度の利確...と展開中。※ ともに前日中の売買提案。

銘柄は間もなくこちらで!☆
       
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村

(以下のAタイプとしてのリスクも好処理ながら)明日は2,5●0円付近までの押し目買い直しによる利益の上積み狙いで対応する予定です。

■ 後記 : 全体戦略としては、 今週の戦略(4)にて「初っ端の日経急落は買い」とお伝えした経緯からも、明日の押しも40,000円付近までの押し目買いスタンスが正攻法。

ただし、本日高値からの1,000円安水準となる39,800円をも一気割り込んでくる場合 ≒ ミニバブル崩壊気配に際しては「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」の慎重度アップがおススメ。
個別銘柄対応 : ★ 6200番台、ローツェ、TOWAなどをはじめとする東証準主力半導体株を中心に、防衛関連・非鉄・日経レバ(1570)にて対応中の地合い良化シフト(Aタイプ)銘柄に関しても、良識的な押しは強気、深押しはポジション縮小を基本スタンスとして対処。

★ 4180 Appeirを中心とするマイルドな上昇波動狙い(Bタイプ)、ハイボラ銘柄(Cタイプ)に関しては個々のテクニカルに応じた売買条件を丁寧にこなしていく構えで。

※ AタイプとBタイプの対処法の違いをしっかりと認識・実践!

※ 2銘柄に絞っていた★新規買い対象銘柄の良好な経緯、逆張り対応のTalentX(330A)、トヨコー(341A)の戻り売り進展などを踏まえ、早ければ明日にも☆★新銘柄に派生する予定です。
    
      (今晩の会員サークルより)

7/1〜10スタートコースの新メンバーさん募集開始!
   
4343aquab02-001

では 明日もよろしくお願いします。

                 
           

■ 午後の戦略 : ターゲットを絞って追い風を活かす!

前場の日経平均は大幅続伸。先週の騰勢の余韻に加えて、週末のNY株高を追い風に買い先行で寄り付くと、10時台に40,852円(+711)まで上昇。前場終値は40,809円(+659)

東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心に買い優勢。中小型株は 6194 アトラエ、6047 Gunosy、6095 メドピア、2353 日本駐車場開発、6143 ソディック、4592 サンバイオ、218A リベラウェア、3777 環境フレンド、2334 イオレ、2134 北浜キャピタル、6993 大黒屋、4107 伊勢化学、7273 イクヨ、7603 マックハウス、7035 AndFactory、3370 フジタコーポなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 外部環境

40,600円台から40,900円台にかけての買い優勢の展開が本線。先物での更なる仕掛け買いによる41,000円トライ、トランプ言動に起因する利確ラッシュによる40,500円割れの双方も念頭に。

■ 午後の戦略 : ターゲットを絞って追い風を活かす!

足元の騰勢に順じた強気スタンスを継続。「日経が上がっているのに資産が増えない・・・」を回避すべく、ポジションの一定数は地合い良化シフト(Aタイプ)に振り分けながら、地合い不問の上昇トレンド狙い(Bタイプ)とともに押し目買い・上昇時の売りすぎない勇気で対応。

弱テクニカル銘柄は(早売りよりも売りそびれへの警戒を重視すべく)ターゲットプライスでの戻り売りを徹底 → テクニカル改善確認後に再戦の是非を検討する構えがおススメ。

★ 4180 Appeir
6/23 1,556円 → 6/30 1,661円 +105 6.7%上昇
Bタイプ狙いは好チャート・東証プライム・AI関連を重視。1,600円台後半では軽めに利確を計りつつ、右肩上がりの10日線をサポートラインとする上昇トレンドを念頭に置いた強気スタンスを継続する予定です。

★ 先週木曜からの新銘柄
6/9参戦後、先週までに23%高を果たしたローツェ(6323)に替わる半導体セクターでの地合い良化シフト(Aタイプ)狙いに加えて、6/17参戦後、先週までに21%高を果たした三井E&S(7033)に替わるマイルドな上昇トレンド形成(Bタイプ)狙いを兼用。本日までの3日で8%高達成後も押し目買い直しに注力。

※ 先週末以降、☆★Sラボ新規買い対象は当2銘柄のみで対応中。

大なり小なり日経(先物)に左右されやすい日本株において、分散投資のリスク軽減効果は限定的。むしろ資金を分散してしまうと利益幅の小ささゆえに売り場を逃すリスクが高まります。

【ウォッチ銘柄】

△ 1570 日経レバ
地合い良化シフト(Aタイプ)の補足的立ち位置で継続注視中。引き続き、自動車株をはじめとする「運任せ」セクターを攻めるのであれば、こちらの押し目買い・上昇時の売りすぎ注意方針が正攻法となりそうです。

ミニバブル期におけるこちらの売却タイミングは(値頃感での売買を否定している経緯からも)上昇時ではなく、高値からの下落率で決めるのが定石。※ 29,000円になったら売ろう!ではなく、高値から5%安、5日線 or 10日線を割れたら売ろう...がおススメ。

△ 330A TalentX
会員サークルでは逆張りによる手仕舞い策で対応中。※ 上記、弱テクニカル銘柄の売買イメージもご参考にしてください。

では 午後もよろしくお願いします!☆

「リベラウェア、ABEJA、ローツェ見てるよ!」
      
人気ブログランキング  

★ 本日の戦略 : 続・ミニバブル対応!

おはようございます。

先週末のNY株は続伸。中東情勢、利下げ、関税交渉などへの楽観的な見方が継続し、S&P500とナスダックは最高値を更新。日経先物は前日比400円高の40,580円で取引を終了。

 big (20)
週末の市場環境の変化としては、トランプ大統領によるカナダとの関税交渉の打ち切り、イランへの制裁緩和に向けた取り組みの中止宣言などネガティブなものが顕著に。

本日は40,300−40,650円をコアレンジとする買い優勢の展開をベースとしながら、ドル円やNY株・原油先物動向を加減した推移が予想されます。

★ 本日の戦略 : 続・ミニバブル対応!

日経平均40,500円付近は買われすぎとされるPER16倍水準。ファンダメンタルズの良化を伴わない中での上値追いを「ミニバブル」と捉え、脇を締めた強気スタンスを継続。

(1)好トレンド東証プライム銘柄主体のポジショニング : ファンダメンタルズの良化が伴わない以上、「日経高 → 個別全般の底上げ」は期待薄。

流動性高めの好トレンド銘柄から、日経高に呼応しやすい銘柄(Aタイプ)、地合い不問で上昇トレンド継続が見込める銘柄(Bタイプ)のバランスに配慮した銘柄選別にて、押し目買い・上昇時の売りすぎない勇気...を丁寧に。

Aタイプは東証準主力系半導体株が最優先、防衛関連・非鉄・日経レバ(1570)が次点。BタイプはAI関連からの考察が手順。

また、日経高に際しては東証グロースからプライムへの資金流入が継続する一方、日経急落に際しては横並びで売りが拡散する可能性が高いため、弱テクニカル東証グロース銘柄での強引な勝負はほどほどに。

(2)リスク管理 : 重複しますが、日経高に縋らず、個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の設定と徹底はそのま。売りそびれリスクを高める保有銘柄の増やしすぎはNG。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 1997 暁飯島工業
25年8月期経常益予想を7.8億円から10.3億円に上方修正。7447 ナガイレーベン、8217 オークワ、2321 ソフトフロント、281A インフォメティスなどとともに割り切り対象でケア。

△ 8439 東京センチュリー、7912 大日本印刷 etc
全体戦略で触れている好地合い継続中の「東証主力系低PBR銘柄狙い」で注目。

△ 5586 LABORO、5574 ABEJA
現在の日米ミニバブルの原動力はAI・半導体関連。マイルドな上昇トレンド形成が見込まれる東証プライム銘柄からは★ Appeir(4180)に集中しつつ、割り切り短期回転狙いで旧Sラボ・東証グロース銘柄を注目。

△ 4107 伊勢化学、4204 積水化学
ペロブスカイト太陽電池の見直し買い狙いで継続注視。この辺が動意づくならフジプレミアム(4237)、エヌピーシー(6255)も割り切り対象でケア。
 
    (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

『 強すぎる追い風に煽られず、腰を落として! 』

では 本日もよろしくお願いします。
      
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村         

※ 5月以降のSラボ銘柄の経緯はこちらも参照ください。
 
              

★☆ Sラボ銘柄戦略  5月上旬〜6月第4週

★☆ 今週のSラボ戦略 : ミニバブル期の定石 + アルファ!

日本経済の成長シナリオよりも、税金の使い道の議論に終始する石破政権・立民・国民による低レベルな国内政治情勢に加えて、ドル円の軟勢や自動車関税を中心とする日米貿易交渉の不透明感などを踏まえれば、現状での日経平均のPER16倍超え ≒ 40,500円超えは「上方オーバーシュート・ミニバブル」と捉えるのが賢明。

もっとも、短期的な上値が見えにくいのが(ミニ)バブルの特徴だけに、連日お伝えしているように「40,000円超えは天井、間もなく株価は暴落するはずだ!」のような値ごろ感での対応は悪手。以下の4点を意識したミニバブル期の定石を丁寧に。

(1) 日経高・地合い良化シフト(Aタイプ)は的を絞って! : 当観点での銘柄選別は、東証準主力半導体株を中心に、防衛関連・非鉄セクター、日経レバ(1570)を中心視する構えを継続。現在の騰勢一巡後も日経平均が高水準で安定的に推移すると仮定するなら、運任せ要素の強い自動車セクターを除く「東証主力系低PBR銘柄」への派生も妙手。

(2) B・Cタイプも東証プライム銘柄を優先! : 日経高に伴い東証グロースからプライムへの資金流入が見受けられるため、流動性高めの好トレンド銘柄でのマイルドな上昇波動狙い(Bタイプ)、ハイボラ銘柄の短期回転狙い(Cタイプ)双方で東証プライム銘柄を優先する構えが賢明。

(3) 投資スパンの長め設定で強引な勝負を回避! : 4月から6月前半までのようなリバウンド基調と比較して、現在の上値模索基調においては全体的なスピード感は緩慢となります。すなわち、一定のリターンを得るには少数銘柄への集中投資やハイボラ銘柄での強引な勝負に挑むか、時間を味方にするかの2択が基本路線。

(4)初っ端の日経急落は買い 暴落・二度目の急落は慎重度アップ : 直近の日経平均の経緯からは、目先の前日比400,500円程度の下落は良識的な調整と捉えた買い向かいスタンスが正攻法。ただし、お伝えしている需給主導の上げ相場の脆さを踏まえれば、前日比1,000円近い下落、初回の500円程度の下落から日柄を空けずに二度目の急落に見舞われた際には「悩んだら買いは様子見・手仕舞いは実践」の慎重度アップがおススメ。

※ その他、個々のテクニカルに応じた手仕舞い条件の設定と徹底、(乗り換え先の高値掴みリスクにも配慮した)好トレンド銘柄の売りすぎ注意などの従来方針も継続。

<< 5月以降の★☆全Sラボ銘柄 >>
big (19)

<< 今週のSラボ銘柄戦略 >>
6月後半に後手を踏んだ東証グロース銘柄のサポートと並行しながら、★ 新規買い対象2銘柄の仕込み、★☆火曜以降の新銘柄にて早期リカバーー+アルファへ!

□ トランプ政権次第の「運任せ」な資産運用は不安・・・

□ 1年で10%増えても仕方がない。。。

□ 次の日経暴落をチャンスに変えたい!

7/1〜10スタートコースの新メンバーさん募集開始!
   
4343aquab02-001

※ 明日中にお手続きいただいた方には、スタート期間を前倒ししてご入金確認後に速やかにID・パスワードをご連絡させていただきます。お急ぎ御場合はお手続き後にお声をおかけください。

参加費 : 3か月コース(10月末まで):50,000円、1か月コース(8月末まで):25,000円

<< Sラボ基本方針 >>

□ 個別株の事情よりも市場全体の環境を重視(トップダウン戦略)

□ 同時期の推奨銘柄は厳選(2〜5銘柄)

□ ビギナーや日中お忙しい方向けに、利確も損切りも極力具体的にご提案

会員サークルは全員参加型の有料掲示板。当方は1日3回(朝7時ごろ、昼、夕方6時ごろ)をメドにコメントをアップ。日中お忙しい方が朝と夕方だけコメントをチェックすれば対応可能な銘柄選別、極力具体的な売買戦略をご提案させていただいています。

閲覧だけの参加もOK、皆さんの積極的な持論展開もOK。

                                     

■ 今週の展望 6/30−7/4: ミニバブル ± 先物需給

■ 今週の展望 : ミニバブル ± 先物需給

ファンダメンタルズの不安要因(日米貿易交渉の不透明感、ドル円の軟勢)やテクニカルの過熱感を軽視したSQ(6/13)後の日経先物需給の買い傾斜と出遅れ層の飛び乗り買いを主要因、中東情勢の沈静化を副要因とする上値模索基調の継続が本線。想定レンジは40,000−41,000円。

楽観シナリオとしては、25年下半期入り需給の追い風化、日米貿易交渉の進展、NY株の騰勢加速、ドル円の持ち直し(※)などを追い風とした41,000円超えに期待。

リスクシナリオとしては、(※)がネガティブに推移した場合の「先物需給主導の上げ相場の脆さ」に起因する39,500円割れに警戒。

big (16)


   (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

週末も応援よろしくです!☆
      
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村

以上を踏まえた来週の★☆Sラボ銘柄戦略(抄)は本日18時配信のメルマガで!
     
mglogo_c3       

■ NY株展望 6/30−7/4: 買い方優位も波乱含み

おはようございます。

昨日のNY株式市場は続伸。中東情勢の混乱沈静(による原油市況の軟化)に加えて、トランプ大統領によるFRBへの強圧的な利下げ要求、トランプ関税を巡る執行猶予期間の延長思惑などを背景に買いが先行。昼過ぎに43,966ドル(+579)まで上昇すると、引けにかけては良識的な利確売りが重石に。

朝方発表された5月個人消費支出インフレ指標(PCEデフレータ)はコンセンサスなりの前月比+0.1%、コア指数はコンセンサスの前月比+0.1%を上回る+0.2%で着地。冴えない個人所得と個人消費支出も踏まえれば、学術的には米経済の軟化が懸念される内容となりましたが、マーケットはインフレ鈍化傾向をポジティブ材料(FRBの利下げ期待)として反応。

ナスダックも続伸。主要銘柄は高安マチマチで推移する中、アマゾン、アルファベット、メタ、エヌビディアが指数高を牽引。

NYダウ 43,819ドル +432
ナスダック 20,273 +105
S&P500 6,173 +32
米10年債利回り 4.281% +0.042
為替 144.71円/ドル
日経先物 40,580円 +400

□ テクニカル : NYダウは5月以降の天井圏として機能していた43,000ドル突破により、「上値模索トレンドへの移行」優位の形状に。上値は最高値水準の45,000ドルが、下値は43,000ドルから現在42,700ドル台に控える10日線周辺がそれぞれ強めの抵抗帯として意識されます。

big (14)

NYダウに対する先行指標性の高いSOX(フィラデルフィア半導体株指数)は、過去最高値(5,931)トライを視野に入れた上昇トレンドを継続中。

big (15)

米10年債利回り(長期金利)は戻り売り優位のテクニカル形状。ただし、4.25%水準は厚めの下値抵抗帯として意識されるため、突発的な切り返し → 債券買い(金利低下)・株式買いトレードの巻き戻しには要注意。原油市況は騰勢一服による株価のサポート材料化が本線。

big (12)

【主な政治経済イベント】
7/1(火) 米6月ISM製造業景気指数、米5月雇用動態調査(JOLTS)求人件数
7/2(水) 米6月ADP雇用統計
7/3(木) 米6月雇用統計、米6月ISM非製造業景気指数
7/4(金) NY休場(独立記念日)

■ NY株展望 : 買い方優位も波乱含み

(1)ファンダメンタルズ : 中東情勢の沈静化、主要国との貿易交渉の進展、5月PCEデフレータが示したマイルドな物価動向などを背景とする景気停滞やインフレ懸念の緩和、(2)需給要因 : トランプ大統領のごり押しによるFRBの年内利下げ再開 ≒ 過剰流動性相場期待、(3)買い方優位のテクニカルなどが揃って追い風となる堅調地合い継続が本線。想定レンジは43,400−44,400ドル。

リスクシナリオとしては、中東紛争の再激化、中国との関税交渉の難航、トランプ大統領のネガティブ言動などファンダメンタルズの悪化に加えて、債券市場主導の需給環境の悪化 ・・・ 長期金利4.25%水準からの切り返し → 債券買い・株式買いトレードの巻き戻し加速による突発的下ブレやテクニカル悪化による本格下落トレンド入りをケア。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

週末も応援よろしくです!☆
      
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
 
      

来週のSラボ戦略(抄)は日曜18日配信のメルマガをチェック!
     
mglogo_c3       

東京市場(6/27) 

本日の日経平均は大幅続伸。前日の米ハイテク株高やトランプ大統領による米中貿易合意発言、米政府要人による7/9までとなっていた各国との貿易交渉の期限延長示唆などを追い風に買いが先行。後場寄り早々に40,267円(+683)まで上昇すると、引けにかけても堅調に推移し、終値での年初来高値を更新。

東証主力株は非鉄や外需系を中心に買い優勢で経過。東証準主力・中小型株は 6269 三井海洋っ開発、2220 亀田製菓、6507 シンフォニア、6993 大黒屋、7111 Inest、3747 インタートレード、5131 リンカーズ、2586 フルッタフルッタ、3777 環境フレンドなどに短期資金が流入。全般的には、東証主力株への資金流入の煽りを受けて需給不安が加速

日経平均 40,150円 +566、Topix 2,840 +35
日経先物 40,180円、為替 144.34円/ドル
NYダウ先物 43,843ドル +125

big (11)

■ 後記 : 今週の展望(6/22)にて「先物主導の堅調地合いをベースに中東情勢を加減した推移」と予想した今週の日経平均は、米国のイラン核施設への空爆、都議選での立民・国民の暗躍などを嫌気して月曜に38,026円まで下落。

しかし、米国の関与によりイスラエル・イランが(暫定的)停戦に合意すると、世界的に楽観ムードが浮上。日経平均においてはSQ(6/13)通過後の先物需給の買い傾斜に弾みが付き、前週末比1,747円高で取引を終了。

再三お伝えしているように・・・、進展が見られない日米関税協議、ドル円の軟勢などを踏まえれば、今週の日経高は需給要因(買いたいから買う、買うから上がる、上がるから買う)がメインであり、現状での40,000円超えは上方オーバーシュート、ミニバブルとみるのがスマート。

「マクロ経済 ≠ マーケット」だけに慌て売り逃げる必要はありませんが、来週も「儲かるうちに儲ける、出口を確認しながらの強気」を意識してマーケットに臨みたいところです。

個別に関しては、三井E&S、ローツェなど東証プライム銘柄が狙い通りの活躍を見せた半面、先々週から警戒していた東証グロースの需給悪化への対応が後手に。(ファンダメンタルズ軽視の)需給相場においては東証主力株の次に中小型株株が買われるようなトリクルダウンは起きにくいため、来週も見切り売りと我慢、乗り換えと育成の見極めに注力しながら、25年下半期のスタートダッシュを計る予定です。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

では 今週もお疲れさまでした。

熱中症に気を付けながら、良い週末をお過ごしください。

お帰り前にこちらも是非!☆
  
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
     
     

■ 午後の戦略 : 「上方オーバーシュート」中の距離感調整!

前場の日経平均は大幅続伸。前日の米ハイテク株高やトランプ大統領による米中貿易合意発言、米政府要人による7/9までとなっていた各国との貿易交渉の期限延長示唆などを追い風に買いが先行。10時過ぎに40,217円(+632)まで上値を伸ばすと、買い一巡後もしっかりと経過。

東証主力株は値がさ・ハイテク株を中心に買いが優勢。ただし、(連日お伝えしているように)先物需給の買い傾斜が上昇の主要因のため、225銘柄の2割強は前日比マイナス圏で推移。

中小型株は 6407 CKD、3103 ユニチカ、369A エータイ、338A ゼンムテック、6573 アジャイル、5131 リンカーズ、2586 フルッタフルッタ、6993 大黒屋、7111 INESTなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 先物需給


40,000円台序盤の買い優勢の展開が本線。週末の利確ラッシュによる39,800円割れと同様に、更なる仕掛け買いによる40,500円超えも楽観シナリオとしてケア。

■ 午後の戦略 : 「上方オーバーシュート」中の距離感調整!

先物需給の買い傾斜による40,000円超えそのものには違和感は少ないものの、ドル円の軟化中の上値追いは「上方オーバーシュート」感が強いだけに、1〜3割の余力を維持して大引けを迎えてください。

仕込み中の ★ 昨日からの新銘柄を除く、6323 ローツェ、6315 TOWA、6890 フェローテックなど東証準主力半導体株、7003 三井E&S、1570 日経レバなどの地合い良化シフト(Aタイプ)銘柄に関しては、(1)上昇時の脱力対応、下落時の逆指値での売り、(2)含み損銘柄の売却に合わせた利確...がおススメ。

★△銘柄も従来戦略を踏襲。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

では 午後もよろしくお願いします。

「ローツェ、三井E&S見てたよ!」
     
人気ブログランキング     

★ 本日の戦略 : 3点をケアしながら強気継続!

おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。中東の地政学リスクの低下に加えて、トランプ大統領がパウエルFRB議長の来年5月の任期切れ後に利下げに前向きな人材に据え替えるとの思惑を背景に、債券買い(金利低下)株式買いトレードが継続。14時台に43,397ドル(+415)まで上昇すると、引けにかけてもしっかりと推移。

NYダウのテクニカルは、4月以降の戻り高値更新により「上値模索トレンド入り」優位の形状に。

big (5)

ナスダックは4日続伸。主要銘柄は高安マチマチだったものの、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、メタが指数高を牽引。

NYダウ 43,386ドル +404
ナスダック 20,167 +194
S&P500 6,141 +48
米10年債利回り 4.251% −0.041
為替 144.44円/ドル
日経先物 39,780円 +280

big (7)

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 下半期初需給

NYタイムの日経先物高に呼応した続伸スタート後、引けにかけてはトランプ動向を中心とする外部環境、本日からの実質的な25年下半期入りに起因する先物での特殊需給を加減した推移へ。想定レンジは39,500−40,000円。

★ 本日の戦略 : 3点をケアしながら強気継続!

足元の騰勢を活かした強気スタンスを継続。ただし、ファンダメンタルズ( ≒ 景況感)の改善を伴わない先物需給主導の上昇トレンドだけに、以下の点に配慮しながら駒を進めたいところ。

(1)しつこい日経高対策 : 現在の相場付きにおいては「目先の39,000円は天井」のような値ごろ感は持たない対応がおススメとしてきましたが、同様に「40,000円が天井」と決めつけるのは早売りリスク & 売却後の高値掴みリスクを高めてしまいます。

よって、資金の一定割合は地合い良化シフト(Aタイプ)として、流動性高めの好トレンド半導体株にて取りこぼしを回避。優先順位の第二グループは防衛関連・非鉄セクター。

(2)突発的下落トレンド入り対策 : 先物主導の上昇基調は、その終焉に明確な悪材料を必要としません。自動車・金融など日経高に呼応できていない「運任せ」東証主力株や弱テクニカル銘柄は、地合い悪化に過敏に反応する可能性があるため、日経高局面で着実にポジション縮小を計ってください。

また、本日のような週末や来週木曜の米雇用統計前のような節目節目では1〜3割程度の余力確保も抜かりなく。

(3)中小型株も個々のテクニカル重視 : 東証グロース主役クラスの需給不安が中小型株全般の「連鎖的投げ売りリスク」を高めています。弱テクニカル銘柄は元より、個人の売買で乱高下しうる薄商い銘柄に関しては、売った後に株価が上昇する‘早売りリスク’よりも、悩んでいるうちに株安が進展する‘売りそびれリスク’を重視した大胆な売却が有効と判断。

※ 中小型株全般のビジョン : 5月から6月前半の好需給下で利益を積み重ねたら、現在の需給悪化局面においては大胆な損切りも受け入れつつ、25年下半期(7月相場)入り後の物色動向を確認しながら早期リカバー+アルファを図る...手順が正攻法。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 9424 日本通信
MVNOとして初となる、総務省による携帯電話番号の指定を受けたと発表。昨夕触れたエプコ(2311)などの他、 6734 ニューテック、1711 SDS、3370 フジタコーポとともに割り切り対象でケア。

『 新たな季節の前に整理整頓! 』

では 本日もよろしくお願いします。
      
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村     

★☆Sラボ銘柄
: ★ 4180 Appeir、★ 昨日からの新銘柄の育成に注力。直近のローツェ(6323)、三井E&S(7003)の大幅高によるアドバンテージを活かすべく、弱テクニカル銘柄は大胆に売却。来週以降の☆★新銘柄も絡めた逆襲+アルファ狙いへ。

7/1〜10スタートコースの新メンバーさん募集中!
   
4343aquab02-001

※ 3か月コース:50,000円、1か月コース:25,000円

※ 不透明感の高い地合い柄、ご入金確認後はスタート期間を前倒しして当日中にID・パスワードをご連絡させていただきます。お急ぎの場合はお手続き後にお声をおかけください。

               

東京市場(6/26) 「上方オーバーシュート」の反動もケアしながら

本日の日経平均は続伸。前日の米ハイテク株高を好感して寄りから節目の39,000円を突破すると、午前中はドル円の軟勢が重石となって39,300円台を中心に売り買いが交錯。午後に入ってもNY株先物、ドル円などに変化が乏しいまま、日経先物での買い攻勢主導で騰勢を強め、14時台に39,615円(+673)まで上値を伸ばすと、引けにかけてもしっかりと推移。

big (2)


東証主力株は買い優勢ながら、ファンダメンタルズの良化を伴わない先物需給の買い傾斜による日経高だったため、物色の裾野は広がらず。

東証準主力・中小型株は 6315 TOWAの他、6095 メドピア、7220 武蔵精密、9722 藤田観光、5384 フジミインコ、4776 サイボウズ、6993 大黒屋、6324 ハーモニック、5721 エスサイエンス、3747 インタートレード、7035 AndFactory、5131 リンカーズなどに短期資金が流入。東証グロース指数のテクニカルは、週初の5日・10日線のデッドクロス、パラボリック売り転換に続く、4/16以来の終値20日線割れにより軟勢を増す格好。

big (4)

日経平均 39,584円 +642、Topix 2,804 +22
日経先物 39,500円、為替 144.79円/ドル
NYダウ先物 43,348ドル +42

【ウォッチ銘柄】

△▼ 2311 エプコ
6月中間期経常益予想を0.41億円から2.09億円に上方修正。7273 イクヨ、7111 INEST、6674 GSユアサなどとともに割り切り対象でケア。

■ 後記 : 今晩のNYタイムに異変がなければ、明日も足元の堅調地合いに順じた強気スタンスを継続。地合い良化シフト(Aタイプ)と地合い不問の上昇トレンド形成狙い(Bタイプ)のバランスに配慮しながら、押し目買い・上昇時の売りすぎない勇気による“育成”方針を丁寧に。
以下の点を意識したリスク管理も抜かりなく

(1)直近の先物主導の日経高の反動リスク : 本日のドル円の軟勢に反した先物主導の日経高は“上方オーバーシュート”色が濃く、38,600円付近に控える10日線までの良識的な調整であってもインパクトのある下落となりえます。下半期入りを転機とする先物需給の軟化リスクも考慮し、明日の大引け時点では1〜3割程度の余力を確保してください。

(2)東証グロースの連鎖的投げ売りリスク : 東証グロースの需給悪化余地については先々週後半から触れてきましたが、ここにきて主役クラスへの現金化売りが顕著となっています。弱テクニカルグロース銘柄に関しては一定数の大胆な売却を計るとともに、当面の中小型株の値幅狙いも東証プライムを重視する方針で臨んでください。

     (会員サークルより >>Sラボ参加案内) 

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆
  
にほんブログ村 株ブログ 株式投資情報へ
にほんブログ村 
      
    

会員制サークル・S研究所
2007年3月運営開始。「これなら一緒にやっていけそうかも!」、「もっと深くSラボ戦略を体感したい!」とお感じになった方は、有料掲示板(=会員サークル)へのご参加をご検討ください!

 ↓ ↓



閲覧だけのご参加もOK。独自の銘柄分析の公開もOK。メンバー様の中からの有力分析者の誕生も期待しています。
Sラボ関連

■ GS・勘助ブログ


S教授のメルカリ
読了済の書籍の一部を出品中!

S家の書庫
義父が遺してくれた書籍類
記事検索
Archives
携帯でブログを♪
QRコード
Profile

S教授

1972年11月生まれ(51歳) 趣味:行動心理経済学、テニス、プランターのガーデニング

信条:重要なのは‘情報’よりも‘作法’。リスクマネーとマインドの動きを重視するトップダウン戦略で周囲に差をつける!

  • ライブドアブログ