NY市場は 金融懸念の高まりから急落。7/15以降、改善しつつあった
市場マインドを再度‘悲観’におとしめるには十分な下落。
昨日の日本市場は、超のつく薄商いから、様子見ムードが蔓延してい
ましたが、週末の米雇用統計を中心に、重要指標や 内外主要企業
決算を前にして、その傾向はさらに強まりそうです。
イラクやインドでの連続テロも 機関投資家の足止めに。

NY市場の急落が‘金融機関の連鎖破綻’を主要因としているだけに、
以前からお伝えしている下落要因の種類としては、最も警戒が必要
な状況です。
しかし ここでの慎重さは “米国発金融システム崩壊懸念”の
拡散を確認しながら、まっすぐ勝負するための積極的慎重さ!!
という意識で臨みたいところ。

本日の日経平均は、CME225(13,270円)へのサヤ寄せから、金融株
に加え、昨日 トヨタが世界販売台数を下方修正した事により 国際
優良株全般に売り優勢のスタートが予想されます。

その後、買い手不在を受けた 先物での売り方の動向次第では、
13,000円前後までの深押しもケアすべき状況ですが、為替が
安定して推移している事や、米政府の動向を前にさらに売り
込むのはリスクも高く、あくまで短期的な仕掛けとなる公算が
高いでしょう。

本日も戦略のベースは押し目買い!
寄りからの混乱や 下落過程での買いは避け、小康状態から日経平均
の切り返しを確認してからの始動
が得策です。 

引けにかけては 25日線(13,287円)との位置関係にも注目。

連日の弱含みの揉み合いの中、新興市場や中小型への物色傾向が
顕著になってきましたが、ポートフォリオのバランスには注意して取り
組みたいところ。

今週は 動く価値のある1週間となりそうです。
慌てず急いで丁寧に頑張っていきましょう!

昨晩は 会員様ページの更新が遅れ申し訳ありませんでした。
本日もよろしくお願いします!☆
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