NY市場は朝方発表された4−6月期GDP改定値(年率換算 前
期比+1.6%)が、景気回復の減速感を示したものの 市場予想
(+1.4%)を上回り、GDPデフレーターが+2.0%上昇上昇したこ
とで‘デフレ警戒’が和ら位だ事を好感して、買い先行のスタート。

その後、バーナンキFRB議長が講演で、デフレ対策と景気下支
えの両面から、追加対策を検討する構えを明確にしたことも 相
場の追い風となり、引けにかけても上げ幅を拡大。結局 急反発
&高値圏で取引を終了。

NYダウ  10,150ドル +164、ナスダック  2,153  +34, 
85.24円/ドル、108.72円/ユーロ、1.2767ユーロ/ドル  
米10年債利回り 2.645% +0.169
NY原油  75.16     +  1.80、 NY金  1237.9  +  1.5、
CME225(円建て) 9,080円

その他のマーケットは、バーナンキFRB議長の追加緩和策示唆を
受けて、長期金利が急上昇(債券は急落)、為替はポジション巻き
戻しから「ユーロ>ドル>円」が緩やかに進行。

■ 雑感
来週の雇用統計を待たずしての バーナンキ議長の追加対策言
及は テクニカル面での自律反発基調と重なって、綺麗にサプラ
イズとして機能し、GDP下方修正をカバーする格好。

GDPそのものは楽観視できる内容ではないものの、GDPデフレ
ーターが 緩やかな経済成長のために適正と考えられる+2.0
〜+3.0%内に落ち着いていることは、‘過度の悲観’を修正させ
るには効果的。

具体的な対策案を出すまでの‘時間稼ぎ’の面もありますので、
来週のISM指数や雇用統計しだいでの 乱高下の余地は残り
ますが、現況は「昨年前半の100年に一度の経済対策から、そ
の第二章への端境期」
とお伝えしているように、数年単位で見
た場合に大きなウネリが表れやすいタイミング。

中国の引き締め策の継続・強化姿勢が 世界的なマーケット
安定を意識して、即座に変更される可能性は低いものの、
万が一 目先で米国に追随してくるようであれば、米中首脳
の大掛かりなコンセンサス
によるトレンド転換も念頭に。

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【気になるニュース】
・日銀が週明け臨時会合へ

景気・為替対策のために、日銀が週明けにも臨時の会合を開く
との報道。評論家からは「またアメリカの言いなりか」との声も聞
こえてきそうです。ただし、見方を変えれば (残念ながら)単独
では効果の少ない政府・日銀の経済対策も (日本国民の声を
軽視しても)米国の新対策に便乗することで 相乗効果が期待で
きるとも言えます。

・8月最後の週末
小学生のお子さんがいらっしゃる方は、夏休み最後の土日。「最
後だから無理やり出かける」という方もいれば、「宿題の手伝い」
という方もいらっしゃるかもしれません。

我が家は、私の夕方の打ち合わせまで どこに行こうか娘と思
案中。手近なプール、銀座・築地の散策、吉祥寺に娘の自転車
を見に行くetc まとまらないうちに午前中が終わりそうです。。。

引き続き良い週末を!
  ↓
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