■ 日本市場 : 波乱含み


先週の日経平均は、ギリシア国債の格下げなどによるNY安や 東京電力の巨額の損失形状を嫌気した大幅安スタート後、火曜日には一時9,405円まで下落。週末にかけてはテクニカル主導の自律反発により9,588円まで切り返し、1週間では85円安に。

■ テクニカル : 戻り売り優位型
4/19安値9,405円を割らずに切り返したことで「4月以降の9,400〜10,000円のレンジ相場」継続の芽を残しているものの、先物では9,400円割れまで売られた事や その際の商いの乏しさからも同水準の抵抗力は乏しいと判断されるため「5/2を天井とした戻り売り優位型」への傾斜が本線。


今週は、上値は 累積売買代金の多い9,580円から25日線が控える9,650円どころが厚めの抵抗帯、下値は9,400円どころと 3/22に空けた窓埋めとなる9,275円がそれぞれ中程度の抵抗ラインとして意識されます。
nikkei
<< 今週の主な米中経済イベント >>
5/31(火) 4月失業率、鉱工業生産、自動車生産
6/1 (水) 5月新車販売、中国5月製造業PMI
6/2 (木) 1−3月法人企業統計
6/3 (金) 中国5月非製造業PMI

今週の日本市場は、月曜のNY休場、週末の米雇用統計を前に、先週に引き続き低調な出来高が想定されるため 上昇時は戻り売りが上値を抑える一方、累積する難問を受けて市場マインドは弱気にほど振れやすい環境な事から、外部要因の悪化にほど過敏な反応が想定されます。

総じて 波乱含みの持ち合い相場継続

○ 買い・下支え材料は、予想を前倒しして回復している自動車セクターなど製造業のサプライチェーンに加え、中国を中心とするアジアマネーの安値買いの動き。また、トヨタなどが6月に延期していた12年度業績予想がコンセンサスを上回るようなら“過度の悲観”の緩和による意外高も期待されます。

● 売り・下ブレ要因としては、NY市場での『株式売り・債券買い』が示唆するよるリスクポジションの巻き戻し
が筆頭。〜(略)〜場合は、よほどの好材料が出た場合も単発的な上げに留まるでしょう。

そして、彼らが大義名分として利用するのは、1に欧州金融不安、2に民主党政権の迷走。

1についてはギリシアという時限爆弾を持て余したEU、IMFなど関係各所が思い思いのポジショントークを展開
しており、まっとうな議論の場に到達するには程遠く、そうこうしている間に スペイン、イタリア債券市場にまで ヘッジファンドの売りの手が伸びてきている状況です。

2については、6/22の国会会期終了までに「内閣不信任案」を提出する動きが具体化しており(事の是非は横に置いて)欧米系資金にとっては 格好のポジション縮小の理由づけに。

この弱気ムードを変えられるとすれば、「NYダウ12,000ドル割れ、日柄の経過、南欧政危機国への支援体制強化、〜(略!)〜」などが考えられますが、いずれにしても6月末のQE2終了時点の株価水準・政治経済環境を見なければ予測は立てにくい事から、売買戦略としての相場見通しは弱めに見ておくのが得策でしょう。

※ 予想のための予想であれば、PER,PBR等の株価指標、政府の復興プランへの期待、サプライチェーンの回復を好感した強気スタンスも不可能ではありません。

しかし、12年度業績の見通しが不透明な中での株価指標、歳出削減が中途半端なまま消費増税を財源にしようとしている民主党の復興プラン、焦点が需要に移行しつつある中での供給サイドの状況などを囃すのは丁半バクチの世界と同じに思えます。

今週の想定レンジは9,●50円〜9,7●0円

                 (一部Sラボ会員サイトより)

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