前場の日経平均は、ギリシャショックによるNY暴落も昨日中に織り込んでいたとの見方から買いが先行。一時20,222円(+112)まで切り返した後は、20100円台での持ち合いに移行。

東証主力株は、ハイテクの一角や自動車・建設が堅調に推移しているものの、全面安の翌日としては様子見色の強い構図に。中小型株は4579 ラクオリア製薬、8892 エスコン、4565 そーせい、6092 円バイオなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 模様眺め

依然として着地点が見えないギリシャ債務問題への警戒感から、20,000円前後から20200円台半ばのレンジで持ち合う展開が本線。ドル円や先物次第では19,900円台前半まで下ブレるシーンにも警戒。

■ 午後の戦略 : 買いそびれはOK!
昨日の急落でテクニカルの仕切り直しを余儀なくされている銘柄が散発しています。すなわち、仮に思惑に反して地合いが急速に良化し、ターゲットを買いそびれた場合でも その周辺銘柄での挽回が効く相場です。

よって、「3割前後の余力維持」に加えて、目先のリバウンド局面でのポジション縮小、手仕舞い条件の徹底により、まずは更なる下ブレへの備えを優先。その上で的を絞った買い増し狙いを継続していってください。

では 午後もよろしくお願いします。