前場の日経平均は反落。寄り付き早々に22,717円(+102)まで上昇すると、前引けにかけては22,500円台での持ち合いに移行。米EU首脳会談にて争点の自動車関税に関する協議は先送りとなったものの、貿易摩擦の緩和に向けた歩み寄りを示したために株価の下支えとして機能。

東証主力株は 6857 アドバンテスト、1605 帝石、4185 JSR、1802 大林組、1812 鹿島などを中心に概ね堅調。中小型株は 2901 石垣食品、4824 メディアシーク、4684 オービック、6240 ヤマシンフィルタなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 持ち合い継続
玉虫色の決着となった米EU首脳会談を受けた方向感の乏しい流れがメイン。想定レンジは22,400円台半ばから22,700円。

■ 午後の戦略 : 米欧会談後も強気継続!
今晩のNY市場動向を確認するまでは予断を許さないものの、米EU首脳会談後のドルインデックスと米債券先物の軟勢(金利は上昇)が「マネーの米国集中からの脱却」を示唆しているため、世界的に警戒感が緩和される可能性があると判断しています。

よって、下振れ対策はそのままに、攻撃可能枠に関しては強気継続にて押しを丹念に拾っていきたいところ。

☆ 本日からのスポット銘柄 寄り値から約4%の上昇過程で一部利確後、一旦は深押しを待って買い増すスタンスで。

☆ 6092 エンバイオ : 1,2●0円までの買い直しスタンスを継続。
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では 午後もよろしくお願いします。