おはようございます。

昨日のNY株式市場は3日続伸。前日の新製品発表後に下落したアップル株に対する見直し買い、トルコ中央銀行によるエルドアン大統領の反対を押し切った利上げ決定、米中通商協議再開に向けた中国当局の向きな発言などを好感して終日堅調に推移。49年ぶりの低水準となった週間新規失業保険申請者件数、マイルドな伸びにとどまった8月消費者物価などの市場も追い風に。

ドル円はリスク回避ムードの緩和を受けて112円付近まで上昇。CME225(9月限)は一時23,000円まで上昇。

NYダウ 26,145ドル +147、ナスダック 8,013 +59
米10年債  2.973% +0.011、NY原油 68.59 −1.78 
為替 111.95円/ドル、日経先物 22,810円 +180

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□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 先物需給
米中摩擦激化リスクの緩和、NY株高、ドル円の騰勢を背景とする堅調スタート後、引けにかけては 週末のポジション整理・利益確定売り、売り方の買戻し・押し目買いが交錯する22,850〜23,100円レンジでの強含みの展開が本命視されます。

11:00発表の中国8月小売売上高、鉱工業生産、都市部固定資産投資に関しては通常通り「水増しによるコンセンサスなりの着地」が想定されますが、メジャーSQ後に散見される先物主導の乱高下の建て前として利用されるシーンも念頭に。

主な決算 :1840 土屋HD、1844 大盛工業、2678 アスクル、3665 エニグモ、4287 ジャストプランニング、<B>5218 オハラ</B>、8927 明豊エンター

★ 本日の戦略 : 23,000円ブレイクを念頭に打診買い継続!
今週最大の注目イベントだったトルコ中銀会合が買い安心感を高める結果となっていますので、先週水曜から今週火曜までのディフェンス重視策によってポジション整理が完了している方は、今年5度目となる「23,000円突破による騰勢アップ」狙いを念頭に、今週水曜からの打診買いスタンスを継続。

保有銘柄が多すぎる( ≒ 全持ち株の売買戦略がイメージしきれていない)とお感じの方は、慌てずに持ち株の取捨選択 → 好トレンド銘柄への資金シフトを計っていってください。

★☆Sラボ3銘柄は「上昇時は買い増しの是非から検討」を中心とする昨夕の戦略を踏襲。

【ウォッチ銘柄】
△ 6762 TDK、6770 アルプス電気、64●●
日経平均が23,000円の節目をブレイクして上値を模索するためにはアップル・半導体関連の底上げが必要不可欠。大半が戻り売り優位のテクニカル形状ですので、ウォッチ銘柄として割り切りスイング狙いで注目。中小型株では 3753 フライトHD、6794 フォスター電機をケア。

☆ 本日からの新スポット銘柄
トランプ通商政策の不透明感は依然として根強いため 機械・ハイテク・自動車など外需系景気敏感セクター軽視を継続。よって、〜(略)〜からトレンド良化気配を強めている東証準主力株にて日経先高に備えてください。

『 個の戦いから全体戦略での戦いへ! 』

個別株での伸るか反るかの勝負や過度の分散投資は、法制度が甘く、景気の上昇トレンドが鮮明だった時代の有効戦略であり、前時代的。

現在はいわゆる‘仕掛け人’サイドでも入念にマクロ動向を把握しながら強弱を調整している時代です。

ポジションの最適化により最短距離を周囲より半歩先に!

9/11〜20スタートコースの新メンバーさん募集開始!
        
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では 本日もよろしくお願いします。