おはようございます。

週末のNY市場は小幅に4日続伸。良好な8月小売売上高やミシガン大学消費者信頼感指数を好感してメイシーズが買われた他、ボーイング、ユナイテッドテックが指数を下支えた一方、「トランプ大統領が側近に2000憶ドル規模の対中制裁関税第3弾の準備を進めるように指示した」との報道が重石に。ナスダックはアップルやアマゾンが利益確定売りに押されて小幅に反落。

NYダウ 26,154ドル +8、ナスダック 8,010 −3 
米10年債  2.992% +0.028、NY原油 68.96 +0.37 
為替 111.99円/ドル、日経先物 22,810円 +180

【主な政治・経済イベント】
9/17(月)米9月NY連銀製造業景気指数
9/18(火)日銀会合(〜19)米9月NAHB住宅市場指数
9/19(水)日本8月貿易統計、米8月住宅着工
9/20(木)自民党総裁選、東京ゲームショウ2018、米9月FF連銀製造業景気指数、8月CB景気先行指数
9/21(金)日米貿易協議(FFR)

□ NY市場展望 : 上昇トレンド継続 ± トランプ・リスク
テクニカル面では9月上旬の「高レベルでのMACD陰転による下落トレンド入りリスク」を25,000ドル台後半の日柄調整でクリアした格好となっていますので、6月下旬からの中長期上昇トレンド継続が本線。恐怖指数としてVIX指数よりも重要なドルインデックスの安定味(https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/)も健全な需給環境を示唆。

一方、通商問題を中心とする米中関係に一喜一憂する不安定さは不変。ただし、米中協議再開に向けた双方の歩み寄り姿勢からは、2000億ドル規模の米国の対中貿易制裁第3弾が11月の米中間選挙以降まで先送りされる可能性もあるとみていますので、突発的な報復合戦の再開を除いては需給トレンドへの影響は限定的となりそうです。

よって、9/17〜21のNYダウは25,800〜26,400ドル台での「持ち合い〜買い優勢」の展開が本線。

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リスクシナリオとしては主に以下の3点に警戒

(1)新興国経済の不確実性の高まり : トルコ中銀の利上げによりトルコリラこそ底堅さを示しているものの、アルゼンチンペソに下げ止まり感はなく、短期的には利確売りの建て前化、長期的には世界的な金融不安へのきっかけとなりうる環境です。

(2)米長期金利の上昇 : 現状では良好な米経済に即した良識的な上昇と判断していますが、10年債利回りの3%超えが市場のセンチメントに与える悪影響や金利高に伴うドル高に対する警戒感が高まる可能性も。

(3)‘トランプ第一主義’の加速 : トランプ大統領に対する政府の中核サイドからの批判ラッシュが中間選挙に向けたトランプ大統領の求心力低下、派手さ優先の衝動的言動に帰結した結果、株価の下押し材料となるケースにも要注意。

※ 日本市場展望は後ほど。

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