本日の日経平均は コンセンサスを下回った欧米経済指標や根強い米中摩擦への警戒感から「債券買い(金利低下)株式売り」のリスク回避ムードを強めたNY市場の流れを引き継いで寄り付き早々に20,922円(−229)まで下落。売り一巡後は 節目の21,000円や週末を意識した売り方の買い戻し、NYダウ先物の反発などを背景に底堅く推移。

東証主力株は高安マチマチ。5020 JX、1605 帝石、6366 千代健などエネルギー株が売られた一方、9984 ソフトバンク、9433 KDDI、7269 スズキ などが指数の下支えに。中小型株は 8848 レオパレス21、9424 日本通信、3656 Klab、7676 グッドスピード、7036 EMネット、6628 オンキョーなどに短期資金が流入。

日経平均 21,117円 −33、Topix 1,541 +0
225先物(6月限)21,120円、ドル円 109.61円/ドル
NYダウ先物 25,555ドル +92

■ テクニカル : 21,000円に下値抵抗感を示して底割れを回避したものの、連日の10日線割れにより‘正念場’が続く格好。

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【ウォッチ銘柄】
△ 4707 キタック
4月中間期経常益予想を2.85億円から4.31億円に上方修正。

■ 後記 : 今週の日経平均は週初の展望で見通したレンジ内で推移したものの、米商務省によるファーウェイ制裁(5/15)に対する警戒感が「徐々に高まった」経緯には違和感も強く残るため、来週も下方オーバーシュート進展への備えを優先したいところです。

もっとも、直近の下落過程での個別株における連鎖的投げ売りは警戒していたレベルほどではなかった印象だけに、需給面での陰の極は近いと判断しています。よって、来週も「底値圏での手順」に沿った正攻法にて機を見て敏に動いていく予定です。

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