本日の日経平均は続落。前日のNY株式市場は中国共産党による元安抑制スタンスなどを背景に300ドル超上昇していたものの、米長期金利の低下傾向が示すリスク回避ムードがドル円の軟化やCTA(商品投資顧問)など外資勢の先物売りを誘発し、終日20,500円を挟んだ弱含みの推移に。TOPIXは小幅に反発。

東証主力株は売りが優勢。9984 ソフトバンク、6857 アドバンテスト、6954 ファナック、6762 TDKなどが指数安を牽引。中小型株も総じて覇気はなく、4800 オリコン、3624 アクセルマーク、4931 新日本製薬、6800 ヨコオ、4974 タカラバイオ6569 日総工産などへの局所物色止まりに。

日経平均 21,516円 −68、Topix 1,499 +0
225先物(9月限)20,470円、ドル円 106.25円/ドル
NYダウ先物 25,834ドル −90

big (2)

【ウォッチ銘柄】
△ 9726 KNT
第1Q経常益26.74億円の通期進捗率は83%の高水準。成長力の高さを示したレザーテック(6920)、〜(略)〜とともに小高く寄り付くなら買い、吹き値スタートなら空売りで注目。

△ 4424 AMAZIA、2304 CSS
今期9ヵ月経常益は通期予想を超過。タカギセイコー(4242)、〜(略)〜などとともに割り切り対象で注目。

■ 後記 : 
本日の日本株が明確な理由がないまま需給主導で売られた経緯を踏まえれば「20,000円の攻防」に対する警戒を継続。一方、日米株価指数のテクニカルが示唆する少なからぬ「底打ち反騰局面入りの可能性」も念頭に、以下の手順で攻守双方の備えを整えたいところ。

(1)ストレス玉の大胆な手仕舞い、日経レバと近似テクニカル(昨日直近安値更新後に反発中)銘柄の絞り込み。
 ↓
(2)日経レバ + 絞り込んだ銘柄の逆張りによる体勢の建て直し。※ 日経急落時の買い増しは日経レバを優先。
 ↓
(3)★ 本日からの新主力銘柄を中心とする流動性高めの好トレンド(テクニカル良化気配)銘柄での日経平均の反騰局面入り対策へ。※ 6月上旬の底打ちから7月前半の反騰トレンド局面にて、日経レバ → 楽天(4755)→ ルネサス(6723)のリレーでで逆襲+アルファを果たした際の、第2走者:楽天と同様のイメージで。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 コンパクトな振り抜きがプレッシャーを打破する! 』

では 本日もお疲れさまでした。


お帰り前にこちらも是非!