おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。朝方発表された11月消費者物価(前年同月比+6.8%)は約39年ぶりの高水準によりインフレ懸念を高めたものの、マーケットは「コンセンサスなりの着地、不安材料出尽くし」との見方を背景に買いが先行。昼前に前日比マイナス圏まで売られた後、引けにかけてはハイテク株主導で騰勢を強める展開に。マイクロソフト、アップル、シスコが指数高を牽引。

ナスダックも反発。マイクロソフト、アップル、シスコの他、コストコ、オラクル、ブロードコムなどが堅調に推移。半導体セクターは総じて小動きに終始。

NYダウ 35,970ドル +216、ナスダック 15,630 +113
米10年債利回り 1.482% −0.020、為替 113.38円/ドル
NY原油 71.94 +1.00、CME225 28,560円

【主な政治経済イベント】
12/14(火)米FOMC(〜15)
12/15(水)米12月NY連銀景気指数、11月小売売上高、パウエルFRB議長会見
12/16(木)日銀金融政策決定会合、ECB理事会、米11月住宅着工、FF連銀景気指数、決算:フェデックス

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■ NY株展望 : リバウンド基調継続 ± FOMC

米10年債利回りの「1.3%台までの下方オーバーシュート」に追随した11月後半の下落に対するリバウンド基調の継続が本線。想定コアレンジは35,600〜36,400ドル。

波乱要因は12/14,15のFOMC。

11月後半の
パウエルFRB議長による(手の平返しの)インフレ長期化リスクへの言及後、
テーパリング(量的緩和縮小)終了時期の来年6月から3月への前倒し思惑 ≒ 景気の先行き不安の高まりを背景に、リスクポジション縮小が加速した経緯を踏まえれば、想定内のFRBのタカ派化に際しては「織り込み済み、不透明要因の解消」を原動力とする騰勢アップ → 最高値(36,565ドル)トライが期待されます。

リスクシナリオとしては、パウエルFRB議長が
利上げ時期の前倒し、利上げピッチの加速に言及した場合や日本のメジャーSQに相当する週末(12/17)のトリプルウィッチングを契機とする35,000ドル付近までの下振れに警戒。

〜(略)〜

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