本日の日経平均は反発。先週末のメジャーSQ後の先物主導の下押しの反動、米11月消費者物価の記録的な上昇後のNY株高、寄り前発表の10月機械受注の良好な結果(前月比+3.8%、コンセンサス+2.1%)などを追い風に買い優勢でスタート。10時過ぎに28,793円(+355)まで上昇した後も米中株の騰勢が支えとなってしっかりと経過。日銀短観は大企業製造業の業況判断指数(DI)が前回と変わらずで着地し、株価への影響は限定的に。

東証主力株は買い優勢。9983 ファストリ、8035 東京エレク、6857 アドバンテスト、9984 ソフトバンクが指数高を牽引した他、4612 日本ペイント、9107 川崎汽船、6481 THKなどが堅調。中小型株は主役クラスが日経高に比べて総じて覇気なく推移。

日経平均 28,640円 +202、Topix 1,978 +2
225先物(3月限)28,650円、為替 113.56円/ドル
NYダウ先物 36086ドル +119

big

【ウォッチ&Sラボ銘柄】
△ 1436 フィット
22年4月期営業益予想を3億円から4.4億円に上方修正。日本ハウス(1873)、ネオジャパン(3921)とともに割り切り対象でケア。

△ 6871 マイクロニクス、6787 メイコー etc
テクニカル良化が顕著な中小型半導体関連を☆ 日本電子材料と並行して注目

☆ 6855 日本電子材料
半導体検査用プローブカード大手。11/9発表の中間期経常益は、前期比(前々期比で2.7倍)との比較で更に2.6倍となる高成長。通期予想に対する進捗率7割超えによる先々の上方修正余地や未だ7倍台の低PER、半導体セクターを巡る環境の良化基調などを追い風とする本格上昇トレンド入りが見込まれます。

big (3)

先週2,300円付近での一部利確 → 2,230円台までの押し目買い直し →  本日2,350円台での一部利確...と展開中。明日は2,●●0円付近までを3カ所程度の指値で買い直しを計りつつ、続伸時は売りすぎに注意しながら( ≒ 予定数の半数程度をホールドのまま)追加利確を計るスタンスで臨んでください。

       (会員サークルより 
>>Sラボ参加案内

■ 後記 : 今晩のNYに異変がなければ、明日も
テクニカル良化と年末高のアノマリーを念頭に置いた大局強気スタンスを継続。FOMCに関しては「不透明要因の解消」による株式市場へのプラス寄与を本命視していますが、本日の日経高裏での個別前半の覇気のなさ、マザーズ指数の軟勢などを踏まえれば無理は禁物。
よって、ストレス玉 ≒ 買い増し意欲の湧かない弱テクニカル銘柄の大胆な縮小により、日柄ロスリスクとともにFOMC後の下押しへの備えを優先。※ 大まかに水曜大引け時点では3割+アルファの余力を維持。

攻撃面では ☆ 日本電子材料が形になってきたため、早ければ明日にも☆★ 第4の新規買い対象の仕込みに取り組む予定です。

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆