本日の日経平均は続落。FOMCにおけるFRBのタカ派化加速、インフレ懸念、地政学的リスクなどを嫌気した前日のNY株なりに軟調に寄り付くと、11時以降は27,000円付近から27,100円付近にかけての狭いレンジでの持ち合いに移行。日経平均のテクニカルは上値切り下げ基調が「弱気優位」を示唆。

東証主力株は売り優勢。中小型株は 6036 KeePer技研、3661 エムアップ、4427 EduLab、3655 ブレインパッド、3604 川本産業、7370 Enjin、4575 キャンバス、4412 サイエンスアーツ、3936 グローバルウェイ、4080 田中化研、4918 アイビー化粧品などに短期資金が流入。全般的には直近の軟勢にも関わらず戻りが緩慢な銘柄が顕著に。

日経平均 27,011円 −120、Topix 1,891 −4
225先物(3月限)27,010円、為替 113.92円/ドル
NYダウ先物 34,215ドル +30

big (14)

【ウォッチ銘柄】
△▼ 6210 東洋機械金属
22年3月期経常益予想を12.5億円から17.3億円に上方修正。キャノンMJ(8060)、Shoei(7839)などとともに売り買い双方でケア。

△ 2385 総医研
22年3月期経常益予想を6億円から7.3億円に上方修正。割り切り対象でケア。クロスキャット(2307)、NTT DIM(3850)も同様。

△ 6070 キャリアリンク
(☆スポット提案も買い条件に触れずに急騰・・・の後も)10日線割れを手仕舞い条件とする押し目買いスイング狙いで継続注視。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、午後のFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見における「金融正常化プロセス」を睨んだ波乱含みの展開へ。メインシナリオは、過度のタカ派化懸念の緩和、イベント通過の安心感などを追い風とする34,000ドル台後半までの上昇。リスクシナリオとしては、直近2日の乱高下過程での売り方のポジション調整完了 → 売り直しによる33,000ドル台前半までの下振れに警戒。

〜(略)〜

明日はFOMC後のNY動向次第となりますが、FOMCの正味のマーケットへの影響は数日間の経過を確認する必要があります。反騰トレンド入りサインとして触れている「底値から3日程度の騰勢継続、終値10日線超え」も踏まえれば、仮に明日が急騰で反応した場合も本気買いは週明けまで我慢するイメージで臨んでください。

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では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆