おはようございます。

昨日のNY株式市場はマチマチ。連日の年初来安値更新、中国での住宅ローン向けの指標金利の引き下げなどを背景に買い優勢でスタートしたものの、根強い「インフレ・金利先高をネックとする景気停滞懸念」や売り方優位の先物需給を重石に13時台に30,635ドル(−617)まで下落。引けにかけては買い戻し主導で下げ幅を縮小。個別では小売りの一角、セールスフォース、ユナイテッドヘルス、シスコが指数をサポート。

NYダウ 31,261ドル +8、ナスダック 11,354 −33
米10年債利回り 2.787% −0.062、為替 127.85円/ドル
NY原油 112.70 +0.49、日経先物 26,750円 −20

□ テクニカル : 短期的には4月後半以降、2度のリバウンドの起点となった「長い下ヒゲ」主導の反発局面が本線。ただし、10日線が控える31,900ドル付近から、4月以降の高値水準を結んだレジスタンスライン(32,000ドル台序盤)は強めの抵抗帯として意識される一方、下落時は30,000ドルの攻防が視野に。

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米10年債利回りは騰勢一服感が顕著。潜在的なハイテク株の買い戻し事由として期待されますが、直近は「金利安≒株高」の相関関係が崩れているため、補完的に注目。原油市況は、100−110レンジの上方乖離 → インフレ懸念の高まり → 株価下押し材料としてケア。

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【主な政治・経済イベント】
5/23(月)独・5月Ifo景況感指数
5/24(火)米4月新築住宅販売、決算:ベストバイ
5/25(水)5月FOMC議事録、決算:エヌビディア
5/26(木)米1−3月期GDP改定値
5/27(金)米4月個人所得・消費支出

■ NY株展望 : 4月以降の下落トレンド内の上下

短期的には自律反発機運やテクニカル要因(長い下ヒゲ)を追い風とするリバウンド基調が本線。ただし、インフレに起因する企業収益の悪化、個人消費の停滞、FRBの金融引き締めペースの加速などへの警戒感は根強いため、趨勢としては「4月後半以降の下落トレンド内の推移」が本命視されます。想定レンジは30,500〜32,000ドル

リスクシナリオとしては、水曜の5月FOMC議事録や週末の4月個人消費支出に絡めたインフレ・金利先行き思惑の高まり、ロシアのウクライナ侵略に起因する東西軋轢の激化などを背景とする30,000ドル割れに警戒。

楽観シナリオとしては、これらがプラス材料と化す → 上記テクニカルの要所(32,000ドル序盤のレジスタンスライン)ブレイクによる複数の買いサイン点灯 → トレンド陽転による33,000ドル超え...に期待。

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