本日の日経平均は小幅に反落。直近の騰勢を引き継いで寄り付き早々に27,502円(+139)まで上昇すると、買い一巡後は節目や直近5日で約1,100円もの上昇を意識した利益確定売りが重石となり、27,300円台の持ち合いに移行。東証主力株は買い優勢。7733 オリンパス、4063 信越化学、7741 HOYAなどが指数を下支えした一方、直近の日経高を支えてきたハイテク株の一角が軟調に推移。

中小型株は 5246 Elements、5132 プラスゼロ、9565 ウェルブレイド、6557 AIAI、6658 シライ電子、6572 RPA、6619 ダブルスコープ、6866 日置電機などに短期資金が流入。

日経 27,362円 −32、Topix 1,978 −2
日経先物 27,380円、為替 129.36円/ドル
NYダウ先物 33,888ドル +65 

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【ウォッチ&Sラボ銘柄】

△ 5906 エムケー精工
23年3月期営業益予想を8億円から13億円に上方修正。6659 メディアリンクスとともに割り切り対象でケア。

☆ 9553 マイクロアド
1/17 + 1/20 ≒ 1,610円 → 1/24 1,709円 +99 6.1%上昇 
22年9月期利益の黒字転換により、11月半ばの900円付近から12月半ばには2,000円付近まで大幅高。本業のデジタル広告関連を中心とする散発的な好材料を受けたディーラー筋やアナリスト評価の高さ、テクニカル要因(1,400円付近での底打ち感)などを追い風とする上昇第二波入りが見込まれます。今月6日からの貸借銘柄入りにより取り組みやすさが増している事もご提案事由。

火曜のモーニングサテライトでの紹介に続き、本日はインバウンドプラットフォームサービス会社との業務提携を材料視して、一時1,699円まで上昇しながらも引けにかけて売りに押されるやきもきさせる展開。もっとも、目先筋の動向は大勢に影響はないだけに、明日も1,500円台後半の押しは腰を据えて臨んでください。

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■ 後記 : 明日の米12月PCEデフレータはFRBの金融政策決定における最重要経済指標。「インフレ率の鈍化傾向継続 → FRBの利上げピッチ鈍化期待の高まり → 株価の押し上げ要因」をメインシナリオとみています。よって、米リスクイベント前の27,000円台前半はターゲットと条件を絞った押し目買いによる強気スタンスを継続。

一方、日経平均や米ナスダックの年初からの大幅高による反落余地の高まり、個別全般における需給悪化傾向への油断は禁物なため、個々のテクニカルに順じた手仕舞い条件の設定・徹底によるリスク管理も丹念に。

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では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆