おはようございます。

昨日のNY株式市場は5日続伸。前日のテスラの好決算を受けたハイテク株の騰勢に加えて、10−12月期GDP(実質年率換算が前期比+2.9%、市場予想+2.8%)も景況感を改善して買いが先行。翌日のIBMのリストラ、翌日の12月PCEデフレータなどを意識した利確売りに押されて33,635ドル(−108)まで下落する場面もあったものの、引けにかけて騰勢を回復し、一日の高値圏で取引を終了。ナスダックは急反発。

NYダウ 33,949ドル +205
ナスダック 11,313 −20
米10年債利回り 3.496% +0.035
為替 130.26円/ドル
NY原油 81.01 +0.86
日経先物 27,500円 +120

big (14)

□ 本日の展望 : 買い優勢

NY株高を好感した堅調スタート後、引けにかけては節目の27,500円や今晩の米12月PCEデフレータを中心とする週末リスクを意識した利益確定売りが上値の重石となる一方、複数の東証主力株の好材料(4063 信越化学の分割、6504 富士電機の好決算、7203 トヨタの社長交代)や直近の騰勢の受けた押し目買い需要が下支えに。想定レンジは27,300〜27,700円。

★ 本日の戦略 : 個別のテクニカル重視で対応!

全体戦略 : 今晩の米12月PCEデフレータ、月末のFOMC、テクニカル要因(27,000円台後半の上値抵抗感)などに起因する下押しに備えるべく、ストレス玉の縮小による3割+アルファの余力維持を優先しつつ、好トレンド持ち株の買い増し狙いを継続。※ 消極派の方は日経ベア2倍(1360)の打診買いへ。

個別戦略 : 景況感の改善を伴わない先物主導の日経高の側面が強いため、個別全般では下値不安を増している銘柄が増加中。弱テクニカル銘柄に関しては日経高を心の支えとするのではなく、手仕舞い条件によるリスク管理を徹底。

【ウォッチ銘柄】

△ 3231 野村不動産
23年3月期純利益予想を570億円から600億円に上方修正。自社株買いの総数、期末配当予想も上方修正。観賞用として注目。

材料絡みの割り切り対象では、昨夕触れた5906 エムケー精工、6659 メディアリンクスの他、4571 ナノキャリア、6862 ミナトHD、6696 トラースOPなどをケア。

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『 軸足の置き場を調整しながらタメを作る! 』

では 本日もよろしくお願いします。
         
 

※ 本日の昼の更新はお休みします。ご了承ください。