本日の日経平均は小幅に反発。前日のNY株高を追い風に寄り付き早々に27,452円(+89)まで上昇。引けにかけては今晩の米12月PCEデフレータを含む週末リスク、節目の27,500円を意識した利確売りが重石となった一方、押し目買いが下支えとなり、27,300円台で持ち合う展開に。東証主力株は買い優勢。
中小型株は 7944 ローランド、3186 ネクステージ、1443 技研HD、4080 田中化研、5132 プラスゼロ、6067 インパクトHD、2334 イオレ、3987 エコモット、4593 ヘリオスなどに短期資金が流入。
日経 27,382円 +19、Topix 1,982 +4
日経先物 27,360円、為替 129.93円/ドル
NYダウ先物 34,004ドル −19

■ 後記 : 今週の日経平均は、FRB要人の「FOMCでの利上げ打ち止め議論」への言及が買い(戻し)を誘発し、週初の展望で触れた想定レンジ上限(27,200円)を上回る堅調地合いに。来週は、米リスクイベント(今晩の12月PCEデフレータ、来週のFOMC)を経た更なる上値追いに期待。
もっとも、日経平均のテクニカル要因(28,000円付近の上値抵抗感)、これらに起因する下押しリスクに加えて、個別全般のテクニカル不安や「日経高に緩慢な反応」を踏まえれば油断は禁物。
よって、「丹念にリスクを回避しながら、その先に待つチャンスに備える」構えを継続していきたいところです。