本日の日経平均は大幅続伸。前日のNY株先物動向からリバウンドを見込んでいたNYダウの続落を受けて寄りから節目の27,500円を割り込むと、10時台には27,104円(−728)まで軟化。引けにかけても、今晩の米2月消費者物価への警戒感、リスク回避志向がネックとなり27,200円を挟んで軟調に推移。

東証主力株はほぼ全面安。中小型株も横並びで売られる中、4334 ユークス、6898 トミタ電機、7901 マツモトなどが商いを伴った大幅高に。

日経 27,222円 −610、Topix 1,947 −53
日経先物 26,900円、為替 133.85円/ドル
NYダウ先物 31,910ドル +80

big (4)

【ウォッチ銘柄】

△ 3418 バルニバービ
23年7月期経常益予想を3.09億円から11.01億円に上方修正。2163 アルトナー、3161 アゼアス、8704 トレイダーズ、3071 ストリーム、7827 オービスなどとともに割り切り対象でケア。

△ 1360 日経ベア2倍
800円付近(3/6)、780円付近(3/9)での買い増し → 昨日830円台、本日870円付近までの上昇過程で利確...と展開中。1月下旬以降、「28,000円の壁、28,500円超えは上方オーバーシュート」を念頭に地合い悪化対策として継続してきましたが、本日の先物27,000円割れにより主目的は完了しつつあると判断。

ここからは、日経高局面での買い直しは見送り、日経26,000円台後半は利確エリア、日経26,500円以下は日経レバ(1570)の買いエリア...イメージで臨んでください。※ 日経レバの売買戦略については環境を確認しながら触れていく予定です。

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■ 後記
日経(先物)に底打ちサインが生じるまでは、買いそびれよりも売りそびれリスクを警戒した慎重策の継続が本線。個別単位での取捨は感情も介入しやすいだけに、ご自身のリスク許容度と相場観に応じた現金ポジション(余力割合)を決定 → 内容に応じて含み損の大きい銘柄から機械的にポジション縮小を計るスタンスで。

※ 今回の調整トレンドはFOMC前に一服感が生じるとみていますが、直近3日で約1,300円もの下落を踏まえれば、26,000円割れも想定しておくべき環境です。よって、「5割+アルファの余力確保」をベースに、個々の手仕舞い条件の抵触に際しては更に空き枠を広げるイメージがおススメ。

では 本日もお疲れさまでした。


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