本日の日経平均は小幅に反発。前日までの3日で約1,400円もの下落による買い戻し需要の高まり、懸案の2月消費者物価を経たNY株の反発などを追い風に寄り付き早々に27,424円(+202)まで上昇。しかし、先週末のメジャーSQ後の先物需給の売り傾斜ムード、米銀破綻の余波への警戒感、市場マインドの冷え込みなどが重石となり、14時台には27,105円(−106)まで軟化。

東証主力株は買い優勢。中小型株も幅広くリバウンドが見受けられたものの、朝高後は戻り売りに上値を抑えられる銘柄が顕著に。

日経 27,229円 +7、Topix 1,960 +12
日経先物 27,050円、為替 135.03円/ドル
NYダウ先物 32,171ドル +10

big

【ウォッチ銘柄】

△ 2185 シイエム・シイ
3月中間期経常益予想を8.15億円から15億円に上方修正。6070 キャリアリンク、5032 AnyColor、3415 T−BASE、4431 スマレジなどとともに割り切り対象でケア。

■ 後記 : 今晩のNY市場は、前日のリバウンド基調を引き継ぎつつ、朝方発表される3月NY連銀景気指数、2月小売売上高、2月生産者物価(PPI)を受けたインフレ動向とFRBの金融政策への思惑を加減した推移へ。想定レンジは昨日終値32,155ドルに対して上下に波乱含みの31,800−32,500ドル。引き続き、FOMC前の金融資本の大掛かりなポジション整理を主要因、米銀破綻を‘建て前’とした売り方主導の下ブレには要注意。

明日の日本市場は、NYタイムの先物なりに寄り付いた後、直近のテクニカル悪化、明晩のECB理事会や翌日の米3月ミシガン大学消費者信頼感指数などを意識して実需筋の様子見ムードが広がる中、先週末から攻勢を強めている先物での売り方動向に左右される不安定な推移が予想されます。

〜(略)〜

来週のFOMCを通過するまでは下値不安が燻り続ける ≒ すっきりとした上昇トレンドへの移行はハードルが高いだけに、「悩んだら手仕舞いは実践」により視野を広げ、ポジティブにマーケットに対峙してください。

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では 本日もお疲れさまでした。


直近は目立った成果がありませんが・・・お帰り前にこちらもよろしくです!☆