本日の日経平均は反落。直近の軟勢によるテクニカルと市場マインドの悪化に加えて、「クレディ・スイスの信用不安」に絡めた前日のNY市場の混乱もネックとなって寄り付き早々に26,632円(−596)まで下落。売り一巡後は直近5日で約2,000円もの下落を受けた売り方の買い戻しが下支えとなり、10時以降は概ね26,900円台で底堅く推移。

東証主力株は概ね軟調。9983 ファストリ、6954 ファナック、9984 ソフトバンクが値下がり寄与度上位を占めてた経緯からは「先物での売り仕掛けによる日経安」の印象が強く、短期的には相応のリバウンド余地が見込まれます。

日経 27,010円 −218、Topix 1,937 −23
日経先物 26,740円、為替 132.87円/ドル
NYダウ先物 31,988ドル +116

big (7)

【ウォッチ銘柄】

△ 7095  Macbee
23年4月期経常益予想を16億円から20.5億円に上方修正。8136 サンリオ、7111 Inest、4881 ファンベップなどとともに割り切り対象でケア。

△ 1360 日経ベア2倍
先週800円付近、780円付近での買い増し → 今週の830円台、870円付近、900円付近にて大半を利確...と展開。

お伝えしてきたように、先週の日経28,500円超えによる上方オーバーシュートの反動を含む、想定内の調整は終盤を迎えていると判断しているため、基本は利確完了 → ★ 新Sラボ主力銘柄の買い下がりへと回るスタンスで対応ください。

  (会員サークルより >>Sラボ参加案内

■ 後記
日経先物のテクニカルは長い下ヒゲにより底打ち気配も生じているものの、明晩の米3月ミシガン大学消費者信頼感指数を含む週末の環境悪化リスク、FOMC&祝日目前となる週明けの反発期待の低さ、個別全般の潜在的売り圧力の増幅などを踏まえれば、明日も強引な勝負は割に合わない環境です。

よって、5割程度の余力維持とストレス玉の段階的縮小により、体勢の建て直し & FOMC前後の地合い良化に際してのスムーズなリスタートに備える構えを継続してください。

一方、今朝方もお伝えしたように、既に余力調整やポジション整理がお済みの方は、26,000円台半ば(以下での)での不用意な投げ売りに要注意。的を絞った“逆襲への布石”を丹念に!

では 本日もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらもよろしくです!☆