■ 今週の展望 : 最高値トライ ± エヌビディアの決算
先週末の日経平均は、過去2番目の高水準となる6.72兆円もの売買代金を伴って史上最高値(38,915円)に迫る強い動き。今週も外資系によるマネーゲーム色の強い先物買いを主要因、国内経済や企業業績の良化を建て前とする年初からの上昇トレンド継続がメインシナリオ。想定レンジは37,800−38,800円。
リスクシナリオとしては、エヌビディアの決算(2/21)に起因する外資系のマインド低下 → 利確ラッシュによる37,000円台半ばまでの下押しに要注意。米マクロ指標やFRB要人による米長期金利 ≒ ドル円の乱高下、突発的な先物需給のブレも念頭に。

中小型株に関しては、テクニカル良化が顕著な東証グロース指数が示唆する「東証主力系からの資金シフト」に期待。