おはようございます。

昨日のNY株式市場は反落。注目の米5月雇用統計は非農業部門の雇用増加がコンセンサスの18万人を上回る27.2万人で着地。平均時給(前月比+0.4%、市場予想+0.3%)も賃金インフレやFRBの9月利下げ見送りへの懸念を高め、債券売り(金利高)株式売りが進展。9時台に38,751ドル(−134)まで下落した後、リスクイベント通過による買い安心感から10時台に39,105ドル(+219)まで切り返す場面もあったものの、引けにかけてじりじりと株価水準を切り下げる展開に。ナスダックは続落。

NYダウ 38,798ドル −87
ナスダック 17,133 −39
米10年債利回り 4.435% +0.143
為替 156.74円/ドル
日経先物 38,670円 +20

□ テクニカル : 38,800ドル台前半が目先の関所
5日・10日線のゴールデンクロス、低水準でのMACD陽転見込みなどが、5/30安値(38,000ドル)を底値とする反騰トレンド継続優位を示唆。5月高値から5月下旬までの下げ幅(1,892ドル)のフィボナッチ(0.382)戻しとなる38,800ドル台前半を上抜けるようなら上昇ピッチに弾みがつきやすい反面、上値抵抗感を示す場合には再度38,000ドル付近まで売り直されるシーンに要注意。

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米10年債利回り(長期金利)は4.2%台にて短期底打ち完了 → 4.5%水準での持ち合いに移行...優位の形勢。※ 木曜の寄り前コメントで「4.2%台後半までは下方オーバーシュート」とお伝えした経緯からも、昨日のNYタイムにおける前日比0.1%超の暴騰はあくまでも反動高と捉えるのがスマート = 現状での金利高・株安トレンド入りへの過度の警戒は不要。

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【主な政治経済イベント】
6/10(月)アップル年次開発者会議
6/11(火)FOMC(〜12)
6/12(水)米5月消費者物価(CPI)、パウエルFRB議長会見
6/13(木)米5月生産者物価(PPI)
6/14(金)米6月ミシガン大学消費者信頼感指数

■ NY株展望 : 買い優勢も不安残し

NY株週間展望(6/1)にて「リバウンド基調、想定レンジ38,400−39,100ドル」と見通した今週のNYダウは38,247〜39,105ドルで推移。(◎)

週末の米5月雇用統計を経たインフレ継続・FRBの利下げ先送り懸念の高まりも無難にやり過ごした経緯から、来週は買い方優位の展開をベースとしつつ、FOMCや物価指標の結果を加減した推移が予想されます。想定レンジは38,500−39,400ドル。

FOMCとパウエルFRB議長の会見にて9月利下げへの前向きな言及があれば、39,000ドル台後半までの上振れも視野に。

一方、上記のようにNYダウのテクニカルは5月安に対する最低限のリバウンド(38,800ドル台前半までのフィボナッチ戻し)を達成しているため、利下げに慎重な見通しが示される場合には38,000ドル付近まで売り直されるシーンに要警戒。

FOMCに比べれば重要度は一段下がりますが、インフレ継続を示唆する可能性が高い物価指標(CPI、PPI)や6月ミシガン大学消費者信頼感指数に絡めた下押しも念頭に ≒ 来週水曜から週末にかけての売買戦略はリスク管理を抜かりなく。

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