本日の日経平均は続落。米リスクイベント(5月CPI・FOMC)後のドル円の底堅さ、米ハイテク株の騰勢を好感して寄り付き直後に39,252円(+345)まで上昇。しかし、テクニカル要因(39,200円水準の上値抵抗感)、明日の日銀会合への警戒感などが重石となって11時台に前日比マイナス圏に突入すると、引けにかけても弱含む展開に。東証主力株は 金融・自動車・非鉄を中心に売りが優勢。

日経平均 38,720円 −156、Topix 2,731 −24
日経先物 38,790円、為替 157.18円/ドル
NYダウ先物 38,711ドル −41

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中小型株は 5032 AnyColor、5535 ミガロ、3769 GMOペイメント、6309 巴工業、7220 武蔵精密、5253 カバー、4894 クオリプス、7095 Macbee、5240 MonoAi、4882 ペルセウス、7083 AHCなどに短期資金が流入。東証グロース銘柄の騰勢が顕著に。

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【 ウォッチ&Sラボ銘柄 】
 
△▼ 5889 Japan Eyewear
25年1月期1Q決算は前年同期比5倍の7.3億円で着地。6619 ダブルスコープ、2983 アールプランナー、9973 小僧寿しの他、勘助氏注力中の 3491 GAテック、4431 スマレジなどとともに割り切り対象でケア。

△ 5892 YOTORI
リベンジ狙いは(明確な10日線超えとなる)2,350円超え後の打診買いがおススメ。

△ 3923 ラクス
昨日お伝えした経緯から、押し目買いスイング狙いで継続注視。終値1,770円割れは手仕舞い優先。

〇 6807 日本航空電子
4月下旬の急騰後の日柄調整は十分。終値2,500円超えによる本格化待ち。



■ 後記 : 今晩のNY株式市場は、朝方発表される5月生産者物価(PPI)が前日のCPI同様にPPIの伸び率がコンセンサスを下回る → 金利低下・ハイテク株高基調の継続による買い優勢の展開が本線。想定レンジは38,650−39,000ドル。リスクシナリオとしてはPPIがインフレ・利下げ先送り懸念を高めた場合のハイテク株主導の下押し → 38,500ドル割れ・テクニカル悪化...をケア。
明日の日本市場は、日銀金融政策決定会合における更なる金融正常化を重石とする売り優勢の展開が本線。リスクイベント通過 + SQ通過後の先物需給の買い傾斜に際してはするようなら5月安値以降の戻り高値(6/11 39,336円)が期待される反面、日銀会合の売り材料視 + 先物需給の売り傾斜に際しては(今週の展望でお伝えした下値メド)38,400円割れが視野に。

〜(略)〜

全体戦略 : 明日の日銀会合・メジャーSQ後の強弱はトレンド化する可能性アリと判断。よって、週初から本日までの上下を逆張りで対応していただいたら、明日の午後以降の上下は堅調時の強気、軟調時の慎重度アップによる順張りイメージで臨んでください。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 本日もお疲れ様でした。

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