■ 今週の展望 : 「日米中銀会合前のポジション整理」優勢 

今週は先週末NYタイムを39,590円(−450)で終えた軟調スタートへ。週末にかけては単発的なリバウンドも期待されますが、米利下げ期待と新四半期入り需給の買い傾斜を背景とした6月後半から7月前半までの大幅高による利確バイアスの高まりに加えて、月末の日米中銀会合前のポジション整理需要、テクニカルと市場マインドの悪化がネックとなる(戻り)売り優勢の展開が本線。想定レンジは39,000−40,200円。

日経平均のテクニカルは、強めの下値抵抗帯とした40,600円台からの下放れにより、6月後半からの上昇トレンド終焉 → 調整トレンド本格化が警戒される形状。日経暴落を先導したドル円に関しては、155.30台での底打ち感が浮上 → 日経の下支え効果に期待。

big (5)

波乱シナリオとしては、(NY展望でも触れた)トランプ大統領再誕によるネガティブ面の織り込み加速、日経先物で主流となっているシステム売買の売り傾斜 → ディーラー筋のパニック売りなどに起因する39,000円割れをケア。

東証主力・準主力株に関しては、半導体を中心に外需系は不安残し、内需系はしっかりとした経過が見込まれます。中小型株に関しては二極化進展・・・極一部がマネーゲーム化・上昇トレンドを形成する反面、大半は上値の重い or 連鎖的投げ売りリスクを抱える不安定な推移へ。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

週末も応援よろしくです!☆

   
人気ブログランキング

日経暴落により対応を悩まれている方も多いかと思いますので、今週も日曜15時にメルマガを配信します。是非参考にしてください。
     
mglogo_c3