おはようございます。

昨日のNY株式市場は反発。朝方発表されたマクロ指標は7月CB消費者信頼感指数、6月雇用動態調査(JOLTS)求人件数ともに市場予想を上回りつつも、「FRBの利下げ期待を維持する程よい内容」との見方が広まり買いが先行。15時台に40,866ドル(+326)まで上昇した末、引け際には利確売りに押されて上げ幅を縮小。金融・景気敏感セクター・内需の一角が指数高を牽引。

ナスダックは反落。半導体株の軟勢を足枷に、直近安値を更新。

NYダウ 40,743ドル +203
ナスダック 17,147 −222
米10年債利回り 4.146 −0.033
為替 153.09円/ドル
日経先物 38,000円 −490

日経先物は米長期金利の軟化やテクニカル要因(10日線の壁)で大幅安となったドル円、NY引け後のマイクロソフトの決算悪を嫌気して大幅安。

big (20)

□ 本日の展望 : 日銀会合後の先物次第の波乱含み

日経先物にサヤ寄せした反落スタート後、昼の日銀会合の結果を受けて上下に振れた後、引けにかけてはFOMCを前に落ち着きを取り戻す展開が本線。

メインシナリオは、売り先行 → 日銀会合はコンセンサス内の金融引き締めで着地 → イベント通過・FOMC待ちによる下げ幅縮小。想定レンジは37,800−38,400円。

リスクシナリオとしては、売り先行 → 日銀会合におけるコンセンサス以上の金融引き締めによる円高加速 or 先物での仕掛け売り → 直近安値37,600円台までの下振れ...に警戒。

★ 本日の戦略 : 「戦略パターン1」を丁寧に遂行!

日経先物(を先導しているドル円)のテクニカルは右肩下がりの5日線に沿った下落トレンドを維持。7/12以降、4,500円強下落してきた経緯から、日米中銀会合を転機とする反騰トレンド入りの芽は残っているものの、売買戦略の前提としては37,000円付近までの一段安への備えを優先。

よって、昨夕お伝えした「3方向への対処」を踏まえ、週初からのリバウンド局面でストレス玉の整理した後、本日の日経急反落局面では★ 日経レバ(1570)を中心とする日経連動タイプの買い増し狙いとともに、個別株の手仕舞い条件の徹底による強弱折衷策で対応。

★ 1570 日経レバ : 週初の大掛かりなポジション縮小の経緯を踏まえれば、本日の地合い悪化は日経レバを買い増すための必要悪。買い増し余力を残しつつ、寄りからの27,000円近辺(以下)にて軽め追撃へ。

【ウォッチ銘柄】

△▼ 3054 ハイパー
6月中間期経常益予想を0.62億円から1.9億円に上方修正。昨夕触れた愛三工業(7283)などの他、7908 きもと、8030 中央魚類、など好決算銘柄、7928 旭化学、5721 エス・サイエンス、6786 RHV、6182 メタリアルなどとともに割り切り対象でケア。

△ 2929 ファーマフーズ
PTSは前日比14%安と心象の悪い経過となっていますが、買い板が薄い場面で100株の成り行き売りで下落しただけ。地合い悪化も絡めて投げ売りが出るなら割り切り買いがおススメ。

△ 8053 住友商事、1963 日揮、5915 駒井ハルテック
浮体式洋上風力の基幹部品を量産する方針との報道。「持続的物色テーマとしては弱い」ため、観賞用としてケア。

では 本日もよろしくお願いします!☆
    
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