本日の日経平均は暴落。日銀金融政策決定会合における金融引き締め（0.25％利上げ）、ＦＯＭＣにおける金融緩和スタンス（9月利下げ示唆）がほぼコンセンサス通りに着視した事で、昨日の日米株式市場は買いで反応。

しかし、日米金利差縮小を建て前とした昨晩からのドル売り円買い（ドル円安）の進展、日経先物需給における月初需給の売り傾斜などを背景に、本日の日経平均は売りが先行。11時前に37,737円（−1363）まで下落すると、引けにかけての戻りも限定的に。

東証主力株は　アドバンテスト（6857）が決算を好感されて１銘柄で日経平均を200円強下支えした他は概ね軟調に推移。

日経平均　38,126円　−975、Topix　2,703　−90
日経先物　37,950円、為替　149.73円/ドル
ＮＹダウ先物　41,173ドル　＋100

日経平均のテクニカルは、昨日お伝えしたリバウンド基調入り優位の形状から一転、10日線に上値抵抗感を示した大陰線により下値不安が再燃。再度39,000円台を回復するなら39,000円台後半までの一段高が期待される一方、37,600円割れに際しては37,000円の攻防が視野に入る不安定な形状に。

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中小型株は　4816　東映アニメ、6736　サン電子、6524　湖北工業、8704　トレイダーズ、6961　エンプラス、4272　日本火薬、7839　ＳＨＯＥＩ、2317　システナ、7776　セルシード、215A　タイミー、4564　ＯＴＳ、4882　ペルセウス、4424　ＡＭＡＺＩＡなどに短期資金が流入。

東証グロース指数は大陰線にて下落トレンド入り優位の形状に。

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【ウォッチ銘柄】

△▼　3110　日東紡績
25年3月期経常益予想を（早くも）120億円から160億円に上方修正。7162　アストマックス、9766　コナミ、6632　ケンウッド、6638　ミマキエンジ、2907　あじかん、8179　ロイヤル、7609　ダイトロンなどとともに割り切り対象でケア。

☆　7189　西日本ＦＨ　
7/12　2,000円　→　8/1　2,122円　＋122　6％上昇
日銀会合での利上げを好感して続伸。金融正常化はメガトレンドであり、九州関連としての魅力も踏まえれば中長期的に押し目買い対象としてご注目ください。※　来週の決算も5月同様の好内容が期待されますが、地合い柄、基本通りの「予定数の半数程度での決算跨ぎ」がおススメ。

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★　1570　日経レバ
昨日の引け後のコメントでお伝えしたように、昨日の日経大幅高による全体需給の陽転 → 日経レバの割合を減らして個別株での効率アップ...が理想シナリオでしたが、再び地合い悪化リスクが増すなら、やりたい事よりもやるべき事を淡々と。

★☆Ｓラボ会員サークルでの売買提案は、昨日26,800円付近での追撃 → 28,200円から28,500円台にかけて5割程度の利確 → 本日27,200円付近までの買い直し ＋ 26,700円付近での追撃...と展開。明日も乱高下に際しては逆張りスタンスで対応する予定です。

※　今晩の日経先物急反発に際しては★☆新銘柄の仕込みを開始！
　　
では　本日もお疲れさまでした。

「西日本ＦＨ、日経レバみてるよ！」・・・こちらも是非！☆