本日の日経平均は暴落、下げ幅は市場2番目の大きさに。決定的な売り材料が見当たらない中、先物需給の売り傾斜により(前日終値38126円から)寄り付き直後に37,000円を割り込むと、36,000円台前半を往来した末、一日の安値圏で取引を終了。

東証プライム銘柄は98%が前日比マイナス。中小型株も年初来安値を更新した東証グロース指数なりに売りが連鎖。

日経平均 35,909円 −2216、Topix 2,537 −166
日経先物 35,920円、為替 148.83円/ドル
NYダウ先物 40,272ドル −242

big (8)

■ 後記週初の展望(7/28)にて「リバウンド優位も上値は重く。リスクシナリオとしては長期トレンドの陰転による37,000円付近までの下振れに警戒」とした今週の日経平均は、水曜に39,000円台を回復した後、大幅続落にて一気に35,000円台まで軟化。

本日6.64兆円もの東証プライムの売買代金が「相当数の投げ売り消化」を示唆している他、日本株の下げを先導してきたドル円に関しては、米長期金利の4.0%割れにより短期的な下値余地は限定的と判断。

そのため、来週は日経平均は(目先の売り一巡後は)リバウンド優位の展開が本線となりますが・・・、テクニカル要因(10日線との乖離)を踏まえれば、「下落トレンド内のアヤ戻し」にとどまり、トレンド陽転には時間が掛かるとみておくのがスマート。

すなわち、投資信託も含めた分散投資タイプの持ちっぱなし運用にとっては年内の挽回は厳しい環境が予想されます。

連日ご提案している「ストレス玉から★ 日経レバへの資金集約」策にとっても平易な環境ではありませんが、銘柄絞り込みのメリットである「細かい売り買いのしやすさ」を活かしながら体勢の建て直しを計りつつ、トレンド陽転ムードの高まりに際しては(周囲が塩漬け玉の整理に慌ただしくする中を)半歩先んじて踏み込みを強化していく予定です。

 
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来週のNY株展望は明日、日本株展望は日曜の更新予定です。

では今週もお疲れさまでした。

お帰り前にこちらも是非!☆

   
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