おはようございます。

昨日のNY株式市場は大幅続落。先週末の米7月雇用統計を中心にコンセンサスを下回る傾向が続いているマクロ指標が、(FRBの利下げ期待よりも)米経済の停滞懸念を高め、債券買い(金利は低下)・株式売りのリスク回避トレードが加速。9時台に38,499ドル(−1,237)まで下落すると、引けにかけても概ね38,000ドル台で軟調に推移。ダウ構成銘柄は全面安。

ナスダックも大幅続落。金利低下による追い風効果を「AIバブル崩壊」懸念が凌駕し、GAFAM,テスラ、エヌビディアなど主要銘柄が全面安に。

NYダウ 38,703ドル −1033
ナスダック 16,200 −576
米10年債利回り 4.176 −0.024
為替 144.08円/ドル
日経先物 33,370円 +1990

NYダウのテクニカルは10日・20日線のデッドクロスが中期下落トレンド入りを示唆。米10年債利回りが一時3.6%台まで軟化。今週のNY展望「3.75%割れは下方オーバーシュート」とお伝えしたように、現在の金利安・株安基調は相応のリバウンド余地を内包。

big (1)

日経先物のテクニカルは、直近安値30,370円から33,000円台まで10%近い反発により短期底打ち感が浮上。ただし、トレンドとしては戻り売り優位の形状。

big (3)

□ 本日の展望 : リバウンド優位 ± ドル円・先物

NYタイムの日経先物高に追随した堅調スタート後、引けにかけてはドル円や先物動向なりの上下に波乱含みの展開へ。想定レンジはかなり広めの30,000−33,500円。

個別全般では「日経−アルファ」な推移が予想されます。

★ 本日の戦略 :リカバー戦略の第一段階!

(A)1987年のブラックマンデーを引き合いに出したマスコミ各社の売り煽りが顕著に。ブラックマンデーがその後のバブル崩壊につながった経緯を踏まえれば当然に警戒すべきですが、昨日の下落率は12.4%にとどまり、ブラックマンデー14.9%以下。また、ブラックマンデー時は約3か月で暴落前の高値を超えた経緯を踏まえれば現状での更なる下振れに対する過剰警戒はナンセンス。

イメージとしては、2008年リーマンショックの1年前のBNPパリバショックの際の正着打である「先々の再暴落を警戒しながら、短期的には巻き返し戦略を遂行」が正攻法と判断。

また、春先から会員サークルやX(@t_soeta)で再三お伝えしているように、「長期投資なら安全」は証券会社が顧客資産を囲い込むための放言・妄言。取引所のシステムなど投資環境が激変している現在にあってはかなり運任せの博打と捉えすのが令和の指向。

(小まとめ)
・ 目先の全株売却のような消極策はナンセンス。
・ 暴落銘柄の無策放置はNG。
・ 「長期投資なら安全」ではない。

(B)秋口にかけての対応策 : 投資目的を、大まかに(1)損失額の縮小、(2)マイナスの解消、(3)プラス転換...の三段階に設定し、各ステージに応じた売買戦略で対応。

よって、本日は(1)ステージとなりますので、「昨日大引け時点での含み損」をチェック → 直近安値から5−7%をメドとする戻り売りによる損失額の縮小 → 押し目買い直しによる買値引き下げ or 乗り換え...による損失額の縮小狙い...を丁寧に。

★ 1570 日経レバ
: 昨夕のご提案から若干弱めに修正した〜(略)〜をメドに、昨日の買い増し分 or 手持ちの1,2割程度を売却。※ 売却後の買い直しメドは追ってご提案させていただきます。

   (会員サークルより >>Sラボ参加案内

『 難局は定石を丹念に! 』


では 本日もよろしくお願いします!☆
     
 

・ 日経が反発しても持ち株が上がらないのでは。。。

・ 新NISAの罠にはまってしまった。。。

・ 「何かを変えたい!」方

みんなで一緒に奇を衒わない正攻法で堂々と!

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