本日の日経平均は急騰。先物でのサーキットブレーカー(取引停止)発動が象徴した前日の暴落による売り方の買戻し需要の高まりに加えて、東京タイムに入ってからのNY株先物やドル円の騰勢を追い風に、10時過ぎに34,911円(+3453)まで上昇。戻り売りを重石となって14時過ぎに33,500円割れまで下落したものの、引けにかけては持ち直し、一日の高値圏で取引を終了。

東証主力株はほぼ全面高。中小型株も前日比+10%超え銘柄が散発。
日経平均 34,675円 +3217、Topix 2,434 +207
日経先物 34,120円、為替 145.97円/ドル
NYダウ先物 39,229ドル +381

日経平均のテクニカルは、陰の陽はらみが「翌日に振れた方向へのトレンド発生」を予兆。35,000円付近まで切り下がってくる5日線から昨日高値35,300円水準を上抜けてくれば反騰トレンド入り優位に傾きやすい一方、32,000円割れに際しては30,000円付近までの下振れに警戒したいところ。

big (4)


【ウォッチ銘柄】

△▼ 4477 BASE
24年12月期経常益予想を0,03億円から2.01億円に上方修正。4293 セプテーニ、4092 日本化学、7915 NISSHA、4319 TAC、7918 ヴィア、6266 タツモ、5741 UACJ、7841 遠藤製作所、7991 マミヤOP、5660 神鋼鋼線などとともに割り切り対象でケア。

△ 7741 HOYA
東証主力内でも稀有な「5日・10日線上回復銘柄」。押し目買いスイング狙いでケア。テクニカル良化気配を強めている東証主力では 9101 日本郵船、6857 アドバンテスト、6501 日立、〜(略)〜なども注目。それぞれ直近安値割れは手仕舞い優先。

★ 1570 日経レバ
現在はリカバー戦略の第一段階として、細かい売り買いをこなしながら3割程度(8/5時点)の含み損を、1割程度にまで減少させる方針で対応中。

本日寄り付き21,000円付近で2割、後場寄り21,600円台で1割のトータル3割を売却 → 20,500円割れにて売却分の半数をメドに買い直し...と展開。

明日もリバウンド相場の最初の関所としている「日経平均の5日線から35,500円台」を念頭に、〜(略)〜 !

■ 後記 : ファンダメンタルズを度外視した先物需給メインの相場付きとなっていますので、明日もテクニカルに呼応した売買戦略が正攻法。

日経平均は(1)35,500円付近、(2)37,000円付近、(3)38,000円付近の3か所が強めの上値抵抗帯となりますので、各ステージに応じた取り組みを丁寧に。

(1)下値不安継続 〜 リバウンド序盤 : 日経レバ(1570)主体のポジショニング、逆張り対応にて損失縮小狙い。

(2)・(3)リバウンド基調入り : 個別株への派生による効率アップ・損失解消 + アルファ狙い。※ 具体策は状況を確認しながらご提案させていただきます。

※ ポイント : 短期間での「暴落前の資産水準への回復」を意識しすぎると売買に無理が生じます。よって、許容できる損失額を決断 → そこから逆算した売買戦略 → 達成後に次の目標に駒を進めるイメージで臨むのが正攻法。

〜(略)〜

明日も戦略の軸は★日経レバの強弱となりますが、スピード重視型銘柄のご要望も増えているため、今晩の日経先物がスムーズに経過するようなら、明朝にも☆新スポット銘柄のご提案させていただきます。

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では 本日もお疲れ様でした。

お帰り前にこちらも是非!☆