前場の日経平均は反落。NY株は堅調に推移したものの、ドル円の軟勢に呼応した日経先物主導で売りが先行し、33,739円(−936)まで下落。売り一巡後にじりじりと下げ幅を縮小すると、10時30ごろからは内田日銀総裁の「金融市場が不安定な中での利上げは見送る」趣旨の発言を受けたドル円の一段高に反応して35,800円台まで急反発。

東証主力株は米金利の上昇を好感した銀行株を中心に買いが優勢。

中小型株は 4092 日本化学、7915 NISSHA、7518 ネットワン、6507 シンフォニア、5393 ニチアス、3328 Beenos、3778 さくらインターネット、7163 住信SBI、4293 セプテーニ、4893 ノイルイミューン、5246 Elementsなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : ドル円・先物なりの波乱含み

10時半以降の騰勢を引き継いだ堅調地合いが本線。依然としてドル円・先物なりに波乱に満ちた需給環境だけに、36,000円台突破とともに34,000円割れも視野に。

■ 午後の戦略 : 買い優勢も波乱含み


日経平均は33,000円台での下げ渋り → 値固め後の本格反騰トレンド入りも期待されますが、売買戦略としては「体勢の建て直し第一段階」である突っ込み買い・吹き値売りによる損失縮小策を継続した生きたいところ。

特に、現在の日経35,500円台は戻りの関所となるため、ポジション縮小により2割程度の余力 ≒ 柔軟性の確保をご検討ください。

★ 1570 日経レバ : 全体戦略でお伝えしてきた日経平均の当面の壁(35,500円台)を意識した一部売却の後、21,500円割れ、〜(略)〜にて買い戻す方針で。

【ウォッチ銘柄】

△ 8308 りそなHD、8306 三菱UFJ
月曜に触れた経緯から、日経レバの補足として金融株を継続注視。本日買い材料視されている米長期金利に関しては、現値水準(3.8%台)も下方オーバーシュートの領域と判断。お馴染みの九州FH(7180)、西日本FH(7189)も横目でケア。

    (会員サークルより >>Sラボ参加案内

では 午後もよろしくお願いします。
   
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