おはようございます。
昨日のNY株式市場は続伸。手掛かり材料難の中、39,300ドル台半ばから39,500ドル台半ばをコアレンジする方向感の乏しい展開に。個別ではアップル、セールスフォースが指数を下支え。ナスダックもGAFAMが買われて続伸。
昨日のNY株式市場は続伸。手掛かり材料難の中、39,300ドル台半ばから39,500ドル台半ばをコアレンジする方向感の乏しい展開に。個別ではアップル、セールスフォースが指数を下支え。ナスダックもGAFAMが買われて続伸。
NYダウ 39,947ドル +51
ナスダック 16,745 +85
米10年債利回り 3.943 −0.054
為替 146.64円/ドル
日経先物 35,300円 +250
□ テクニカル : 「世界的金融資本のマーケットへの強弱感」を推測するうえで最も重要な米長期金利(10年債利回り)は下方オーバーシュートの領域とした3.75%水準での底打ち感が顕著に。恐怖指数であるVIX指数の25割れによる頭打ち感も踏まえれば「マイナス方向へのリスク志向」はピークアウトしたとみるのがスマート。
ただし、節目の4.0%でリバウンドが小休止する可能性があるため、8/6以降の「米金利高・NY株高」トレンドの一服 → 持ち合い相場入り...の可能性もケア。
NYダウは8月安値(38,703ドル)での底打ち感色が濃厚。ただし、「上昇トレンド入り」判断には日経テクニカルで重用している7月高値からのフィボナッチ(0.382)戻しとなる39,700ドル超えを待つのがスマート。
8月の下げ相場を牽引した半導体セクター(SOX指数)に関しては右肩上がりに転じた5日線がリバウンド基調入りを示唆。5,050p辺りからは複数の買いサインが点灯する形状。
□ テクニカル : 「世界的金融資本のマーケットへの強弱感」を推測するうえで最も重要な米長期金利(10年債利回り)は下方オーバーシュートの領域とした3.75%水準での底打ち感が顕著に。恐怖指数であるVIX指数の25割れによる頭打ち感も踏まえれば「マイナス方向へのリスク志向」はピークアウトしたとみるのがスマート。
ただし、節目の4.0%でリバウンドが小休止する可能性があるため、8/6以降の「米金利高・NY株高」トレンドの一服 → 持ち合い相場入り...の可能性もケア。
NYダウは8月安値(38,703ドル)での底打ち感色が濃厚。ただし、「上昇トレンド入り」判断には日経テクニカルで重用している7月高値からのフィボナッチ(0.382)戻しとなる39,700ドル超えを待つのがスマート。
8月の下げ相場を牽引した半導体セクター(SOX指数)に関しては右肩上がりに転じた5日線がリバウンド基調入りを示唆。5,050p辺りからは複数の買いサインが点灯する形状。
【主な政治・経済イベント】
8/13(火)米7月生産者物価(PPI)、決算:ホームデポ
8/14(水)米7月消費者物価(CPI)、決算:シスコ
8/15(木)米7月小売売上高、8月NY連銀製造業景気指数、決算:Wディズニー、AMAT
8/16(金)米8月ミシガン大学消費者信頼感指数
■ NY株展望 : リバウンド基調継続 ± 物価動向
月初の債券買い・株式売り(リスク回避トレード)の巻き戻しによるリバウンド基調をベースとしながら、PPI・CPIを経た物価動向とFRBの金融政策への思惑を加減した推移へ。想定レンジは39,200−40,200ドル。
物価指標に関しては、前回(7/11 6月分)のCPIが約4年ぶりに前月比マイナスに転じた経緯から、インフレ動向の沈静化を示唆 → FRBの利下げサイクル入り期待の高まり → 40,000ドル台回復...が本線。
テクニカル面では(日経平均の35,500円台同様に)39,700ドルがリバウンドの第一関門となり、米長期金利の持ち合い相場入りの余地も踏まえれば、39,000ドル台半ばをコアレンジとする持ち合い商状もケア。
リスクシナリオとしては、物価指標のコンセンサスからの上振れの他、予想通りのインフレ低下を景気後退懸念にすり替えた仕掛け売り、テクニカル要因(39,700ドル付近からの売り直し)などによる39,000ドル割れを念頭に。
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